【厳選】ジョージ・ミラー監督のおすすめ映画!『マッドマックス』シリーズ他

2015年公開された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。日本でも社会現象と言える程の大ヒットとなりました。『マッドマックス』シリーズで殺伐とした世界を表現したジョージ・ミラー監督。暴力的な作品を得意としていると思われるかもしれませんが、ファミリー映画も製作しているのです。
そんなジョージ・ミラー監督の魅力を作品を通してご紹介していきます!

ジョージ・ミラーってどんな監督?


出典:『マッドマックス』公式facebook

1945年3月3日オーストラリアのクイーンズランド州で生まれ育ちました。医科大学に進学しましたが、製作した短編映画がコンクールでグランプリを獲得します!これがプロデューサーのバイロン・ケネディとの出会いでした。その後テレビ・映画業界で働くことになります。短編映画の製作を経て、映画監督デビュー作『マッドマックス』を世に送り出しました
この『マッドマックス』が大成功!これをきっかけにハリウッドへ進出しました。プロデューサー・脚本家として幅広く活躍します。監督としては『イーストウィックの魔女たち』でホラーコメディを、『ロレンツォのオイル/命の詩』でヒューマンドラマを、そして『ベイブ/都会へ行く』や『ハッピーフィート』シリーズでファミリー映画を手がけてきました。

ジョージ・ミラー監督のオススメ映画!

『マッドマックス』シリーズの印象が強い監督です。しかし、ハートフルなジャンルでもヒット作を生み出してきた監督でもあります。ジャンルとしては正反対ですが、共通していることがあるのです。それは「同じ舞台で様々な世界を創造する」こと!
マッドマックスでは荒れ果てた世界で、人間たちはそれぞれの倫理感やルールで町を作っています。ここでは経済の町が……ここでは原始的な子どもの村が……と同じ地球でも全く違う発展をしています。また、『ハッピーフィート』ではペンギンの種類によって群れの考え方が違います。
このように、ジョージ・ミラー監督は一つの世界で多様な生き方を見せるのが得意な監督なのです!
そんなジョージ・ミラー監督の魅力的な世界の7作品をご紹介します。

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1. マッドマックス

映画『マッドマックス』
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

舞台は近未来のオーストラリア政府の機能が低下しており、荒れ果てている。そのせいで凶悪犯罪も増加していた。そんな世界でマックス(メル・ギブソン)は警察官として暴走族を取り締まっている
ある時、暴走族で警察官殺しとして悪名高いナイトライダー(ヴィンス・ギル)を追っていたマックス。ナイトライダーはついに運転を誤り死んでしまった。ナイトライダーの友人、トーカッター(ヒュー・キース・バーン)は警察官たちへの復讐を誓う……

ジョージ・ミラー監督『マッドマックス』のトリビア


出典:『マッドマックス』公式facebook

・ジョージ・ミラー監督は本作製作資金のために、緊急治療室で医者として働いていた!
・たった12週間で撮影された!
・しかも3万5千ドルという低予算で製作された
・低予算ゆえに、エキストラへの支払いはビールだったとか!

ジョージ・ミラー作品のみどころ!

初監督作品!これがデビュー作?と疑ってしまう程独創的で仕上がった世界です
似ているようで似ていない世界。どんなに平和なシーンでも漂う不安な感覚。治安の悪さを映すのではなく空気として匂わせているのです!ジョージ・ミラーの間違いない才能を感じる事が出来る作品です。

ファンの多くが熱中するシーンは何と言っても車やバイクのスタントシーンでしょう。特にトラックを使った爆発シーンのハラハラ、バイクが飛ぶ衝撃のシーンは息をのみます。このあまりに過激なバイクスタントのせいでスタントマンの死亡説まで流れました(実際は死者は出ていません。死亡したと噂されていたスタントマン、デイル・ベンチ氏は2015年日本のマッドマックスイベントに登場して元気な姿を見せてくれました!)
低予算で製作された本作。車の衝突の瞬間に目をアップにしたり、死体を見た衝撃的な瞬間をカメラの効果で表したり、と予算を抑えつつ上手く表現しています。制限のある中でこれだけの作品を製作するのはさすがジョージ・ミラー監督です!

基本情報

上映時間:93分
監督  :ジョージ・ミラー
出演者 :メル・ギブソン、ジョアン・サミュエル
受賞歴 :
・オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞 作曲賞 録音賞 編集賞
・アヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭 特別賞
公開日 :1979年4月12日(オーストラリア)1979年12月15日(日本)

2. マッドマックス2

映画『マッドマックス2』
出典:映画『マッドマックス2』公式サイト

出典:映画『マッドマックス2』予告編

あらすじ

前作『マッドマックス』の後、世界は核戦争により荒廃していた国の機能は完全に失い、文明らしい文明もなくなっている。そんな中、マックス(メル・ギブソン)は荒野を車で走っていた。
ある日、荒野の真ん中で石油精製所を見つけた。どうやって襲撃しようか考えているうちに、精製所から出てくる車が暴走族に襲われる現場を目撃してしまった。何人かはそのまま暴走族に連れ去られてしまったが、一人は重症の傷を負わされ放置されている。マックスは彼を背負い石油精製所に運ぶことに。
これをきっかけにマックスは石油精製所と暴走族との戦いに巻き込まれる……

ジョージ・ミラー監督『マッドマックス2』のトリビア


出典:『マッドマックス』公式facebook

・メル・ギブソンのセリフは台本の中に16行しかなかった!しかもそのうち2行は「おれはガソリンのために来た」だった
・オーストラリアのブロークンヒルで撮影された本作。「雨が降らないから」というのもここで撮影された要因だったが、撮影時4年以上ぶりに降水。おかげで1週間以上撮影がストップしてしまった。
・まだメル・ギブソンの知名度が低いと判断され、予告編ではチェイスシーン等を中心に編集されている。
・80台以上改造車が作られたが、半分は撮影で破壊されている。

ジョージ・ミラー作品のみどころ!

前作よりさらに荒廃した世界で走るマックス。歓迎されても一か所に居続けることはありません。家族を失った癒えない悲しみが彼を走らせるのです。無謀な行動も自分の死に場所を探しているように見えて悲しいですね……

本作では大きく分けて2つのチームが出てきます。ヒューマンガスひきいる暴走族と石油精製所で暮らす人々です。ヒューマンガスたちは暴力的で秩序がないように見えます。しかし、まずは話をしようとします。結局は脅しですが、暴力でしか解決できないこの世界では常識です。しかも、部下の恋人がやられても、部下を抑えつけその場で戦争を始めようとはしません。彼らなりの流儀が見えて面白い場面です!

石油精製所では、「仲間は家族だ見捨てない」という熱いシーンがあります。その一方「疑わしきは罰する」なんて野蛮な展開もあります。どちらも野蛮なようで秩序があり、秩序があるようで野蛮なのです。この世界のバランス感覚はジョージ・ミラー作品だからこそと言えます

基本情報

上映時間:95分
監督:ジョージ・ミラー
出演者:メル・ギブソン、ブルース・スペンス
受賞歴:
・サターン賞サターンインターナショナル映画賞
・オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞監督賞
公開日:1981年12月24日(オーストラリア)1981年12月26日(日本)

3. トワイライトゾーン/超次元の体験

映画『トワイライトゾーン/超次元の体験』

出典:映画『トワイライトゾーン/超次元の体験』公式サイト

出典:映画『トワイライトゾーン/超次元の体験』予告編

あらすじ

4人の監督がそれぞれ1エピソードを担当して作られたオムニバス作品
夜中、車が1台走っている。乗っているのは2人の男(ダン・エイクロイド、アルバート・ブルックス)。景色も変わり映えなく退屈していた。すると1人がある話題を持ちかける。本当に怖いものを見たくないか?」と。

ジョージ・ミラー監督『トワイライトゾーン/超次元の体験』のトリビア

・1話目のラストは、「主人公がベトナムの子ども2人を助けて、改心する」ラストだった。しかし、ヘリコプターが落下する事故によって主人公役のヴィック・モローと子役2名が巻き込まれて亡くなってしまう。そのため、本作のラストが採用された。
・続編として別の監督たちでのアンソロジーも計画されていたが、この事故も一因となり計画は白紙となった。
・スティーブン・スピルバーグは事故の影響を考え、自分のパートをたった6日で撮影を終えた。
・ジョージ・ミラーの監督したエピソードの題名は『2万フィートの戦慄』。しかし、劇中では「3万5千フィートで移動中……」とのアナウンスが流れる。

ジョージ・ミラー作品のみどころ!

テレビドラマでのシリーズが有名な『トワイライトゾーン』。日本でいうところのドラマ『世にも奇妙な物語』のようなシリーズです。

本作は4つのエピソードからなるオムニバス映画となっています。1話目は映画『星の王子 ニューヨークへ行く』でも有名なジョン・ランディスが監督。2話目は若き日のスティーブン・スピルバーグ。3話目は『グレムリン』シリーズのジョー・ダンテ。そして4話目はジョージ・ミラーが監督をしています。このように、当時の期待の新人監督で製作された贅沢な映画です!

ジョージ・ミラーが監督した4話目は飛行機の中という密室が舞台です。密室がゆえに続く緊張感はたまりません。主人公ジョンを演じるジョン・リスゴーの演技は、見ているこっちがパニックになりそうな程の熱演です!本当か嘘か何を信じたら良いのか分からないジョージ・ミラーの演出も組み合わさり最高のパニック映画になっています!
ほかのエピソードも不思議で、ゾッとして、でも感動もする作品です。1エピソードの時間も短めなので、気軽に見てみてください!

基本情報

上映時間:101分
監督:ジョン・ランディス、スティーブン・スピルバーグ、ジョー・ダンテ、ジョージ・ミラー
出演者:ヴィック・モロー、スキャットマン・クローザース 他
受賞歴:サターン賞サターン助演男優賞
公開日:1983年6月24日(アメリカ)1984年2月18日(日本)

4. マッドマックス/サンダードーム

映画『マッドマックス/サンダードーム』
出典:映画『マッドマックス/サンダードーム』公式サイト

出典:映画『マッドマックス/サンダードーム』予告編

あらすじ

前作『マッドマックス2』からさらに数年たった世界。
マックス(メル・ギブソン)はバータータウンという街に行き着いた。物々交換を行える経済の街であり、独自のエネルギー源により発展をしている街だ。この街のリーダー、アウンティ(ティナ・ターナー)。彼女はマックスにある取引をもちかける。「この街の別のリーダー、マスター(アンジェロ・ロシット)ブラスター(ポール・ラーソン)を殺してほしい」と……。

ジョージ・ミラー監督『マッドマックス/サンダードーム』のトリビア


出典:『マッドマックス』公式facebook

・ジョージ・ミラーのデビュー時からの友人でもあったプロデューサー、バイロン・ケネディ。彼は本作のロケ地偵察中、ヘリコプターの墜落事故で亡くなった。エンドロールの「バイロンに捧ぐ」は彼のことである。
・600頭もの豚が出てくる本作。これだけの頭数を購入すると、市場に影響がでる可能性があった。そのため、購入せず養豚場からレンタルしていた。
・子役は2ヵ月かけて、狩りや武器の使い方等を学んでいる。
・マックスが妻を思い出して泣くシーンがあったがカットされてしまった。

ジョージ・ミラー作品のみどころ!

またまた『マッドマックス』の世界です!
本作でも2つの世界が出てきます。1つはバータータウン。経済が成り立っている街です。豚のフンのメタンガスで成長しているこの街は、もはや「国」と言えます。この国独自の倫理感と法律があるのですそして今の私たちの世界のように、リーダーたちには表に見せる顔があります。そして、表立っては出来ない裏の顔も……。考え方は違っていても現代の私たちに通ずるものがあります

もう1つの世界は、子どもだけしかいない原始的な村です。家族のような集団で、過去の人類のモノから学んで希望を見出しています。過去のことを語ってくれる大人がいないせいで、知識が全くありません。そのため、過去を崇拝しているのです。
バータータウンは知識が伝承された世界です。現実的で殺伐としています。子どもたちの原始的な村は知識が伝承されなかった世界です。信仰に生き、仲間を見捨てません。この2つは本当に対照的です。どちらが豊かな世界なのか……あなたはどちらを選びますか?

基本情報

上映時間:107分
監督:ジョージ・ミラー、ジョージ・オギルヴィー
出演者:メル・ギブソン、ティナ・ターナー 他
受賞歴:NAACPイメージ・アワード 主演女優賞
公開日:1985年7月10日(アメリカ)1985年6月29日(日本)

5. ベイブ/都会へ行く

映画『ベイブ/都会へ行く』
出典:映画『ベイブ/都会へ行く』Facebook

あらすじ

牧羊「豚」として活躍した賢い子ブタ、ベイブ(エリザベス・デイリー)相変わらず牧場で平和に暮らしていた。
しかし、ある日ベイブの不注意と不幸が重なり、大黒柱の主人アーサー(ジェームズ・クロムウェル)が大怪我を負ってしまう。さらに間が悪い事に銀行からの返済の催促まで……。このままでは牧場を売り払わなければならない
絶対絶命のその時、アーサーの妻エズメ(マグダ・ズバンスキー)はベイブのイベント出演依頼の手紙を見つけた。エズメとベイブは都会へと出発する!

ジョージ・ミラー監督『ベイブ/都会へ行く』のトリビア

・動物たちのホテルの窓からは、エッフェル塔やオペラハウス、ビッグベン、自由の女神等様々な町のランドマークが見える!

ジョージ・ミラー作品のみどころ!

舞台は前作の『ベイブ』と打って変わって大都会です。動物たちもサルに金魚にと種類も様々になりました。この都会に住む動物たちは個人主義です。外で誰かが困っていても知らんぷり。人間たちもガラが悪くて殺伐としています。ハートフルなドタバタ劇が繰り広げられますが、治安の悪さはファミリー映画版マッドマックス」と言えそうです。

対となるのは平和な田舎から来たベイブです。例え自分をボコボコにしに来た相手にだって手を差し伸べるブタに癒されます!

基本情報

上映時間:97分
監督:ジョージ・ミラー
出演者:マグダ・ズバンスキー、エリザベス・デイリー 他
受賞歴:ヤングスター賞Best Performance in a Voice Over Talent部門
公開日:1998年12月10日(オーストラリア)1999年3月6日(日本)

6. ハッピーフィート

映画『ハッピーフィート』
出典:映画『ハッピーフィート』公式サイト

出典:映画『ハッピーフィート』予告編

あらすじ

コウテイペンギンたちは歌で愛を伝えあっているその歌は心から出てくるもので、歌が共鳴しあうことでカップルになるのだ。
美しい歌声のカップル、メンフィス(ヒュー・ジャックマン)とノーマ(ニコール・キッドマン)の子どもも当然歌が上手……だと思われていた。2人の子どもマンブル(イライジャ・ウッド)は全く歌が歌えないその代り彼にはダンスがあった

ジョージ・ミラー監督『ハッピーフィート』のトリビア

・歌手プリンスは当初「キス」の楽曲提供を拒否していたが、本編映像を観て楽曲の使用を許可した。さらに、エンドロール用にオリジナル楽曲を書き下ろした!
・ニコール・キッドマンの初声優作品!
・グロリア役にはキャメロン・ディアスの起用が考えられていた。

ジョージ・ミラー作品のみどころ!

ペンギンたちの踊りが可愛い!大人のコウテイペンギンたちは手足が長く(?)て堂々としていて格好良いですし女性はセクシーです。そして子どもペンギンやアデリーペンギンたちは手足が短くて何とも言えない可愛さがあります。それに歌!ロビン・ウィリアムズやヒュー・ジャックマン、ニコール・キッドマンなど名俳優たちの美声は聞き逃せません。

本作でジョージ・ミラーが描いたのは動物たちの世界」。『ベイブ/都会へ行く』と違うのは人間と関係なしに彼らの世界が出来上がっていることです。群れの輪を乱すことは許さない保守的なコウテイペンギンの世界。歌や踊りと関係ない、小石が全てのイワトビペンギンの世界。他にも肉食のカモメたちも出てきます。独自の文化があるものの、他の文化を認めているようです。自然の厳しさや死と隣り合わせの生活で、構ってられないとも言えそうですが……。
ただの娯楽映画だと思ってたら人間のエゴへの皮肉もスパイスとして入っているのがジョージ・ミラー監督らしいです!

基本情報

上映時間:108分
監督:ジョージ・ミラー
出演者:イライジャ・ウッド、ロビン・ウィリアムズ、ヒュー・ジャックマン他
受賞歴:
・アカデミー賞長編アニメ映画賞
・ゴールデングローブ賞主題歌賞等
公開日:2006年11月17日(アメリカ)2007年3月17日(日本)

7. マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
出典:映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』公式サイト

出典:映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』予告編

あらすじ

核戦争によって荒廃した世界でマックス(トム・ハーディ)は車を走らせ続けていた。
ある時マックスはウォーボーイズに襲われてしまう。ウォーボーイズは、イモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)という人物の作った街シタデルの軍隊だ。マックスはシタデルに連れてこられ、生きた血液袋としてウォーボーイズの車につながれてしまった。
一方ウォーボーイズの大隊長のフュリオサ(シャーリーズ・セロン)はイモータン・ジョーに幽閉されている女性を助ける為ため反乱を企てていた……

ジョージ・ミラー監督『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のトリビア

・景観や義肢の加工にCGIが使われているが、全体の80%は特殊メイクやスタントでの「実写」にこだわっている。
・炎が出るギターは62㎏もの重さがあり、実際に炎が出る!
・本作のマックス役のトム・ハーディが着用しているジャケット。前作までマックスを演じていたメル・ギブソンが着用していたジャケットのレプリカ。
・撮影場所となるはずだったオーストラリアのブロークンヒルは、大雨の影響で緑化が進み「荒野」とは呼べなくなってしまった。そのため、アフリカのナミビアで撮影された。

ジョージ・ミラー作品のみどころ!

本作で印象的なのはイモータン・ジョーの世界ではないでしょうか。特にジョーを信仰するウォーボーイズたちが特徴的です。行動も口調も考え方も暴力的なウォーボーイズ。しかし、彼らは根っからの悪という訳ではありません。子どものように純粋な存在なのです。彼らはイモータン・ジョーにとても忠実に働きます。本当の親のように愛しており、教祖としても崇めているのです。彼ら自身が短命であることもあってか、死に意味や価値を見出しています。あらゆる物事に何の疑いも持たないという点でも「子どものように純粋で残酷な者たち」です。彼らの儚さと健気さと強さに夢中になった人も多いのではないでしょうか。

女性たちの強さも忘れられません。一人、二人強い女性が出てくるのではなく、出てくる女性全員が強いのです。ウォーボーイズとは違い、自分で考え自立しようとしています。簡単に命を手放そうとしないのもウォーボーイズとは対照的です
イモータン・ジョーもウォーボーイズも女性たちも、誰もが皆この世界で生き抜く為ために行動しています。そこには善も悪もありません。強いて言うなら、「自分が善で敵が悪」。自分の善の為に戦う彼らが尊く格好良い作品です。V8!

基本情報

上映時間:120分
監督:ジョージ・ミラー
出演者:トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト 他
受賞歴:
・アカデミー賞編集賞・衣装デザイン賞・音響編集賞等5部門
・ロサンゼルス映画批評家協会賞監督賞・撮影賞・美術賞等
公開日:2015年5月15日(アメリカ)2015年6月20日(日本)

まとめ

ジョージ・ミラー監督作品をご紹介しました。
今回あげたように、単発の作品よりも続編を製作することが多い監督です。どの続編も前作までのファンを満足させるだけでなく初めて見る人も置いてけぼりにすることはありません続編であっても、一つの作品としても成り立っているのです。
だからこそ、監督の作品はシリーズを追う毎に魅力が増すのかもしれません。ぜひ、ジョージ・ミラー監督の「世界」に浸ってみてください!

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