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アメリカ史上最も成功したジョージ・ルーカス監督のおすすめ映画6選!

ひつじ

今や日本国民で知らない人はいないであろう、『スター・ウォーズ』シリーズ、そして『インディ・ジョーンズ』シリーズの製作総指揮を手掛けたジョージ・ルーカス監督。特に、こちらを読んでいるあなたは、少なくともルーカス監督の作品に育てられた世代ではないでしょうか?筆者もその一人です。

今回は、そんなジョージ・ルーカス監督のおすすめ映画を厳選して6作品、みどころの解説と共にアツくご紹介していきます!

ジョージ・ルーカス監督の来歴


出典:映画『スター・ウォーズ』公式Twitter
(写真右手がジョージ・ルーカス氏)

ジョージ・ルーカス監督は、本名George Walton Lucas, Jr.と言い、1944年5月14日、アメリカ合衆国カリフォルニア州で生まれの、御年なんと78歳!普通に考えれば引退してもおかしくない年齢ですが、70歳を過ぎてもなお、ジョージ・ルーカス監督は、その類まれないアイディア力でハリウッド映画界を牽引し続けているんです。
また、人付き合いを苦手とする一面やシャイと言った意外な一面もあるとか!その実力たるや、最も成功した映画作家の1人として、スティーヴン・スピルバーグ監督、ジェームズ・キャメロン監督と肩を並べるほどです!

少年時代のジョージ・ルーカス監督は、テレビで放映されていた「連続活劇」と呼ばれる、アクションを主題にした短編映画や、コミックブックに熱中し、高校時代は、カー・レースに熱中していたという、好きなことにのめり込見やすい人物でした。しかし、彼の転機は高校卒業直後に遭った自動車事故。奇跡的に彼は死を逃れましたが、自分の人生を考え直したと言われています。

その後、大学で映画の勉強をし、多くのの短編を制作しました。その後、ワーナーのスタジオでの研修中、フランシス・フォード・コッポラ監督と出会い、なんと意気投合!彼らは、ハリウッドのシステムに強制されることのない、映画制作者のための環境を作ることを目指すこととなりました。

最初はコッポラ監督が設立した映画製作会社の副社長、その後独立し、映画制作会社を作ります。そう、ご存知ルーカス・フィルム」の誕生です!
アメリカの経済紙フォーブスの調査で「アメリカ史上最も裕福なセレブ」の第1位として選ばれた事もある彼、純資産は5,400億円とも言われています。にも関わらず、資産の殆どをルーカス・フィルムに費やし、自分の生活は質素なものだったというスピルバーグ監督。その人柄、ステキすぎますよね!

その後2012年10月末に、ウォルト・ディズニー社がルーカス・フィルムを買収します。この買収の話が出る前には、ジョージ・ルーカス監督自身が、引退を示唆するような発言をしていることから、引退に向けての買収なのでしょうか。真意は謎ですが、例え買収されたとしても、ルーカス・フィルム自体は、ルーカス監督が完全に所有!その為、発生した利益は全てルーカス監督の手に渡ることになります。

普通だったら、その利益はどうにかしたいところですよね(笑)ですが、我らがルーカス監督はどうしたかと言うと、その利益の大半を慈善事業に寄付する意志を表したのです!ジョージ・ルーカス監督自身も、かねてより慈善団体に寄付活動をしており、他にも、古い映画の保存と修復を行う慈善団体や、がんの撲滅を目指す非営利団体、難病を抱える子どもの夢の実現を手伝うボランティア団体などと言った慈善団体に、寄付を行っているんです。


ジョージ・ルーカス監督は、買収が決まった後のインタビューに際して、この様に今後の抱負を語っています。「過去41年間、自分の時間と資金の殆どをこの会社に費やした。これからは、新しい人生として人道的な活動にこれまで以上の時間と資金を投じていける」.…我らがルーカス監督、ひょっとして神様なのでは?

ジョージ・ルーカス監督のおすすめ映画

ジョージ・ルーカス監督、映画監督の他に、映画プロデューサー・脚本家・実業家としても有名ですが、実は意外なことに、ジョージ・ルーカス監督自身が監督として手掛けた作品は本当に少ないんです。ビックリですよね。

それでは早速ジョージ・ルーカス氏が”監督”として手掛けた貴重な映画作品、全6選をご紹介していきます!

1.THX 1138


出典:ワーナー公式サイト

出典:映画『THX 1138 (1971)』予告編

あらすじ

コンピューターに支配されても尚、人は人を愛する事ができるのか―?人名さえも番号で管理され、個人名など存在しない25世紀。人類は広大な地下都市内で精神安定剤を服用しながら、全てを規制された単調な日常を送らされていた。

そんなある日、女性ルームメイト(マギー・マコーミー)と恋に落ちた主人公の男性(ロバート・デュヴァル)は、2人とも自分の意志で精神安定剤の服用を止める。愛し合った2人はやがて禁止されている肉体関係まで結んだことから、反体制分子として当局に逮捕されてしまい……?

ジョージ・ルーカス監督と「THX 1138」の撮影裏話

■「THX」という単語は、制作当時意味を持たなかったが、後に様々な作品に登場する!
■ルーカス監督の才能の可能性を感じた、フランシス・フォード・コッポラ監督の期待を受けて作られた作品!
■ルーカス監督がハリウッドの映画システムに疑問を感じたきっかけの作品でもある。配給会社が「わけが分からない」と勝手に5分短くカットしたのが原因。
■原作・脚本・監督はルーカスが1人で担当!

ここに注目して作品を見るべし!

「規制を超えて何かをやれる男」ルーカス監督のデビュー作品ですが、残念ながら本国では興行収入的に失敗に終わった作品。その影響か、日本では劇場未公開となっています
ですが、その後のルーカス監督の知名度の上昇から、テレビ放映やソフト化が実現しました。当時はなかなか世の中に受け入れられなかったのも、ルーカス監督が先を見据えて作品を作り上げた、「最高傑作」であったからなのでしょう。

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2.アメリカン・グラフィティ


出典:Amazon.com

出典:映画『American Graffiti 』予告編

あらすじ

1962年の夏、あなたはどこにいましたか?高校を卒業して家を離れる直前の若者たちの一夜を描いた、青春ドラマ。1960年代初期。東海岸の大学への進学を翌日に控えた主人公・カート(リチャード・ドレイファス)は、いたずらを仕掛けた車の中にいる美女に一目惚れ!ラジオのDJに、彼女に宛てたメッセージを読んでもらおうとするが、彼女が誰なのかはわからない。

カートの妹・ローリー(シンディ・ウィリアムズ)の彼氏スティーブ(ロニー・ハワード)も同じく、大学への進学を翌朝に控えていた。スティーブから車を貸してもらえることになった友人のテリー(チャールズ・マーティン・スミス)。ナンパに成功するが、何と車を盗まれてしまうという事件が。
同じく車でナンパをするジョン(ポール・ル・マット)と、彼に張り合うボブ(ハリソン・フォード )という男。そのボブの車には、何とスティーブと喧嘩をしたローリーの姿もあり…?それぞれの思いを胸に、サンフランシスコの夜は更けていくのだった。

ジョージ・ルーカス監督と「アメリカン・グラフィティ」の撮影裏話

■夏の設定にもかかわらず、撮影は冬!
■脚本通りではなく、俳優たちの好きなように演じさせた作品!
■ルーカス監督自身の青春時代のエピソードを元に、当時のヒット曲で綴る映画!現在公開されているこの手のタイプの映画の先駆け的存在になる!
■出演者が何と、アメリカ映画を代表する大スター・売れっ子監督になるというミラクル!
■低予算で製作された映画!でも「興行的に最も成功した映画」である。

ここに注目して作品を見るべし!

デビュー作『THX 1138』の興行的失敗を受け、ルーカス監督が作成した2作品目の映画がこちらです。自身の高校生活をベースに大衆に受ける青春映画となっています!何と、「スター・ウォーズ」シリーズや「インディ・ジョーンズ」シリーズでおなじみのハリソン・フォード氏のデビュー作でもあります!この映画の出演により、ルーカス監督の信頼を得ることが出来たと言えます♪

3.スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望


出典:Amazon.com

出典:映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』予告編

あらすじ

遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。
銀河帝国樹立から19年。とある銀河系の砂漠の惑星タトゥイーンで、主人公のルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)は、長年隠れ住んでいたオビ=ワン・ケノービ(アレック・ギネス)という謎の老人と出会い、帝国反乱軍の戦いに加わることを決意。
帝国軍のダース・ベイダー(デヴィッド・プラウズ(演)&ジェームズ・アール・ジョーンズ(声))らに捕らわれたレイア姫(キャリー・フィッシャー)を救出するため、オビ=ワンは若きルークをジェダイへ導いていくのだった。

ジョージ・ルーカス監督と「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」の撮影裏話

■実は予算が極端に少ない作品だった!
■予算が少なすぎてルーカス監督は大忙し!多忙がたたって入院も!
■当初はいろんな人からバッシングを受けており、公開時には興行的失敗の知らせを聞きたくなかったため、電話のないオーストラリアのホテルに潜んでいたという逸話も(笑)
■特撮映画の巨匠レイ・ハリーハウゼン氏に多大なる影響を受け、製作に至っては黒澤明監督の作品を参考にしています!
■ルーカス監督は作品を参考にするくらい黒澤明監督の映画が大好き!オビ=ワン役を黒澤映画の顔であった三船敏郎さんに依頼したが断られる(笑)

ここに注目して作品を見るべし!

かつてのアメリカ娯楽映画の復活を構想していたルーカス監督。当初は別の作品になる予定でしたが、その設定を取り入れ、ルーカス監督自ら『スター・ウォーズ』の脚本を執筆!

そのため、一般的にSF,アクション映画というジャンルに分類されていますが、内容は正にエンターテイメント映画の見本市!戦争映画から西部劇、そしてラブロマンスにヒューマンと言った内容から、果ては日本の時代劇要素まで!娯楽が凝縮された物語となっています。これが、世界の幅広い年齢層を虜にしているのでしょうね!

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4.スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス


出典:映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』公式サイト

出典:映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』予告編

あらすじ

遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。
共和国の政治は腐敗の道を進んでいた。辺境惑星と通商連合の間で、貿易関税率をめぐる論争が繰り返され、腐敗が進む元老院は本来の機能を失う。まさに無為無策の極みにあった。
業を煮やした通商連合が、惑星ナブーを見せしめとして威嚇包囲するに至り、元老院最高議長ヴァローラムは、共和国の守護者ジェダイに紛争仲裁のための助力を求める。

ジョージ・ルーカス監督と「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」の撮影裏話

■16年ぶりとなる『スター・ウォーズ』の新作かつ、ルーカス監督22年ぶりの監督作品!
■エピソード5/帝国の逆襲の脚本執筆中にルーカスは異なる方向への物語を検討し、生まれたのがこの作品!

ここに注目して作品を見るべし!

何と言っても、スター・ウォーズとルーカス監督の復帰作!
ルーカス監督が構想するスター・ウォーズという作品が1つではまとまりきらなったため、作成されたシリーズです。まとまらなかった部分が何かというと、「何故ダース・ベイダーが暗黒面に堕ちてしまったのか」。これを描いた、スターウォーズの裏話の第一作目となっています。

迫力満点のポッドレースのシーンや、ジャー・ジャー・ビンクスのリアルな動きなどと言った部分は、CGI技術がかなり進歩した時代だったからこそ、実現!ルーカス監督のアイディアが映像化できたと言っていいでしょう!彼の考えた前日譚の1作目を是非見てみてください!

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5.スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃


出典:ディズニー公式サイト

出典:映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』予告編

あらすじ

エピソード1から10年後。アナキン(ヘイデン・クリステンセン)はパドメ・アミダラ(ナタリー・ポートマン)が命を狙われた為、護衛に付いていたが、お互いに惹かれ合うようになる。一方銀河共和国は、かつてジェダイだったドゥークー伯爵( クリストファー・リー)により、新たな脅威に!そして、オビ=ワン・ケノービ( ユアン・マクレガー)はある惑星で大量のクローンが製造されているのを目にする。やがて、アナキンとパドメ、そしてオビ=ワンはクローン戦争へと巻き込まれていくのだった。

ジョージ・ルーカス監督と「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」の撮影裏話

■この作品からヨーダも完全CGIで再現!縦横無尽に動くヨーダが再現されることに!
■ルーカス監督曰く、アナキン・スカイウォーカー役のヘイデン・クリステンセンは、「少年のような雰囲気とともにダークな一面も持っているから」という理由で起用された!
■ルーカス監督の提案により、長編映画では初めて、全編ソニー製の新しいカメラであるHD24Pによるデジタル撮影が行われた作品!HD24Pカメラの実用性がこの映画で実証されたからこそ、このカメラで撮影された映画作品が相次ぐという結果に!

ここに注目して作品を見るべし!

何と言っても、アナキンの苦悩や、パドメ・アミダラとの禁じられた恋愛といった、人物の内面に注目して鑑賞してほしい作品!そして、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」で言及されていた”クローン戦争”の開戦の発端が主要なテーマなので、関連性が盛りだくさん!CGIを駆使したアクションシーンやキャラクターには大注目!最後まで目が離せません!

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6.スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐


出典:映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』公式サイト

出典:映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』予告編

あらすじ

エピソード2から数年、ジェダイはクローン軍を率いて、各地でドロイド軍と戦っていた。
そんな中、パルパティーン最高議長(イアン・マクダーミド)を拉致する事件が発生。オビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)とアナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)が救出に向かい、アナキンの活躍で救出に成功する。しかし、アナキンはパドメ(ナタリー・ポートマン)との秘密の恋心とジェダイへの忠誠で苦悩する。そして、それを知ったとある人物が、シスのダークサイドへアナキンを誘惑するのだった。

ジョージ・ルーカス監督と「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」の撮影裏話

■これまでのシリーズの実写映画本編に比べて、派手なカメラワークが際立つ!『宇宙戦争』や『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』と並び、2005年の勝負作と言わしめた!
■最初に撮影されたのは、実は最後のシーン!オビ=ワンがルーク・スカイウォーカーを、ルークの養父母であるオーウェン・ラーズとベル・ホワイトスンの2人に託すシーンだった!エピソード2の折に既に撮影済みだった模様!
■何と、客の役でジョージ・ルーカス監督自身が出演!加えて別の客役で娘さんが、ジェダイ・パダワンの役で、息子さんがさりげなく出演!

ここに注目して作品を見るべし!

何故アナキンがダース・ベイダーになったのか、どうしてフォースの暗黒面に堕ちてしまったのかの答えがここに凝縮されています。ダース・ベイダーと銀河帝国の誕生が主要なテーマとなっています。

加えて、旧三部作における主人公となるルーク・スカイウォーカーと、レイア・オーガナの誕生に繋がる重要な部分が明らかとなっています。旧三部作への伏線が随所で張られており、新三部作と旧三部作を繋ぐ重要な物語に仕上がっています。ルーカス監督が構想していた裏話の最終章がついに完結します!

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まとめ

ルーカス監督が”監督”として手掛けた映画作品を、網羅的にご紹介いたしました!この作品以外は、実はルーカス監督自身は監督としてではなく、脚本や製作総指揮という裏方の立場で多くの作品に携わっています。別の形でこれからも映画界を牽引していくことは間違いないでしょう。これからも、いくつか携わる作品が公開されるようなので、その活躍に期待大ですね♪

この記事を書いた人
ひつじ
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