サイドウェイズ
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解説
2005年公開の「サイドウェイ」を海外スタッフのもと日本版リメイク。大人になりきれない40代の男二人の1週間のカリフォルニア旅行を描く。監督は「20世紀少年」シリーズの海外ユニット演出を務めたチェリン・グラック。出演は「重力ピエロ」の小日向文世、「南極料理人」の生瀬勝久、「バベル」の菊地凛子、「ぼくとママの黄色い自転車」の鈴木京香など。
あらすじ
土曜日。連ドラの仕事をしたのは遥か昔、今やシナリオスクールの講師に納まっている脚本家の斉藤道雄(小日向文世)は20年ぶりにロサンゼルスに降り立つ。留学生時代の親友で、レストランの雇われ店長をしている上原大介(生瀬勝久)の結婚式へ出席するためだったが、迎えに来た大介と二人でワインの産地ナパ・バレーを目指しドライヴ旅行をすることになる。日曜日。レストランで偶然にもかつての道雄の片思いの相手・田中麻有子(鈴木京香)と再会。彼女の成熟ぶりにショックを受けた道雄は、ワインをがぶ飲み、酔い潰れてしまう。一方、麻有子の連れのミナ・パーカー(菊地凛子)に目をつけた大介は、彼女を口説き始める。月曜日。道雄は麻有子に付き添い、セントヘレナのワイナリーへと向かう。麻有子は離婚したことを道雄に打ち明け、道雄も1年前に同棲相手に出て行かれたと話す。かたやミナといいムードになった大介は、その晩モーテルには戻らなかった。火曜日。麻有子に夕食に誘われた道雄。リラックス・モードで昔話に花を咲かせ、二人はキスを交わすが「日本へ帰ってきたほうがいい」と道雄が口走ったことからムードが険悪になってしまう。水曜日。ミナ、大介、道雄、麻有子の4人は田園地帯へピクニックに出かけた。昨夜のことが尾を引いて、道雄と麻有子は少し気まずい。だが、大介は自分の気持ちがミナに傾き始めたことに気付く。木曜日。大介の結婚話が麻有子にバレた。道雄は大介あての電話に応答したミナに真相をばらし、結果、大介はミナにフライパンで殴られて顔面を負傷してしまう。金曜日。道雄と大介は最後のワイナリー巡りに出かけ、その帰り道、大介は車を道路わきの大木にぶつける。顔の怪我の言い訳のために事故を装うと言う。土曜日。大介とローラの結婚式は無事に終了。別れ際、ローラから車のキーを渡された道雄は、麻有子に会いに行くため再びナパに向けて車を走らせた……。READ MORE
スタッフ
監督
チェリン・グラック
脚本
アレクサンダー・ペイン
脚本
ジム・テイラー
音楽
ジェイク・シマブクロ
キャスト
小日向文世
生瀬勝久
菊地凛子
鈴木京香