『鬼滅の刃』炭治郎の名言・名シーン20選!アニメ・映画・漫画から厳選
今や老若男女、知らない人はいないぐらいの人気となった『鬼滅の刃』。アニメや漫画、映画と様々な媒体から、炭次郎の物語を多くの人が追体験しています。
そんな『鬼滅の刃』を見ていて、誰しも好きなセリフや印象に強く残るセリフがありませんでしたか?中でも過酷な状況の中でも、健気に前を向いていこうとする炭次郎の姿には、多くの人が胸を打たれたのではないでしょうか?
今回はそんな炭次郎が残してきた名言を映像化を果たしていないパートも含む中から全20個を厳選しました。
セリフを思い返しながら、『鬼滅の刃』の物語、そして炭治郎の名シーンを追体験していきましょう。
後半には、まだアニメ化を果たしていないパートや、物語の終盤のセリフを紹介しているので、ネタバレを避けたい人はそれだけは予め注意してくださいね。
目次
- TVアニメ『鬼滅の刃』に登場した炭治郎の名セリフ
- 炭治郎の名言①「神様どうか、この人が生まれてくる時は鬼になんてなりませんように。」
- 炭治郎の名言②「失っても失っても生きていくしかないです。どんなに打ちのめされようと。」
- 炭治郎の名言③「俺は長男だから我慢できたけど 次男だったら我慢できなかった。」
- 炭治郎の名言④「頑張れ炭治郎頑張れ!!俺は今までよくやってきた!!俺はできる奴だ!!」
- 炭治郎の名言⑤「家族も仲間も強い絆で結ばれていればどちらも同じように尊い 血の繋がりが無ければ薄っぺらだなんてそんなことはない!!」
- 炭治郎の名言⑥「善良な鬼と悪い鬼の区別がつかないなら柱なんてやめてしまえ!!」
- 炭治郎の名言⑦「俺を手助けしてくれたアオイさんはもう俺の一部だから。アオイさんの想いは俺が戦いの場に持って行くし」
- 炭治郎の名言⑧「頑張れ!!人は心が原動力だから心はどこまでも強くなれる!!」
- 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編に登場した炭治郎の名セリフ
- 漫画『鬼滅の刃』の終盤で登場した炭治郎の名セリフ
- 炭治郎の名言⑬「選ばれた者でなくとも、力が足りずとも、人にはどうしても退けない時があります。」
- 炭治郎の名言⑭「失われた命は回帰しない。二度と戻らない。」
- 炭治郎の名言⑮「だからせめて二人だけは、お互いを罵り合ったら駄目だ。」
- 炭治郎の名言⑯「人のためにすることは結局、巡り巡って自分のためにもなっているものだし。」
- 炭治郎の名言⑰「強い者は弱い者を助け守る。そして弱い者は強くなり、また自分より弱い者を守る。これが自然の摂理だ。」
- 炭治郎の名言⑱「一番弱い人が一番可能性をもっているんだよ、玄弥。」
- 炭治郎の名言⑲「俺たちは仲間だからさ、兄弟みたいなものだからさ、誰かが道を踏み外しそうになったら皆で止めような。」
- 炭治郎の名言⑳「みんなに繋いでもらった命で俺たちは一生懸命生きていきます。」
- 炭治郎の名言・名シーンまとめ
TVアニメ『鬼滅の刃』に登場した炭治郎の名セリフ
2019年より放送を開始し、『鬼滅の刃』の劇場版に繋げる第一のブームを作ったのがTVアニメシリーズ。まずは、そんなTVアニメでも登場している物語序盤の炭次郎の言葉を集めました。
鬼滅の刃のキャラクターとプロフィール一覧!描かれていない秘密も先取り炭治郎の名言①「神様どうか、この人が生まれてくる時は鬼になんてなりませんように。」
原作コミック2巻、TVアニメ5話『己の鋼』に登場。最終選別にてついに鬼を倒した炭治郎。体が崩れていく鬼の悲しい匂いを感じた炭治郎は、そんな鬼の手を握りながら、鬼になってしまった人間のことを祈ります。
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炭治郎の名言②「失っても失っても生きていくしかないです。どんなに打ちのめされようと。」
原作コミック2巻、TVアニメ7話『鬼舞辻無惨』に登場。鬼に大事な恋人を奪われてしまい落ち込む和巳に対して、炭治郎がかけるのがこの言葉です。最初は「お前に何がわかるんだ」と胸ぐらを掴まれるのですが、炭治郎の優しくも悲しい笑顔に、和巳は手を止めます。
炭治郎の名言③「俺は長男だから我慢できたけど 次男だったら我慢できなかった。」
原作コミック3巻、TVアニメ11話『鼓の屋敷』に登場。鬼と対峙した炭治郎。しかし、実は怪我が完治していないため、痛みを我慢しているのを心の中で、打ち明ける場面で登場しました。アニメではシリアスな場面に差し込まれていますが漫画ではこのコマだけ、少し可愛いイラストになっていたりします。
炭治郎の名言④「頑張れ炭治郎頑張れ!!俺は今までよくやってきた!!俺はできる奴だ!!」
原作コミック3巻、TVアニメ12話『猪は牙を剥き 善逸は眠る』に登場。敵を目の前に一度は弱気になり、悪い想像ばかりをしてしまう炭治郎ですが、鱗滝の教えを思い出して、再び闘志を燃やします。その時に自信を鼓舞するために口にしたセリフです。
炭治郎の名言⑤「家族も仲間も強い絆で結ばれていればどちらも同じように尊い 血の繋がりが無ければ薄っぺらだなんてそんなことはない!!」
原作コミック5巻、TVアニメ18話『偽物の絆』に登場した炭治郎の名セリフ。2人の子供が口喧嘩をしていると思ったら、なんとその正体は鬼の兄妹。
しかも仲間であるはずの相手を切りつける場面に遭遇します。仲間同士何をしているのか問う炭次郎に対し、家族のことに口出しをするなと反論されます。それに対して、反抗した炭治郎のセリフがこれです。
炭治郎の名言⑥「善良な鬼と悪い鬼の区別がつかないなら柱なんてやめてしまえ!!」
原作コミック6巻、TVアニメ22話『お館様』に登場。禰豆子を刀で刺して挑発する不死川に対して、怒りが頂点に達した炭治郎は、思い切り頭突きを食らわせます。そして、禰豆子の入った箱を庇って、このセリフを叫びます。
炭治郎の名言⑦「俺を手助けしてくれたアオイさんはもう俺の一部だから。アオイさんの想いは俺が戦いの場に持って行くし」
原作コミック7巻、TVアニメ26話『新たなる任務』に登場。ついに次の任務へ出ようとする炭治郎は、アオイに感謝の言葉を告げに行きます。それに対して、自身は鬼狩りとして戦いに出られなくなってしまったことを負い目に感じていることを話します。それを聞いた炭治郎が返すのがこの言葉です。
炭治郎の名言⑧「頑張れ!!人は心が原動力だから心はどこまでも強くなれる!!」
原作コミック7巻、TVアニメ26話『新たなる任務』に登場。自分の意志で物事を決められないと言うカナヲは、コインを投げて行動を決めていることを明かします。
それに対して炭治郎は、コインを投げて表が出たら、カナヲが心のままに生きると言う賭けをします。そして見事表が出たときに喜んで駆け寄った炭治郎が述べたのがこのセリフです。
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編に登場した炭治郎の名セリフ
「鬼滅の刃」のシリーズでも、特に多くの人が体験するきっかけとなったであろう、初の劇場版、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に登場した印象的なセリフもピックアップしました。
炭治郎の名言⑨「でももう俺は失った!戻ることはできない!」
原作コミック7巻に登場した炭次郎のセリフ。魘夢によって、自分の望んでいる世界の夢に迷い込んでしまった炭治郎ですが、炭治郎はこれが夢だと気づきます。亡き家族、そして禰豆子にさえも呼び止められ、「本当なら」と送れていた平和な日常を思うのですが、現実を受け止め、夢から逃れる決心をします。
炭治郎の名言⑩「言うはず無いだろう、そんなことを、俺の家族が!!」
原作コミック7巻に登場した炭治郎のセリフ。煙霧によって、今度は親しい家族から軽蔑の目を向けられるという悪夢を見せられたシーンで、炭治郎が叫んだ名言です。本来怯ませるために仕掛けた夢だったのですが、炭治郎にとっては怒りが頂点に達するきっかけとなる攻撃となりました。
炭治郎の名言⑪「煉獄さんの方がずっと凄いんだ!!強いんだ!!煉獄さんは負けてない!!誰も死なせなかった!!」
原作コミック8巻に登場した炭治郎のセリフ。煉獄杏寿郎との死闘で致命傷を負った猗窩座は夜明けを間近にして、ついに逃げ出します。敗北を感じる煉獄に対して、懸命に炭治郎は負けていないと訴えかけます。
炭治郎の名言⑫「悔しいなぁ。何か一つできるようになっても、またすぐ目の前に分厚い壁があるんだ。」
原作コミック8巻に登場した炭次郎のセリフ。自らの命と引き換えに、乗客そして炭治郎たちを守り抜いて、死んでしまった煉獄。彼の最期を見届けた上で、自分の未熟さに涙する炭治郎がその思いを吐露する際に登場しました。
漫画『鬼滅の刃』の終盤で登場した炭治郎の名セリフ
現在映像化を果たしているのは『鬼滅の刃』8巻までとなっています。もちろん原作漫画はそれ以降の物語も描かれています。ここからはそんな『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』以降の物語から、漫画の最終巻までに登場した名セリフを紹介します。
炭治郎の名言⑬「選ばれた者でなくとも、力が足りずとも、人にはどうしても退けない時があります。」
原作コミック10巻に登場した炭治郎の心の中の声。上弦の陸・堕姫との戦いの中で炭次郎が心の中で闘志を燃やすシーンに登場しました。自身の痣(あざ)が後天的なものであり、自分が選ばれた側の人間ではないと自覚するのですが、それでも戦うことを決心する熱い場面でした。
炭治郎の名言⑭「失われた命は回帰しない。二度と戻らない。」
原作コミック10巻に登場したセリフ。名言13の直後、上弦の陸・堕姫と対峙した炭治郎が満身創痍になりながらも、敵の足首を手にしながら訴えかけたのがこのセリフです。これに続けて、炭治郎は堕姫になぜ命を踏みつけにするのか。命をなんだと思っているんだと、強く問いかけます。
炭治郎の名言⑮「だからせめて二人だけは、お互いを罵り合ったら駄目だ。」
原作コミック11巻に登場したセリフ。上限の陸である堕姫、そして妓夫太郎をついに倒すことに成功した炭治郎たちでしたが、首だけを残して鬼の二人がまだ言い争いをしているのを発見します。
妓夫太郎が「お前なんか生まれてこなけりゃよかった!」と口走りそうになるのですが、炭治郎はそれを遮り「嘘だよ。本当はそんなこと思ってないよ。全部嘘だよ。仲良くしよう。」と話し、鬼としてしたことを責めながらもこの言葉で兄妹だけでも味方になるように諭します。
炭治郎の名言⑯「人のためにすることは結局、巡り巡って自分のためにもなっているものだし。」
原作コミック12巻に登場。一緒に人探しをしてくれようとする炭治郎に対して、時透は「なんでそんなに人を構うの?君には君のやるべきことがあるんじゃないの?」と問いかけます。しかしそれに対して炭治郎はこのセリフを返して「俺も行こうと思ってたからちょうどいいんだよ」と笑顔を向けます。
炭治郎の名言⑰「強い者は弱い者を助け守る。そして弱い者は強くなり、また自分より弱い者を守る。これが自然の摂理だ。」
原作コミック17巻に登場。術式を展開した猗窩座に対して、迎えうつ炭治郎と義勇。煉獄が死んでよかったと侮辱する猗窩座に対して、怒る炭治郎。弱者に対する扱いがひどい猗窩座に対して「生まれた時は誰もが弱い赤子だ 誰かに助けて貰わなきゃ生きられない お前もそうだよ」と反論します。そして続けてこの名言を放ち、猗窩座に刀を向けます。
炭治郎の名言⑱「一番弱い人が一番可能性をもっているんだよ、玄弥。」
原作コミック20巻に登場。上弦の壱・黒死牟との戦いで大怪我を負い、戦いたくても体が動かない時に、玄弥が思い返すのが炭治郎のこの言葉です。玄弥はこの言葉で勇気を振り絞った上で、さらに炭次郎のアドバイスをヒントに黒死牟に勝つ隙を見出すことになります。
炭治郎の名言⑲「俺たちは仲間だからさ、兄弟みたいなものだからさ、誰かが道を踏み外しそうになったら皆で止めような。」
原作コミック最終巻23巻に登場。倒したと思われた無残が、実は炭治郎の中で生きており、炭治郎が鬼となってしまう窮地に陥ります。周りの人々を殺そうとする炭治郎を止めるべく、伊之助が応戦するシーンで、伊之助が以前炭治郎が二人に語ったこのセリフを思い出すのでした。
炭治郎の名言⑳「みんなに繋いでもらった命で俺たちは一生懸命生きていきます。」
原作コミック最終巻23巻に登場。炭治郎が無惨を倒し、全ての戦いを終えて自分の家へ戻ってきます。無事戦いを終えて、今は亡き家族への祈りを捧げる際に、この言葉を心中で思います。これを思った瞬間、家族が「おかえり」の言葉を返すように感じる感動的なシーンでした。
炭治郎の名言・名シーンまとめ
『鬼滅の刃』の主人公・炭治郎が残してきた数々の名言を一挙に紹介しました。どこまでもまっすぐで真摯な炭次郎の言葉を、日常の随所で思い出し、糧にしていきましょう。