【英語付き】『ホーム・アローン』の名言10選｜心温まるクリスマスムービー

クリスマスの定番映画と言えばやはり『ホーム・アローン』ですよね。興行収入は約4億円以上を突破した名作であり、地上波では計12回放映されているほどの人気っぷり。コメディならではの軽快さやホロリとくる場面もあり、世代を超えて愛され続けている作品です。

両親や兄弟に怒られてばかりのケビンが家で一人取り残されてしまい、最初は口うるさい家族がいなくなったことを喜ぶのですが……。段々とその家族愛に気づいていくのです。作中で成長するケビン、そして登場キャラクターが発する言葉にはついハッとさせられるはず。

名言が登場する秒数と、英語も一緒に紹介しています。心が温まる名言をぜひお楽しみください！

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映画『ホーム・アローン』の簡単なあらすじ

出典：20世紀スタジオ ホーム エンターテイメント公式YouTubeチャンネル

シカゴに住むマカリスター家は超がつくほどの大家族。ケビン（マコーレー・カルキン）はいつも両親や兄弟に口うるさく怒られておりうんざりしていた。パリ旅行の前日にこっぴどく叱られたケビンは「家族なんか大嫌いだ」と口にしてしまう。

そして迎えたパリ旅行の朝。家の停電により目覚まし時計が鳴らず、一家は全員寝坊。慌てて家を飛び出して飛行機に飛び乗ったところ、屋根裏部屋にいたケビンを見事に置いてきてしまったのだ！世間はクリスマス休暇により空きの飛行機もなく、引き返すことも難しい状態だった。

一方で一人になれたケビンは大喜び。はしゃいで独りぼっちを満喫するが、自宅には怪しい男二人の影が近づいていて……。

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映画『ホーム・アローン』の名言10選！

8歳の子供、ケビンが一人置いて行かれたことにより家族の大切さに気付く物語です。最初は口うるさい親や兄弟がいなくなってホッとするものの、段々と寂しくなってきてしまい……。自分の素直な気持ち、家族の存在が大きいことを知るのです。「昔自分も、こう反発していたな～」と懐かしくなってしまうことでしょう。

家族や身内が大切なことは頭で理解していても、本作のセリフによってより心に染みていくはず。成長していくケビンが発するからこそ説得力があるのですね！素敵な名言を厳選したのでご覧ください。

【名言①】「最低の家族だ！」（12：07～）

出典：IMDb

パリ旅行の前日でバタつく家族たちは、荷造りに、今晩のディナーの用意に大忙し。15人家族＋いとこが室内で動き回っているため、十分な居場所もないのです。怒られてばかりで居心地の悪いケビンは反発しますが、その後ママに怒られ、屋根裏部屋で反省するように言われてしまいました。

そんな時に怒りを抑えられなかったケビンは「最低の家族だ！」とポツリ。感情が爆発してしまったがゆえの発言です。

【名言②】「こんな家族消えちまえ！」（12：37～）

出典：IMDb

怒りが収まらないケビンは遂に「家族なんかいらない。クソ食らえだ。ボクだってこんな家族、一生見たくないよ！」とママに言い放ってしまいます。息子の感情的に発言にママ・ケイトは少し呆れ気味。「じゃあサンタさんにもう一度お願いしたら？」と厳しいやり取りが続き、最終的には禁句であろう「消えちまえ！」が口から飛び出すのでした。

確かに冒頭部分から一人で荷造りが出来ないことに対して皮肉を言われたり、トラブルをケビンのせいにされているので、彼がひねくれる気持ちも分からなくはありません。特にご自身が次男・次女、あるいは末っ子である場合はすごく共感できるのではないでしょうか！？（笑）

ちなみに筆者も末っ子なのでケビンの反発する気持ちは痛いほど伝わってきました……。

【名言③】「僕が家族を消しちゃったんだ。」（22：06～）

出典：ホーム・アローン公式Facebook

朝起きると家の中はスッカラカン、家には自分一人になったことから「こんな家族消えちまえ！」の願いが叶ったと勘違いするケビン。実際はうっかりミスで家に置いて行かれただけなのですが（笑）

家族がいなくなったことに大喜びをするのです。この時のケビンの表情は本当に晴れやかでちょっと笑ってしまいそうになりますね。

【名言⑤】「いい子になるから皆戻ってきて」（51：05～）

出典：ホーム・アローン公式Facebook

一人の家でお菓子食べ放題、テレビやビデオ見放題、そして暴れ放題していても段々と寂しくなってきてしまいました。気づけば家族写真を手に取り、寝る前にキスまでする始末。「家族なんかいらないよ！」と怒っていたケビンも、本当にいなくなってしまえば恋しく思うのです。彼が素直になった瞬間とも言えますね！

【名言⑥】「“プレゼントは要らないから家族を返して”と」（1:04:43～）／ケヴィン

出典：IMDb

クリスマスと言えば子供達は何よりも、サンタクロースからのプレゼントを心待ちにしています。偶然街で出会ったサンタ役のお兄ちゃんへ、ケビンはホンモノのサンタクロースへの伝言を上記のように伝えました。プレゼントよりも家族を返して欲しい、そう思えた彼は一人で過ごした時間で立派に成長したのですね！

冷静になったというのもありますが、騒がしくてうるさい家族の大切さをきちんと理解したということ。8歳の男の子が成長するところを目のあたりにするだけで、ホロリときてしまうことでしょう。

この後お兄ちゃんが「分かった伝えておくよ」と言いながらケビンにお菓子をくれるのも、優しさが溢れていいですよね。「子供を手ぶらで帰すサンタはいないよ」という一言も、どこかほっこりとするものがあります。

【名言⑧】「口ではいろいろ言ったけど――とてもいい家族だ」（1:09:49～）／ケヴィン

出典：IMDb

近所で悪い噂の立つマーリー（ロバーツ・ブロッサム）と初めて口を利いたシーン。「自分には反省することがある」と前置きをして、ケビンは自分のしてしまったことを懺悔するのです。いなくなってから自分の家族の良さを知り、それを他人に言えるほどになるとは……！お互い深く知らないからこそ言い合える、そんな雰囲気を感じ取れる名場面ですね。

この話の後マーリーもケビンへ自分の過去を話します。その時に彼がオトナへアドバイスする姿には頼もしささえ覚えてしまうことでしょう。

【名言⑨】「ボクの家はボクが守ってみせる！」（1:13:55～）／ケヴィン

出典：ホーム・アローン公式Facebok

夜9時に二人の悪い泥棒が来ることを分かっていたケビンは、撃退するべく作戦を実行します。あの何もできないとみんなに言われていた子が「家を守る」なんて、序盤では考えられないほどの成長っぷりですよね。観ていると思わず「しっかりしたなぁ～！」と感動してしまうはず（笑）

そしてこの後は泥棒撃退大作戦に入るのですが、描写や仕掛けがとにかく面白いです！ケビンの秘められた才能が発揮される場面でもありますね。この名言を皮切りに物語の見せ場がやってくるので要チェックですよ。

【名言⑩】「心配ないよ、子供は皆強い」（1:33:29～）／ガス

出典：IMDb

最後の名言を迷ったのですが、個人的にお気に入りなのは売れないバンドをしているガス（ジョン・キャンディ）が、ケイトを自宅に送り届ける際に発したセリフ。どうやら彼も過去に子供を置いてきてしまったことがあるのだとか。しかし置いてきた先は葬儀場、死体と一緒にしばらくの時間を過ごさせてしまった……と、とんでもないエピソードを披露します（笑）

そんな時に「心配ないよ、子供は皆強い」とケイトを元気づけるのですが、あまり慰めにはなっていない気が……。いいことを言っているように聞こえる、物語終盤で差し込まれる“迷言”ですね（笑）

まとめ

8歳のケビンが発する言葉には大人も気づかされることばかり。本作は家族愛だけでなく、子供の成長や様々な人の考えを学ぶことができるのも魅力だと思います。クリスマスという大切な日に愛をたっぷり感じられる素晴らしい作品ですね。

ぜひ家族と、恋人と、大切な人と名言を味わいながら『ホーム・アローン』の温かさを感じてみてください！

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