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『ジョジョの奇妙な冒険』3部「スターダストクルセイダース」の名言・名セリフを紹介!

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「ジョジョの奇妙な冒険」3部は単行本の12巻~28巻で描かれています。

サブタイトルは「スターダストクルセイダース」リーズ屈指の人気を誇る3部は、ゲーム化、OVAアニメ化、テレビアニメ放送などマルチなメディアで展開しており、そのたびに人気を何度も爆発!初めてスタンドが登場した部としても有名です。

今回はジョジョ3部の名言・名台詞を10個紹介します!!

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『ジョジョの奇妙な冒険』3部「スターダストクルセイダース」の名言10選

ジョジョ3部
出典:ジョジョの奇妙な冒険 POTAL SITE

舞台は1988年の日本。ジョースター家の血を引く空条承太郎はスタンド能力に目覚めます。

同じくジョースター家の血筋である承太郎の母ホリィにもスタンドが発生しますが、優しい女性である彼女はスタンドパワーを制御しきれず苦しみます。母の命を救うために、原因である復活したDIOを討伐するべく、承太郎とその仲間たちはエジプトへ向かいます。

旅の道中でのユニークなスタンドバトルは今までにない新鮮さを感じさせました!

そしてラストの承太郎とDIOの決戦は、まるで映画のような疾走感で描かれた手に汗握る名勝負です。

【名言①】「『悪』とはてめー自身のためだけに弱者を利用しふみつけるやつのことだ!」

花京院典明と戦闘中の承太郎。花京院が女医を利用し攻撃してくる卑劣さに承太郎は激怒した。

このセリフの直前、承太郎は自分が不良のレッテルを貼られていることを自白します。喧嘩相手を病院送りにすることもあれば、イバるだけの能無し教師を辞めさせたこともあります。しかし承太郎には正義の心があります。花京院の行動を承太郎の心は許しませんでした。

承太郎は自分の中で明確な正義の意義を持っているのです!それだけでなく、正義の執行まで自分で実行します。このセリフに続く「おれが裁く」も有名なセリフですよね!

【名言②】「守ってあげたいと思う…元気なあたたかな笑顔が見たいと思う」

スタンドが発生し、不調に苦しむホリィ。すこぶる体調が悪いにも関わらず、元気な振りをし承太郎たちを安心させようとします。その健気さを称える花京院の一言。

ホリィは人の心を和ませる女性で、いつも元気です。しかし周りに心配をさせまいとする強さもあります。不良となり一見道を外しているかのように見える承太郎ですが、その心の深くには大きな優しさがあることもホリィは見抜いています。

そんなホリィは女性の強さを体現している人物ともいえるでしょう。

そこに魅力を感じた花京院の言い回しもグッドです!

【名言③】「おれは『恐怖』を克服することが『生きる』ことだと思う」

エンヤ婆に『生きる』とは何かを問うDIO。DIOは自分にとっての『生きる』という意味の答えを持っているのです。

『生きる』とは何か。人によってその答えは異なるものですよね。DIOは人ではありません。不老不死の吸血鬼です。さらには強力なスタンドパワーも兼ね備えています。DIOの目標は世界の頂点に君臨し続けることです。人生というものを何十年というスパンではなく、もっと長いものと考えているDIOが考える『生きる』の答えは人とは違うのです。

そんなDIOが生きるうえで、ずっと付きまとっているのがジョースター家の血筋でした。

つまりDIOにとっての『生きる』とは、宿敵のジョースター家を根絶やしにすることなのです!

【名言④】「ジョセフ・ジョースター!きさま!見ているなッ!」

ハーミットパープルの能力でDIOの考えを探るジョセフだったが、逆にDIOに見つかってしまう。テレビ画面越しにジョセフを牽制するDIOのセリフ。

まだシルエットのみで、その正体が描かれていなかったDIO。その正体が明かされるのは3部の後半です。それまで影のみが描かれていたDIOの印象は強烈なものでした。
このシルエットのみのDIOを「影DIO」と呼称するほど、その存在感は大きいです。

影DIOがこのセリフを言うだけで冷静沈着なジョセフやアヴドゥルが慌てるほどでした。

【名言⑤】「『我が名はJ・P・ポルナレフ』『我が妹の魂の名誉のために!』『我が友アヴドゥルの心のやすらぎのために』…『この俺が貴様を絶望の淵へブチ込んでやる』」

ジョジョ 名言
出典:ジョジョの奇妙な冒険 POTAL SITE

J・ガイルのハングドマンの攻撃により追い詰められる花京院とポルナレフ。卑劣な攻撃をしてくるハングドマンに対し花京院は「許さん」と言いますが、ポルナレフは高らかにこのセリフを放ちました。

ピンチに追い詰められ、負けん気を口にした花京院に対し、策を練ったポルナレフは堂々と勝利宣言をしました。ポルナレフにとってJ・ガイルはずっと追い続けていた妹の仇であり、仲間のアヴドゥルを殺した憎き敵でもあります。ただならぬ怒りを持つポルナレフ。そのポルナレフのセリフには文字通りの彼の心が現れています。

家族や仲間のために戦うポルナレフの義理堅さを感じるセリフでした!

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【名言⑥】「てめーはこの空条承太郎がじきじきにブチのめす」

ハイプリエステスの遠隔攻撃に翻弄される承太郎一行。その攻撃に一杯食わされた承太郎は怒り、宣戦布告をします。

ただの強気な発言ともいえるこのセリフですが、承太郎が冷静に呟くと一味違う印象を与えます。承太郎は口数の少ない男なので、その分彼の一言には重みを感じますよね。なにより、承太郎にはやるといったら必ずやる凄みが溢れています。

ジョジョのシリーズの中でも承太郎が屈指の人気を誇るのは、そのカリスマ性でしょう。おどけることもなければ、慌てふためくこともありません。無駄口をたたかず、シンプルに剛腕と明晰な頭脳で敵をぶちのめす承太郎の姿は見る者を魅了します!

【名言⑦】「悪には悪の救世主が必要なんだよ」

承太郎に打ちのめされたンドゥール。彼の最期の言葉はDIOへの忠誠の一言でした。

ゲブ神のスタンドで承太郎たちを追い詰めたンドゥールは、彼は幼いころよりスタンド能力に目覚めていて死の恐怖とは無縁の性格でした。唯一恐れていたことはDIOを失望させ、DIOに殺されること。この世で初めて自分の存在を認めてくれたDIOを裏切ることだけはしたくなかったのですね。

DIOには悪のカリスマの素質があります。もし人の善悪は生まれつきのものだったとしたら、悪に生まれてしまった者はどうすればいいのでしょうか。その答えがンドゥールのこのセリフには詰まっています。正義の心を持つ者がジョースター家に惹かれるように、悪の心をもった者はDIOに導かれるのでしょう。

【名言⑧】「やれやれ…犬好きの子供は見殺しには…できねーぜ!」

ホルス神の使い手である鳥ペット・ショップが少年を殺そうとするとことを目撃したイギー。無駄な戦闘は好まないイギーだが、目の前の犬好きの少年をペット・ショップから救うために戦いを決意した。

イギーはスタンド使いのボストンテリア。犬なので人間との会話のシーンはありませんが、ペット・ショップとの戦いではイギーのセリフが言葉として表れます。普段のイギーは面倒くさがり屋で義理とはかけ離れた性格ですが、ここぞってときには正義の心を発揮します。

犬であるのに関わらず、まるで人間のような素晴らしさを表に出したイギーの名台詞でした。

【名言⑨】「『ザ・ワールド』の真の能力は…まさに! 『世界を支配する』能力だということを!」

脱出不可能と思われる花京院の半径20mエメラルドスプラッシュを難なく突破し、花京院を殺害するDIO。ザ・ワールドの恐ろしい能力が判明した瞬間。

DIO討伐に向けてただならぬ覚悟を持って挑んだ花京院だったが、ザ・ワールドの時間を止める能力は花京院の力を遥かに凌駕するものでした。

花京院が死に、ザ・ワールドのパワーが判明するこのシーンを見ると、DIOのこのセリフがまさに真実であると思わされます。

【名言⑩】「てめーはおれを怒らせた」

ついに宿敵DIOを倒した承太郎。最後は承太郎が時を止め勝利します。散っていくDIOを見ながら、承太郎は呟くようにこのセリフを放ったのです。

DIOの敗因は何だったのでしょうか。自分の力に酔いしれたことなのか、予想以上に承太郎が強かったことなのか……。考えればいろいろ出てきます。

しかし承太郎にとってはその答えはとてもシンプルだったのですね。

冷静でありながら内側には熱いものを秘める承太郎の名言です。

まとめ

ジョジョ3部
出典:Amazon

今回は3部の名言・名台詞を10個紹介しました。最高にカッコいい正義の執行人承太郎と悪のカリスマDIOの存在は3部を熱いバトル漫画にしてくれましたね!

3部ではそんな二人を中心にスタンドバトルが目白押しの部でした。

直接の殴り合いの戦闘が多く、ド迫力のストーリーです!

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駆け出しフリーライター。漫画・映画・アニメ・ドラマ全部好きです。作品を選ぶときに意識していることは偏見を持たないこと。食わず嫌いはしないで、おもしろい作品に触れ続けていたいと思っています。おもしろかった作品を自分の言葉で伝えることができたら、こんなに嬉しいことはないです!ただホラーは苦手です…