ファイト・クラブ
Fight Club
解説
暴力と狂気に魅入られていく男の姿を描いた異色ドラマ。チャック・ポーラニックの同名小説の映画化。監督は「セブン」「ゲーム」のデイヴィッド・フィンチャー。脚本はジム・ウールス。撮影は「ゲーム」のジェフ・クローネンウェス。音楽はダスト・ブラザーズ。出演は「ジョー・ブラックによろしく」のブラッド・ピット、「ラウンダーズ」のエドワード・ノートン、「鳩の翼」のヘレナ・ボナム・カーターほか。READ MORE
あらすじ
ジャック(エドワード・ノートン)は保険会社に勤めるヤング・エグゼクティブ。ここ数カ月は不眠症に悩み、さまざまな病気を抱える人々が集まる「支援の会」に通い始め、そこで泣くことに快感を覚えるように。ある時、やはり「支援の会」中毒の女、マーラ(ヘレナ・ボナム・カーター)に出会い、電話番号を交換する。出張先の飛行機でジャックはタイラー(ブラッド・ピット)と知り合う。フライトから帰ってくるとなぜかアパートの部屋は爆破されており、ジャックは仕方なくタイラーの家に泊めてもらうが、タイラーは自分を力いっぱい殴れという。タイラーはエステサロンのゴミ箱から人間の脂肪を盗み出し、石鹸を作って売っていた。数日後、ジャックとタイラーは再び酒場の駐車場で殴り合う。次第に見物人は増え、ついにタイラーは酒場の地下室を借りて互いに殴り合う「ファイトクラブ」の設立を宣言する。一方でタイラーはマーラを呼び出し、情熱的なセックスを繰り返す。「ファイトクラブ」は会員が増え、全国に支部ができるまでになった。ついにクラブは、いたずらとテロを組織的に繰り返すようになる。タイラーはついにクレジット会社のビルを爆破する計画を立てる。ジャックはタイラーを阻止しようと走り回るが、なんと意外な事実が発覚。なんとタイラーはジャックのもうひとつの人格だったのだ。かくしてタイラーはジャックを凌駕しようとするがそれは阻止され、ジャックは駆けつけたマーラと共に美しく崩れ落ちるビル群を眺めるのだった。READ MORE
スタッフ
監督
デイヴィッド・フィンチャー
脚本
ジム・ウールス
音楽
ダスト・ブラザーズ
キャスト
エドワード・ノートン
ブラッド・ピット
ヘレナ・ボナム・カーター
ミート・ローフ
ザック・レニエ
ジャレッド・レト