【保存版】アニメ『Fate』シリーズを観るおすすめ順番とあらすじを解説！

少しだけ知っているという人ほど、“いろんな種類があってよくわかんない”と言われている『Fate』シリーズ。アニメや劇場版映画など、とにかく作品数が多くて混乱している方が多いのではないでしょうか？

そこで今回は、まだこれから『Fate』を知っていこうという人向けに、『Fate』シリーズを追っていくのにオススメの順番を解説していきます！これを知っていれば、より自然に『Fate』を好きになれるはず！！

そもそもFateシリーズとは？

出典：Amazon.com

そもそも『Fate』ってなに？という人に簡潔に説明すると、元々は同人サークル・TYPE-MOONによって2004年に成年向けPCゲームとして発売された『Fate/stay night』から連なるシリーズのことです。

このゲームが大ヒットとなり、派生シリーズが制作されたり、TVアニメ化や漫画化など次々に広がりを見せていくことになります。

時代や舞台などは作品によって大きく変わるのですが、基本的な共通点として支配者側である“マスター”と、強力な力を持った歴史上の人物が使い魔として蘇った“サーヴァント”がペアを組んで、戦うという設定を持っています。

支配者と言っても、サーヴァントにも意思があるため、マスターに対して反発するケースもあるのですが、マスターにはサーヴァントに対しての絶対命令権となる“令呪”という力を持っているといった設定があります。

作品に登場する専門用語のいくつかも、全く別の世界観で描かれる別のシリーズにも登場することもあるので、作品に触れていくことで、どんどんFateの世界観への理解が深まるようにできています。

Fateシリーズを観るオススメの順番は？

Fateシリーズをよりわかりやすく楽しむ順番として、以下の2つの順番をお勧めします。

まったくFateシリーズを知らない人にオススメの入門順は、原典となる『Fate/stay night』シリーズから順に、シリーズ単位で鑑賞していく順番です。初めての人にも入りやすく、後のシリーズの内容も頭に入ってきやすくなるでしょう。

もう一つの鑑賞順として、挙げておきたいのが実際にアニメが放送・放映された順に追っていく順番です。実際にファンが辿ってきたアニメ化の歴史を追体験することができます。すでに最初のシリーズから15年以上の歴史がある作品なだけに、映像の進化も著しいです。そんな映像へのギャップを埋めることができる順番とも言えるでしょう。

まずは基本から！初心者にオススメのシリーズ順

初心者にオススメなのは、全体のベースとなった『Fate/stay night』シリーズを基本としてシリーズ単位で追っていく順番です。

以下のシリーズ順に追っていくことでFateシリーズが把握しやすくなるはず。本流となるFate/stay nightシリーズよりもFate/Zeroシリーズを先に観ておくのをオススメする理由は、本シリーズは独自の用語などが多数登場するため、混乱しないようにするためです。

ちなみに時系列順に追えるという点から、『Fate/Zero』のシリーズから手をつけることを初心者には特に推奨します。

映像化の歴史を追いたい人にオススメの公開順

Fateシリーズを放送・放映順に並べた場合は以下の通り。作品によって連続して放送されたものもあれば、継続的にシリーズが放送されているものまで様々。中でも2010年代に入ってからは続々と映像化し、並行して複数のシリーズが展開されているのがわかります。

Fateのアニメシリーズの歴史も一緒に制覇したいという玄人派の方は、この順番で作品の楽しさと一緒に、その歩みを追うことができます。

Fate/Zeroシリーズ

Fateシリーズの本流とも言えるFate/stay nightシリーズの前日譚にあたるエピソードを描いたのがFate/Zeroシリーズです。Fate/stay nightから手を出しても良いのですが、意外とその物語の背景にある出来事が見えないのが難点。

『Fate/Zero』はまさにそんなFate/stay night の背景に当たる前日譚の部分を描いているので、初心者ほど今作から観ていくことをオススメします。

Fate/Zero

出典：Amazon.com

奇跡を叶えるという“聖杯”を求め、七人のマスターがそれぞれのサーヴァントを召喚し、最後の一人になるまで戦いを繰り広げることになる聖杯戦争。四度目となる戦いの舞台に衛宮切嗣や言峰綺礼らは身を投じていく事になるーー。

原典とも言える『Fate/stay night』で語られる出来事の数々を、TVアニメシリーズで描きます。
アニメーション制作を務めるのは『鬼滅の刃』でも知られるUfotable。本作でも美麗なアニメーションを描いてくれています。

本作は全13話の1stシーズンと全12話の2ndシーズンの2種類に分かれています。

Fate/stay night シリーズ

Fateシリーズの原典であるゲーム『Fate/stay night』をアニメ化したシリーズ。TVアニメ化の他、劇場版展開もされたりと、Fate/stay nightシリーズの中でも複数のシリーズに別れているのが特徴です。

その理由は原作のゲームが、メインヒロインとなるキャラクター別に3種類のストーリーが存在するため。主人公は衛宮士郎であることは変わらないのですが、それぞれ本命のヒロインとなる存在が違い、それにより展開も全く異なります。枝分かれするゲームのストーリーがどんな顛末を迎えていくのか、注目です。

Fate/stay night [Unlimited Blade Works]

出典：Amazon.com

『Fate/stay night』における士郎の同級生・遠坂凛をヒロインに据えたエピソードをTVアニメシリーズで描いたシリーズが『Fate/stay night ［Unlimited Blade Works］』です。聖杯戦争に巻き込まれた衛宮士郎が、自身の正義に対する理想と向かい合い、聖杯戦争を戦っていく物語となっています。

第二のルートとされるシリーズなのですが、士郎というキャラクターを理解しやすかったり、制作時期も古過ぎないということで、Fate/stay nightシリーズの最初の一本としてオススメできる作品です。

アニメーション制作には『Fate/Zero』に続いてUfotableが担当。2014年に1stシーズンとして全12話、そして2015年に2ndシーズンとして全13話が放送されました。

Fate/stay night

出典：Amazon.com

『Fate/stay night』の本流とも言える、士郎のパートナー・セイバーをヒロインに据えたエピソードをTVアニメ化したのが『Fate/stay night』です。

ふとしたきっかけに聖杯戦争に巻き込まれた士郎がセイバーと契約を結び、殺し合いに身を投じる物語となっています。導入こそ、『Fate/stay night ［Unlimited Blade Works］』と同じですが、全く異なる展開へと突入していきます。

記念すべき最初のTVアニメ化シリーズなのですが制作年は2006年。さすがに今鑑賞すると、他のシリーズの作品に比べて制作時代の違いから見劣りを感じてしまうかもしれません。

全体では全24話の2クール作品となっています。

劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel] シリーズ

出典：Amazon.com

2010年代の初頭に原作の2つのルートが映像化を終え、長らく残る第3のルートが映像化されないままでした。しかし、2017年についに映像化……しかも劇場公開三部作として制作されます。それが劇場版Fate/stay night ［Heaven’s Feel］シリーズ。

士郎の後輩である間桐桜をヒロインに据えた物語となっており、士郎が自身の力で愛する者を救うべく聖杯戦争を戦い抜いていく物語となっています。

2017年に公開された、『劇場版Fate/stay night ［Heaven’s Feel］I. presage flower』、2019年に公開された『劇場版Fate/stay night ［Heaven’s Feel］II. lost butterfly』、そして2020年に公開された『劇場版Fate/stay night ［Heaven’s Feel］Ⅲ. spring song』の順で追っていきましょう。制作は今作でもUfotableが担当しています。

劇場版 Fate/stay night – UNLIMITED BLADE WORKS

出典：Amazon.com

『Fate/stay night』シリーズで忘れてはいけないのが、2010年にFateシリーズ初の劇場公開用作品として制作されたのが、『劇場版Fate/stay night -UNLIMITED BLADE WORKS』です。

本作はTVアニメシリーズで描かれた『Fate/stay night ［Unlimited Blade Works］』の物語を、映画一本にギュギュッと凝縮させた作品。さすがにTVアニメ2クール分をまとめるとなると急ぎ足な感じは否めませんが、制作を務めたスタジオディーンによる、TVアニメシリーズとはまた違った体験ができるというところは見所かもしれません。

もちろん概ねの内容はTVアニメシリーズと同様なので、TVアニメ版を観ている人は本作の鑑賞を後回しにするというのもアリでしょう。

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤシリーズ

『Fate/stay night』シリーズを抑えたら『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』シリーズ……通称“プリヤ”を観る準備は万端！

『Fate/stay night』に登場したイリヤスフィール・フォン・アインツベルンが、これまでのシリーズとは少し雰囲気が変わり、彼女が主人公となり物語が展開される『Fate/stay night』のパラレルワールドを描いたシリーズとなっています。

イリヤ以外のキャラクターの多くも『Fate/stay night』に登場したキャラクターたちと同様なので、『Fate/stay night』を見終えた人はその共通点や違いを楽しめるところも本シリーズの魅力です。

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤシリーズ

出典：Amazon.com

冬木市に暮らしていたごく普通の女の子であったはずのイリヤは、ある夜にお風呂に入ってきた魔法のステッキによって魔法少女へと仕立てられるーー。そんな導入から始まる物語によってイリヤは多くの少女たちと出会うことになります。

一見、これまでのFateシリーズの雰囲気と違って戸惑うかもしれませんが、話を追うごとに物語はシリアスなものへと変わっていきます。

アニメーションの制作を務め他のは『のんのんびより』シリーズなどを手がけたSILVERLINK。TVアニメシリーズが複数制作されており、2013年に制作された無印が全10話、2014年に制作された第2期の『ツヴァイ！』が全10話、2015年に制作された第3期『ツヴァイヘルツ！』が全10話、2016年に制作された第4期『ドライ!!』が全12話となっています。

劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い

出典：Amazon.com

TVアニメの第4期にあたる『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』の放送を踏まえて、2017年に劇場公開された一本の映画が『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い』です。

TVアニメシリーズはイリヤが主人公でしたが、本作の主人公は作中に登場した士郎と美遊の二人。二人と魔術師の一族・エインズワース家との因縁が語られる作品となっています。

映画一本分なので、気軽に観られる作品とはいえ、やはりTVアニメシリーズをしっかり踏まえておいた方が本作は楽しむことができるでしょう。

Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム

出典：Amazon.com

初の劇場版『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い』を終えたプリヤが、次なるシリーズとして登場したのが2019年。『Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム』のタイトルで再び新たな装いの一本の映画として復活しました。

本作はシリアスだった本編とは一転して、プリヤシリーズに登場したキャラクターを総出演させたコメディ作品。一通りプリヤシリーズを見終えた人が、存分に楽しい気持ちで観終えることができる締めの一本となっています。

Fate/Grand Order シリーズ

2015年に流星のごとくスマートフォンゲーム界に登場し、たちまち大ヒットとなった作品がTYPE-MOON制作のスマホ向けRPG『Fate/Grand Order』です。これまでのFateシリーズに登場したキャラクターはもちろん、シリーズ最大数とも言えるサーヴァントが登場し、それらサーヴァントを使って進めていくゲームでした。

ゲーム内では複数の章に分かれており、ゲームリリース当初はゲームのPRの一環として特番でのアニメ化、その後は人気の高いエピソードなどがTVアニメや、劇場版として制作されました。

ゲームをすでに遊んでいる人には入りやすいですし、ゲームを始めるきっかけとしても、おすすめできるシリーズです。

Fate/Grand Order -First Order-

出典：Amazon.com

主人公は、人類の繁栄を目的とする人類継続保障機関・カルデアに招聘された、藤丸立香。魔術の素質がないことから任務を外された際に、その任務で大事故が発生。その事故をきっかけに、カルデアで出会った少女・マシュはサーヴァントとなり、立香は人類滅亡の原因となる“特異点”の修復のために戦う物語です。

本作はゲーム『Fate/Grand Order』の第1部第六特異点をアニメ化した作品。2016年の年末特番として制作された1話しかない作品となっています。映像配信サービスなどであまり配信されていない作品なので鑑賞自体が難しい作品となっています。

Fate/Grand Order -MOON LIGHT/LOST ROOM-

出典：Amazonn.com

人類継続保障機関・カルデアの前所長の談話室であったロストルーム。そこには自分が失われたもの、もしくは失われるものを見るという噂が立っており、そんな一室にまつわるエピソードが展開される、原作にはなかったアニメオリジナルストーリー。

この物語が原作の第二部へと繋がる内容となっており、後の展開の伏線となるエピソードとなっていました。

2017年の年末特番として制作され、こちらも1話しかない作品。『First Order』と同じく2020年3月現在、映像配信サービスなどで提供されていない作品なので、ディスクリリースされているもので鑑賞する必要があります。

Fate/Grand Order ‐絶対魔獣戦線バビロニア‐

出典：Amazon.com

これまでは特番でのアニメ化にとどまっていた『Fate/Grand Order』を満を持してTVアニメシリーズ化したのが『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』です。

人類滅亡の原因となる特異点を解明・破壊してきた立香が、7つ目の特異点である紀元前2655年の古代メソポタミアにやってくるという物語。

原作となるのはゲームシリーズの第1部のクライマックスとなる第7章なのですが、Fateシリーズを追ってきた人であれば、その前の章を知っていなくても十分楽しめる内容となっていますし、それまでの立香の物語が分かる0話も用意されています。

2019年に放送された本作は、0話を含むと全22話が制作されました。

劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- シリーズ

出典：劇場版Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット公式Twitter

『絶対魔獣戦線バビロニア』がアニメ化を果たして、すでに物語の結末が描かれていながら、改めてその前のエピソードである第6章をアニメ化し、さらには劇場公開するという企画が『劇場版Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-』シリーズ。

1273年のエルサレムを舞台に、立香と出会った騎士ベディヴィエールの物語が展開されます。もともとシナリオは、ゲームの全体構成を担当する奈須きのこさんが担当したこともあり、人気が高い章でした。

本作は前後編の二部作構成となっており、2020年に制作された『Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Wandering;Agateram』が前編。そして2021年5月8日より『劇場版Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 後編 Paladin;Agateram』が上映予定となっています。

Fate/EXTRA Last Encoreシリーズ

2010年にPlay Station Portableで発売された、シリーズ初のRPG作品で『Fate/EXTRA』。そんなゲーム作品を原作に、2010年にTVアニメ化されたシリーズが、タイトルを同じくして『Fate/EXTRA　Last Encore』というシリーズです。

あくまでもゲームは“原作”でしかなく、アニメシリーズは独自の展開も盛り込んだ内容となっています。オリジナルの展開を怪訝に思う人も居るかもしれませんが、シリーズ構成・脚本には、原作の奈須きのこさんが携わっており、意識的にゲームとは違ったエッセンスを加えた企画となりました。

アニメーション制作を務めるのは『＜物語＞シリーズ』などでおなじみのシャフトが担当しています。

Fate/EXTRA Last Encore　オブリトゥス地動説

出典：Amazon.com

舞台は月。主人公・岩浪ハクノは、あらゆる願いを叶える力を持つ霊子コンピューター“ムーンセル・オートマトン”によってつくられた霊子虚構世界“SE.RA.PH”で学生生活を送っていましたが、ある日学園の崩壊をきっかけに聖杯戦争に巻き込まれていきます。

2018年に全10話が1クールにかけてTV放送されました。

Fate/EXTRA Last Encore イルステリアス天動説

出典：Amazon.com

最下層から第六層までの戦いを経てきた岩浪ハクノとセイバーが、ついに未踏の地である第七階層に上り詰めたところから、ムーンセルを通常に戻すべく聖杯戦争に勝ち残った者のみが踏み込むことのできる“熾天の檻（アンジェリカゲージ）”を目指す物語の最後まで描かれます。

本作は前章である『オブリトゥス地動説』の放送から1クールほどの期間を空けて、全3話が制作されています。

そのほかの単作シリーズ

Fateシリーズはその他にも1クールの作品や、スピンオフ的なアニメ作品が制作されてきています。シリアスな物語たちに比べてコミカルなものであったり雰囲気が違う物など方向もバラバラ。
独立性の高い物が多いので、長いシリーズを見終えてちょっと疲れてしまった人や、休憩がてら軽いシリーズを楽しみたいという人は、いったん観ていく順番を止めて、以下で紹介している作品を、追ってみるなんてのも息抜きとして良いかもしれません。

衛宮さんちの今日のごはん

出典：Amazon.com

『Fate/stay night』シリーズのスピンオフ作品として制作された、まさかの“料理”をテーマにした短編アニメシリーズが『衛宮さんちの今日のごはん』。

シリーズの主人公だった衛宮士郎は、聖杯戦争に巻き込まれることなく、身近な人物に手料理を作ってあげるという、いたって平和な内容。Youtubeでは、本作に準じた『3分で分かる！衛宮山地の今日のごはん』というレシピ動画まで配信されています。

本筋とは異なるとはいえ、内容は『Fate/stay night』シリーズを踏まえた物なので、少なくとも『Fate/stay night』シリーズは見終えてから本作を観るのがオススメです。

本作は1話が約12分、全13話のシリーズとなっています。

Fate/Apocrypha

出典：Amazon.com

もともとは小説作品としてリリースされたエピソードを2017年にTVアニメ化したシリーズが『Fate/Apocrypha』。

物語は『Fate/Zero』や『Fate/stay night』以前の時代を舞台にした第三次聖杯戦争が舞台。
万能の力を持つ聖杯を巡って、十四人のマスターとサーヴァントが赤と黒の陣営に分かれて競い合います。これまでのタッグでの殺し合いとは異なり、これまでともまた違ったルールの上での戦いが楽しめます。

2017年に放送された本作は全25話で完結しています。

ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-

出典：Amazon.com

舞台は『Fate/Zero』の物語から10年。『Fate/Zero』に登場した半人前の魔術師であるウェイバー・ベルベットが、魔術絡みの難事件に挑むという、まさかの“ミステリー”作品として登場したのが『ロード・エルメロイII世の事件簿-魔眼蒐集列車 Grace note-』です。

Fateといえばバトルシーンという印象を払拭するような、人間ドラマに注力した作風となっていて、また一味違ったFateシリーズの一面を担う作品です。

2019年にTV放送を果たした本作は、全13話で完結となっています。

Carnival Phantasm -カーニバル・ファンタズム

出典：Amazon.com

Fateシリーズの原作を手がけたTYPE-MOONが10周年を迎えたことで制作されたOVA作品が、『Carniva Phantasm -カーニバル・ファンタズム』。原作は、もともと二次創作作品として制作された武梨えりさんによる『TAKEMOON』という漫画です。
本作ではFateシリーズだけでなく、同じくTYPE-MOON作品である『月姫』のキャラクターも交えたコミカルなギャグ作品となっており、シリアスな本編とは一味違ったアニメとなっています。

とはいえ内容を『Fate』シリーズに精通している人向け。最低限『Fate/stay night』シリーズは観てからの鑑賞をオススメします。

OVA作品としてリリースされた1st、2nd、3rdシーズンがあり、各シーズン短編4話の全12話の作品です。

まとめ

まだ『Fate』シリーズが全然わからないという人もざっとラインナップを観るだけで本作の作風の広がりと、長きに渡り支持を受けている作品だということがわかったのではないでしょうか。

今回紹介した順番で観ていけば、これだけの量も一気に観やすくなるはずです。ぜひ、この底なし沼のように深いFateの世界にハマっちゃってください。

2023.06.06【2023年最新版】本当に面白いおすすめアニメ55選をジャンル別で紹介

2023.04.14エロいアニメ30選をご紹介！エッチなお色気シーンが多いアニメを厳選

2022.09.07【2021年最新】ダークファンタジーアニメ15作を厳選｜鬱＆トラウマになる人も…？