映画『リメンバー・ミー』ネタバレ解説 | 死者を忘れない気持ちの大切さを学ぶ
映画『リメンバー・ミー』は、ピクサー長編映画第19作目。
「それは、時を超えてー家族をつなぐ、奇跡の歌。」のキャッチコピーの通り、音楽が家族の心の奥の忘れていた大切な感覚を呼び起こす、そんな物語です。映像や色彩の美しさ、家族愛を思い出してやさしい気持になれる映画になっています!
今回は、あらすじや各キャラクターの魅力をお伝えしながら、より本作を楽しむきっかけになるみどころをご紹介していきます!本作をすでにご覧になった方も、これから観賞される方も楽しめる内容です。
徐々に明かされていく真実やどんでん返しの結末に、あなたもきっと驚くでしょう!!
目次
「家族で観たい」の声多数 ! 映画『リメンバー・ミー』について
2017年にアメリカで公開された『リメンバー・ミー』は、『トイ・ストーリー3』の監督、リー・アンクッチによって制作されました。
興行収入は、北米で2億951万ドル(日本円にして約225億円)、2018年に公開された日本では約50億円、本作の舞台となっているメキシコでは約44億円という数字を出しています。特に、メキシコでは国内映画の中で史上最高記録です!
日本では公開されてから4週連続で興行収入1位を記録しました。特に家族層からの支持が厚いです。
受賞歴は、アニー賞11部門受賞、ゴールデングローブ賞ではアニメ映画賞、さらにアカデミー賞では長編アニメ映画賞と主題歌賞の2部門で受賞を果たしました!
これにより、ディズニー作品は6年連続で長編アニメ映画賞を受賞したのです!
そんな『リメンバー・ミー』は、死者の国の骸骨をディズニーらしい愛らしいキャラクターに変えたことで、子供からも人気を得たようです。主人公が家族のために頑張る姿は、心温まるものがあります。
仕事や家庭で疲れた大人の心にも響くストーリーと、美しい映像が魅力です!
10秒でわかる『リメンバー・ミー』の簡単なあらすじ
まずは映画をこれから観ようと思っている方、まだ迷っている方に、【ネタバレなし】であらすじをご紹介します。
ざっくりあらすじメキシコのとある家に暮らしている少年ミゲル(アンソニー・ゴンザレス)は、エルネスト・デラクルス(ベンジャミン・ブラット)のような伝説的ミュージシャンになるのが夢でした。
しかし、ミゲルの家は代々とある理由で音楽を固く禁止していました。
そんなある日、ミゲルはあるきっかけで死者たちの国へ迷い込んでしまいます。そこで出会ったのはデラクレスのかつての友人だという陽気な骸骨ヘクター(ガエル・ガルシア・ベルナル)。彼と仲良くなったのもつかの間、なんと日の出までに死者の国から生者の国へと戻らなければ、ミゲルの体は骸骨になってしまうことが分かります。
ミゲルとヘクターは生者の国へ帰る方法を探すのですが、その道中ミゲルの家族の【秘密】が徐々に明かされていきます!
果たして、ミゲルは無事に生者の国へ帰れるのでしょうか……!
魅力的なのはその映像美とポップな死の表現です。一転二転するストーリー展開が好きな方におすすめです!
『リメンバー・ミー』のネタバレあらすじ
ここからは丁寧に、あらすじを【ネタバレあり】でご紹介します。
【あらすじ①】ミゲルと音楽
「昔のある出来事で僕は呪われている。音楽は家族を引き裂いたけど、靴は1つにした」
メキシコにあるミゲルの家は代々靴屋を生業としている。街中には音楽が溢れているが、ミゲルの家では【音楽禁止】という決まりごとがあった。
しかし、ミゲルは大ヒット曲「リメンバー・ミー」を生み出した伝説的ミュージシャン、エルネスト・デラクルスに憧れて、音楽を捨てきれないでいた。屋根裏にデラクルスの写真を置き、愛犬が見守る中こっそりとギターを練習するのだった。
メキシコでは年に1度、死者が家族の元へ帰ってくる【死者の日】がある。それぞれの家庭には祭壇があって代々家族の写真が飾られており、死者はそれを頼りに現世へとやってくると言われていた。
ミゲルの家の祭壇にも家族の写真があったが、その中で1人だけ顔が切り取られている人物がいた。それは遠い昔、家族を捨てて音楽の道を選んだ高祖母ママ・イメルダ(アラナ・ユーバック)の夫だった。高祖父にあたるその人物が持っているギターがデラクルスのと同じだったため、ミゲルはデラクルスが高祖父ではないかと思っていた。
ミゲルは憧れのデラクルスのように、死者の日の音楽コンテストでギターを演奏しようとする。しかし祖母エレナ(レニー・ヴィクター)にギターを壊されてしまい「こんな家族、大嫌いだ!」とミゲルは家を飛び出す。
「夢はひたすら信じて自分でつかむ」「心の声に従え」「チャンスをつかめ」というデラクルスの名言を胸に、音楽を続けることを決めたミゲル。デラクルスの墓に飾られていた彼のギターを手にして、コンテストに出場することを決める。
墓地でデラクルスのギターを手にしたミゲルは、一度大きくギターを鳴らす。
警備員に見つかりそうになって慌てるが、次の瞬間その体は人々をどんどんすり抜けていく。
【あらすじ②】ヘクターとの出会い
生きている者には見えず、死んだ者には見える、ミゲルは死者の世界へ迷い込んでしまったのだった。墓地では祭壇に飾ってあった家族と出会う。生者の国に戻るため、家族とミゲルは死者の国にいるというイメルダに会いに行く。
生者の世界と死者の世界をつなぐのは、オレンジ色の花びらで作られた大きな橋だった。
ミゲルはイメルダに会うが、「死者を祀る日に、死者へのお供え物を盗んだため呪われている」「死者の国で日の出を迎えると、元の世界へ帰ることが出来なくなる」「祭壇に写真がないと死者も生者の国へ行けない」ことが分かる。
イメルダと高祖父が映っている写真を持ってきてしまったため、イメルダは生者の国へ行けないでいた。
この呪いは家族が【許し】を与えれば解けると知ったミゲルは、イメルダから許しをもらうが、その条件として「写真を祭壇に飾ること」「音楽は禁止」と伝えられる。どうしても音楽禁止の条件を受け入れられないミゲルは、音楽を愛している高祖父デラクルスなら許しを与えてくれるはずだと踏んで、デラクルスに会いに行こうと家族のもとから逃げ出す。
道中、デラクルスのかつての音楽仲間で友人だというヘクターと出会う。ヘクターはデラクルスに会わせる条件として、自分の写真を祭壇に飾ってくれとミゲルに頼みこむ。そうして二人は協力してデラクルス捜索をはじめた。
【あらすじ③】音楽コンテストと明かされる真実
死者の国で開催されている音楽コンテストで優勝すれば、デラクルスが開くパーティーに参加できることを知った二人は、ヘクターの友人チチャロン(エドワード・ジェームズ・オルモス)を訪ねてギターを借りる。
そこで、生者の国で誰からも完全に忘れられると、死者の国からも完全に存在が消えてしまうことが明らかになる。チチャロンはギターを遺し、「2度目の死」を迎える。
コンテストでヘクターと「ウン・ポコ・ロコ」を演奏し、ミゲルは大成功をおさめる。そのまま優勝すると思われたが、追いかけてきた家族に見つかりそうになり、表彰式を待たずにその場を離れる。
途中ヘクターと喧嘩したミゲルは一人デラクルスのパーティーに紛れ込み、ようやくデラクルスを見つける。二人は熱い抱擁を交わし合い、音楽を演奏して出会いを喜ぶ。
デラクルスから許しをもらおうとしたその瞬間、後からやってきたヘクターが衝撃の事実を明かす。生前デラクルスとヘクターの二人は音楽活動を共にしていたが、ヘクターは家族の大切さに気づき、家に帰ることにする。しかしこの決断を快く思わなかったデラクルスは、ヘクターを毒殺したのだった!
そしてヘクターのギターと彼が作った曲を自分のものとして、伝説的なミュージシャンになったのだ。
事実を知ったミゲルを生者の国には決して帰すまいと、デラクルスはヘクターの写真を奪い、二人を洞窟へと突き落とす。
絶望に打ちひしがれるミゲルとヘクター。気がつけばミゲルの体は透けて、徐々に骨になっていた。さらに、祭壇に写真が飾られていないヘクターにも「2度目の死」がやってこようとしていた。
そんな中、ヘクターは「娘にもう一度会って謝りたかった。そして心から愛していると伝えたかった」と話す。その娘の名前はママ・ココ(アナ・オフェリア・ムルギア)。実はミゲルの曾祖母の名前と同じだった。ミゲルは心から「ヘクターの家族で誇らしい……!」と叫んだ。
ミゲルの本当の高祖父はデラクルスではなく、ヘクターだったのだ!
【あらすじ④】生者の国へ帰るミゲル
洞窟に落ちた二人を助けたのはイメルダだった。かつて家族を捨てて音楽の道を選んだと聞かされていたイメルダだったが、本当は家族の元へ戻ろうとしていたことを知り、「ヘクターを許すことはできないけれど、写真を取り返すことには力を貸す」と約束した。
そうしてミゲルとその家族はヘクターの写真をデラクルスから取り戻すため、コンサートに忍び込む。ステージ裏で乱闘となるが、どうしてもヘクターの写真を手に入れられないでいた。
しかし乱闘の様子を偶然カメラが写しており、ヘクターを毒殺したことやその後の悪用やいきさつが知らずのうちに観客に明らかになっていく。さらに、デラクルスはミゲルを屋上から突き落とす。
会場に戻ったデラクルスは観客から非難を浴び、慌てて逃げだす。しかし最後には生前と同じように、巨大な鐘の下敷きになるのだった。
屋上から突き落とされたミゲルは無事だったが、ヘクターの写真は海に消えてしまった。
だが日の出が近づき、ミゲルの体は骨になりかけていた。ヘクターは自分の「2度目の死」よりもミゲルを生者の国に帰すことを選び、何の条件もつけずに彼に許しを与えるのだった。
【あらすじ⑤】ココとヘクターの再会
生者の国へ無事に戻ったミゲルはヘクターの「2度目の死」を何とか防ごうと、家へ急いだ。そしてココの元で、昔ヘクターがココに歌っていた「リメンバー・ミー」を歌う。
ココは少しずつ父ヘクターのことを思い出し、大事にしまっていた手紙を取り出して話しはじめた。家族の誤解も解け、音楽禁止はなくなった。ついにデラクルスの行いは広く知られ、ヘクターは正式に評価されるようになるのだった。
1年後。祭壇の家族写真に、ヘクターとココの写真が新たに加えられていた。また、死者の国ではココとイメルダ、ヘクターが感動の再会を果たしていた。
死者も生者も家族全員が揃って盛大なパーティーが開かれ、死者の国ではヘクターが、生者の国ではミゲルが共にギターを手にして歌うのだった。
『リメンバー・ミー』のキャスト
ミゲル・リヴェラ/アンソニー・ゴンザレス
主人公ミゲルを演じたのは12歳の新人アンソニー・ゴンザレスさんです。2013年から活動しており、本作『リメンバー・ミー』で主役に大抜擢されました!
12歳とは思えない堂々とした歌声を披露し、アニー賞を含め3部門にノミネートされました。これからの活躍にも期待したいですね。
そんなアンソニ―さんが演じるミゲルは、ひたすらミュージシャンを目指す、家族思いで勇気のある男の子です。家族に反対されても音楽を諦めない熱い心を持ち、つい応援したくなるそんなキャラクターです。
その一途な姿や、家族の大切さに気づいていく姿に心打たれる人は多いのではないでしょうか!
ヘクター/ガエル・ガルシア・ベルナル
ヘクターを演じたガエル・ガルシア・ベルナルさんは6歳から子役として活躍しており、演劇学校在学中にアリエル賞男優賞を受賞するなど、メキシコ映画界の中でも人気の若手俳優です。さらに制作や監督としても活躍しているようです!
ヘクターは、死者の国の陽気な骸骨。しかし本当は、思いを伝えられないまま離れてしまった家族のことを気にかけている心優しい人物でした。
ミゲルのために力を尽くす姿や、最後には自分が消えてしまってもミゲルが生者の国に帰ることを願う、家族思いなキャラクターになっています。
家族思いのその姿に、共感する大人は多いのではないでしょうか!
エルネスト・デラクルス/ベンジャミン・ブラット
ベンジャミン・ブラットさんは『LAW & ORDER』などのテレビドラマで活躍している俳優で、『リメンバー・ミー』ではデラクルス役を演じました。1989年から現在に至るまで、精力的に活動しているようです。
デラクルスは、ミゲル憧れの伝説的ミュージシャンとして登場します。「夢は自分でつかむもの」と音楽の力の素晴らしさを語っていますが、実はすべて他者から奪った地位でした。死者の国では「成功はタダではできない。何事もいとわぬ覚悟ではないとチャンスを逃す」というセリフもあります。
そのように、前半と後半でガラッとイメージの変化するデラクルスですが、ミゲルと出会った時の喜びは本物だったり、音楽への情熱は確かにあったことが垣間見えるシーンもあり、人間味溢れるキャラクターです!
ママ・イメルダ/アラナ・ユーバック
ミゲルの高祖母イメルダを演じたアラナ・ユーバックさんは女優であり、歌手でもあります。『天使にラブ・ソングを2』や『勇気あるもの』の他、テレビ、テレビアニメ、アニメ映画など様々な分野で活躍しています。
そんなアラナさん演じるイメルダは家族のリーダー的存在で、誰もが彼女の言うことには反対できない、そんな強い女性です。しかしその強さの裏には、一人で娘を育てていく覚悟をした、悲しい過去があったのでした。
強いイメルダがふとした時に見せる弱さや家族を思う優しさなど、強く優しいみんなの母という存在感のあるキャラクターです!
ママ・ココ/アナ・オフェリア・ムルギア
ココを演じたのは、メキシコの女優アナ・オフェリア・ムルギアさんです。1968年から現在に至るまで『クイーンオブザナイト』『誰も死んだら誰も語らない』など、数々の作品に出演しています。
ココはミゲルの曾祖母で、100歳近い高齢です。普段は話したり動いたりしませんが、家族みんなから慕われ、尊敬されるているキャラクターです。
死者の国から帰ってきたミゲルの歌を聴いたココは、失われようとしていたヘクターのことを思い出して、饒舌に語りはじめます。
そこにいるだけで家族を温かく照らすような、太陽のような女性です!
『リメンバー・ミー』ネタバレ | 見逃せない3つのみどころ
【みどころ①】幻想的な映像美とポップな「死」
『リメンバー・ミー』で驚かされるのは、その映像の美しさです!
メキシコの「死者の日」という伝統行事を取り入れつつ、死者の世界を美しく描いて親しみやすい印象を持たせています。普段は悲しい【死】や死後の世界を、明るくポップに描いています!
生者の国では日中の飾りつけが魅力的です!
死者が家までたどり着けるようにと、家の周りにオレンジの花びらを敷いたり、カラフルな旗をあちこちに飾っています。
生者の国から死者の国へかかっているオレンジの花びらで作られた橋や、ピンクや紫、青、オレンジのネオンに輝く死者の国、こうした光そのものも美しいですが、キャラクターの顔や体に当たる光もまた幻想的です。
死者の国の家も、色彩豊かに描かれています。何段にも家と家が重なり、多様な装飾がされており、視覚でも楽しめます。
骸骨も普段の生活の中ではとても恐ろしいイメージですが、本作では愛らしい瞳がチャームポイントです。瞳で感情を豊かにあらわし、歩き方などコミカルな動きをしているのも特徴です。
ミゲルがデラクルスの墓地からギターを借りて、一度鳴らすシーンがあります。
窓の外から入り込む白く輝く月の光と、ギターの音に合わせて宙を舞うオレンジ色の花びらは、1枚の絵画のように印象的なシーンです!ぜひチェックしてみてくださいね。
【みどころ②】所々に登場するディズニーのキャラクター
何度も観たくなる間違い探しのような仕掛けが『リメンバー・ミー』にはあります!そんな隠れたみどころをご紹介します。
まず、エレナが祭壇の写真に手を伸ばしているシーンです。ミゲルの自宅の祭壇の端に『ファインディング・ニモ』のニモの小さな置物があります!また、ミゲルが日中街へ出かける途中、カラフルな置物が売っている中にもニモとドリーが登場します。
出典:ディズニー公式サイト
次に、ミゲルが窓の外を眺めているシーンです。ピクサー映画には必ずと言っていいほど登場する、ピザ・プラネットの配達トラックが一瞬横切ります!音楽を流しながら走る車の音に、エレナがイライラと扉を閉めてしまいます。
またその先の広場に向かう道すがら、柱に『トイ・ストーリー』のウッディとバズ、『モンスターズ・インク』のマイクの人形が掛かっているので、見つけてください!
最後に、死者の国のコンテストへ向かう道中のシーンです。コンテストの盛り上がりに感化されるように、人々が花火を手に楽しんでいます。ちょうどその壁に貼られているのが『インクレディブル・ファミリー』のポスターです!ピクサー×ディズニーの映画は、次作のヒントを残すのが伝統なのです。
映画館では一瞬で見落としてしまうシーンも、DVDなどで観返すと違う楽しみ方もできますね。ぜひ家族一緒に、隠れたキャラクターを見つけてみてください!
【みどころ③】家族の絆
『リメンバー・ミー』の一番のみどころとも言えるのが、作品を通して家族との絆と音楽の力を描いている点です!
家族を取るか音楽を取るかという大きな選択が、ミゲルの家系にはありました。ヘクターと同様、ミゲルも一度は音楽の道を選びます。大好きな音楽を家族全員から否定され「こんな家族、嫌いだ!」と突き放すシーンもありましたが、死者の国でヘクターや、叔父さん叔母さん、高祖母と出会って、その気持ちに変化が生まれたのでした。
音楽を拒絶したイメルダも本当は音楽が好きで、ヘクターと歌っていたそうです。しかしヘクターが音楽を選んで家を去ってしまったために、女手一つで家を支えなくてはいけなくなりました。
イメルダの複雑な気持ちを想像すると、胸が痛む方もいるかもしれませんね。
本作で扱われる家族には死者と生者、その両方が含まれています。
両者を繋いでいるのが「死者の日」です。これは実際にメキシコに伝わる、死者を迎える伝統行事「ディア・デ・ロス・ムエルトス」がもとになっていると、監督は語っています。
家族との絆を描いたものとして死者の国での「2度の死」があります。たとえ死んでもその人のことを忘れない限り、その人は死者の国で生き続けますす。しかし、誰からも忘れられて繋がりを失ってしまえば、本当の意味で存在することができなくなってしまいます。
『リメンバー・ミー』が伝えたかった「家族の大切さ」や「いつまでも忘れないこと」というテーマが、アニメーションで誰にでも分かりやすく描かれていますね!
まとめ
今回は、『リメンバー・ミー』をネタバレありで詳しくご紹介しました!各キャラクターの特徴や本作のみどころも、存分にお伝えできたと思います。
「死」というイメージにとらわれず、明るくポップにその世界を描いたり、映像の美しさや隠れキャラ、テーマの奥深さを探求するきっかけになったら幸いです。それぞれのお気に入りのシーンが見つかる、家族で楽しめる……そんな映画です。
ぜひ何度でも観賞して、『リメンバー・ミー』の世界を味わってください。
【英語付き】映画『リメンバー・ミー』は名言の宝石箱!素敵な名セリフを特集