『モンスターズ・インク』シリーズのキャラクターを紹介!おなじみからレアキャラまで一覧
数多くのキャラクターシリーズを持っているディズニーPIXARですが、そんな中でも特徴的なビジュアルを持ったモンスターたちを描いた映画と言えば、『モンスターズ・インク』です!
少女ブーとのふれあいを描いた感動作として登場した『モンスターズ・インク』。今回は数あるPIXAR作品の中でも、そんな一風変わったモンスターの世界を描いた『モンスターズ・インク』シリーズの登場キャラクターを一挙に紹介します。
目次
『モンスターズ・インク』シリーズとは?
出典:Amazon.com
キャラクターを紹介する前に改めて『モンスターズ・インク』という作品をおさらいしましょう。
初めて映画館に本シリーズが登場したのは2001年。ピート・ドクターを中心に、デヴィッド・シルヴァーマンとリー・アンクリッチの3名の連名による監督作として登場した映画が『モンスターズ・インク』。
世界中の子供達の悲鳴のエネルギーを集めていたモンスターたちの世界に、一人の女の子が迷い込んでしまうという事件が発生。その女の子と出会ったトップエージェントであるモンスターのサリーとマイクのコンビが、少女ブーを人間の世界に帰してあげようと奮闘するハートフルストーリーとなっていました。
本作は大ヒットとなるのですが、長らく続編は作られることはありませんでした。そんな中、10年以上の時を経た2013年に、ついに新作の『モンスターズ・ユニバーシティ』が公開されます。
監督をダン・スキャンロンが担当し、ブーに出会うよりも遥か前のサリーとマイクの大学時代の出会いの物語が描かれます。いかにして、二人がコンビとなりトップエージェントに登りつめたのか。今まで描かれなかった過去が明らかになりました。
そして、2021年には待望の新作『モンスターズアットワーク(原題)』の公開が発表されます。Disney+にて新たな『モンスターズ・インク』シリーズの物語が描かれる予定です。
『モンスターズ・インク』の主要キャラクターを紹介!
忘れてはいけないメインの二人に加えて、印象的なあのヴィランまで……まずは『モンスターズ・インク』に登場したキャラクターたちを振り返りましょう。
ジェームズ・P・サリバン(サリー)
青い毛に紫のブチ模様を持った巨大なモンスターが『モンスターズ・インク』シリーズの主人公の一人、サリー。本名はジェームズ・P・サリバンです。
所属しているモンスターズインクでは成績優秀なトップエージェントであり、トップクラスの怖がらせや屋として活躍していました。怖がらせるのが得意でありながらも実は優しい心を持ったモンスター。人間の子供ブーとの出会いを経て、怖がらせ屋としての状況にも大きな変化が生まれていきます。
実は、著名的な怖がらせ屋を多数輩出してきた名門のサリバン家の出身であり、『モンスターズ・ユニバーシティ』ではそんな慢心し、さらにはサリーなりのコンプレックスを抱えていたという過去が描かれます。
サリーを演じたのは、俳優のジョン・グッドマン。日本語吹き替え版では、ホンジャマカの石塚英彦が演じました。
マイク・ワゾウスキ
緑色の体に巨大な眼球、そして胴体と言えるパーツが存在しない小柄な姿をしたモンスターが『モンスターズ・インク』シリーズのもう一人の主人公、マイクです。
サリーのアシスタントであり、ルームメイトでもある、まさに相棒と言える間柄にあるモンスター。元気で明るい性格でありながら、実は頑固な一面も持った愉快なキャラクター。サリーとの怖がらせ活動におけるブレインとして活躍しています。
幼い頃は小柄な見た目なども原因で、怖がらせることは不得意ではあったものの、めげずに努力や工夫を重ねていたことが『モンスターズ・ユニバーシティ』では描かれ、そんなコンプレックスがサリーとのコンビ結成へと繋がっていくことになります。
マイクを演じたのは、コメディアンのビリー・クリスタル。日本語吹き替え版では、爆笑問題の田中裕二が演じました。
ブー
ひょんなことから、モンスターたちの世界に迷い込んでしまった人間の女の子がブー。
はっきりと言葉を話せないぐらいに幼いながら、好奇心は旺盛で活発に暴れまわる元気を持っています。怖がらせ屋のサリーにも懐いてしまい、“ニャンニャン”と呼ぶ始末。
そんなブーを人間世界へ返してあげることが、『モンスターズ・インク』の物語と目的となるわけですが、その過程で驚くべきモンスターの世界の秘密が明らかになります。
ランドール・ボッグス
サリーのライバルとして登場したのが、トカゲのような見た目をしたモンスターのランドール。
カメレオンのように体の色や模様を自在に変えることができ、その能力を駆使して、気づかれずにいろんな場所に潜んでいます。ナンバーワンになる為には手段を選ばないズル賢い性格をしており、ブーを返そうとするサリーたちにとっての障壁として、憎らしい活躍をします。
そんなランドールも、実は幼い頃はおとなしく、気弱な性格であったことが『モンスターズ・ユニバーシティ』で明らかになります。性格がどうして歪んでしまったのかが分かると、ただ憎らしいだけの存在ではなくなるキャラクターでもあります。
ランドールを演じたのは、俳優のスティーヴ・ブシェミ。日本語吹き替え版では、声優の青山穣が演じました。
ヘンリー・J・ウォーターヌース三世(ウォーターヌース)
モンスターズインクの社長を務める、上半身はスーツ、下半身がカニのようにいくつも足を持ったモンスターがウォーターヌース。
祖父が起業したモンスターズインク社を受け継いだ三代目にあたり、業績不振に思い悩んでいる状況にあった。表向きには、人望も厚くしっかりとした人物だと思われていたものの、実はその内面には思わぬ心を秘めていたことが映画の終盤で明らかになります。
ウォーターヌースを演じたのは、俳優のジェームズ・コバーン。日本語吹き替え版では、声優の大平透が演じました。
『モンスターズ・ユニバーシティ』から登場したキャラクターを紹介!
サリーやマイクの大学時代の物語を描いた、続編『モンスターズ・ユニバーシティ』にも新たな個性豊かなモンスターが登場しました。
ディーン・ハードスクランブル
出典:Monsters University 公式facebook
モンスターズ・ユニバーシティの学長が、ドラゴンのような翼と、ムカデのような足を持ったディーン・ハードスクランブルです。
かつては伝説の怖がらせ屋として活躍しており、怖がらせ学部においても実力主義で、徹底した姿勢で学生を教育しています。まだ学生で幼いサリーとマイクに対して、厳しい現実を叩きつける役割を担うのも彼女でした。
ディーン役を勤めたのは、女優のヘレン・ミレン。日本語吹き替え版では声優の一柳みるが演じました。
スコット・スクイブルス(スクイシー)
怖がらせ学部の落ちこぼれクラブ、ウーズマ・カッパのメンバーの一人がスクイシー。本名はスコット・スクイブルスです。
小柄な肌色の体と、5つの瞳を持ったモンスター。心優しい反面、他人を怖がらせる自身をまだ持ち合わせていないあどけなさが残る人物。普段は影が薄いことから、その特性を生かして驚かせる方法に行きつくことになります。
スクイシーを演じたのは、PIXARのアニメーターでもあるピーター・ソーン。日本語吹き替え版では声優の嶋田翔平が演じました。
ドン・カールトン
出典:Monsters University 公式facebook
元はセールスマンをしていて、社会人学生として入学してきたウーズマ・カッパの部長がドン・カールトン。
タコのような吸盤を持った手足と立派なヒゲにメガネが特徴です。吸盤を使うことで、壁や天井に張り付くことができるといった特技を持っています。
ドン・カールトンを演じたのは、俳優のジョエル・マーレイ。日本語吹き替え版では声優の宝亀克寿が演じました。
アート
出典:Monsters University 公式facebook
紫の毛に覆われて、異様に長い足を持ったウーズマ・カッパのメンバーがアート。
飄々とした性格をしていてその素性はメンバーもよくわかっていないようですが、警察に終われるシーンでは、刑務所に居たことがあるような発言をしており、実は前科持ちではないかという疑いもかかっています。
アートを演じたのは、俳優のチャーリー・デイ。日本語吹き替え版では声優の姫野惠二が演じました。
テリ&テリー・ペリー
出典:Monsters University 公式facebook
一つの体に二つの頭を持っており、それぞれが一つの目玉しか持っていない異様な姿のモンスターが、ウーズマ・カッパのメンバーのテリ&テリー・ペリー兄弟。
双子であり、それぞれの首が意思を持っており、しかもその性格が正反対という厄介な状態にあります。背が高く二本のツノを持った方がテリーで、背が低くツノが一本なのがテリです。
テリを演じたのは、俳優のショーン・ヘイズ。日本語吹き替え版では声優の佐藤せつじが演じました。そして、テリーにも別の吹き替えを設けており、原語版では声優のデイヴ・フォーリー、日本語吹き替え版では、声優の花輪英司が演じました。
マニアック?あのキャラクターたちは何者?
映画には、そのほかにも出番は限られていながらも強烈な印象を残してきたキャラクターが多数登場してきました。そんなレアキャラクターたちがどんな名前か皆さんは知っていましたか?
セリア
モンスターズインクの受付嬢を務めていたのが、一つ目に蛇の髪の毛を持ったセリア。マイクとは恋人関係にあり、彼女はマイクのことを“ギョロ目ちゃん”と呼び、マイクは彼女を“セリりん”と呼び合う仲にあります。
ブーのせいで一度は破局しかけますが、映画の最後には無事復縁に成功しています。
ロズ
モンスターズインクの派遣部の責任者を務めるのが、ロズ。巨大なナメクジのような姿をしたおばさんで、口調はゆっくりでありながら、頭の回転が早く、ミスの多いマイクに対しては当たりが強め。実は派遣部の姿は仮の姿であり、実はある正体を隠していた人物でもありました。
東京ディズニーランドのアトラクション『モンスターズ・インク “ライド&ゴーシーク!”』のラストを飾るキャラクターということでも印象に残っている人は多いのでは?
イエティ
人間にその正体を明かしてしまったことをきっかけに、モンスターシティから追放されてしまった白い毛に覆われたモンスターがイエティ。
かわいそうな境遇の反面、親切で人懐っこく、雪山で遭難したサリーとマイクを助けてくれるなど頼れる存在でした。
実は『モンスターズ・ユニバーシティ』にも登場。当時は郵便局員を務めていました。
マーガレット・ゲスナー
出典:Monsters University 公式facebook
『モンスターズユニバーシティ』で初登場の、巨大な触手を持ったモンスターが、図書館司書のマーガレット・ゲスナー。静かな図書館を守るべく、館内で騒がしくした生徒には容赦なくその触手で襲い掛かります。
そんな特徴から、怖がらせ大会では図書館が課題の舞台となり、彼女が待ち構える図書館で旗を取るという競技が設けらました。
アーチー
出典:Monsters University 公式facebook
『モンスターズユニバーシティ』で初登場となった、豚のような鹿のような不思議な姿のモンスター。モンスターズ・ユニバーシティのライバル校であるフィアーテック大学のマスコットです。その可愛さから、出番は限られていながらも多数のグッズが販売されています。
スラッグ
出典:Monsters University 公式facebook
『モンスターズ・ユニバーシティ』にて初登場となった黄色のナメクジ型のモンスター。
大学の講義を受けるべく必死に登校するものの、一向に体は進まず、無事教室に着いた頃には講義が終わってしまっていたというかわいそうなキャラクター。根本的に何かが間違っています。
2021年最新作!『モンスターズ・ワーク』に登場するキャラクターを紹介
2021年から配信サービス、ディズニープラスで視聴できるモンスターズ・インクのアニメドラマシリーズ『モンスターズ・ワーク』。サリーやマイクはもちろん、新たな主人公であるタイラーも中心に描かれています。
名脇役(バイプレイヤーズ)たちに焦点を当ててみていきましょう!
スミティとニードルマン
スミティとニードルマンはいつも一緒に仕事をしている、会社の清掃員。『モンスターズ・インク』シリーズお馴染みの二人組ですよね。
いつも社内のゴシップネタで盛り上がっていて、その声の大きさから話は筒抜け。時にはそのゴシップネタで他のモンスターたちの心をぐさりとさしてしまうことも…
絶叫フロアの掃除を担当していて、サリーに憧れを抱いています。
まとめ
以上、『モンスターズユニバーシティ』シリーズに登場するメインキャラクターから、作中に登場するシーンはわずかながら、強烈な印象を残したキャラクターに至るまで一挙に紹介しました。
画面の隅に登場したようなキャラクターにも実は、設定や名前があったりするので、もし気になるモンスターが居たら、調べてみるのもいいでしょう!
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