20年以上愛される超名作ディズニー映画『アラジン』の名言紹介!
1992年に公開されて以来、30年「映像美」と「思わず口ずさみたくなるメロディー」が愛され続けている超人気アニメーション『アラジン』!
2019年6月には遂に日本でも実写版アラジンが公開され、おさらいとしてアニメを見返す方も多いのではないでしょうか?今回は、そんな方のために劇中から抜粋した名言を解説していきます!
目次
あらすじ
食べ物を手に入れるのにも苦労する程貧乏な暮らしをする青年アラジンは、怪しい老人に頼まれ魔法のランプを取りに洞窟へ向かったが、帰路の途中洞窟から出られなくなってしまった。
思わず手に取ったランプの文字を読む為に擦ってみると、なんとランプの精霊であるというジーニーが現れ3つの願いを叶えるという。
映画「アラジン」の名言・名台詞
20年以上愛される不動の名作映画「アラジン」の、劇中の名言をご紹介します。
主人公アラジンの純粋で勇敢な名言や、愉快で楽しげなランプの精霊ジーニーが発した”意外な一面を表す名言”など、解説も含めながらご紹介していきます!
【名言①】「そのありふれた外観にだまされてはいけない。他の多くのものと同じように、それは外にあるものではなく内にあるものが重要なのだ。」
原文:「Do not be fooled by its commonplace appearance. Like so many things it is not what is outside, but what is inside that counts.」
冒頭で怪しいアラブの商人が発するセリフです。古びたランプを手にして、「ただの古いランプ」などでは無く、実は特別な魔法のランプであることを示唆しています。
更に、主人公であるアラジンはこの後のシーンで登場するのですが、このセリフはアラジンがランプを手にする事のできる未来を示唆するセリフでもあります。貧しく「ドブネズミ」とまで言われるアラジンですが、本当は誰よりも清らかで勇敢な心の持ち主。”外見”や”地位”などではなく”内面”が美しいものこそが、ランプを手にするのにふさわしいと認められるのです。
【名言②】「でも覚えておけ、自分らしくな!」
原文:「“But remember, bee yourself.”」
アラジンが魔法の絨毯に乗ってジャスミンの宮殿のバルコニーに登場するシーンで、ジーニーがアラジンを勇気付けるために言うセリフです。
アラジンの魔法で王子様になりきりジャスミンにアピールするも、婚約の申し込みにうんざりしているジャスミンは怒って部屋へ帰ってしまいそうになります。
そんな時、ジーニーは蜂に扮しその場に紛れ、アラジンに「王子のフリして無理をせず、アラジンはアラジンらしく振る舞え。」という思いを込めてこのセリフを言います。原文を見ると、「”Be yourself”」を「”Bee(蜂) yourself”」というようにもじっています。いつでもユーモアたっぷりにアラジンを勇気付けるジーニーの優しさがにじみ出ているセリフですね。
【名言③】「もし私が結婚するなら、愛のためにしたいわ。」
原文:「”If I do marry, I want it to be for love.”」
大王国の王女ということで、婚約の申し込みに来る他国の王子に飽き飽きしていたジャスミンが発するセリフ。国の権力や財力、地位のためにと擦り寄って来る男性に嫌気がさしています。お城に閉じ込められ自由のないジャスミンは、自分の知らない相手がこれらの目的のために申し込んできた相手と結婚することに心底抵抗しています。
ジャスミンが本当に求めているのはお金や権力ではなく心からの愛であり、それを与えてくれる相手と結婚したい、という純粋な女性心を表しているセリフです。
【名言④】「僕を信じろ」
原文:「“Do you trust me?”」
「魔法の絨毯に乗って空を飛んでみよう」と言うアラジンの誘いに対し不安げなジャスミンに、アラジンが発したセリフです。
このセリフがきっかけで、ジャスミンはアラジンを信じて自分の知らない世界へ冒険しようと一歩踏み出します。お城に閉じ込められ外の世界を知らなかったジャスミンに、自由に冒険をしてみようとアラジンが手を差し伸べるのです。
このセリフの後に、あの有名曲である”Whole new world”に合わせながら、二人の自由な空の旅が始まります。
こちらは実写版の曲ですが、「一度は聞いたことがある!」という方も多いのではないでしょうか?
【名言⑤】「一瞬一瞬が、記念日のよう」
原文:「“Every moment red-letter.”」
”Whole new world”の歌詞の一部として使われているセリフです。魔法の絨毯に乗って、アラジンとジャスミンは全く知らなかった世界へと一緒に旅をします。裕福だけれどお城に毎日閉じ込められ息苦しい日々を送っていたジャスミンと、貧しいけれどなににも縛られず自由に暮らしてきたアラジン。この二人が、新しい世界への旅を通して心を通わせます。
このセリフは、日本語訳では直訳こそされなかったものの、「星の海を、どうぞこのまま」という歌詞に置き換えられ、永遠にこの自由で新鮮な世界に浸っていたいという、ジャスミンの心境を表しています。
【名言⑥】「最後に自分の心に素直になったのはいつ?」
原文:「“When did you last let your heart decide?”」
こちらも、”Whole new world”劇中歌です。王宮に閉じ込められ行きたいところにも行けないジャスミンに対し、アラジンが「僕ならあたらしい世界を見せてあげられるよ」と魔法の絨毯に乗って旅をします。
私たちの日常にも言い換えられることではないでしょうか?何かと理由をつけて、やりたいことへの挑戦を諦めている自分が最後に”素直”になったのはいつだろうか、ぜひ問いかけてみてください。
自分に素直になった時、きっとジャスミンと同じように自分の知らなかった世界が見えてくるかもしれません!
【名言⑦】「誰がなんて言おうと、君はいつも僕の王子様だ。」
原文:「“No matter what anybody says you’ll always be a prince to me.”」
ランプからの魔法が解け、自由になったジーニーがアラジンにお別れを告げるシーンです。
アラジンはジーニーを自由にするよう3つ目のお願い事を使い、ジーニーは最大の夢であった「自由」を手にします。
魔法が解け、もう王子様ではなくなってしまったアラジンに対し「自分に自由をくれたお前は、僕にとって一生の恩人であり王子だ」とこのセリフを伝えます。これも「見た目や地位ではなく、ありのままの内面が美しい事の方が大切」というのを示唆していますよね。
ジャスミンに振り向いてもらう為、一度は「なんでも叶う3つの願い事は全て自分の為に使う」と欲にまみれた心に染まりそうになってしまったアラジンも、最後には友であるジーニーの為に、残っていた”最後のお願い”を使うのです。ジーニーとアラジンの友情に、思わず涙してしまう感動の名シーンです!
まとめ
現代にも残る名作長編アニメーションは、音楽や映像だけでなく、セリフにも深みがありキャラクターの良さを引き出すものばかりでしたね。
今回の解説を思い出しながら映画のストーリーをさらに掘り下げて見てみてくださいね。
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