煉獄(煉獄さん)の名言15選!『鬼滅の刃』に学ぶ、心を燃やすフレーズ集
社会的ブームを巻きおこした『鬼滅の刃』の人気キャラのひとり、煉獄杏寿郎(煉獄さん)。
初登場となった6巻45話では問答無用で禰豆子を殺そうとしたりと、なかなか激しい一面を見せた彼ですがその後は無限列車編に至るまで登場がなく、謎に包まれたキャラクターでした。
登場から退場まで早かったですが、大きな見せ場となった『無限列車編』では数多くの名言・名シーンを残し、興行収入は400億を突破するほどの大盛況ぶりに!
本記事では、そんな煉獄杏寿郎(煉獄さん)とはどんなキャラクターなのか?という点を解説しながら、彼の残した名言の中から全部で15個を紹介します。
※一部ネタバレが含まれているので、漫画・映画を未視聴の方は注意してください。
目次
- 【400億の男】煉獄杏寿郎(煉獄さん)ってどんなキャラ?
- 煉獄杏寿郎(煉獄さん)の名言集
- 【名言①】「うまい!うまい!うまい!」
- 【名言②】「胸を張って生きろ」
- 【名言③】「よもやよもやだ。柱として不甲斐なし。穴があったら入りたい!」
- 【名言④】「母上 俺の方こそ 貴女のような人に生んでもらえて光栄だった」
- 【名言⑤】「俺は信じる 君たちを信じる」
- 【名言⑥】「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ」
- 【名言⑦】「心を燃やせ」
- 【名言⑧】「母上 俺はちゃんとやれただろうか」
- 【名言⑨】「柱ならば誰であっても同じことをする 若い芽は摘ませない」
- 【名言⑩】「俺は俺の責務を全うする!!ここにいる者は誰も死なせない!!」
- 【名言⑪】「心を燃やせ!!!」
- 【名言⑫】「だから柱である俺がきた!」
- 【名言⑬】「昨日の自分より確実に強い自分になれる」
- 【名言⑭】「強さというものは肉体に対してのみ使う言葉ではない」
- 【名言⑮】「この煉獄の赫き炎刀がお前を骨まで焼き尽くす!!」
- まとめ
【400億の男】煉獄杏寿郎(煉獄さん)ってどんなキャラ?
誕生日 | 5月10日 |
年齢 | 20歳 |
身長 | 177cm |
一人称 | 俺 |
羽織の柄 | 白ベースの羽織に、裾が炎の柄 |
奥義 | 壱ノ型 不知火(しらぬい) 弐ノ型 昇り炎天(のぼりえんてん) 参ノ型 気炎万丈(きえんばんじょう) 肆ノ型 盛炎のうねり(せいえんのうねり) 伍ノ型 炎虎(えんこ) 玖ノ型 奥義 煉獄(れんごく) |
所属 | 鬼殺隊・炎柱 |
何世代にも渡って炎柱を輩出してきた剣士の名門・煉獄家の長男で、鬼殺隊・炎柱。
父・槇寿郎も元炎柱でしたがある一件から酒に溺れるようになり、煉獄さんは家に受け継がれてきた炎の呼吸の指南書を頼りに独自で鍛錬を積んで柱まで登りつめました。受け継がれてきた血筋・才能もあるとは思いますが、結構な苦労人であり努力の天才というべき人材です。
外見は燃えさかる焔のようなややオレンジがかった金髪に、真っ赤な毛先。瞳も髪と同じ色使いになっており、見開いているのにどこを見ているか分からない捉えどころのない雰囲気が特徴的です。容姿だけでなく、持ち物や羽織もすべて焔をモチーフにしたデザインになっています。
そんな煉獄さんの人柄は、懐の広いユーモアあふれる熱い漢。
若くして亡くなった母親の残した「強く生まれた者は弱者を助ける責務がある」という言葉を信念に生きており、猗窩座との対決の際は後輩の炭次郎たちを守ろうとたった一人で立ち向かいました。
死に直面しても決して恐れを見せず、最後まで優しい言葉をかけ続けた煉獄さんの姿は多くの人を魅了し、映画の興行収入は日本歴代一位である400億円を突破。「400億の男」の名を手にした伝説的なキャラクターです!
煉獄杏寿郎(煉獄さん)の名言集
【名言①】「うまい!うまい!うまい!」
7巻54話で登場したセリフ。列車内で山のような駅弁を平らげながら「うまい!」を連呼する様子にちょっと引き気味の炭次郎たち。てっきり変な人かと思いきや、のちに猗窩座とのカッコよすぎる戦いを見せつけられ、予想を裏切られた人も多いのではないでしょうか。
ちなみにこのセリフ、単行本では計12回、劇場版では計17回連呼しています(笑)。
名言というよりは迷言な気もしますが、煉獄さんのキャラクターを印象付ける決定的なものとなりました。
【名言②】「胸を張って生きろ」
8巻66話で登場。
猗窩座との戦いで致命傷を負い、死が近づく中で炭次郎たちに言った名言です。
初対面で炭次郎と禰豆子を処刑しようとしていた煉獄さん。鬼殺隊柱の彼にとって鬼は絶対悪であり、いくら妹といえど鬼を連れて歩くなど言語道断な行為でした。
忠義を誓った御屋形様が認めている、という事実で何とか見逃してもらえた炭次郎たちでしたが煉獄さんも納得はしていなかったはず。そんな彼が2人を認めた印象的な名言です。
【名言③】「よもやよもやだ。柱として不甲斐なし。穴があったら入りたい!」
7巻60話で登場した名言。
下弦の壱・魘夢の手にかかり、列車で居眠りしてしまった煉獄さん。強い鬼と戦うために柱の自分が来たというのに、目を覚ますと新人の炭次郎や禰豆子が鬼と戦っていました。
「よもや」というのは「まさか」「予想外」のような意味で、要するに柱として情けないという気持ちを煉獄さんらしく表した言葉です。ただ落ちこんでいる、というよりも情けない姿を見せたぶん、全力で叩きのめす!みたいな強い意志も垣間見見えますね。
【名言④】「母上 俺の方こそ 貴女のような人に生んでもらえて光栄だった」
8巻64話に登場した名言です。
猗窩座との戦いで腹部に風穴を開けられた煉獄さんは、幼少期に母親からなぜ自分が強く生まれたかわかりますか?という問いかけを受けたことを思い出します。人より強く生まれたのは弱きものを助けるため、そう言われて育った煉獄さんはこの言葉を信念として鬼と戦い続けてきました。
煉獄さんの母親は彼が幼い頃に亡くなっていますが、今の彼を作り上げた基盤的存在であることがわかりますね。
「強く優しい子の母になれて幸せでした」という母親の遺言を思い出し、この言葉を送ったシーンは思わずウルっときてしまう名場面でした。
【名言⑤】「俺は信じる 君たちを信じる」
8巻66話に登場した名言です。
見ていることしか出来なかった不甲斐なさ、猗窩座の逃亡を許してしまった悔しさから泣きじゃくる炭次郎たち。煉獄さんは、そんな彼らにこの言葉を伝えて息を引き取りました。
まだまだ未熟な炭次郎たちですが、このツラい経験も乗り越えて鍛錬の糧にしていけると信じているからこそ出てきた言葉だと思います。こんなこと言われたら、前に進むしかありませんよね……!
最初は悲しみに暮れていた炭次郎たちも、この言葉を胸に鬼殺隊として邁進さていきます。
【名言⑥】「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ」
8巻63話に登場した名言です。
戦闘狂の猗窩座は自分と互角に戦う煉獄さんを見て殺すことを惜み、「鬼にならないか」と誘います。鬼になれば肉体が老いることもなく、ずっと今のまま強く生きられる……と。
しかし煉獄さんは一秒たりとも悩まず、ただ真っすぐにこの言葉を返しました。
老いること死ぬことも人間だからこそ体験できる最大の特権である、ということなのでしょう。老化や死は悲観的に見られがちですが、儚いからこそ日頃から精一杯足掻くことが出来るのかもしれませんね。
【名言⑦】「心を燃やせ」
8巻66話で登場した名言です。
こちらも煉獄さんが残した遺言のひとつで、どれだけ打ちのめされようとも、決して心に灯した炎だけは消すなという強いメッセージが込められています。煉獄さんの名言はたくさんありますが、煉獄さんらしい印象的なフレーズとして記憶に残った方も多いのではないでしょうか。
この言葉は炭次郎にとってかなり意味のある言葉となり、その後の戦いで度々自分を鼓舞する言葉として唱えるようになりました。
【名言⑧】「母上 俺はちゃんとやれただろうか」
8巻66話で登場した名言です。
こと切れる間際、母親の幻に対してこの言葉をかけた煉獄さん。それを聞いたお母さんは「立派にできましたよ」と優しく微笑み、それを見た煉獄さんは子どものような笑顔を浮かべて事切れます。
苦痛や恐怖といった感情よりも幸せそうな笑顔を浮かべていることにホッとしつつも、頼もしいキャラクターを失ってしまった喪失感が押し寄せてくるシーンでした。
【名言⑨】「柱ならば誰であっても同じことをする 若い芽は摘ませない」
8巻66話に登場した名言です。
こちらも息を引き取る前の煉獄さんが炭次郎たちと最後に交わした会話のひとつで、責任感を抱かせまいとする優しさ・柱としての責任感を感じさせました。
いくら守ると心構えをしていても、やはり土壇場になると恐怖に負けてしまう……なんてことも人間ならあると思います。それでも「当然のこと」と言い切った煉獄さんはどこまでも強い人だったと実感しますね。
また柱ならば誰であっても、と言い切ったところが仲間への強い信頼感を表現していました。
【名言⑩】「俺は俺の責務を全うする!!ここにいる者は誰も死なせない!!」
8巻64話に登場した名言です。
下弦の壱・魘夢との戦いで動けなくなってしまった炭次郎たちを守りながら、ボロボロの身体を挺して猗窩座に立ち向かうシーンで言い放ちました。どんな状況であっても最後まで弱きものを守るという生き様が見事に表現されています。
【名言⑪】「心を燃やせ!!!」
8巻66話に登場した名言です。
無限列車編で放たれたセリフのひとつで、自身の死を悟った煉獄さんがこれからの担い手である炭治郎・善逸・伊之助にこの激励を残しました。叱咤激励に「炎」要素を組み込むなんて、なんとも煉獄さんらしい名言ですね。
泣き言ひとつ言わずに後輩を勇気づける煉獄さんの最期は涙なしでは見れない名シーンで、最も印象的な言葉となりました。
【名言⑫】「だから柱である俺がきた!」
7巻54話に登場した名言です。
無限列車編の予告PVに登場し「カッコイイ」と話題になったので、知っている方も多いかもしれませんね。まだ実力が定かではない、おとぼけキャラのような位置づけだった煉獄さんが柱の顔になったシーンのひとことであり、柱の桁違いな実力を表す印象的な名言です。
【名言⑬】「昨日の自分より確実に強い自分になれる」
8巻の62話に登場した名言です。
下弦の壱・魘夢をなんとか退けたものの、出血が多く倒れてしまった炭次郎。全集中の呼吸で止血を止めようとしている炭次郎を見つけた煉獄さんは、全集中の常中ができるようになっていることを素直に褒め、どれだけ長い道のりでも努力すれば確実に一歩ずつ強くなれる、とこの言葉を送りました。
【名言⑭】「強さというものは肉体に対してのみ使う言葉ではない」
8巻63話に登場した名言です。
猗窩座が炭次郎を弱いと侮辱した際、煉獄さんがこのひとことを放ちました。
表情にあまり変化はなかったものの静かな怒りが感じられ、頼もしさが炸裂していたワンシーン。己の強さに胡坐をかかない煉獄さんだからこそ出てきた一言でしょう。
本当の強さとは何なのか?目に見えないものだからこそ定義付けが難しいですが、確かに力の強さだけが強さではないと思います。転んでも立ち上がる精神力、他人を思いやれる優しさ、いろいろな要素をひっくるめて強さというのではないでしょうか。これを機に「強い人」とはどんな人なのか考えてみたいですね。
【名言⑮】「この煉獄の赫き炎刀がお前を骨まで焼き尽くす!!」
7巻54話に登場した名言です。
列車内で突如鬼が現れ、驚きつつもこのセリフと共に瞬殺した煉獄さん。めちゃくちゃカッコいいシーンですが、実は魘夢の血鬼術で眠らされており夢オチだったと判明します(笑)。
もの凄いドヤ顔だっただけに「嘘でしょ?」って感じでしたが、赤を赫と表現するあたりが炎柱らしくていいですね。
まとめ
以上、『鬼滅の刃』のキャラクター・煉獄杏寿郎の印象的な名言を15個紹介しました。
『無限列車編』までは正直掴みどころがなく、変人かと思いきや実はもの凄く熱い漢だった煉獄さん。特に見せ場の『無限列車編』では多くの名言を残しており、涙なしでは見れないシーンも満載です。
これを機に、もう一度読み返してみるとパワーが貰えるかもしれませんよ。