【英語付き】映画『シザーハンズ』の感動する名言10選をご紹介!

 

1990年アメリカで公開されたファンタジー映画『シザーハンズ』。両手がハサミの人造人間・エドワードが人間達の生活に混ざり、ある一人の少女と恋に落ちる物語です。ティム・バートン監督が織りなすダークファンタジーの要素がたっぷりで、どこか切なさを覚えるストーリーは多くの人の心をつかみました。ティム・バートン監督がジョニー・デップを初めて起用した記念すべき作品で、以降ティム・バートン=ジョニー・デップの等式が成り立つほど、彼の制作する映画の常連俳優となっています!

興行収入は総額8600万ドル。1991年にはヒューゴー賞 映像部門を、1992年には英国アカデミー賞プロダクションデザイン賞を受賞。ティム・バートン自身が10代の頃孤独な経験をしたことが本作のヒントとなっているのだとか。城で暮らすエドワードを見れば、その意味も納得できるかもしれません。

物悲しいけれど美しさを覚える、ふとした時に観返したくなる作品です。特にクリスマスのシーンがありますから、冬が近づくと観たくなる!という声もあるでしょう。人造人間の生活、そして人間との恋の中でどんな言葉・名言が飛び出すのでしょうか?印象に残るセリフたちをご紹介致します。

『シザーハンズ』のあらすじ

20世紀フォックスホームエンターテイメント公式YouTube

たくさんの雪が降る、ある夜のこと。孫娘がおばあさんに「どうして雪は降るのか」という質問を投げかけます。おばあさんは窓の外に見えるお城に目をやり、彼女に昔話を始めました。

昔、山の上にあるお城には発明家のおじいさんが住んでいたそう。彼は手がハサミの完璧な人造人間をつくり上げ、手以外は何も人間と変わらないものでした。しかし発明家は老衰で死んでしまい、人造人間のエドワード(ジョニー・デップ)は一人でお城に取り残されていたのです。

街の住宅街では主婦のペグ(ダイアン・ウィースト)が化粧品の訪問販売をしていましたが、なかなか売れません。困り果てた末に彼女が見つけたのは山の上のお城。とにかくモノを売らなくてはならないので、車を走らせて目的地へ向かうこととしました。

お城は少し不気味な雰囲気でしたが、庭はとても丁寧に手入れされており。ペグはその美しさに圧倒されます。どんどん中へ入っていくと、屋敷で一人暮らすエドワードと出会います。心優しい性格のペグは一人で暮らす彼を不憫に思い、家へ連れて帰ってきてしまいました。手がハサミであることに大きく驚くこともなく、すぐに彼女はエドワードを受け入れます。

彼自身も城から出たことがないため、街の雰囲気は新鮮です。彼の家族や近所の人々も最初はハサミにびっくりしていましたが、興味津々。すぐにエドワードは城の外の世界へ馴染みました。そしてキャンプから帰ってきたペグの娘・キムと出会うのですが……。

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『シザーハンズ』の印象的な名言・名セリフ

ハサミの手を持ったエドワード。最初はそれが人々の興味・関心を誘い、メディアに取り上げられるなど”時の人”となります。庭のお手入れをしたり、髪の毛をカットしたり、彼を好む人が増えていくのですが…プラスになっていた要素が、いずれマイナスになってしまう出来事が発生。

彼の鋭いハサミは人を傷つけ、愛する人を自ら抱きしめることもできないのです。人と少し違うだけで疑いをかけられ、理解をしてもらえなくなる……そんな切ない展開に思わず涙が流れてしまうはず。メッセージ性の強い本作から、印象的な名言・名セリフをピックアップしました。どれも心に響くものばかりなので、ぜひご覧ください。

【名言①】「僕は未完成なんだ」

シザーハンズ エド
映画『シザーハンズ』公式Facebook

原文「I am not complete.」

エドワードがポツリと発したセリフです。本当は発明家のおじいさんは彼のために義手を作っていました。しかしそれを彼に見せた瞬間、発作を起こして死んでしまいます。義手をはめてもらえなかったエドワード、おじいさんが倒れていくと共にそれさえも壊してしまい……。結果的に手は、ハサミのままだったのです。

屋敷で独りぼっちに、そして手はハサミのまま。脳も体も、心でさえ人間と同じなのに、手だけが違う。そんな自分自身を見つめて「未完成」という言葉が出たのでしょう。彼のもどかしさが伝わってくる一言ですね。

【名言②】「街の生活で得たものは?」「いい友達です」

シザーハンズ ハサミ
映画『シザーハンズ』公式Facebook

ご近所さんやペグ一家に歓迎してもらったエドワードは、ハサミを活かして庭の手入れや髪の毛のカット、ペットのトリミングを依頼されます。それがすっかり評判となり、遂にメディアへ出演。その時に観覧客から質問されたことに対して、「友達ができた」と笑顔で回答していました。

おじいさん意外とは今まで交流がなかったでしょうから、街に来て友達ができたことが嬉しかったのでしょう。堂々と答えている姿に思わずこちらの顔もほころんでしまいます。

【名言③】「どうであろうと、エドワードは特別な存在です。」

シザーハンズ ペグ
映画『シザーハンズ』公式Facebook

原文「No matter what, Edward will always be special.」

こちらもメディア出演を果たした際に、観覧客の質問へ回答した時のこと。お客もエドワードに興味津々、中には「良い整形外科医を紹介する」という意見もありました。それに続けて「整形を受けてしまったら特別な人じゃなくなる。もてはやしてもらえなくなるわ」と心無い言葉を投げる女性も。

それに対しペグは「いつも特別な友人だから」とすぐに答えたのです。エドワードを可哀そうに思っているわけでも、面白がっているわけでもない。彼は彼だから私の友人なのだという、ペグの思いが詰まっていますね。この回答にはエドワードも嬉しそうな表情を浮かべていました。

【名言④】「あれは手なのよ」

シザーハンズ ハサミ
映画『シザーハンズ』公式Facebook

この街のご近所に住む奥様達は、噂話が大好き!エドワードが家にやってきた時も大騒ぎをして「彼を見せてよ」とペグにせがみました。興味津々ながら最初はウェルカムモードだった奥様達。エドワードが警察に囲まれた時も「あれは凶器じゃない、手だ」と彼をかばっていました。

ですがこの後から展開の雲行きは怪しくなっていきます。このご近所さん達の存在は「大勢に流される」という人々の様を現わしているように思えました。あなたの目には彼女らがどう映りましたか?

【名言⑤】「彼は極めて想像力豊かな――人物だ」

シザーハンズ 庭
映画『シザーハンズ』公式Facebook

エドワードがジムの計画により捕まってしまい、弁護士がつくことになりました。その際に弁護士の男性が発した言葉がコレ。エドワードの作った植木や施したヘアカットを見て、「想像力豊かな人物」と表現したのです。ただ現実に関する認識が欠落しているだけだから、悪人ではないとさえ説明するのでした。

本当に一瞬しか登場しないキャラクターですが、彼を“人物”としてきちんと認めているところがいいですよね。本当に何気ないセリフですが、このシーンが印象に残っている人もいるのではないでしょうか。

【名言⑥】「君の事が心配だ」

シザーハンズ エド
映画『シザーハンズ』公式サイト

先ほどの弁護士さんが去った後、エドワードを逮捕した警察官が発した言葉です。この後に「十分注意して暮らせよ」と警告をしますが、その口調もどこか穏やか。この警察官は最後の最後で、城へ戻る彼を見逃します。銃を空撃ちして住人をなだめ、そのままパトカーで戻っていくのでした。

このキャラクターも中心人物ではないのですが、エドワードに対して偏見の目を持っていないのでしょう。弁護士同様、彼の気持ちを汲んでいる”イイ”人たちなんだと思います。

【名言⑦】「君が頼んだから……」

シザーハンズ Blu-ray
映画『シザーハンズ』公式サイト

原文「Because you asked me to.」

釈放されたエドワードですが、キムは彼を犠牲にしたことを後悔しています。嘘の理由でジムの家に侵入し、利用されてしまったように見えますが、エドワードは誰の家か分かっていたご様子。「なんで分かっていたのにやってくれたの?」という問いに対しての返答が「君が頼んだから……」でした。

キムはここで相手の気持ちを知ってしまい、動揺を隠せません。そして彼女もまた自分の気持ちが揺れ動き始め……二人はそっと恋に落ちていきます。

【名言⑧】「愛する者にプレゼントを」

シザーハンズ キム
映画『シザーハンズ』公式Facebook

原文:「Give it to my loved ones?」

ペグの夫でありキムやケヴィンの父親であるビルは、エドワードを心配しつつ、社会的常識が欠けていることに悩んでいた。そこで一般的なマナーやモラルを教えるべく「道に大量の札束が落ちていたらどうする?」という例を挙げ、常識を教えるのでした。

しかしその時のエドワードの回答は「愛する者にプレゼント」といったややズレている内容。ビルはそうじゃないと頭を抱えますが、その場にいたキムは彼の視線に気づき、発言の肩を持ちます。今までは全く好意を露わにしていなかったエドワードが、キムを本格的に意識し始めた瞬間とも言えるでしょう。

ビルの求めていた回答とはずいぶんと違いますが、意味が分かっていると切なくも、愛しくも思えるセリフです。

【名言⑨】「抱いて」――「できない」

シザーハンズ 純愛
映画『シザーハンズ』公式Facebook

原文:Kim「Hold me.」Edward「I can’t.」

あれだけ歓迎ムードだったのですが、ジョイスの捏造やジムの家に侵入した件でエドワードの評判はガタ落ち。遂に居場所もない状態となっていました。ですかキムとエドワードの距離はぐんぐん近づき、クリスマスの夜にはお互いの想いが通じ合ったのです。

しかしキムが抱きしめて欲しいとお願いしても、ハサミで傷つけてしまう恐れから「出来ない」と拒むのでした。彼女は自ら腕の中へ飛び込み、エドワードもそっと抱き返します。もどかしくて涙が溢れそうになる、心の奥が震えてしまう名言&名シーンですね。

【名言⑩】「エドワードにはあの頃の私を覚えていて欲しいのよ」

シザーハンズ 雪
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原文「 I would rather have him remember me the way I was.」

結局エドワードは城へ戻り、また一人ぼっちとなってしまいました。あれ以降キムは城を訪ねることなく、さよならだけを告げて二度と彼と会うことはなかったのです。孫娘は「城を訪れればよかったのに。今からでも遅くない」と言いますが、キムはそれを良しと思いません。

現在もエドワードは生きており、見た目も変わっていませんが、それは人造人間だから。キムは歳を重ねてすっかりおばあちゃんになっているので、若くて美しい頃の自分だけを覚えていてほしかったのでしょう。長年抱いている恋心であり、彼女の精いっぱいの乙女心……でもありますね。

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『シザーハンズ』の名言・名セリフまとめ

切ない純愛と分かり合えない辛さが心に染みる『シザーハンズ』。クリスマスの夜というシチュエーションもロマンティックで素敵ですよね。ただ悲しいだけではなく、観た後も心地よい余韻が流れる作品です。

冬が近づいてきた時に観ると雰囲気も増して、より心にジーンときてしまうはず。そしてティム・バートン監督の世界観が好きな方にもおすすめです。じっくりと名セリフたちを噛みしめてご覧下さいね!

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