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アメリカの王道青春映画『いまを生きる』の名言に学ぶ生き方とは

アルファ

『いまを生きる』は1989年のアメリカ映画で第62回アカデミー賞を受賞、名優ロビン・ウィリアムズの代表作とも言える青春映画の金字塔。青春映画と言っても暑苦しいスポ根モノではなくちょっと知的で感動的な作品です。

作中に多数出てくる詩の中には生きるヒントが沢山つまっており、ふと、「人生って一体・・・」「何で人は生きるのか?」と立ち止まってしまった方には是非ご覧いただきたい映画となっています。

そんな誰もが認める名作だからこその心に刺さる名言の数々。今回はご紹介したい名言が沢山有るなかでも、選りすぐりの名言11選をご紹介致します。

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あらすじ

時は1959年、バーモント州にある全寮制学院、ウエルトン・アカデミーの新学期に英語教師であるジョン・キーティング(ロビン・ウィリアムズ)が赴任してくる。

キーティングは同校のOBであった。名門校の厳格な規則に縛られ覇気がない生徒達に対し、キーティングは風変わりな授業スタイルで生徒達に、人生を生きるためには「自分らしく、自分で考え行動すること」の重要性を訴える。

キーティングのスタイルは、困惑する生徒達の心を徐々に捉えていった。生徒の一人、ニール・ペリー(ロバート・ショーン・レナ-ド)は古い学生年鑑から学生時代のキーティングが「死せる詩人の会」を主催していたことを知る。ニールは同級生達を誘い、真夜中に寮を抜け出して、洞窟でその「死せる詩人の会」を復活させる。

映画『いまを生きる』名言10選

いまを生きる
出典:IMDb

『いまを生きる』ではアメリカ屈指の名門校に入学し将来を約束され、ただ敷かれたレールに乗り、青春時代をただやり過ごそうとする若者たちに、キーティングが「自分らしく生きる事とは何か」を「詩」を引用しながら教えて行きます。
現代を生きる我々の心にも響く、厳選した名言10選を、解説を踏まえてご紹介して行きます。

【名言①】「諸君、四柱とは何だ?」

オープニング入学式でウェルトン・アカデミーの校長が、学院の教育理念を生徒達に問う台詞です。

生徒達は「伝統、名誉、規律、美徳」と答えます。しかし、入学式が終わり、自分達の部屋に戻った生徒達はまるで合言葉のようにこう言います。「模倣、醜悪、退廃、排泄!!」思春期の若者らしいジョークですね。

【名言②】「地獄学院にようこそ」

いまを生きる
出典:IMDb

生徒のスティーブン・ミークス(アロン・ルジェロ)が、卒業生総代、全米切っての秀才を兄に持つトッド・アンダーソン(イーサン・ホーク)へ皮肉を込めた一言。

そんな凄い兄と同じ学校に入ったら、親の期待、学校の期待、トッドにかかるプレッシャーは相当なものです。ミークスのこの台詞は一見皮肉にも聞こえますが、同時に同情も込められた一言です。地獄学院なんて、気が重くなります。

【名言③】「カーペ・デュアム”今を生きろ”」

いまを生きる
出典:IMDb

キーティングの最初の授業で登場しました。この映画の報題となるキーワードの台詞です。

キーティングは生徒に「処女達へ」と言うタイトルの詩を読ませます。「バラの蕾は早く摘め、時は過ぎゆく。今日咲き誇る花は明日は枯れる」バラの蕾は早く摘め。この言葉をキーティングは「カーペ・デュアム」と言うラテン語に置き換えます。
その意味は「今を生きろ」キーティングは作者の心境を語ります。「我々は死ぬ運命なのだ。ここに居る全員がいつか行きが止まる日が来て冷たくなって死ぬ」と。

誰もが当たり前にわかっている事ですが、つい日常生活を送るにつれて忘れてしまう事でもあります。
人は、命あるものは必ず死にます。いつか死にます。生まれた瞬間から死に向かって歩み始まるのです。ただ、その日がいつ来るのかは誰にもわかりません。

だから、「今を生きろ、今日咲き誇る花も明日は枯れるのだ。枯れてしまう前に早く薔薇の蕾を摘むんだ」と詩を通して今を、今この瞬間を生きる事の大切さを説きます。深い!!

【名言④】「プリチャ-ドよさらばだ!」

詩の理解についての授業中、縦の点数と横の点数で詩を評価するプリチャ-ド博士の分析方法を「クソッタレ」とキーティングは生徒達に教科書のそのページをまるごと破り捨てさせます。そのときにキーティングが放った台詞です。

プリチャ-ドの、詩を数値で計る方法論を否定してはいますが、キーティングが伝えたかったのは「自分で考える事を学びその力をつけろ」と言うこと。方程式は大事だがなぜその方程式でないといけないのか?その、「何故?」を考える事が自分の力で生きてゆく事に繋がります。今のマニュアル社会にも訴える一言です。

【名言⑤】「誰が何と言おうと、言葉や理念は世の中を変えられる」

破り捨てたプリチャ-ドのページをゴミ箱に回収したキーティングがさらに生徒達にそう言いました。

いつの時代も人を支えてきたのは信じられる言葉や理念。言葉、詩を数字に例え、分析するプリチャ-ド博士を敵だとキーティングは言います。より機械的になって行くであろう時代に危惧を抱いていたのかもしれません。言葉の力、暖かみをキーティングは信じている、そんな心が伺える一言です。

【名言⑥】「我々は何故詩を読み、書くのか?それは我々が人間であると言う証なのだ。そして人間は情熱に満ち溢れている」

いまを生きる
出典:IMDb

先程のシーンでの続きで、キーティングが生徒達に語った台詞。
生きてゆく上で、「詩を読み書くこと」と言う行為は必要不可欠な事ではありません。我々は生活をしてゆくために仕事をする、最低限仕事をして最低限生活費を稼いでいれば、生きてゆくことは出来ます。しかしそれだけでは心は満たされません。
キーティングはより人間らしく生きるために、詩は情熱を燃やすための「心の糧」なのだと生徒達に訴えました。

【名言⑦】「何故机の上に居る?物事を常に異なる側面からみつめる為だよ」

いまを生きる
出典:IMDb

授業中、突如教壇の上に立ち生徒にキーティングが問う台詞です。

人間は自分が見える世界や価値観だけで物事を判断しがちです。「違う価値観」は時に悪だとし、排除しようとしてしまいます。しかし、それでは同じものしか見えてこないし考え方も偏ります。教壇の上に生徒を立たせ違う景色を見せることで、色んな方向から物事を捉え、見極め考えると言うことをキーティングは伝えようとしたんでしょう。
これだけグローバルになった現在。片寄った考え、偏見はなるべく持たないようにしたいものです。




【名言⑧】「真実は足がはみ出る毛布の様だって。必死で引っ張っても足りない、体を覆ってくれない、生まれた瞬間から死ぬまで、嘆き悲しむ我々の顔しか隠せない」

自分達の考えたオリジナルの詩を授業で発表することに。トッドは優秀な兄を持ったばかりに自分に自信を持てず、劣等感に押し潰されそうになっていました。そんな状況で詩を考える余裕なんてありません。キーティングは「君にだって素晴らしい何かがある」とトッドの何かを引き出そうとします。

心の中にくすぶっているモノを雄叫びで引き出そうと煽ると、トッドの中から思いもよらぬ芸術的な詩が生まれ出てきました。真実はどんなに隠そうとしても、すべてを覆い隠すことは出来ないのです。
「頭隠して尻隠さず」ではありませんが、毛布に例えて表現するなんて、トッドの詩人としての才能が爆発してますね!

【名言⑨】「君らの歩き方を見つけろ。自分だけの歩み、自分だけの方角を。立派でも愚かでも構わん。さあ、この中庭は君らのものだ」

中庭での授業中、中庭を歩く生徒達三人。最初はぎこちなく歩いているが、他の生徒達の手拍子も手助けして、三人の足並みが揃って行きます。それを制止して、キーティングが生徒達に言った台詞。

集団にいると、つい足並みをそろえ、同調し、和を乱さないように行動しようとしてしまいます。それが良しとされてきたし、そう教わってきたのも事実です。悪いことではないのですが、本当は人それぞれに歩き方があり、それぞれのペース、向かう方向があります。

無理に歩を会わせようとせず、「自分の歩き方で好きな方向に人目を気にせず好きに歩け」とキーティングは言います。それは自分の生き方で生きろとそれが立派でも愚かでもいい、生きることが素晴らしいことなのだ。と言っているようにも感じられます。

【名言⑩】「歩かないのも自由です」

上記の中庭でのシーンで、皆が素直に歩いているのに対し、チャーリー・ダルトン(ゲイル・ハンセン)は壁にもたれたまま、「君も一緒に・・・」と言うキーティングに対してチャーリーが言った台詞。

「全くその通り、流れに逆らえ」とキーティングは補足します。人生何をするにもそれを選ぶのは「自分」だ例え誰かにアドバイスをされようと、命令されようとも、それを受け入れるのか、受け入れないのか、選ぶのは自分です。

「選ぶことが出来る」と言うことは即ち「自由である」と言うことなのです。チャーリーは反抗しているわけではない、キーティングもそれをわかっています。シンプルだがお互いへのリスペクトが感じられる名言でもあります。

【名言⑪】「おお、船長、我が船長よ!!」

映画の序盤、キーティングのはじめての授業シーン。上記の台詞は「リンカーンに捧ぐ、ホイットニーの詩」とキーティングが説明し、キーティングが「キーティングでも、おお船長、我が船長!!でも好きなように呼んでいいぞ」と生徒達に言います。

そして物語のクライマックス、とある事件で学校を出て行くことを余儀なくされたキーティングに別れ際に生徒達が言う台詞でもあります。序盤では大した意味を感じなかったこの台詞がまさか感動的な役割を果たすとは!クライマックスでどのような役割を果たしているかは、是非映画をご覧になって見てください!

まとめ

キーティングの言葉や教えは現代の世の中にも必要な根本的な生き方、心の在り方を語っています。
約二時間の中にそんなキーワードが沢山散りばめられている生き方のバイブルの様な映画です。若い生徒達の素直で爽やかな演技や美しい背景、所々で聞こえるバグパイプのメロディーが穏やかな気持ちにさせてくれます。

あなたが歩む人生で立ち止まってしまったとき、暗闇に迷ってしまった時、その時は映画の中の生徒達の様に「カーペ・ディアム(今を生きろ)」と唱えてみてください。きっとそのときに必要な発見を、この映画は与えてくれるでしょう。

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この記事を書いた人
アルファ
アルファ

滋賀県在住、高卒から映画ひとっとび専属ライターになりました。 親の影響で映画が好きになり、特にアクション系が大好き。 特にトム・クルーズとキアヌ・リーブスは私のマイヒーローです!