ジョジョの奇妙な冒険2部「戦闘潮流」の名言10選まとめ|名シーンが続出!
「ジョジョの奇妙な冒険」の2部は5巻~12巻が該当します。サブタイトルは「戦闘潮流」。
2012年には1部に続いてテレビアニメが放送されました。以前はスタンドが登場する3部以降が注目されていたジョジョですが、アニメ放送をきっかけに、一気にファンを獲得した2部。古参のファンも多いのが2部の特徴です!
2部の主人公ジョセフ・ジョースターは、1部の主人公ジョナサン・ジョースターの孫に当たります。ニューヨークで気ままに暮らしていたジョセフですが、ジョースターの血が彼を戦いの渦へと引き込み、1部から続く石仮面による吸血鬼との戦いの中で、ジョセフは波紋の才能を開花させていきます。
そして吸血鬼をも超越する存在「柱の男」との激戦へと物語は発展していきます。
今回はジョジョの奇妙な冒険2部の名言・名台詞を10個ご紹介します!!
ジョジョの奇妙な冒険2部「戦闘潮流」の名言・名台詞10選
【名言①】「我がドイツの医学薬学は世界一ィィィ!」
スピードワゴンに薬剤投与により自白を迫り、ドイツの技術力を誇らしく叫ぶシュトロハイム。帽子のつばを掴むジョジョ立ちとともに言い放っちました。
シュトロハイムといえばこのセリフですよね(笑)意地悪そうで、母国ドイツに絶対の自信を持つ彼の性格がガッツリ伝わってきます。ジョジョによくある、「急にポーズを決めて叫ぶ」を象徴する名台詞です。
【名言②】「ハッピー うれピー よろピくね~」
人体実験により目覚めた柱の男サンタナ。得体の知れない存在にドイツ軍は最大の警戒をしているなか、さっそうと現れたジョセフ。楽観的すぎるジョセフの名言です。
本作で最初に登場した柱の男がサンタナです。体の形を自在に変化させ、人間を全身で吸収するおぞましい存在でした。
そこで放たれたジョセフのこのセリフ。笑顔でポーズまで決めているんですよ!(笑)このセリフの通り、ジョセフは歴代主人公でも最もお調子者です!
ただジョセフはサンタナを馬鹿にしたわけではなく、争わずに仲良く会話をしようとしていたのでした。まったく実りませんでしたが…(笑)
【名言③】「ワムウッ!」
2000年の眠りから目覚めたワムウが睡眠中のカーズとエシディシの前で叫んだ言葉。
有名な自己紹介シーンです(笑)ワムウはシリアスで強力な男です。そんなワムウが主たちを起こすときに叫んだセリフがまさかの自分の名前。
どうしてワムウは急に自己紹介したのか、ジョジョファンにとっての永遠の謎です!
いたって真剣なシーンだからこそ余計におもしろさが目立ちました!
【名言④】「おれが最期にみせるのは代代受け継いだ未来にたくすツェペリ魂だ!人間の魂だ!」
ワムウの神砂嵐を正面からくらい死を悟ったシーザーは、最後の力を振り絞りシャボン玉に波紋を込めた。天を仰ぎ叫んだ魂のセリフ。
死を悟ったシーザーの脳裏に浮かんだことは、このままでは「カッコ悪くてあの世に行けない」ということでした。ツェペリ家の先祖たちが誇り高い死を遂げたように自分も何かを成し遂げなければと思ったのです。
そこでシーザーは自分の波紋の力をジョセフへと託したのです。
死ぬ直前まで自分のプライドを貫き通すシーザーの叫びに号泣不可避です!あっぱれすぎる散り方でした!
【名言⑤】「リサリサ先生 たばこ逆さだぜ」
シーザーが死んだ直後、リサリサが悲しむ素振りを見せず淡々とたばこを吸うようすに冷酷さを感じたジョセフ。しかしたばこの向きを間違えていることに気が付き、リサリサが悲しみを必死に押し殺していることを悟ったのだった。
シーザーの死は読者にとっても衝撃的な出来事でした。ジョセフは動揺を隠しきれず、リサリサも心の内では悲しみに打ちひしがれていたのです。震えが止まらなくなるリサリサ。そして岩からシーザーの血がしたたり出る描写は、シーザーの命が尽きた悲しみを壮絶に描いています。シーザーの死をきっかけに物語は一気に佳境へと突入します!
【名言⑥】「決してセンチになったからではない」
ジョセフに敗れ、首だけになったワムウがジョセフたちを襲う吸血鬼を最後の力でなぎ倒したときの心のセリフ。
ワムウは柱の男のなかでも人間に近い感情を持ち合わせた人物です。その心の芯には戦士としての誇りがあります。カーズやエシディシが外道なので、ワムウの誠実さが際立ちますよね!ワムウにとっての強者とは真理。敵味方に関係なく、素晴らしい戦いをする男を惜しみなく賞賛するのです!
そんなワムウはシーザーとジョセフの戦いっぷりに感銘を受け、友情すら感じていました!命を奪い合う敵同士でありながら、心から尊敬しあう素敵で奇妙な関係です。
【名言⑦】「勝てばよかろうなのだァァァァ!!」
正々堂々立ち向かうリサリサを背後から騙し打ちしたカーズ。どんな手段でも使う卑劣なカーズの名言です。
「よかろうなのだ」こんなセリフはきっとジョジョ以外では絶対耳にしないような言葉ですよね(笑)。クスッと笑えるセリフですが、やっていることはえげつないです。自ら一騎打ちを提案しておいて、最初から騙し打ちするつもりだったのです。最低です!
直前に戦ったワムウが戦いには誇りを持っていただけに、カーズの邪悪らしさが強調されました。高らかに笑うカーズの姿は恐怖そのものです。
【名言⑧】「はもんしっそうだとォーッ!!」
ジョセフの波紋疾走(オーバードライブ)を受けたカーズ。エイジャの赤石により進化したカーズは、ジョセフを嘲笑うかのように叫びながら反撃を繰り出しました。
食物連鎖の頂点に君臨する柱の男。彼らに人間が対抗する唯一の手段は波紋です。勇気をコントロールすることで呼吸によるエネルギーをパワーに変える波紋。
そんな波紋をも克服してしまったカーズは、あえて波紋でジョセフを攻撃します。しかもそのパワーはジョセフの数百倍。カーズを倒すどころか、対抗する手だてすら消え失せてしまった、絶望的すぎるシーンでした。
【名言⑨】「このJOJOはなにからなにまで計算づくだぜーッ!」
太陽を克服し究極生命体へと進化を遂げたカーズ。ジョセフは手も足も出ないかと思われたが、火山の噴火によりカーズを撃破。勝利とともにジョセフはこのセリフを叫びました。
進化したカーズの力は絶望的なほど強力でした。頼みの波紋もまったく通用しません。必死に食らいつくジョセフはエイジャの赤石により無意識に火山を噴火させます。戦術に優れるジョセフを最後に救ったのはジョースター家の本能だったのです!
ジョセフらしい虚勢あふれるセリフです!
【名言⑩】「死にたいと思っても死ねないので そのうちカーズは 考えるのをやめた。」
宇宙空間に放り出されたカーズ。究極生命体となった肉体は死ぬことを許さないため、鉱物と生物の中間の生命体となり、永遠に宇宙をさまようーー。
外道すぎるカーズに与えられた最後は永遠の無間地獄。その姿はもはや原型を留めていません。悪者がひどい目に合うことは痛快ですが、さすがに同情してしまうほど可哀そうな最後です(笑)。実はカーズに限らず、ジョジョのラスボスは無限の死に直面することが多いんですよ!5部のディアボロは永遠に死に続けますし、7部のヴァレンタイン大統領はあらゆるパラレルワールドに逃げても生き埋めになり続けます。
ジョジョの世界では死ぬこと以上の罰は無限なのでしょう。恐ろしいです(笑)
ジョジョ2部の名言集まとめ
出典:Amazon.com
今回はジョジョの奇妙な冒険2部の名言・名台詞を10個紹介しましたが、
どれも痺れるものばかりでしたね。
ジョジョといえばスタンドが人気の漫画ですが、2部ではスタンドは出てこないですよね。しかし2部こそ最もジョジョらしい作品だといえるのではないでしょうか。
それはジョジョのテーマが人間賛歌であるからです。勇気を波紋に変え、人間を超越する柱の男に立ち向かうストーリーでは、人間が持つ素晴らしさが盛大にはじけます!だからこそ2部では人間味溢れるシーンやセリフが多く登場するのだと思います。
逆に見た目は人間に近いけれど、中身は人間とは正反対の敵キャラたちは個性的で悪のカリスマ性を感じますよね!奇妙な運命の歯車により戦いの嵐へと巻き込まれる男たち。
運命、血筋、勇気、誇り、そんな要素がたっぷり詰まった2部でした!