狩人の夜
The Night of the Hunter
解説
ある狂信者に命をつけ狙われる幼い兄妹の恐怖を描くサスペンス映画。製作はポール・グレゴリー、監督はチャールズ・ロートン。デイヴィス・グラブの原作を基に、脚本はジェームズ・エイジー、撮影はスタンリー・コルデス、音楽はウォルター・シューマンが担当。出演はロバート・ミッチャム、リリアン・ギッシュほか。
あらすじ
銀行に押し入り、2人を殺害して1万ドルを奪ったベン(ピーター・グレイヴス)は、娘パール(サリー・ジェーン・ブルース)の人形の中に金を隠し、息子ジョン(ビリー・チャピン)に金のありかを口外するな、と言い残して警察に連行される。やがて彼は死刑になるが、刑務所でこれをかぎつけたハリー(ロバート・ミッチャム)は福音伝道師になりすまし、ベンの妻ウィラ(シェリー・ウインターズ)に接近する。そして2人は結婚するが、ある夜ハリーは子供たちに金のありかを問いつめているのをウィラに目撃され、彼女を殺す。子供たちはハリーへの恐怖から河ヘボートを出し逃亡の旅に出、いつしか身寄りのない子供たちを世話している未亡人ミス・クーバー(リリアン・ギッシュ)の厄介になる。そしてハリーも子供たちの居場所をつきとめるが、彼は子供たちを守る彼女に警察に通報され、連行されてゆく。その時、ジョンの心は、父とハリーが重なって見えるのだった。READ MORE
スタッフ
監督
チャールズ・ロートン
脚本
ジェームズ・エイジイ
音楽
ウォルター・シューマン
キャスト
シェリー・ウィンタース
リリアン・ギッシュ
Evelyn Varden
ピーター・グレイヴス
ビリー・チャピン
サリー・ジェーン・ブルース