グレイテスト・ショーマンの名言まとめ10選!【失敗を成功につなげるP・Tバーナムの哲学】
映画『グレイテスト・ショーマン』は最後の名言でも有名。ミュージカル映画の中で歴代3位となる全米興行収入を達成した超大作です!
『グレイテスト・ショーマン』といえば楽曲が非常に大好評で、サウンドトラックも話題になりましたね。2018年世界で一番売れたCDアルバムとなりました。
今回は『グレイテスト・ショーマン』の魅力を10個の名言から、解説とともにご紹介していきます!
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目次
- 映画『グレイテスト・ショーマン』のあらすじ
- 『グレイテスト・ショーマン』のグッとくる名言10選
- 【グレイテスト・ショーマンの名言①】「自分の成功は、自分でしか築き上げられないんだ(Your success depends on what you do yourself, with your own means)」(P・Tバーナム)
- 【グレイテスト・ショーマンの名言②】「お父さん、世界は変わり続けているんです(Father, the world is changing)」(フィリップ)
- 【グレイテスト・ショーマンの名言③】「もう明日も迷わない。今夜始めよう(What’s waited till tomorrow starts tonight.)(P・Tバーナム)
- 【グレイテスト・ショーマンの名言④】「僕が君に約束した人生はこんなモノじゃない(This isn’t the life I promised you)」(P・Tバーナム)
- 【グレイテスト・ショーマンの名言⑤】「言い訳はしない。これがわたし(I make no apologies.This is me.)」(レティ)
- 【グレイテスト・ショーマンの名言⑥】「愛を欲張らないで(Not greedy love)」(チャリティ)
- 【グレイテスト・ショーマンの名言⑦】「みんな何かを演じているのよ(Everyone’s got an act.)」(アン・ウィラー)
- 【グレイテスト・ショーマンの名言⑧】「快適…ああ進歩の敵か(Confort,the enemy of progress )」(P・Tバーナム)
- 【グレイテスト・ショーマンの名言⑨】「みんな違うから輝くんだ(No one ever made a difference by being like everyone else)」(P・Tバーナム)
- 【グレイテスト・ショーマンの名言⑩】「崇高な芸術とは人を幸せにすることだ(The noblest art is that of making others happy.)」(P・Tバーナム)
- まとめ
映画『グレイテスト・ショーマン』のあらすじ
19世紀のアメリカ。貧しいながらも夢想家だったP・Tバーナム(ヒュー・ジャックマン)は幼馴染である良家の令嬢チャリティ(ミシェル・ウィリアムズ)と結婚する。
裕福な暮らしではなかったが2人の娘にも恵まれ、4人で幸せに暮らしていた。しかし、突然バーナムの勤めていた会社が倒産してしまう。
その後、銀行から融資を受け、世界中の奇妙なものを展示した「バーナム博物館」を開業するが、閑古鳥が鳴く有様であった。
ある時娘に「生きたものを置かなきゃ」と言われた事がきっかけで、社会から隠れるように生きてきた、異形の姿を持つ「フリークス」達を集めたサーカスを結成する。
ショーは大繁盛であったが、なかなか社会的に認められなかった。
そんなイメージを払拭するために、バーナムは上流階級とのコネがあるフィリップ(ザック・エフロン)をパートナーにする。成功するために必死なバーナムであったが、予期もしない数々の困難が待ち受けるーー。
『グレイテスト・ショーマン』のグッとくる名言10選
『グレイテスト・ショーマン』は史実を基にした伝記映画でもあり、P・Tバーナムは「地上でもっとも偉大なショーマン」と呼ばれた実在の興行師なんです。
日本ではあまり知られていないバーナムですが、アメリカでは産業革命期に大成功した人物として非常に有名です。
『グレイテスト・ショーマン』には、そんな成功者であるバーナムや、彼に関わる人々の名言がたくさん登場します。成功者の考え方や、個性を大事にする考え方が詰まった名言の数々。えりすぐりの名ゼリフを、解説を踏まえてご紹介していきます!
【グレイテスト・ショーマンの名言①】「自分の成功は、自分でしか築き上げられないんだ(Your success depends on what you do yourself, with your own means)」(P・Tバーナム)
バーナムのストイックさが溢れ出ているセリフです。何度失敗しても諦めずチャレンジし続ける彼の姿はとても印象的でした。
そんな姿勢が見受けられたのは、この言葉のような強い信念を彼が持っていたからなんですね。
【グレイテスト・ショーマンの名言②】「お父さん、世界は変わり続けているんです(Father, the world is changing)」(フィリップ)
フィリップが黒人の恋人であるアン・ウィラー(ゼンデイヤ)とデートしますが、たまたま鉢合わせたフィリップの両親にアン・ウィラーを侮辱されます。その時にフィリップが父親に言った一言。
当時は白人と黒人が一緒に歩くなんて考えられませんでした。黒人が法的な平等を勝ち取ったのは100年以上も後のことなんです。それなのにこのセリフが言えるフィリップは、差別意識を持たない、先の世界が見えていた人物だと言えます。
また、父親に敬意を払った言い方でもあることから、フィリップの育ちの良さも伝わります。
【グレイテスト・ショーマンの名言③】「もう明日も迷わない。今夜始めよう(What’s waited till tomorrow starts tonight.)(P・Tバーナム)
バーナムが歌う「From now on」の歌詞のワンフレーズです。まさに、「明日やろうは馬鹿野郎」みたいな名言!
やるべきことって後回しにしてしまいますよね。
しかし、すぐにやってしまうことこそが成功のコツだと教えてくれます。
【グレイテスト・ショーマンの名言④】「僕が君に約束した人生はこんなモノじゃない(This isn’t the life I promised you)」(P・Tバーナム)
ささいなことにも幸せを見出せる妻・チャリティ。彼女は事業がなかなかうまくいかず、思い詰めるバーナムに対し「私はこのままで幸せよ」と優しくささやきかけます。
しかし、バーナムの寂しさを癒すことはできませんでした。バーナムの理想は、ビジネスで成功し、家族の生活を裕福にすること。
「家族を幸せにするためにこそ、僕は成功を追い求めるんだ!」というバーナムの揺るぎない信念に支えられた名言です。
【グレイテスト・ショーマンの名言⑤】「言い訳はしない。これがわたし(I make no apologies.This is me.)」(レティ)
バーナムのサーカス団員によって歌われる「This is me.」の歌詞で、レティ(キアラ・セトル)のパートのワンフレーズ。
とても大柄で、顔の半分以上を覆うヒゲが特徴的なレティは、ずっと差別を受けて生きてきました。
このセリフからはそんな自分を受け入れようとする彼女の強い思いが伝わります。
【グレイテスト・ショーマンの名言⑥】「愛を欲張らないで(Not greedy love)」(チャリティ)
成功を求めすぎたバーナムにチャリティが言ったセリフ。貧困な家庭で育ち、裕福な生活だけを追い求めたバーナム。裕福な家庭に育ち、愛する人だけを求めたチャリティ。
価値観の違う二人だからこそ困難もたくさんありました。
このセリフからはバーナムが興行師としての成功の裏で何を見失ってきたかを感じ取ることができます。
【グレイテスト・ショーマンの名言⑦】「みんな何かを演じているのよ(Everyone’s got an act.)」(アン・ウィラー)
フィリップがアン・ウィラーに出会った直後に一目惚れをするシーンで、フィリップが「私は何も演じない。」と言ったことへの返答のセリフ。
フィリップはアン・ウィラーと一緒になるために、サーカスに出演したいと思っていました。このセリフから、そんなフィリップの思いを受け流すような、アン・ウィラーの余裕が感じられます。
【グレイテスト・ショーマンの名言⑧】「快適…ああ進歩の敵か(Confort,the enemy of progress )」(P・Tバーナム)
売れっ子で、お金も名誉もあったフィリップに対してP・Tバーナムが言った一言。
P・Tバーナムはもっと上の世界を目標にしていたというのが伝わります。このセリフのように、今の生活に満足せずに成長し続けたいですね。
【グレイテスト・ショーマンの名言⑨】「みんな違うから輝くんだ(No one ever made a difference by being like everyone else)」(P・Tバーナム)
個性を大事にするバーナムらしいセリフですね。皆さんご存知でしょう金子みすゞさんの「みんなちがって みんないい」という言葉と非常に近いニュアンスを感じます。
人と少しでも違うだけで馬鹿にされ、批判される世の中。バーナムのようにどんなことでも個性と受け止める器の大きさを持つことはとても大事だと思います。
【グレイテスト・ショーマンの名言⑩】「崇高な芸術とは人を幸せにすることだ(The noblest art is that of making others happy.)」(P・Tバーナム)
映画『グレイテスト・ショーマン』はこんな詩的なセリフで締めくくられます。妻と子どもを裕福にしよう、幸せにしようという一心でただひたすらに成功を追い求めた結果、何よりも大切だったはずの家族を不幸せにしてしまったバーナム。
しかし、彼は失敗から教訓をしっかりと学び取ることができる人間でした。そして、挫折や確執を乗り越え、ふたたび家族や団員の心をひとつにすることができたんです。
人生という壮大なショーに生涯を捧げた彼は後世を生きる私たちに「人を心底思いやることこそがその人を幸せにすることにつながる」ということを教えてくれました。
まとめ
以上、映画『グレイテスト・ショーマン』に登場する名言をご紹介しました。バーナムの価値観や、成功するためのヒントがつまっていましたね。
目標を持って努力しようとする時や、大きな選択に迷った時に思い出すと力を与えてくれるでしょう!
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