面白くてカッコいい最強の二人!相棒が活躍するバディ映画おすすめ15選
バディってあまり耳慣れない言葉だと思いますが、簡単に言うと相棒のことです。友達という軽い意味から、共に戦う仲間、ケンカ相手に皮肉をこめて呼ぶこともあります。今ではバディは映画の中の一つのジャンルとして定着していますね!
主人公自身が素敵でも、一人だけでは成立しない。相棒あってこそ苦難に立ち向かえたり、乗り越えたりできる、それがバディ映画の魅力です。
バディとは本来は男同士の間で使う言葉ですが、映画の中ではバディな女たちや子供たちも、あるいは人間じゃないものまでいます。この記事では男という垣根をはずして素敵な関係のバディたちをご紹介します。
目次
おすすめのバディ映画15選
バディ映画といっても、共に戦う相棒やコミカルな関係の相棒、仲の悪い相棒まで様々なジャンルがあります。
そこでこの記事では、ユーモア満載の「面白い」関係、見たあと溜息が出るような「 カッコいい」関係。そしてもう一つ、二人が「正反対」の部分を持っている特殊な設定の関係という3つに分けて紹介します!
面白いバディ映画
1.メン・イン・ブラック
「地球の平和を守っている秘密の相棒」
あらすじ
ニューヨーク市警の刑事であるジェームズ(ウィル・スミス)は、追いかけていた犯人が異形の姿を見せたことに驚くが誰も信じてはくれない。そんな折、ジェームズは黒いスーツの男k(トミー・リー・ジョーンズ)に声をかけられる。
彼に連れていかれた場所はMIB(メンインブラック)という組織。それは地球上で人間に紛れて生活しているエイリアンを見張り管理する秘密の組織だった。試験に受かったジェームズは、Kとコンビを組み、今起こっているエイリアンの侵入事件に関わることになる。
ここが面白いバディのポイント
笑いもせず、怒りもせずまったく表情を変えず、動揺することなく淡々と仕事をするエージェントKと、怒るわ怒鳴るわ、何かと騒がしいジェームズとの掛け合いが実に楽しいです。コメディなので笑いどころはいっぱいあるのですが、どこか親子のような二人の関係が荒唐無稽な世界観にリアルさをもたらしています。
こんな人におすすめ
- 色々なタイプのエイリアンが見たい人
- 意外な有名人が実はエイリアンだったと驚きたい人
こんな人にはむかないかも
- 荒唐無稽な話についていけない人
- 気持ちの悪い生き物はみたくない人
2.ラッシュアワー
「相棒に人種は関係ない」
あらすじ
香港警察のリー刑事(ジャッキー・チェン)は、ロサンゼルスの中国総領事に呼び出される。総領事の娘が誘拐され、その捜査への協力を要請されたのだ。しかし気に入らないロサンゼルス市警はリーに勝手な捜査をさせないために停職処分中のカーター刑事(クリス・タッカー)を見張り役につける。
面倒な役を押し付けられ、上司を見返すために独断で捜査をしようとするカーター。そのカーターを振り切りながら、こちらも独自に動くリー。はたして二人に協力するときはやってくるのか。
ここが面白いバディのポイント
無理やり相棒にされた二人の刑事が事件に巻き込まれていくうちに、徐々に本当の相棒になっていくというのはよくあるパターン。しかしその刑事たちが黒人と東洋人という設定がとても新鮮。
リーとカーターの二人の性格がそのまま黒人と東洋人の特徴と重ね合わさっているようで、よけいに面白いのかもしれません。
ジャッキー・チェンが後に語っていたとされる「アメリカのユーモアはよくわからなかった」ということも、私たちにとってもちょっとうなずけることだったりしますね。
こんな人におすすめ
- アクション映画が好きな人
- アメリカで活躍するジャッキー・チェンが見たい人
こんな人には向かないかも
- コメディテイストの刑事ものが苦手な人
- ジャッキー・チェンに完璧なカンフーアクションを求めている人
3.探偵はBARにいる
「漫才みたいな関係性が面白い」
出典:Amazon.com
あらすじ
探偵(大泉洋)は行きつけのバーにかかってきた電話で「コンドウキョウコ」という人物から仕事の依頼を受ける。しかし行動に移したとたん何者かにさらわれ、雪の中に生き埋めにされてしまう。
命からがら逃げたした探偵は、運転手兼ボディガードである高田(松田龍平)の力を借りて本格的に調査を開始する。するとなぜか「コンドウキョウコ」なる人物が死んでいたことが判明し、ややこしい事件に巻き込まれていく。
ここが面白いバディのポイント
いい加減なようで、実は熱くて一生懸命な探偵と、ボーとした風貌でのんびりしている高田の関係が絶妙に面白い。原作の高田とはかなり違うイメージですが、この映画ならではのとぼけたキャラ作りがハードすぎない雰囲気作りに功を奏しています。
一見ボケのような探偵が、脇役であるはずの高田に突っ込みまくる掛け合いは漫才のようで、いちいち笑ってしまいます!どちらも世間から一歩距離を置いている者同士の、アウトロー的なバディ感がとても良い感じです。
こんな人におすすめ
- 大泉洋のと松田龍平のファンの人
- ススキノとハードボイルドが好きな人
こんな人には向かないかも
- ハードボイルドが苦手な人
- ロマンチックな映画が好きな人
4.トイ・ストーリー
「あんたはオレの相棒だぜえ」
あらすじ
カーボーイ人形のウッディ(トム・ハンクス)は、持ち主であるアンディ(ジョン・モリス)の一番のお気に入り。しかしアンディは誕生日プレゼントに最新流行のおもちゃバズライトイヤー(ティム・アレン)をもらう。次第にアンディの心はウッディから離れていく。
他のおもちゃたちもバズに懐いていく中、ウッディは出来心でちょっとしたいたずらをバスに仕掛けてしまう。しかしそれが思いがけない事態を巻き起こして、二人おもちゃをいじめるのが好きな少年シド(エリック・フォン・デッド)の手中にはまることに。
ここが面白いバディのポイント
相棒と聞いてすぐに思いついたのがこの言葉でした。「あんたはオレの相棒だぜえ」というウッディの名ゼリフ。背中の紐を引っ張るとしゃべるいくつかのセリフの中の一つです。
自分のことをスペースレンジャーだと思い込んでいるバズと、憎まれ口をたたきながらも放っておけないウッディの家に帰るまでの珍道中は本当に笑えます。おもちゃって子供にとっては立派なバディであることを実感させられます。
こんな人におすすめ
- ディズニーの世界が好きな人
- 子供の頃の自分のバディを思いだしたい人
こんな人には向かないかも
- お姫様やロマンスが出てこないディズニー映画は苦手な人
- おもちゃが動く非現実的なストーリーを受け入れられない人
5.トリック
「ほんとに笑える男女のバディ」
出典:Amazon.com
あらすじ
神様が現れることによって300年に一度の災いから逃れられるという伝説の糸節村。そこの青年団長から神様の役を村人の前で演じてくれと頼まれる売れないマジシャン奈緒子(仲間由紀恵)は、大金に目がくらみ糸節村に出かける。
しかしそこにはなぜか対立する神様が三人もいた。
その頃大学教授の上田(阿部寛)も糸節村を取材のために訪れていた。奈緒子は上田にこの村には埋蔵金があるという話を聞き、二人は他の神たちと対決しつつ埋蔵金探しに乗り出す。
ここが面白いバディのポイント
掟破りの男女のバディを選んでみました。テレビドラマから派生して制作された劇場版ですが、ドラマから一貫して面白いのが二人の言動、やりとり。
決して優しい言葉も態度も示さない、どちらかというと利害関係で動いている二人なのに、結果協力して助けあっていく関係はまさにバディ!ストーリーと登場人物たち含む二人のコメディっぷりは本当に笑えます。
こんな人におすすめ
- ミステリーとコメディを両方楽しみたい人
- 横溝正史作品のオマージュやパロディを楽しみたい人
こんな人には向かないかも
- コメディドラマが苦手な人
- 非現実的な設定についていけない人
カッコいいバディ映画
1.シャーロック・ホームズ
「古典的バディの初めてのアクション」
あらすじ
探偵シャーロックホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)と相棒のワトソン(ジュード・ロウ)は、怪しい儀式で女性を殺害したブラックウッド(マーク・ストロング)を捕まえることに成功する。
彼は処刑される直前、更に事件は続くという奇妙な予言を残す。その後、ある行方不明の男の調査を依頼されるが、なんとその男はブラックウッドの棺桶の中で発見されーー。
ここがカッコイイバディのポイント
主役の側にいる相棒や助手を「ワトソン役」というくらい、名バディの代名詞ともいうべきホームズとワトソン。若干近すぎるようにも感じる二人の距離は独特です。いつもいっしょにいることの面倒臭さと心強さを両方感じさせてくれます。
原作同様マイペースのホームズに振り回されがちなワトソンですが、映画の中ではちょっと強きで二人ともけっこうハードボイルド。ガイ・リッチー監督の独特のアクションが今までになかったカッコ良さを見せてくれます。
こんな人におすすめ
- シャーロックホームズが好きな人
- ガイ・リッチーのカッコイイ男たちの世界が好きな人
こんな人には向かないかも
- シャーロックホームズとワトソンの物語をまったく知らない人
- あまりロマンス要素のない男の世界が中心のアクションが苦手な人
2.最強のふたり
「わかりあえる大切なバディ」
出典:Amazon.com
あらすじ
パリの富豪フィリップ(フランソワ・クリュゼ)は頸髄損傷で体を動かすことができない。そこで住み込みの介護人を雇うことにするが、気難しいフィリップは面接にやって来た人たちを誰も気に入らない。
その中で介護の経験も資格も何もないドリス(オマール・シー)を雇うことにする。彼はスラムに住む貧困層で失業手当をもらいたいがためにやってきただけだった。環境も性格もまったく違う二人の共同生活がはじまる。
ここがカッコいいバディのポイント
フランス制作のこの映画に出てくる二人は、現在のフランスという国のあり方をそのまま映し出しています。由緒ある家柄の富豪フィリップと貧困層である黒人ドリス。環境や考え方がまるで違い、彼ら自身や彼らの周囲にも戸惑いや偏見をもたらしていきます。そのうえ障害者と健常者。
暗く重くなりがちなテーマを二人のコミカルさが明るい 物へと変えていきます。同じ国で生きていく相棒として、同じ世界で生きていく相棒として、心を通じ合わせていく二人の生き様は、アクションも冒険もありませんが最高にカッコいいバディのような気がします。
こんな人におすすめ
- 映画を見た後で考えさせられたい人
- 軽い映画が嫌いな人
- バディのブラックジョークでの絶妙な掛け合いが好きな人
こんな人には向かないかも
- フランス映画が苦手な人
- 考えさせられる重いテーマが苦手な人
- ど派手なバトルやアクションを期待している人
3.スティング
「さわやかすぎる詐欺師たち」
あらすじ
詐欺師のフッカー(ロバート・レッド・フォード)がせしめた大金は、大物ギャングロネガン(ロバート・ショウ)の物でした。
師匠が殺され危険を感じたフッカーは、師匠がいずれ自分を預けるつもりでいたゴンドーフ(ポール・ニューマン)を訪ねていきます。ロネガンをやり込めるために、そこから始まるゴンドーフとその仲間たちの泥棒集団は、絶妙なトリックとテクニックを駆使し、凝りに凝った大芝居をうちます。
ここがカッコいいバディのポイント
大人の渋さポール・ニューマンと青年の若々しさロバート・レッド・フォードが、とにかくカッコいい!騙し騙され合いのストーリーは、まるでショーを見ているみたいにノリが良く完璧なキャラクターを造り出しています。頼れるアニキと弟分の絵にかいたようなドキドキ感が最高に素敵なバディです。
こんな人におすすめ
- ザ・アメリカ的な楽しい映画が好きな人
- 心地よく騙されたい人
こんな人には向かないかも
- 軽いノリの映画が苦手な人
- テンポが速くてややこしいストーリーについていけない人
4.Mr.&Mrs. スミス
「虚実混ざった不思議な人生の相棒」
あらすじ
ジョン(ブラッド・ピット)とジェーン(アンジェリーナ・ジョリー)は、ごく普通の夫婦。しかしお互いに重大な秘密を持っていた。それぞれが別の組織に所属しているスパイで殺し屋だったのだ。あるミッションでとうとう出くわしてしまった二人は、プロとしてお互いを始末するべく壮絶な戦いを始める。
ここがカッコいいバディのポイント
激しいアクションも カッコいいのですが、これがさっきまで人生の相棒だったと思って見るからかなり面白いのです。実生活でも夫婦になった二人ですから、ジョンとジェーンじゃなくてブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーにしか見えない。仕事と愛情の間で戦う夫婦の壮絶アクションがひたすらカッコいいです。
こんな人におすすめ
- ブラッド・ピットとアンジェリーナが好きな人
- ひたすらアクションを楽しみたい人
こんな人には向かないかも
- アクション映画が苦手な人
- メッセージ性のない映画をあまり見ない人
5.RED
「いくつになっても相棒は心強い」
あらすじ
元CIAのエージェントフランク(ブルース・ウィリス)は引退し、のんびりと田舎暮らしをしていた。楽しみは年金事務所のサラ(メアリー・ルイーズ・パーカー)との会話。やっと会う約束をとりつけたその日に謎の集団に命を狙われる。
狙われる理由がわからないフランクは巻き込まれたサラを連れて、かつての同僚ジョー(モーガン・フリーマン)やマーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)を頼り、協力してCIAや政府が絡んだ戦いに挑んでいく。
ここがカッコいいバディのポイント
「世界で一番強い年金受給者」という意味合いを込めた『RED』は、カッコ良すぎる“じいさんばあさんたち”が主役。
それぞれがみんな仲間なのですが、その中で硬派のブルース・ウィリスと三枚目っぽいジョン・マルコヴィッチの相棒感がすごくいい感じなのです。この二人を含め、この年齢ならではの結束力がカッコ良さの秘訣です。
こんな人におすすめ
- ブルース・ウィリスのお馴染みアクションを笑って楽しみたい人
- カッコいい年よりになりたい人
こんな人には向かないかも
- ロマンチックな恋愛映画が好きな人
- メッセージ性のないアクション映画が苦手な人
凸凹コンビのバディ映画
1.テッド
「可愛くてお下劣なぬいぐるみの相棒」
出典:Amazon.com
出典:映画『テッド』予告編
あらすじ
クリスマスに少年ジョンの「命が宿ってほしい」という願いが叶えられて誕生したクマのぬいぐるみテッド(セス・マクファーレン)。二人は親友として共に成長するが、今や酒と女とマリファナに明け暮れる立派な不良中年グマ。
社会人となって働くジョン(マーク・ウォールバーグ)もそんなテッドの影響で、ダラダラと生活する日々。恋人のロリー(ミラ・キュニス)は、すべてテッドといっしょにいるせいだと判断し、出て行ってもらうよう要請する。一人暮らしを始めるテッドだったが、強い絆で結ばれている一人と一匹はそう簡単に収まらない。
ここがおすすめ!凸凹バディのみどころポイント
子供の頃からいっしょにいるぬいぐるみはまさに人生の相棒。しかしいつかお別れしなくてはいけない時が来て寂しい思いをするかも。そんな常識をふっ飛ばしてくれるのがこのコンビ。
正反対の意味は、人間とぬいぐるみという部分ともう一つ。R指定を受けるほどお下劣なテッドのキャラクターにも言えます。見た目の可愛さと正反対の下品さが、このバディ映画の面白さです!
こんな人におすすめ
- 下ネタにクスッと笑いたい人
- 深いことを考えずに観れる映画を探している人
こんな人には向かないかも
- R18なため、18歳以上の人
- テディベアのかわいいイメージを壊したくない人
2.ツインズ
「何もかも正反対の兄弟」
出典:Amazon.com
あらすじ
アメリカで行われた優秀な人間を作る実験によって生まれたジュリアス(アーノルド・シュワルツネガー)は、すべてにおいて完成された人間として研究所で暮らしていた。35歳のある日、実は双子の兄がいると知らされ会うことを決意し旅に出る。
再会した兄ヴィンセント(ダニー・デヴィート)は、ジュリアスとまったくの正反対の人物。短所が集中したというすべてにおいてのダメ人間だった。母親がまだ生きていることを知った二人は会いに行こうとするが、ヴィンセント絡みの組織のボスに追われることに…
ここがおすすめ!凸凹バディのみどころポイント
凸凹、正反対と聞いて真っ先に思い浮かぶのがこのコンビ!
兄弟が相棒というのは成立しにくい関係だと思うのですが、この二人の場合はその存在すら知らず35歳で初めて出会ったということで兄弟感はほぼありません。何が面白いといって長所と短所が完璧に別れた人間という設定が面白いことこのうえない。これぞコメディ映画の中のバディです。
こんな人におすすめ
- アクションのないアーノルド・シュワルツネガーも観たい!という人
- シンプルなコメディ映画が好きな人
こんな人には向かないかも
- アクションの無いアーノルド・シュワルツネガーなんて考えられない人
- 複雑なストーリーの映画が好きな人
3.ショーン・オブ・ザ・デッド
「ゾンビと戦うカッコよくないバディ」
あらすじ
家電量販店で働くショーン(サイモン・ペグ)は、親友のエド(ニック・フロスト)と共同生活。しかしエドは相当な自堕落者。ショーンも眉をしかめながらもついついエドのペースに乗せられてしまう。
困るのは恋人のリズ(ケイト・アシュフィールド)とのデートにもエドがついてくること。とうとうリズの怒りが爆発。そんな時ロンドンは大変なことになっていた。街中にゾンビがはびこり始めたのだ。
ここがおすすめ!凸凹バディのみどころポイント
先に紹介した『テッド』を人間にしたような設定。
エド自身体型もクマみたいですね。自分と正反対な親友を「でも本当はいいやつなんだ」とかばい続けるショーンとそれに甘え続けるエド。このまま崩壊しそうな二人の人生にゾンビという敵が現れることで共に戦う相棒に変身。ただ最後までカッコよくないのが、逆にこのバディの良いところです。
こんな人におすすめ
- アメリカを皮肉ったイギリスコメディが好きな人
- ゾンビ映画が好きな人
こんな人には向かないかも
- コメディは好きだけどゾンビは苦手な人
- ゾンビは好きだけどあくまでシリアスなホラーで見たい人
4.レオン
「おしゃれすぎるおじさんと少女のコンビ」
出典:Amazon.com
あらすじ
ニューヨークの孤独な殺し屋レオン(ジャン・レノ)は、隣室の家族で虐待を受けているらしいマチルダ(ナタリー・ポートマン)と知り合いになる。ある日麻薬密売に絡んだ襲撃を受けた隣室の家族から成り行きでマチルダを救いいっしょに暮らし始めるはめに。
戸惑いながらも次第に心をひらいていくレオンだが、マチルダが可愛がっていた弟の復讐をしたいと言い始める。
ここがおすすめ!凸凹バディのみどころポイント
バディ映画は比較的明るい作品が多いのですが、この映画は例外です。フランス映画だからしょうがないと言ってしまえば失礼ですが。でもこのバディたちは他に比べて断トツおしゃれ!さすがフランス映画という感じです。
この二人の関係については究極の純愛なんて解釈もされていたりしますが、ある意味バディも純愛に近い部分があるような気もします。違いはお互いの距離感でしょうか。マチルダとレオンは他に頼れる場所がない故の近さだったのかもしれません。
こんな人におすすめ
- シネマファッションを楽しみたい人
- かっこいいジャン・レノを堪能したい人
こんな人には向かないかも
- 暗めのアクション映画が苦手な人
- 子供がツライ思いをする映画を見るのが苦手な人
5.スクリーム
「ホラー映画最強の女性コンビ」
出典:Amazon.com
あらすじ
女子高生ケイシー(ドリュー・バリモア)がゴーストマスクに殺されたのをきっかけに、連続殺人が勃発する。シドニー(ネーヴ・キャンベル)も襲われるが恋人によって救われる。その後次々に 起こる連続殺人。
シドニーの目の前にウロウロと姿を見せるリポーターのゲイル(コートニー・コックス)はうっとおしい限りだったが、犯人はマスコミさへも容赦なかった。
ここがおすすめ!凸凹バディのみどころポイント
女性どうしのバディのご紹介です。ゴーストマスクであまりにも有名なこの映画ですが、なぜこの二人が正反対なのかと言いますと、出会った当初は事件当事者とマスコミという相反する、どちらかというと敵対する関係であるためです。
仕方なしに協力していく形から、シリーズが進んでいくうちに最強の相棒になっていく過程がとてもユニーク。とにかく強くて気持ちいいのです、この二人の戦いっぷりが。
こんな人におすすめ
- ホラー映画に詳しい人(ホラー映画あるあるやパロディが盛だくさん)
- ミステリー要素のあるホラー映画が好きな人
こんな人には向かないかも
- 化け物系ホラーの方が好きな人
- 残忍なシーンがとにかく苦手な人
まとめ
バディ映画を挙げていくと、かなりの率でシリーズ化されている作品が多いことに気づきますね!
映画にとってキャラクターの魅力はとても重要なものです。バディ映画はそれを一段と引き立てるものなのでしょう。もう一度あの二人が見たい!そう思わせるような魅力がシリーズ化につながっていくのではないでしょうか。
物語中一度は必ずお互いケンカをしたり意見の衝突があったりします。そして一段と素敵な相棒になっていくのも見ている側からすれば親近感を感じるところです。明るくカッコよくハッピーエンドな結末が多いのも、バディ映画の人気の秘訣かもしれません!