ロックバンドを愛してやまない人に絶対おすすめ映画15選!!【ロック・ギター】
最近、音楽・・・いえ、『ロック』は聴いていますか?
この記事を読んでいるあなたは、「音楽好き」の中でも特に「ロックンロール・ロックバンドを愛してやまない」方々だとお見受けします。
ロック…なんて素敵な響きなんでしょう。アツいシャウトにシビれるピッキング…そしてアンプ越しに伝わるギターの力強い振動!!
ギター!ロック!バンド!!これこそがまさに青春だ!!そんな大のロック好きなあなたに贈る、バンド、ギターを扱った音楽映画を15作品厳選してみました!
ただ映画を観るにしても、音楽に力をもらえる事ってすごく多いと思います。音楽とコメディ。音楽と人間模様。音楽と青春。様々なジャンルの音楽映画15作品。
明日の活力になる映画をぜひ見つけて下さい。
目次
ロックバンド好きにおすすめの映画15本
1.ボヘミアン・ラプソディー
「ラスト21分、その光景に涙する。」
映画『ボヘミアン・ラプソディ』日本オリジナル予告編解禁! – YouTube
あらすじ
1970年ロンドンに暮らしている青年、ファルーク・バルサラ。自身の出生のルーツである名前が嫌で、フレディと名乗っていた。
ある日フレディはライブハウスでファンだったバンド、スマイルのヴォーカルが脱退したところを見かける。
フレディはその光景をチャンスだと感じ、すぐさまギターのブライアン・メイとドラムのロジャー・テイラーの前で、歌声を披露し新しいヴォーカル兼ソングライターとして加入する。
そしてベーシストのジョン・ディーコンを加えて、4人で新しいバンドQUEENとしてスタートするのだった……
編集部イチオシのおすすめポイント
この作品のクライマックスである、ライブエイドのシーンは圧巻です。
QUEENに興味がなくても、普段音楽をあまり聞かない人でも、ラスト20分は映画史に残る感動のシーンです。
さらには、そこに至るまでのヒット曲を生み出すQUEENの音楽づくりは必見です。
こんな人にオススメ
- QUEENが好き
- 流行はとりあえずチェックする
こんな人には向いてないかも
- 静かな音楽しか聴かない
- LGBT系の話は好きじゃない
- フレディ・マーキュリーの最後が切なすぎて観れない
基本情報
上映時間:134分 監督:ブライアン・シンガー 出演者:フレディ・マーキュリー(ラミ・マレック)/メアリー・オースティン(ルーシー・ボイントン)/ブライアン・メイ(グウィリム・リー)ロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)/ジョン・ディーコン(ジョセフ・マゼロ) 受賞歴:第91回アカデミー賞主演男優賞、編集賞、録音賞、音響編集賞 公開日:2018年11月9日 |
2.はじまりのうた
「その歌声は心に届く」
あらすじ
映画に自身の歌が採用され一躍スターとなったデイヴとその彼女であるグレタは、イギリスからニューヨークへとやって来る。
しかしデイヴの浮気が発覚し友達のスティーブを頼り、会いに行くが失意のグレタを気遣うつもりで無理やりバーのステージにあげられてしまう。
気乗りしないものの仕方なく歌を披露するグレタ。
そこに偶然居合わせた音楽プロデューサーであるダンはグレタの音楽に一目惚れをするのであった……
編集部イチオシおすすめポイント
キーラ・ナイトレイの透き通る歌声、街中やビルの屋上での演奏、どれを取ってもこの映画で奏でている音楽は、全てにおいて煌めいています。
さらには、マルーン5のアダム・レヴィーンの歌声も最高です。
そして、この映画のハイライトは冒頭にあります。
シンガーソングライターのグレタと音楽プロデューサーのダンが出逢うシーン。この出逢いのシーンに行く過程の描き方もの非常に素晴らしい仕掛けになっています。
音楽がまさに彩られるように奏でられていく様は、暗いバーにいるにも関わらずお花畑にいるように華やかに感じるのです。
こんな人にオススメ
- カントリー風な音楽が好き
- 最後にスッキリする映画が好き
こんな人には向いてないかも
- 天才肌タイプな主人公は苦手
- 「ザ・ロック」な感じの歌が聴きたい
基本情報
上映時間:104分 監督:ジョン・カーニー 出演者:グレタ(キーラ・ナイトレイ)/ダン(マーク・ラファロ)/バイオレット(ヘイリー・スタインフェルド)/デイブ(アダム・レヴィーン)/スティーブ(ジェームズ・コーデン)/サウル(モス・デフ) 受賞歴:第87回アカデミー賞歌曲賞ノミネート 公開日: 2015年2月7日 |
3.ロック・スター
「夢が叶う、しかしその犠牲は大きかった」
あらすじ
クリスはしがないセールスマンとして働き、夜はアマチュアバンドのボーカルをしていた。
クリスはカリスマロックバンド『スティール・ドラゴン』に憧れてそのヴォーカルのボビーの真似をして観客たちを沸かせていた。
ある日、『スティール・ドラゴン』のライブに行くとボビーの歌声をコピーするクリス。
その姿を見たボビーは、ライブ中にクリスをステージに上げ共に歌ったのだ。
そして、脱退するボビーの代わりに『スティール・ドラゴン』のメインボーカルとなったクリスは、イギーとして一躍スターとなるのだった。
編集部イチオシのおすすめポイント
ハードロック好きにはたまらない、重厚なヘヴィメタルサウンドが必聴の映画です。
この劇中でギターを担当しているザック・ワイルドは、実際にギタリストとして活動している有名な方でもあります。
オジー・オズボーンというバンドで、長くギターを担当していた人物が弾くギターサウンドは圧巻のパフォーマンス。
そんな一流ギタリストの熱い演奏が聴ける数少ない映画です。
こんな人にオススメ
- ヘヴィメタルが好き
- ど迫力なギターサウンドが聴きたい
こんな人には向いてないかも
- ハードな音楽は嫌い
- 全く興味を抱いた事がないジャンルである
基本情報
上映時間:105分 監督:スティーヴン・ヘレク 出演者:クリス”イジー”・コール(マーク・ウォールバーグ)/エミリー・ポール(ジェニファー・アニストン) 受賞歴: 公開日: 2001年10月6日 |
4.リンダ リンダ リンダ
「大人になる為に、子供をやめる訳じゃない」
あらすじ
文化祭が控えた高校、その生徒で軽音部のガールズバンドに所属する山田響子は焦っていた。そのバンドのリードギター、今村萌が骨折をした影響でボーカルがやめてしまったのだ。残る響子と他のメンバーの立花恵と白河望は途方に暮れてしまうが、見兼ねた凛子が再びボーカルをやろうかと同情してくるのだった。
しかし意地を張り断った響子は、そこに通りかかった韓国からの留学生のソンを強制的にメンバーへと向かい入れる事に。
素人ソン、慣れないギターをやる恵、文化祭が迫る中、行き当たりばったりの4人は無事ステージに立てるのか?!
編集部イチオシのおすすめポイント
デコボコな4人組がなんとか奮闘しステージに立つ様がいいリズム感で、気だるい感じがとても今っぽく、現在の若者とリンクしている作品。
ブルーハーツのヒット曲に乗せて、ガールズバンドが躍動する姿が非常にかっこよくも可愛いガールズムービーです。
こんな人にオススメ
- バンドを組んでみたい
- バンド漬けの青春時代が送りたかった
- ブルーハーツが好き
こんな人には向いてないかも
- ガールズバンドは苦手
- 音楽は洋画で楽しみたい
基本情報
上映時間:114分 監督:山下敦弘 出演者:ソン(ぺ・ドゥナ)/山田響子(前田亜季)/立花恵(香椎由宇)/白河望(関根史織) 受賞歴:第29回山路ふみ子映画賞新人女優賞(香椎由宇) 公開日:2005年7月18日 |
5.シング・ストリート 未来へのうた
「好きになったら、どこまでも追いかけたって良いじゃないか!」
『シング・ストリート 未来へのうた』予告編 – YouTube
あらすじ
1985年のアイルランド・ダブリン。不況の波を被り家庭も崩壊寸前、節約の為と学校も私立から公立へ転向する事になったコナー。
学校も家でもうまくいかないコナーの唯一の拠り所は兄と聴くロンドンのポップ・ミュージックだった。
ある日、コナーは学校の向かいで女の子ラフィーナを見つけ一目惚れをする。
モデルをやっているラフィーナの気をひく為、コナーはバンドのミュージックビデオに出て欲しいとデマカセを言うのだった。
俄然やる気を出すコナーはバンド結成へ、メンバー探しが始まるのだった。
かくして無事にバンドを結成しコナーの想いは遂に走り出した、ラフィーナへの恋心は成就するのか?
編集部イチオシのおすすめポイント
音楽を題材に名作を生み出すジョン・カーニー監督の自身の体験をもとに作られた作品でもある本作。映画の中に登場する高校は実在しており、ジョン・カーニー監督の母校でもあるといいます。
そんな青春ど真ん中をいく内容の映画です。
しかし、人物描写だけではなく音楽もしっかりと主役の一つとして聴きごたえあるものに仕上がっているのは、さすがジョンカーニー監督といったところです。
ロンドンのポップとロックミュージックと若い力が融合したバンドサウンドは必聴です!
こんな人にオススメ
- サクセスストーリーが好き
- 甘酸っぱい恋が懐かしい
- 若いエネルギーをもらいたい
こんな人には向いてないかも
- 初恋にいい思い出がない
- プロのバンドが観たい
基本情報
上映時間:105分 監督:ジョン・カーニー 出演者:コナー・ロウラー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)/ラフィーナ(ルーシー・ボイントン)/ブレンダン(ジャック・レイナー) 受賞歴:第13回アイルランド映画&テレビ賞最優秀助演男優賞、第21回サンディエゴ映画批評家協会賞最優秀オリジナル・スコア賞 公開日:2016年7月9日 |
6.ギター弾きの恋
「ギターを奏でる、君との愛も奏でよう」
あらすじ
1930年代のシカゴはジャズ全盛期。ジプシージャズのギタリスト、エメット・レイは世界で2番目のギタリスト。1番目はジャンゴ・ラインハルト、エメットは以前ジャンゴの演奏を見てあまりの上手さに失神してしまったのだ。
しかし、その反面エメットは裏の顔を持ち自堕落に女遊びばかりしていた。
その日も、適当にナンパした女性と過ごすが、次第にその女性ハッティ、に惹かれていく。ハッティは、エメットが弾くギターと不器用さに惚れていた。
ところが、そこにブランチという名の女性が現れ、エメットは彼女と結婚しハッティとは別れてしまう.。しかし最後にはエメットは再びハッティの元に戻るのだった…….
編集部イチオシのおすすめポイント
この映画はドキュメンタリータッチで描かれています。
しかし、ショーン・ペン演じるエメット・レイというギタリストは実在には存在しません。それでも、実はこんな人いたんじゃなかろうか?と思わせてくれるウッディ・アレン監督の手腕が光る作品です。
そして、全てにおいてこの映画で輝きを放っているのはディック・ハイマンが務める音楽です。ジャズ好きな方であれば、最高のサウンドが聴けるのです。実際にショーン・ペンが弾いている訳ではないですが、演奏シーンは本人が引いてるかの様に振る舞う演技も合わせて、とても素敵なものとなっています。
ジャズ好きでなくともギターに興味がある人は、チェックすべき作品の一つと言えるでしょう。
こんな人にオススメ
- ショーン・ペンが好き
- ジャズギターに興味がある
- 綺麗な音楽が聴きたい
こんな人には向いてないかも
- ジャズは小難しい
- ウッディ・アレン作品は好きではない
基本情報
上映時間:95分 監督:ウッディ・アレン 出演者:エメット・レイ(ショーン・ペン)/ハッティ(サマンサ・モートン)/ブランチ・ウィリアムズ(ユマ・サーマン) 受賞歴: 公開日:2001年3月17日 |
7.BECK
「彼らの出逢いは、奇跡のサウンドを産む」
あらすじ
平凡な日常生活を送る田中幸雄ことコユキは、ある日いじめられていた犬を助けその飼い主である竜介と知り合う。
アメリカ帰り、バイリンガル、ギターも上手い、3拍子そろった竜介にコユキは魅了され、ギターを借りて自分も始めるのだった。
暇さえあれば常にギターを触っていたコユキは、竜介の作るバンドに認められサクと共に加入が決まる。
サクとは、好きなバンドが同じで仲良くなった同級生だ。
好きなバンドとは竜介がアメリカ時代に交流があった”ダイブリ”こと『ダイイングブリード』と言うアメリカのバンドである。
かくして竜介が組んだバンド、ベースに平、ラップに千葉、ドラムはサク、そしてコユキをメンバーに”BECK”の活動は本格的にスタートするのだった……..
編集部イチオシのおすすめポイント
見ごたえはクライマックスの、グレイトフル・サウンドでのライブシーン。
このライブシーンは、フジロックフェスティバルの翌日にそのまま、会場のスタッフが演出を担当した圧巻のシーンです。
実写版BECKは賛否両論ある作品ですが、純粋に音楽を題材にしたサクセスストーリーとしては見ごたえのある素晴らしい映画のひとつです。
こんな人にオススメ
- サクセスストーリーを観てスッキリしたい
- 自身もバンドを組んでいる
こんな人には向いてないかも
- バンドにラップはイマイチだと感じる
- 歌のカットが嫌い
基本情報
上映時間:145分 監督:堤幸彦 出演者:南竜介(水嶋ヒロ)/田中幸雄”コユキ”(佐藤健)/千葉恒美(桐谷健太)/平義行(向井理)/南真帆(忽那汐里)/桜井裕志”サク”(中村蒼) 受賞歴: 公開日:2010年9月4日 |
8.ソラニン
「さよならじゃない、まだ芽が出てないだけなんだ」
あらすじ
大学の軽音部で出逢った井上芽衣子と種田成男は交際6年目で同棲をしていた。
しかしすれ違いばかりで、仕事にやりがいを感じていなかった芽衣子は思い切って退職をしてしまう。
そんな芽衣子に母親から叱られてしまうが、音楽に未練がありいつまでもバイトをしているだけの種田にもやきもきしていた芽衣子は自分の想いをぶつけるのだった。その想いを汲むように、種田もバイトを辞めて音楽に専念することを決意する。
種田は、スタジオに入るだけの趣味バンドとなっていたメンバー、ビリーと加藤と共にレコード会社に送るべく曲作りに励むのであった……
編集部イチオシのおすすめポイント
種田の音楽の想いを側で一番観ていた芽衣子の行動にとてつもなく感動する映画です。
そしてその想いを、今までの鬱憤を音楽に乗せて吐き出すのです。
想いがこもった心の奥から吐き出される芽衣子役の宮崎あおいの歌声は、とても力強く心をえぐられるクライマックスのライブシーンです。
音楽の本質を見事についた、感動できる作品となっています。
こんな人にオススメ
- 軽音部に入っていた
- 生き方に悩んでいる
- バンドに全てを賭けている
こんな人には向いてないかも
- 主要人物が死ぬ映画が観られない
- 行き当たりばったりの展開が苦手
基本情報
上映時間:126分 監督: 三木孝浩 出演者:井上芽衣子(宮崎あおい)/種田成男(高良健吾)/山田二郎”ビリー”(桐谷健太)/加藤賢一(近藤洋一:サンボマスター)/小谷アイ(伊藤歩) 受賞歴: 公開日: 2010年4月3日 |
9.デトロイト・メタル・シティ
「地獄への扉、開けちゃいました」
あらすじ
根岸宗一は、渋谷系のポップ・ミュージックを好む青年。
ミュージシャンを夢見て上京し、大学卒業後にその夢に近づくべく、レコード会社との契約を結ぶ。しかし蓋を開けてみればいつしか、へヴィメタルバンドDMC(デトロイト・メタル・シティ)のメインボーカルとしてデビューさせられてしまう。本心とは裏腹に、そのバンドDMCのヨハネ・クラウザーII世としてステージに立つとあれよあれよという間に、スターにまで上り詰めてしまうのであった。
編集部イチオシのおすすめポイント
この作品は漫画原作であり、その原作のモデルはKISSや聖飢魔IIなどのバンドをモデルにしていると言われています。
悪魔という設定をお茶の間に広めた聖飢魔IIなどのキャラクターイメージをふんだんにデフォルメしています。
笑えるポイントも非常に多く、デスメタル×コメディという似ても似つかわしくないテーマがとても笑える映画となっています。
こんな人にオススメ
- デスメタルに目がない
- KISSが好き
- 松山ケンイチが好き
こんな人には向いてないかも
- メタル系音楽は無理
- 悪魔だとか意味がわからない
基本情報
上映時間:104分 監督: 李闘士男 出演者:根岸崇一”ヨハネ・クラウザーII世”(松山ケンイチ)/相川由利(加藤ローサ)西田照道”カミュ”(秋山竜次)/和田真幸”アレキサンダー・ジャギ”(細田よしひこ) 受賞歴: 公開日:2008年8月23日 |
10.少年メリケンサック
「奇跡の再現、オヤジの青春見逃すな!」
あらすじ
レコード会社の新人発掘を担当とする部署にいるかんなは、ネットでとあるバンドを発見する。ネットで絶賛されており早速スカウトの為に、そのバンド『少年メリケンサック』のベーシストのもとを訪れる。
しかし、その動画は25年も前のモノで、会いに行ったメンバーもとうにオヤジと化していた。その事を社長に伝えようとするも、既に『少年メリケンサック』はネット上で話題になっておりツアーも決定してしまうという事態になっていた。仕方なくかんなは、オヤジばかりの駄目バンド『少年メリケンサック』のツアーへマネージャーとして同行する事を決意する。
編集部イチオシのおすすめポイント
この映画の監督は、宮藤官九郎です。
宮藤官九郎は、自身でもバンド『グループ魂』を結成している程大好きなバンドサウンドをこれでもか、と格好良く演出しています。
さらにはソロデビュー前の星野源や、普段テレビでは観られないようなミュージシャンが所々に出演しているのもポイントです。
こんな人にオススメ
- 日本のパンクが好き
- 宮崎あおいが好き
こんな人には向いてないかも
- パンクといったらイギリス派
- もっとシリアスな音楽映画が観たい
基本情報
上映時間:125分 監督:宮藤官九郎 出演者:栗田かんな(宮崎あおい)/作並秋夫(佐藤浩一)/作並春夫(木村祐一)/清水”ジミー”(田口トモロヲ)/岡本”ヤング”(三宅弘城) 受賞歴: 公開日: 2009年2月14日 |
11.日々ロック
「アイドルmeetsロック」
『日々ロック』ザ・ロックンロールブラザーズ「スーパースター」 – YouTube
あらすじ
高校生の日々沼拓郎、草壁まもる、依田明の3人は、『ザ・ロックンロールブラザーズ』というバンドを組んでいた。
いじめられっ子であった拓郎は、唯一音楽をやっていル時はそれを忘れることができていた。
そして、時が経ち3人は上京してライブハウスで泊まり込みバイトをしながら、時にはライブをやって暮らしていた。
そんなある時、ライブの最中にビール瓶を持ってステージに上がってくる女が現れたのだ。女はステージ上でめちゃくちゃやって最後には、下手くそだけど気に入ったと言って去って行くのだった。なんと、その女は今をときめくアイドル『宇田川咲』だったのだ。
編集部イチオシのおすすめポイント
主演の野村周平がライブハウスで歌う姿は、リアルなアンダーグラウンドのロックシーンが見度に再現されています。気迫ある姿が非常に熱くなる事間違いなし!
こんな人にオススメ
- アンダーグラウンドな雰囲気が好き
- 野村周平が好き
こんな人には向いてないかも
- 下品な表現が苦手
- コメディ映画はあまり観たくない
基本情報
上映時間:110分 監督:入江悠 出演者:日々沼拓郎(野村周平)/宇田川咲(二階堂ふみ)/草壁まもる(前野朋哉)/依田明(岡本啓祐) 受賞歴:第10回おおさかシネマフェスティバル新人男優賞 公開日:2014年11月22日 |
12.音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!
「ロックとコメディの化学反応」
公開中!映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』予告 – YouTube
あらすじ
驚異の歌声と言われる世界的ロックシンガーであるシンの歌声には秘密があった。
シンのその歌声は、声帯ドーピングによって作られているものだった。彼は、存在自体がカリスマと呼ばれ熱狂的人気を誇っているのだが、喉は声帯ドーピングにより限界が近付いていた。
そんな時、シンは『声が小さすぎるストリートミュージシャン、ふうか』と出会う。
当然その小さすぎる声で歌うふうかはシンに、音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!と罵られてしまうのであった。
ショックを受け引き篭もるふうかを訪ねるシン。
そんなシンと過ごすうちに次第に変わって行くふうか。
そんな折、ふうかはシンの秘密である声帯ドーピングの秘密を目撃してしまうのだった……
編集部イチオシのおすすめポイント
阿部サダヲが歌う主題歌の『人類滅亡の歓び』はHYDEが作曲し、雰囲気もそのままHYDEが歌っている様な、独特の雰囲気が素晴らしい場面です。
一方ふうか役の吉岡里帆が歌う『体の芯から燃えているんだ』はあいみょんが作詞作曲を担当しています。
そんな2人の歌もさることながら、シンとふうかの化学反応がとても見ごたえのある映画です。
こんな人にオススメ
- HYDEが好き
- あいみょんが好き
- KENKENのベースが見たい
こんな人には向いてないかも
- ロックはもっと硬派であるべき
- クセが強すぎる映画は苦手
基本情報
上映時間:107分 監督: 三木聡 出演者:”シン”静川真(阿部サダヲ)/明日葉ふうか(吉岡里帆)/坂口(千葉雄大)女医(麻生久美子) 受賞歴: 公開日:2018年10月12日 |
13.スクール・オブ・ロック
「落第人生、教師やります」
あらすじ
ギタリストのデューイは演奏時あまりにテンションが高すぎるのと、勝手なパフォーマンスからメンバーに愛想をつかされてしまいバンドをクビになってしまう。
自宅に戻ればルームシェアをしている友人から、家賃を払えと滞納していた分を請求されるが、デューイは無職のため当然払える状態ではないのだ。
そんな時シェアしている友人にかかってきた電話を取るデューイ。
内容は臨時教師の採用の電話だったのだ。
デューイはなりすまして友人にとって代わり、教師になってお金を稼ぐことを思いつく。
かくして、臨時教師として働く事になったデューイは、小学5年生のクラスで規律に縛られ無気力な生徒たちを見て、胸を締め付けられるような想いを抱いたのだった。
そして音楽の授業でクラシックをやる生徒たちを見て、基礎がある事を知ったデューイはロックを教えることを思い立つ…..
編集部イチオシのおすすめポイント
デューイ役のジャック・ブラックが贈るテンションが高すぎるパフォーマンスは一見の価値アリ!
さらには最初は無気力な生徒達が、ロックを教わる事によって段々と子供らしい本来の活き活きとした姿へと成長していく様は観ていて、とても清々しい物語です。
こんな人にオススメ
- ワイワイ楽しめる映画がみたい
- 子供が出てくる映画が好き
こんな人には向いてないかも
- 教育の場として破天荒すぎる
- ジャック・ブラックのコメディは苦手
基本情報
上映時間:108分 監督:リチャード・リンクレイター 出演者:デューイ・フィン(ジャック・ブラック)/ロザリー・マリンズ(ジョーン・キューザック)/ネッド・シュニーブリー(マイク・ホワイト)/パティ・ディ・マルコ(サラ・シルバーマン)/サマー・ハサウェイ(ミランダ・コスグローヴ) 受賞歴: 公開日: 2004年4月29日 |
14.リメンバー・ミー
「ギターの神様、教えて」
「リメンバー・ミー」デジタル配信 無料プレビュー – YouTube
あらすじ
ミュージシャンを夢見るギタリストの少年ミゲル。
しかし、厳格な家族の掟からギターはおろか音楽を聴く事も禁止されていた。
そんなある日ミゲルは、古い写真に写っていた先祖が持っていたギターが、伝説のギタリスト『デラクルス』のものと同じだと気が付いて、自分のひいひいおじいちゃんがデラクルスなのでは?!と推測する。
憧れのギタリストが先祖だと思ったミゲルは、沸き立ち興奮してコンテストでギターを披露しようとするが家族に阻止されてしまうのだった。
失意のミゲルはそれでも諦めきれずにギターを調達しにデラクルスの墓に忍び込む。
そこで発見した綺麗なギターを手にした瞬間、死者の姿が見える様になってしまったミゲルは、戸惑いながらもそこに居合わせた先祖たちと共に、死者の国へと旅立つのだった……
編集部イチオシのおすすめポイント
近年、多様な人種を多く扱っているディズニーを象徴する、『トイストーリー3』のスタッフによるピクサー作品。本作はメキシコを舞台にラテン文化を色濃く反映しています。
さらには、ギタリストとして内面から成長をしていく主人公ミゲルの姿にとても力をもらえるディズニーらしさが満載の映画です。
さらには、音楽とともに描かれている映像の綺麗さも見逃せない要因です。
こんな人にオススメ
- ラテン文化に興味がある
- 優しい音楽が好き
- 感動したい
こんな人には向いてないかも
- ディズニーの雰囲気が苦手
- 骸骨が苦手
基本情報
上映時間:105分 監督: リー・アンクリッチ 出演者:ミゲル・リヴェラ(アンソニー・ゴンザレス)/ヘクター(ガエル・ガルシア・ベルナル)/エルネスト・デラクルス(ベンジャミン・ブラット) 受賞歴:第45回アニー賞11部門受賞 公開日:2018年3月16日 |
15.バック・トゥ・ザ・フューチャー
「彼のギターサウンドは時を越える」
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」劇場予告 – YouTube
あらすじ
1985年カリフォルニア州ヒルバレーに住むロックが大好きな少年マーティ・マクフライ。親友はドクと呼んでいる科学者のエメット・ブラウン博士。
その日の深夜、ドクの手伝いでショッピングモールの駐車場に行くと、デロリアンがタイムマシンとなっておりその実験を行うのだった。
しかしそのタイムマシンであるデロリアンの燃料には、プルトニウムを使っており、その燃料を手に入れるためにドクは過激派を騙していた。
それに怒って襲撃にやってきた過激派に撃たれてしまうドク。
それを見たマーティは慌ててデロリアンに乗り込み逃げるが、タイムマシンが作動し1955年にタイムスリップしてしまうのだった……
編集部イチオシのおすすめポイント
マーティが弾くギターサウンドは、テンションが上がりすぎてやりすぎることもありますが、そのパフォーマンスは色んなミュージシャンのいいとこ取りです。
激しくロックするジョニー・B・グッドを演奏する姿は、最高にイカしている名場面です。
物語は今も続編製作が望まれている程の名作として語り継がれていますが、特に一部ファンの間ではマイケル・J・フォックスのギターシーンもとても人気があります。
ちなみに、マーティが劇中で使うギターは『ギブソン・ES-345』というモデルです。
いま一度、ギターに注目して観てはどうでしょう?そんな楽しみ方もオツです。
こんな人にオススメ
- 古いアメリカの文化が好き
- ハラハラしたい
こんな人には向いてないかも
- 有名すぎて逆に観る気が起きない
- リアリティある作品が好き
基本情報
上映時間:116分 監督:ロバート・ゼメキス 出演者:マーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)/”ドク”エメット・ブラウン(クリストファー・ロイド)/ビフ・タネン(トーマス・F・ウィルソン)/ロレイン・ベインズ・マクフライ(リー・トンプソン)/ジョージ・マクフライ(クリスピン・グローバー) 受賞歴:アカデミー賞音響効果賞受賞 公開日:1985年12月7日 |
まとめ
以上、バンドとギターを中心に様々な音楽映画の特集でした!
今回はバンドやギターをキーワードに選びましたが、音楽のジャンルが多様にあるように映画もたくさんあります。
まだまだ紹介しきれない程あるのです。それだけ音楽と映画は密接に関係していて相乗効果を生む要因となっています。
この記事を読んで音楽にもっと興味が湧くきっかけになれば幸いです。
それともすでに音楽をやっている方は、バンドを組んでみたくなりましたか?
さぁ、ギターをかき鳴らしてみましょう!そんな音楽への活力を感じてもらえる映画15選でした。