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数々の賞レースを総ナメ !! スティーブン・ソダーバーグ監督のおすすめ映画7選

ひとっとび編集長

世界的な賞レースを総ナメにしてきた、スティーブン・ソダーバーグ。彼は、デビュー作『セックスと嘘とビデオテープ』において最年少パルムドールを受賞し、その後は『トラフィック』でアカデミー賞監督賞も受賞した、世界的に有名な映画監督です!

今回は、スティーブン・ソダーバーグ監督の手掛けたおすすめ映画をご紹介していきます!

スティーブン・ソダーバーグ監督について


出典:wikipedia

スティーブン・ソダーバーグは1963年1月14日に、アメリカのジョージア州・アトランタで生まれました。高校の頃から映画を作り始め、ルイジアナ州立大学付属実験学校に在籍していた15歳の頃には大学の映画やアニメーションの講義に出席するほどの頭脳の持ち主です。卒業後は大学には行かず、ハリウッドでフリーの編集者として働いていました。

1989年に『セックスと嘘とビデオテープ』で長編映画の監督に初挑戦し、カンヌ国際映画祭でパルムドールを史上最年少で獲得。『サイド・エフェクト』(2013)で映画監督引退を発表した後はテレビに路線を変更し、年齢や住む世界を超えた同性愛を描いたテレビ映画『恋するリベラーチェ』(2013)を手がけています。

スティーブン・ソダーバーグのおすすめ映画

ロマンスやミステリー、アクションなど幅広いジャンルの映画を製作し、ヒット作を生み出し続けているスティーブン・ソダーバーグ監督。こ

彼が監督を務めた映画から特におすすめしたい作品を7本厳選して紹介します!

1.セックスと嘘とビデオテープ


出典:映画『セックスと嘘とビデオテープ』公式Facebook

あらすじ

アン(アンディ・マクダウェル)は有能な弁護士のジョン(ピーター・ギャラガー)を夫にもち、理想的な家庭を築いているかのように見えた。だが実際は、ジョンと自由奔放な妹・シンシア(ローラ・サン・ジャコモ)がアンに隠れて浮気を繰り返していた。2人との関係がうまく行かないことにストレスを感じているアンは、精神科に通う日々を送っているのだった。

ある日、ジョンの旧友であるグレアム(ジェームズ・スペイダー)が、アン達が住む街に戻ってくることになった。ジョンはグレアムが新居を見つけるまで自宅に泊めることをアンに無断で了承したが、アンはそのことを快く思っていなかった。

グレアムの新居探しを手伝うことになったアンは、少々変わり者で心優しいグレアムに興味を抱くようになる。だが、彼には奇妙な趣味があったのだ…

ソダーバーグ監督のココがすごい!『セックスと嘘とビデオテープ』の撮影秘話

史上最年少の26歳でカンヌ国際映画祭の最高賞であるパルムドームを獲得!

・1年もの間構想を温めていたストーリーだったが、わずか1週間で脚本を書き上げた

・わずか120万ドルという低予算で製作した

ココが見逃せない!スティーブン・ソダーバーグ監督映画のおすすめポイント


出典:映画『セックスと嘘とビデオテープ』公式Facebook

監督に実力が伴っていれば、多額な製作費用なんて必要ない!というポリシーで制作に取り組んだソダーバーグ監督。強烈な題名とは裏腹に、男女4人の関係性が徐々に浮かび上がっていく、心理的なミステリー作です。

とてもシンプルで会話を生かした作りになっている本作は、余計なBGMが入っていないことで、登場人物の会話がより引き立てられています。俳優達の演技がとっても自然なので、自分がまるでその場にいるかのような気分になる、臨場感あふれた作品とも言えるでしょう。

「細かすぎて普通は気づかないんじゃ?」というくらいリアルな演出や、役者達の行動にも注目すると今作がより面白くなるので、ぜひ注目してください。

基本情報

上映時間:100分
監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演者:ジェームズ・スペイダー/ローラ・サン・ジャコモ/スティーブン・ブリル/アレクサンダー・ロート/アンディ・マクダウェル/ピーター・ギャラガー/ロン・ボーター
受賞歴:第42回 カンヌ国際映画祭 パルムドール(スティーブン・ソダーバーグ)/男優賞(ジェームズ・スペイダー)/国際映画批評家連盟賞(スティーブン・ソダーバーグ)
公開日:1989年12月16日

2.エリン・ブロコビッチ

スティーブン・ソダーバーグ監督の映画②
出典:Amazon.com

あらすじ

3人の子供をもつシングルマザーのエリン・ブロコビッチ(ジュリア・ロバーツ)は、仕事を探すも経験不足で断られる日々が続いていた。

そんなある日、面接で落ちた帰りの車で交通事故に遭い、むち打ちになってしまう。信号待ちをしてたら、後ろから衝突されたのだった。相手に非があるため裁判で負けることはないと弁護士のエドワード(アルバート・フィニー)から言われていたが、エリンが裁判中に暴言を吐いてしまったため、裁判に負けてしまう。

事故で怪我をしたにも関わらず、賠償金ももらえなかったことで無一文になってしまったエリンは、エドワードの事務所に押しかけ半ば強引に働き始める。

そんなある日、書類整理をしていたエリンはある調査資料が目につき、調査を始めることに。体調が優れないドナ(マージ・ヘルゲンバーカー)とその家族の精密検査費をある会社が全額支払っているというのだった。そのことに不信感を抱いたエリンがドナの家を訪れると、驚きの事実が明らかになる…

スティーブン・ソダーバーグ監督のココがすごい!『エリン・ブロコビッチ』の撮影秘話

・主人公のエリンは実在する人物で、登場人物もストーリーもノンフィクション

・監督は、この映画がきっかけで、硬派で知られるジュリア・ロバーツに「私の神様」と呼ばれるようになった

ココが見逃せない!スティーブン・ソダーバーグ監督映画のおすすめポイント

本作のポイントはまず、名優ジュリア・ロバーツが魅せる表現力!下品だけどちょっぴりセクシーで、気が強い破天荒な女性を完璧に演じきっています。そして、そのジュリア・ロバーツと息ぴったりな演技を魅せるのは、エドワード役のアルバート・フィニー。ソダーバーグ監督がシンプルな演出を好んでいることもあり、2人のやりとりが非常に際立っています。

アメリカ社会に眠る訴訟問題や、どん底に陥っていた主人公が這い上がって幸せを手に入れるアメリカン・ドリームがいかにもハリウッド映画らしい作品。これがノンフィクションだということに驚きが隠せません。

基本情報

上映時間:131分
監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演者:ジュリア・ロバーツ/アルバート・フィニー/アーロン・エッカート/マージ・ヘルゲンバーガー/チェリー・ジョーンズ/ピーター・コヨーテ/ビエンヌ・コックス/スコッティ・リーベンワース
受賞歴:
・第73回アカデミー賞 主演女優賞(ジュリア・ロバーツ)
・第58回ゴールデングローブ賞 最優秀主演女優賞(ジュリア・ロバーツ)他
公開日:2000年5月27日
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3.トラフィック

スティーブン・ソダーバーグ監督の映画③
出典:Amazon.com

あらすじ

麻薬捜査官であるハビエル・ロドリゲス(ベニッチオ・デル・トロ)は、アメリカとメキシコの国境にあり、麻薬輸送の中継点となっているティファナという都市で働いていた。相棒と共に張り込みをし、麻薬を積んでいるトラックを取り押さえたハビエルだったが、そこに現れた連邦警察に手柄を横取りされてしまう。

一方麻薬が横行しているアメリカの首都・ワシントンDCでは、麻薬撲滅対策本部の大統領補佐官に就任したロバート・ウェークフィールド(マイケル・ダグラス)が政治パーティーに出席したり、首席補佐官と対談したりしていた。だが、彼の娘は名門校に通いながらも、恋人や友人らと麻薬に溺れる日々を送っていた。

カリフォルニア州南部ではエデュアルド・ルイス(ミゲル・フィラー)が妻とともに麻薬密輸の仲介を行なっていたが、おとり捜査で潜入していた捜査員のモンテル(ドン・チードル)とレイ(ルイス・ガスマン)によって逮捕されてしまう。

アメリカとメキシコを舞台にくりひろげられる、麻薬をめぐる者たちの物語。

スティーブン・ソダーバーグ監督のココがすごい!『トラフィック』の撮影秘話

・麻薬撲滅のために戦う者たちの姿を、実在の人物や出来事を基にして描いた

・「撮影時間が短くて済むから」という理由で、”ピーター・アンドリュース”という別名を使って撮影も担当

・ジュリア・ロバーツから出演依頼が来たものの、「役に合わないから」という理由で却下

・この作品にマット・デイモンやジョージ・クルーニー、ブラッド・ピットなど大物から次々と出演熱望のオファーが来た

ココが見逃せない!スティーブン・ソダーバーグ監督映画のおすすめポイント


出典:Amazon.com

アメリカとメキシコに根強く残る麻薬問題を題材にした今作は、麻薬撲滅を目指して戦う人たちの異なる3つのストーリーです。各々のストーリーが同時に進行していくのでわかりにくいと思われがちですが、そんな心配はいりません!

メキシコは砂漠を象徴する黄色がかった薄暗い映像、ワシントンD.C.とオハイオ州では哀しい雰囲気の青くグレーがかった映像、そしてカリフォルニアではコントラストが強い映像というように、舞台が変わるごとに映像の雰囲気も変わるんです。画質の荒さも変わるのが、またいい味を出しています。イメージを掴みやすくて物語にも入りやすいこの演出が、映画の雰囲気をよりディープにしています!

基本情報

上映時間:147分
監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演者:マイケル・ダグラス/ドン・チードル/ベニチオ・デル・トロ/ルイス・ガスマン/デニス・クエイド/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/スティーブン・バウアー/ジェイコブ・バルガス/エリカ・クルステンセン/クリフトン・コリンズ・Jr./ミゲル・ファー
ー/トファー・グレイス/エイミー・アービング
受賞歴:・第73回アカデミー賞 監督賞(スティーブン・ソダーバーグ)/助演男優賞(ベニチオ・デル・トロ)/脚本賞(スティーブン・ギャガン)/編集賞(スティーブン・ミリオン)
・第51回ベルリン国際映画賞 銀熊賞(ベニチオ・デル・トロ)
・第58回ゴールデングローブ賞 最優秀助演男優賞(ベニチオ・デル・トロ)/最優秀脚本賞(スティーブン・ギャガン)
公開日:2000年12月27日
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4.オーシャンズ11

スティーブン・ソダーバーグ監督の映画④
出典:Amazon.com

あらすじ

窃盗の容疑で逮捕されていたダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)は、実刑を食らった後に仮釈放されることが決まった。服役中に練っていた次なる強盗計画を実行するべく、昔の仲間たちを集め準備を始める。

昔からの仲間も含めて集まったのは個性豊かな10人。ダニーの相棒的存在であるラスティ(ブラッド・ピット)を始め、名犯罪者の息子でスリの達人ライナス(マット・デイモン)やカジノのイカサマディーラーであるフランク(バーニー・マック)、抜群の身体能力を持つイエン(シャオボー・チン)など、皆特技を持つ犯罪のプロである。

今回彼らが狙うのは、ラスベガスの3大カジノの金が集まる巨大金庫ミサイル基地レベルに厳重で最新のセキュリティーに挑む前代未聞の彼らの作戦は、無事成功するのか…?

スティーブン・ソダーバーグ監督の『オーシャンズ11』撮影秘話

・ソダーバーグ監督は俳優たちが演じやすいように、彼らの特徴を役に反映させていた

・ブラッド・ピット演じるラスティがいつも食べ物を口にしている背景には、彼が普段まともな食事をとる時間すらないほどに忙しいことを意味している

・ソダーバーグ監督やスタッフ陣、ジョージ・クルーニーらの説得で、ほとんどの役者が本来の半額ほどで出演を受諾した

・ソダーバーグ監督自身もチョイ役として出演

・クライム映画なのに、ダニーらが銃を使用するシーンは一度もない

ココが見逃せない!スティーブン・ソダーバーグ監督映画のおすすめポイント

何回でも見たい!と思えるくらいたくさんの伏線やこだわりが詰まっていて、テンポの良い展開が特徴的。ダニーとその仲間たちの個性が凄まじく、彼らの会話がいちいち洒落ていて面白いので、さすが豪華な役者が演じているだけあると感じさせられます。

ジョニー・デップやブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、マット・デイモンなど…低予算で制作を余儀なくされたらしいですが、それでも主役級のハリウッド俳優をこんなに集められるなんてソダーバーグ監督だからこそできたことですね。

そして、今作は音楽も映画をより魅力的に演出しています。ダニーたちがいざ計画を実行するという時や、ダニーの妻を演じるジュリア・ロバーツが登場するシーンの音楽は特に最高なので、ぜひ注目してください!

基本情報

上映時間:116分
監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演者:ジョージ・クルーニー/ブラッド・ピット/ジュリア・ロバーツ/マット・デイモン/アンディ・ガルシア/ドン・チードル/エリオット・グールド/カール・ライナー/ケイシー・アフレック/スコット・カーン/エディ・ジェイミソン/バーニー・マック/シオボー・クィン
受賞歴:無
公開日:2001年12月7日
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5.チェ 28歳の革命

スティーブン・ソダーバーグ監督の映画⑤
出典:Amazon.com

出典:映画『チェ 28歳の革命』予告編

あらすじ

1964年の5月、革命後のキューバでインタビューされているチェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)は過去の出来事を回想していた。

時は1955年、貧しく十分な治療も受けることができない人々を助けようと奮闘していた青年医師のチェは、放浪先のメキシコでキューバの革命家フィデル・カストロ(デミアン・ビチル)と出会う。当時のキューバは困格差が激しかったため、貧困者の味方だったカステロの意志に強く感化されたのだった。翌年、カストロとともにキューバに密入国したチェは、政府軍に反対する反乱軍として革命に参加。

このカステロとの出会いがチェの人生を大きく変えることになる…。

ココが見逃せない!スティーブン・ソダーバーグ監督映画のおすすめポイント

カリスマ的人気を誇る偉大な革命家チェ・ゲバラの人生を描いた2部作の前編である今作は、ドキュメンタリー目線でストーリーが展開されていきます。チェを演じるのは『トラフィック』で数々の賞を総ナメにしたベニチオ・デル・トロ。実力のあるデル・トロの魅力をこんなにも引き出せるのは、ソダーバーグ監督だからこそできたこと。

彼ら2人のタッグが再び見られるのは、ファンにとってたまらないですよね!今作でソダーバーグ監督がこだわっているのは、モノクロ映像とカラー映像の使い分けです。冒頭は、1964年12月11日にチェが国連で演説をした時の映像から始まります。その部分はカラーではなく白黒だけで当時を再現。この時のチェの迫力と、周りは皆スーツを着ているのにあえて戦闘服で挑む彼の姿が、彼の人間性を象徴しています。

細かい設定にもこだわりまくるソダーバーグ監督ならではですね。そして、時代が革命時に戻ると映像はカラーになり、革命中の市街地や戦闘シーンが鮮明に描かれています。後編の『チェ 39歳 別れの手紙』も続けて観ると、よりチェについて深掘りできるのでおすすめです!

基本情報

上映時間:132分
監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演者:ベニチオ・デル・トロ/デミアン・ビチル/サンティアゴ・カブレラ/エルビラ・ミンゲス/カタリーナ・サンディノ・モレノ/ロドリゴ・サントロ/ジュリア・オーモンド
受賞歴:第61回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門 男優賞(ベニチオ・デル・トロ)
公開日:2009年1月10日
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6.サイド・エフェクト

スティーブン・ソダーバーグ監督の映画⑥
出典:Amazon.com

出典:映画『サイド・エフェクト』予告編

あらすじ

5年前に結婚し、ニューヨークに住んでいる28歳の女性エミリー(ルーニー・マーラー)は、かつてはセレブ生活を送っていたが、夫であるマーティン(チャニング・テイタム)の逮捕によって全てを失ってしまった。

エミリーはそのことが原因でうつ病を患っており、マーティンが出所した時に自ら車を壁に衝突させ自殺を図ったが、エアーバックのおかげで軽傷だった。

その後病院に運ばれたエミリーは、精神科医のバンクス(ジュード・ロウ)に入院を勧められるが断り、その代わりに彼のクリニックに通うことを約束する。

約束通りに彼のクリニックへ出向いたエミリーはうつ病と診断され、抗うつ剤を渡されるも効果が得られない。線路へ飛び込もうと再び自殺を図ろうとしたところ、警備員に止められた。バンクスは新薬を試したいという彼女の希望に応え、デラトレックスという新たな抗うつ剤を投薬するのだが、それが悲劇の始まりだった…

スティーブン・ソダーバーグ監督のココがすごい!『サイド・エフェクト』の撮影秘話

・撮影のほとんどを実在するニューヨークの施設で行った

・今作で劇場作品の監督引退を宣言!

ココが見逃せない!スティーブン・ソダーバーグ監督映画のおすすめポイント

最後に真実が明らかになった時には冷や汗が止まらないこと間違いなしの本作は、恐怖を掻き立てるソダーバーグ監督の小細工がすごいんです!まず冒頭部分でポイントになるのは”赤”。彼女の鬱な内面を映し出すためでしょうか。4年間の収監を経て夫に会いに行くエミリーが塗る真っ赤な口紅がインパクトを与えています。

そして1番のポイントは、物語がエミリー目線で展開されていくということです。夫の収監やうつ病、薬物依存に苦しむ彼女の痛みに観客を同乗させる戦略を取っているので、最後にはエミリーに対する感情が180度ひっくり返ります。この際、盛大に騙されましょう。

基本情報

上映時間:106分
監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演者:ジュード・ロウ/ルーニー・マーラ/キャサリン・ゼダ=ジョーンズ/チャニング・テイタム
受賞歴:なし
公開日:2013年9月6日
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7.ローガン・ラッキー


出典:映画『ローガン・ラッキー』公式サイト

出典:映画『ローガン・ラッキー』予告編

あらすじ

アメフトのスター選手として名声を築き、怪我によって引退した後は建築の肉体労働で生計を立てていたジミー・ローガン(チャニング・テイタム)だが、脚の怪我が原因で職を失ってしまう。それに追い打ちをかけるように、大事に世話をしていた元妻との娘が遠くに引っ越してしまうことを知り落胆していた。

そんなある日、ローガン家の次男であるクライド(アダム・ドライバー)が働くバーを訪れる。クライドはイラク戦争で片腕を失っており、義手をつけて生活している。そのバーにやってきたカーレーサーのマックス(セス・マクファーレン)がクライドの義手を嘲笑ったことで喧嘩が勃発。勝利したローガン兄弟は、全米最大級のレースイベントで大金を盗み出す作戦を立てる。

スティーブン・ソダーバーグ監督の『ローガン・ラッキー』撮影秘話

・前作『サイド・エフェクト』で劇場監督引退の表明をしていたが、本作で復活

・本来『ローガン・ラッキー』の脚本がソダーバーグ監督の手に渡ったのは、監督にふさわしい人を推薦するためだった!(脚本を読み進めるうちにいてもたってもいられなくなり、自ら監督をすることに)

・脚本を担当したレベッカ・ブラントの正体を知るのは、ソダーバーグ監督と主演を務めたアダム・ドライバーのみ

ココが見逃せない!スティーブン・ソダーバーグ監督映画のおすすめポイント

お金も最新技術も何もなく「まるで真逆のような作品」とソダーバーグ監督が言ったように、『オーシャンズ』シリーズととにかく真逆なんです!スタイリッシュな犯罪のプロであるオーシャンズに比べて、ど田舎に住むド素人6人のおっさんという設定などなど、その落差がとにかく面白い!

スピーディーなプロの技で観客を魅了するオーシャンズとは違い、現場でまでモタモタしてしまうローガン達を、ヒヤヒヤしながらも応援したくなってしまいます。そして、監督復帰作にふさわしい豪華キャストに注目です。次々と登場する主役級の名優たちにしびれまくります!特に、あのダニエル・クレイグの金髪タトゥー姿に度肝を抜かれます。

基本情報

上映時間:119分
監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演者:チャニング・テイタム/アダム・ドライバー/ライリー・キーオ/ダニエル・クレイグ/セス・マクファーレン/ケイティ・ホームズ/キャサリン・ウォーターストン/ドワイト・ヨーカム/セバスチャン・スタン/ブライアン・グリーソン
受賞歴:無
公開日:2017年11月18日

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まとめ

幅広いジャンルと広い人脈から集める豪華なキャストで数々の名作を残しているスティーブン・ソダーバーグ監督。彼が監督を務めた作品を厳選して紹介しました。

この記事が素敵な映画との出会いのきっかけになれば幸いです。

この記事を書いた人
ひとっとび編集長
ひとっとび編集長

映画の情報サイト『映画ひとっとび』の編集長。 映画を「なんとな〜く」探している方から、「この映画の考察が知りたい!」というマニアな方まで楽しめるサイトを目指しています! 皆さんの映画ライフがもっと充実するお手伝いができますように。