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現金に体を張れ
現金に体を張れ
The Killing
上映日:1957年12月10日 / 製作国:アメリカ / 上映時間:85分
現金に体を張れ
解説
セミ・ドキュメンタリの手法を使った犯罪もので、探偵小説作家ライオネル・ホワイトの「完全なる消散」の映画化。もと「ルック」誌のカメラマンのスタンリー・キューブリックが脚色・監督をつとめた。キューブリックには第1回作「不安と欲望」(我国未公開)があり、これは第2回作品。撮影は「ながれ者」のルシエン・バラード。主演は「虐殺の砂漠」のスターリング・ヘイドン、「赤い河」のコリーン・グレイ、新人ヴィンス・エドワーズ、「怒りの河」のジェイ・C・フリッペン、「シェーン」のエライシャ・クック。READ MORE
あらすじ
太く短く人生を送ろうー刑務所を出たジョニー(スターリング・ヘイドン)が目をつけたのは競馬場の売上金だった。彼は仕事の仲間として5人の男を引き入れた。軍資金を出すマーヴィン(ジェイ・C・フリッペン)、競馬場の馬券売場の現金係ジョージ(エライシャ・クック)、彼の妻シェリー(マリー・ウィンザー)は青年ヴァルと不倫の関係を結んでいる不貞の妻。--3人目は競馬場のバーのバーテンダー、マイク、4人目のランディは競馬場の整備を担当している悪徳警官。5人目は元レスラーのコーラ。ジョニーは更に射撃の名手ニッキを雇いこんだ。準備は整った。ジョニーは競馬場近くのモーテルを1室借りて犯行当日の根城とした。決行の前日、一味は最後の打合せをしたが、この話を立ち聞いたジョージの妻シェリーは情夫のヴァルとよからぬ計画を企んだ。仕事の当日がきた。ジョニーが用意した機関銃はマイクの手で競馬場の更衣室の中へ。いよいよ決行である。まずコーラがバーに来て飲物を注文、マイクの出した飲物に因縁をつけ暴れ始めた。彼を押さえようとする警備員は大男のコーラに次々と投げとばされる。騒ぎは拡がり競馬場の金庫室を見張っていた警官まで出てきた。一方、競馬場の外側コースに出たニッキはレース中の馬を1発で倒した。レースは混乱。が、ニッキは来合せた警官の銃弾に倒れた。競馬場の騒ぎの間に変装したジョニーはジョージの合図で金庫室に入り、職員を機関銃で脅し200万ドルにのぼる紙幣を袋に詰込ませた。ジョニーはそれを窓から外に投げ下ろし表へ出た。袋は外で待っていたランディが自分のパトロール・カーに積んでモーテルの一室に放り込んだ。犯行は成功した。先に戻ったジョージ、マイク、マーヴィン、ランディはあるホテルの一室で金を以て現れるジョニーを待った。と、そこへ現れたのはジョニーならぬ仲間1人と機関銃を構えたヴァルである。シェリーとしめし合わせ金を横取り、一緒に高飛びしようとの算段だ。一瞬、みんなの持っていた銃が火を噴き重傷のジョージを残して敵味方とも死んでいった。復讐の鬼と化したジョージは血まみれの体で車に乗り自分のアパートへ戻った。荷造りしているシェリーに彼は拳銃を放った。シェリーは死に、ジョージも力つきて息絶えた。一方、ジョニーは、ジョージが血まみれになって車で行くのを、ホテルへ急ぐ途中見つけ、危険を覚って情婦のフェイ(コリーン・グレイ)の待つ飛行場へ駈けつけ高飛びを図った。が、ぎっしり紙幣を詰込んだトランクは運搬車で飛行機へ運ばれる途中、口が開いて一瞬のうちに空中へ四散した。呆然とするジョニーとフェイの前に張込んでいた刑事が近づいてきた。READ MORE
スタッフ
監督
スタンリー・キューブリック 
脚本
スタンリー・キューブリック 
音楽
ジェラルド・フリード 
キャスト
スターリング・ヘイドン
コリーン・グレイ
ヴィンス・エドワーズ
ジェイ・C・フリッペン
マリー・ウィンザー
テッド・デ・コルシア
エライシャ・クック
ジョセフ・ソーヤー
Tim Kaly
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