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映画『素晴らしき哉、人生!』の名台詞から学ぶ人生の大切さ

ひとっとび編集長

アメリカで1946年に発表された「素晴らしき哉、人生!」は白黒映画の最高傑作と言われるほどの名作です!

撮影日が真夏なのにも関わらず人工雪を使い映画を取り、その努力から後にアカデミー賞技術賞を受賞しました。そんな裏話が数多くある「素晴らしき哉、人生!」はアメリカ映画協会が選ぶ「感動の映画ベスト100」で1位に輝き、クリスマスの定番映画となります。

今回はそんなアメリカで最も馴染み深い本作品の名言をご紹介します!

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映画『素晴らしき哉、人生』のあらすじ

素晴らしき哉、人生 
出典:映画『素晴らしき哉、人生』公式Facebook

クリスマスイブにジョージ(ジェームズ・スチュアート)は保険金を工面するため、自殺を図ろうとしていた。その自殺を止めたのが翼のない天使クラレンス(ヘンリー・トラヴァース)だった。クラレンスはジョージの自殺を踏みとどまるよう、これまでの人生を見せた。

26年前、ジョージが12歳の頃、弟を助けた代わりに方耳が聞こえなくなる。そこからジョージは幼馴染のメアリー(ドナ・リード)と再会していい雰囲気になるが、同時に父が亡くなる。

そんな不幸続きのジョージにさらに追い打ちをかけるように、銀行家ポッター(ライオネル・バリモア)は亡くなった父の会社を潰そうとします。ジョージは夢を諦めて会社を継いで守ろうと奮闘します。

そしてジョージは会社を持ち直した後に幸せを掴み4人の子どもを授かります。しかし、束の間の幸せは過ぎ去り、ジョージの叔父が多額の預金を失くしてしまい警察沙汰になりかける。必死に失くしたお金を探すも、銀行家のポッターが持っていたために見つかるはずがなかった。そのお金を工面するため自殺をしようとしたところで、クラレンスに助けられるのだった….

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「素晴らしき哉、人生!」の深みのある名言・名台詞

名作「素晴らしき哉、人生!」は友人、家族の大切さに気付くことのできる映画です。アメリカではクリスマスに見る定番映画とされていて、絶望から立ち上がる主人公とそれを支える天使と大勢の人が見せる奇跡があります。

そんな登場人物から出てくるセリフは希望を感じられ、信じる力が湧いてきます。これからご紹介する名言で心温まる人も少なくないでしょう。

【名言①】「一人の人間の人生は、大勢の人生に影響を与えているんだよ」

ジョージは天使のクラレンスに自殺を止めら、そこでジョージは「生まれて来なければよかった」と言います。そのことを聞いたクラレンスは、ジョージに「ジョージがいない世界」を見せるんです。

その世界では、ジョージが愛した街をポッターが支配し、友達も母もジョージのことを知らず、叔父は精神病棟に入院している絶望に満ちた世界でした。その世界を見たジョージにクラレンスは「一人の人間の人生は、大勢の人生に影響を与えているんだよ」と言うのです。

自分がいない世界で大勢の人生が変わっているのを目の当たりにしたジョージは、自分の人生の素晴らしさに気付き、それを教えてくれたのがこのセリフです。ジョージは、この言葉を受け人生の素晴らしさに気付き「もう一度生き直したい」と言います。

【名言②】「友ある者は、敗残者ではない」

天使のクラレンスがジョージに残した言葉が「友ある者は、敗残者ではない」です。

自殺未遂から立ち直り、人生の素晴らしさに気付いたジョージは自信満々で家に戻ります。しかし、絶望的な状況は変わってはいません。ジョージがどうしようか考えている裏で、実は妻のメアリー(ドナ・リード)が友達、町の住民を呼びかけ、寄付を促していました。

町の人々から愛されていたジョージの下に次々と寄付金が集まり、やがて紛失したお金の額に達しました。その寄付金が入ったボックスの中に一枚のメッセージがありました。

そのメッセージは天使のクラレンスが残したものです。友人がいるだけでその人生は素晴らしく、かけがえのないものだと思わせてくるこのメッセージに見る人も救われたでしょう。

【名言③】「君は本当に素晴らしい人生を送ってきた」

素晴らしき哉、人生
出典:映画『素晴らしき哉、人生』公式Facebook

自分のいない世界を見たジョージに天使のクラレンスは「君は本当に素晴らしい人生を送ってきた」と諭します。ジョージがいないことで街が変貌を遂げ、不幸に包まれます。そのことを知っていた天使のクラレンスは、ただの励ましではなく、ジョージがいかに良い人かを伝えてくれるんです。

その言葉を受けジョージは徐々に立ち直り、「途中で逃げ出そうとするなんて間違いだよ」とクラレンスが重ねて諭したおかげでジョージは自殺を踏みとどまりました。

ジョージが自信を取り戻したのは、このセリフがあったからこそです。天使のクラレンスはジョージにとって良き友人であり、良き師匠なのですね。

そしてジョージは、街の住民と家族、友人たちが彼にどれだけ助けられてきたか、そして彼らにとってジョージが大切な存在なのかを知ることになるのです。

【名言④】「なんて素敵なボロ家だ」

ジョージのお家はキレイでも大きくもなかった。そんなボロ家に住んでいるジョージはお金に無頓着で、人々を貧困から救い出すために宅地開発を行う心優しい人物です。

ジョージは多くの友人に囲まれ、祝福されます。いかにボロ家であろうと、大切な友人が集まるその家は紛れもなく素敵なお家でした。

このセリフはジョージの優しさを知っている友人からしか出てこない、かけがえのない言葉であると言えます。裕福な家がなくても、お金持ちでなくとも人は幸せを噛みしめることができるのです。

【名言⑤】「この街で一番、豊かな男に」

素晴らしき哉、人生
出典:映画『素晴らしき哉、人生』公式Facebook

 

このままではッジョージが逮捕されてしまうことになり、メアリーは彼のために街の人と友人に呼びかけ、寄付を募ります。ジョージのピンチを知り、お金を持って駆けつけた人たちに救われたジョージは感動します。お金に興味がなく、人々を救い続けたジョージは奇跡の恩返しをプレゼントしてもらうんです!

ジョージの家に集まった友人たちはジョージにとって、お金よりもかけがえのない存在。それを教えてくれたのは天使のクラレンスとたくさんの友人、そしてジョージの家族です。

そしてジョージのためにみんなは「この街で一番、豊かな男に」といい乾杯します。

豊かさはお金で決まるものではなく、自分を大切に思ってくれる友人で決まるものです。そう教えてくれるこのセリフで心が温まります。

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まとめ

素晴らしき哉、人生
出典:映画『素晴らしき哉、人生』公式Facebook

 

今回は映画「素晴らしき哉、人生!」の心温まる名台詞を5つご紹介しました。

数々の名台詞を見ると、ジョージほど心優しい人間はいないと思うほどの善人っぷりが伺えます。幸せはお金ではなく、大切に思ってくれる家族と友人で決まります。ジョージは過去を振り返ることで、そのことに気付き生きる希望を見出したのです。

天使のクラレンスがいなければきっとジョージのいない世界が実現して、みんな不幸になっていました。クラレンスはジョージを励ますだけでなく、本当に大切な何かを教えてくれる大事な存在ということですね。

辛いことがあっても、クラレンスの残した言葉があなたを救ってくれることでしょう!

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ひとっとび編集長
ひとっとび編集長

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