人生は狂詩曲(ラプソディ)
BRABANÇONNE
解説
ベルギーを舞台に、コンクールでの優勝を目指す吹奏楽団の奮闘をユーモアたっぷりに描いたドラマ。欧州決勝コンクールへの出場を決めた楽団サン・セシリアだったが、トランペット奏者が急死。その穴を埋めるため、ライバル楽団からの引き抜きを目論むが……。出演は、ベルギーで歌手・女優として活躍するアマリリス・アイテルリンデン、「大統領の料理人」のアルテュール・デュポン。
あらすじ
吹奏楽の欧州決勝コンクール出場チームを選ぶ大会に参加したベルギーのフランドル地方の楽団“サン・セシリア”。ライバルであるワロン地方の“アンナバン”の演奏に圧倒されながらも“必ず勝つ”という決意で挑んだ結果は、アンナバンと同点1位。見事に決勝コンクール進出を果たす。ところが、チームの要であるトランペット奏者のウィリー(イヴァン・ペチュニク)が演奏直後、心臓発作で急死。悲しみに暮れるサン・セシリアのメンバーは、戦意喪失してしまう。それでも、コンクールは待ってくれない。葬儀の後、彼の死を無駄にしないためにも、メンバーたちはある作戦を思いつく。それは、アンナバンの天才トランペット奏者ユーグ(アルテュール・デュポン)をスカウトすることだった。早速、ユーグ引き抜きのため、ワロン地方に向かうサン・セシリアのメンバーたち。アンナバンは、突然のライバルチーム来訪を訝しむ。そんな中、ユーグは自作の曲を欧州決勝コンクールで演奏するよう、アンナバンの指揮者を務める兄ミシェル(マルク・ワイス)に薦めるが、全く相手にされずに憤慨。アンナバンのメンバーが働く工場を見学していたサン・セシリアのエルケ(アマリリス・アイテルリンデン)は、ふて腐れるユーグを発見し、“チームにきてほしい”と頼み込む。そして迎えたサン・セシリアの練習日、トランペットを手にしたユーグが姿を現す。巧みな演奏でメンバーを感心させるユーグだったが、実は想像を超える超ワガママ男だった。トランペット以外は適当で自分勝手なユーグに、世話係を任されたエルケは怒り心頭。果たして、無事に決勝コンクールを迎えられるのか……?READ MORE
スタッフ
監督
ビンセント・バル
脚本
ビンセント・バル
脚本
ピエール・デクラーク
音楽
スティーヴ・ウィラード
キャスト
アマリリス・アイテルリンデン
アルテュール・デュポン
ジョス・フェルビスト
トム・アウデナールテ
ダーヴィット・カンテンス