生きてこそ
Alive
解説
1972年10月、南米ウルグアイの学生ラグビーチームら45名を乗せた旅客機がアンデス山脈に墜落し、72日後に16人が無事生還した事実をもとにした人間ドラマ。監督は「アラクノフォビア」のフランク・マーシャル。製作は「ロジャー・ラビット」のロバート・ワッツと「フック」のキャスリーン・ケネディ。ピアズ・ポール・リードの原作(「生存者/アンデス山中の70日」新潮文庫)をもとに「月の輝く夜に」のジョン・パトリック・シャンレイが脚本を執筆。撮影は「ドライビング・MISS・デイジー」のピーター・ジェイムス。音楽は「わが街」のジェームズ・ニュートン・ハワードが担当。主演は「ホワイト・ファング」のイーサン・ホーク、「希望の街」のヴィセント・スパーノ、「私の中のもうひとりの私」のジョシュ・ハミルトン、「真実の瞬間」のイレーナ・ダグラス。なお、カナダ西部のコロンビア山脈で行われたロケーションに、実在の生存者のひとりであるナンド・パラド氏がテクニカル・アドヴァイザーとして参加している。READ MORE
あらすじ
1972年、ウルグアイの学生ラグビー・チームが、チリで行われる試合に参加するため、家族と共に飛行機でアンデス山脈を越えようとしていた。しかし、突然激しい揺れが襲い、機体は岩山に衝突し真っ二つになって墜落した。意識を取り戻した キャプテンのアントニオ(ヴィセント・スパーノ)は一面の雪景色の中に広がる惨状にたじろぐが、医学生のロベルト(ジョシュ・ハミルトン)やカリトス(ブルース・ラムゼイ)らと協力して怪我人に応急手当を行う。しかし、通信不能で捜索隊をじっと待つしかない状況だった。翌朝、27名の生存者は犠牲者を雪に埋めて祈りを捧げた。次の日、瀕死状態だったナンド(イーサン・ホーク)が奇蹟的に息を吹き返した。3日目に上空に飛行機が飛んで来て、狂喜し、安心した彼らはその夜、すべての食料を食べつくしてしまうが、救助隊は一向に現れず、数日後、手作りのラジオで彼らは捜索が打ち切られたことを知った。事故から10日目の朝、彼らは生きるために仲間の屍を食べることを選択した。しかし猛烈な雪崩に襲われ何人かの仲間を失った…。その中には最後まで肉を食べなかったリリアナ(イレーナ・ダグラス)やアントニオも含まれていた。生き残った16名にも衰弱の色が目立ち、自力で山を越えようと、61日目にナンドはロベルトとティンティン(ジョン・ハイムズ・ニュートン)と共に出発した。途中でティンティンは引き返すが、ナンドとロベルトはついに山の麓にたどり着き、皆は救助隊に助けられて無事生還することができたのだった。READ MORE
スタッフ
監督
フランク・マーシャル
脚本
ジョン・パトリック・シャンレイ
音楽
ジェームズ・ニュートン・ハワード
キャスト
イーサン・ホーク
ヴィンセント・スパーノ
ジョシュ・ハミルトン
ブルース・ラムゼイ
ジョン・ハイアムズ・ニュートン
Christian Meoli
イレーナ・ダグラス
エル・キーツ