【洋画25選】絶叫ホラー映画名作特集「観て後悔」「めちゃくちゃ怖い…」

こわホラー映画と言っても、何作品か鑑賞していくうちにさまざまな嗜好のものがあることに気づかされます。ではいったいどのようなものから鑑賞すればよいのでしょう。この記事では歴史に名を刻むような名作や、ここ数年の話題作を中心におすすめのホラー映画をご紹介します。

絶叫ホラー映画一覧!

さて、気になる作品は見つかったでしょうか…?以下では図で紹介した作品のあらすじやみどころなど詳しく紹介します。

1.エスター

「天使の様な少女が、次第に悪魔の顔に変貌する」

引用元:ワーナー ブラザース ジャパン公式twitter

<動画無し>

あらすじ

『フライト・ゲーム』などで知られる、ジャウム・コレット=セラ監督の衝撃のホラー作品。当時子役であった、イザベル・ファーマンがエスターの気味悪さをみごとに表現している。

3人目の子供を流産したことが原因で、ケイト(ヴェラ・ファーミガ)とその夫(ピーター・サースガード)は辛い日々を送る。ケイトを心配した夫は、彼女に養子を迎え入れることを提案した。

孤児院から養女として招き入れた少女エスター(イザベル・ファーマン)一見、賢く美しく申し分が無いように見えた。しかしケイトは、日々エスターと暮らしていくなかでしだいに、奇妙な彼女の言動に言葉を失っていく。

夫にその懸念を説明しても信じてもらえず、夫婦関係は悪化していく一方。さらには実の子供2人(ジミー・ベネット、アリアーナ・エンジニア)も、しだいにエスターに対して警戒心を抱くようになる。

不気味ポイント

エスターの不気味さのポイントは、「徹底した洞察力とずる賢さ」母親であるケイトや、父親のジョン、兄弟と、それぞれの弱みを的確に見抜き、相手によって巧妙に態度を変えていくところに彼女の凄みと恐ろしさがあります。なぜ子供である彼女がこんなにもずる賢くいられるのか? と、疑問が湧いてきます。

またエスターは絶妙なやり方で、周囲の人を罠に陥れるのが得意です。その手口は犯罪者そのものと言えるでしょう。また異常なほどファッションにも変わったこだわりがあり、その流儀を変えないのも不自然です。そんなエスターが自室で描いている絵も、注目すべきポイントの1つです。

こんな人にはおすすめ

  • ちょっと変わったホラー映画を探している方
  • 映画に新しい感覚の刺激を求める方

こんな人には向かないかも…

  • ハラハラする映画や、残酷描写が苦手な方
  • サイコホラーが苦手な人

作品詳細

上映時間:163分

監督:ジャウム・コレット=セラ

出演者:イザベル・ファーマン、ヴェラ・ファーミガ、ピーター・サースガード

受賞歴:なし

公開日:米国公開 2009年7月22日、日本公開 2009年10月10日

 

2.ミスト

「鑑賞後の絶望感はNO.1」

出典:Amazon

あらすじ

有名ホラー作家スティーヴン・キングの小説を、『ショーシャンクの空に』のフランク・ダラボンが映画化。本作は後味の悪いエンディングで有名だが、見どころはそこだけではない。

物語は、ある日の大嵐から始まる。嵐の翌日、食料品を買い求めにスーパーマーケットに集まった人々は原因不明の霧に包まれ、足止めを食らってしまう。少しずつ恐怖感が増していく町の人々。さらに霧の向こう側に存在する得体の知れない化け物により、犠牲者が出はじめ人々の恐怖心は加速状態になっていく。

その後マーケット内の町の人々の意見は、割れはじめる。ふだんは穏やかでおとなしい田舎町の人々が、恐怖に追いつめられて尋常ではない発言をしはじめるのだ…。

不気味ポイント

謎の生物よりも、案外おっかないのは人間の方だと気づかされる作品。きっとこういう映画なのだろうな、と思っているとうまいぐあいに裏切られます。また群集心理のネガティブな側面が、おどろおどろしく描かれているのも本作の大きな特徴です。例えばストーリー前半では変人扱いをされていた、妄信的な信者のミセス・カーモディ。よりにもよって、彼女がだんだんと人々から支持されるようになっていく光景は、奇妙としか言いようがありません。

こんな人にはおすすめ

  • 映画に予想外の展開を求める方
  • バッドエンドのホラー作品を好む方
  • ディストピアSFなど、管理社会や群集心理の恐ろしさをテーマとして取り扱った作品を好む方

こんな人には向かないかも…

  • グッドエンディングの作品でないと満足できない方
  • 急にびっくりさせられる描写が苦手な方
  • 化け物やクリーチャーのビジュアルに、過度なクオリティを望み追求される方

作品詳細

上映時間:126分

監督:フランク・ダラボン

出演者:トーマス・ジェーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ローリー・ホールデン

受賞歴:なし

公開日:米国公開 2007年10月18日、日本公開 2008年5月10日 

 

3.ミザリー

「監禁された小説家の行く末は?」

出典:Amazon

あらすじ

ストーカーを扱った映画の中で、断トツに怖いと評判の作品。監督は『スタンド・バイ・ミー』でなどで知られる、ロブ・ライナーである。公開当時はまだストーカーという言葉が、流行っていなかった。よって本作はその言葉にできない何かに対する恐怖がうまく描かれており、さまざまな層の人々から反響があったとも言える。

人気ノベル『ミザリー』の作家ポール(ジェームズ・カーン)は、ロッジで小説を書くのが常であった。しかしある日彼は雪山で事故を起こし、重傷を負ってしまう。そんな時奇跡的に、やや肥満体型の中年女性アニー(キャシー・ベイツ)に救助された。

見知らぬ部屋のベッドで目を覚ますポール。アニーは、自分は元看護婦であったと言い、ポールを熱心に看病する。さらに彼女は『ミザリー』の大ファンでもあり、ポールの小説の熱心な読者であった。しかしポールは、彼女が時折起こす癇癪に疑問を抱かずにはいられない。さらにアニーは『ミザリー』の連載が終了することや、最終作の結末に対しても過剰な不満を見せはじめる……。

不気味ポイント

ストーリーが進むにつれ、彼女のおぞましい本性がしだいに明かされていく。他人事とは思えない展開の連続、中年女性ファンのエゴはどんどんエスカレートしていきます。作家は冒頭で彼女に親切にしてもらい、命拾いをしているのでなかなか文句が言えません。その弱みを逆手にとり、作家の連載中の小説の結末を書き直しをさせるなどわがまま放題のファン。何を言い出すか分からない分、より不安感を煽られます。

誰かを思い通りにしたい、さらには支配したいという気持ちがエスカレートしてくるとこんなふうにもなれるという、人間のダークサイドを存分に見せつけられた気にもなれます。

こんな人にはおすすめ

  • サイコホラーが好きな方
  • 登場人物が少ない、ワンシチュエーションスリラーを好む方

こんな人には向かないかも…

  • 超常現象を取り扱ったホラーが好きな方
  • グロテスクなホラー映画を好む方

作品詳細

上映時間:108分

監督:ロブ・ライナー

出演者:キャシーベイツ、ジェームズカーン、ローレンバコール

受賞歴:ゴールデングローブ賞 映画部門 主演女優賞(ドラマ)

公開日:米国公開 1990年11月30日、日本公開 1991年2月2日

 

4.シャイニング

「美しく静かな空間が生んだ狂気」

引用元:ワーナー ブラザース ジャパンtwitter

<動画無し>

あらすじ

故スタンリー・キューブリック監督作品。主人公ジャック(ジャック・ニコルソン)は、冬の間積雪のため閉鎖されるホテルの管理人の仕事を引き受ける。ジャックには妻子がいるが、彼は教師の仕事を辞めたばかりであった。

 彼はこのホテルのケアをする仕事は、小説の執筆に好都合だと考えていた。しかし幼い息子のダニー(ダニー・ロイド)は、住居を移ることにあまり乗り気ではない様子である。そのホテルでは、過去管理人を任された男が孤独な環境に耐えられず、家族を惨殺したという事件があった。ジャックはその話を聞かされるが、自分は大丈夫だと言う。

 ホテルの閉鎖の日、ジャックら家族3人はいざ目的地へ向かう。従業員らは皆帰宅してしまい、賑やかだったホテルは急にガランと静まり返った。美しい装飾がほどこされた、高級感のあるホテル。しかし妻のウェンディ(シェリー・デュヴァル)は、常に何か不安を抱えている様子である。

 そのうちジャックはイライラしはじめ、ウェンディやダニーに辛く当たるようになった。その上息子のダニーは他の人が持ち得ない、シャイニングという特殊な能力を持っていて、彼はホテル内の奇妙な光景を目にしはじめ……。

不気味ポイント

タイプライターが勝手に文字を打ちはじめるシーンは必見です。また主人公ジャックを演じる、ジャック・ニコルソンの狂気に満ちた顔の表情にも注目! さらに効果音でこんなに追いつめられた気分にさせられるとは! 驚きです。この映画はもはや、ある種の発明と言ってもよいでしょう。美しく整った澄んだ空間で、少しずつ何かの歯車が狂う奇妙な恐ろしさは、必見です。

 

こんな人にはおすすめ

  • 美しい名作ホラーが観たい方
  • スタンリー・キューブリック監督の作品に興味をお持ちの方

こんな人には向かないかも…

  • 激しく展開するノンストップ描写を好む方
  • そもそも古い映画が苦手な方

作品詳細

上映時間:146分

監督:スタンリー・キュービック

出演者:ジャック・ニコルソン、シェリー・デュヴァル、ダニー・ロイド

受賞歴:ゴールデングローブ賞 映画部門 主演女優賞(ドラマ)

公開日:米国公開、1980年5月23日日本公開 1980年12月13

 

5.キャリー(1976年)

「みんな、絶対に許さない。絶対に。絶対。」

出典:Amazon

あらすじ

1976年のブライアン・デ・パルマ監督の映画。また本作品は作家スティーヴン・キングの、初映画化作品でもある。各界の巨匠の名を世界に知らしめた名作『キャリー』。キャリーとはこの物語の主人公の女の子の名前だが、この役はシシー・スペイセクが演じなければこんなに怖くなかったであろうとも噂されている。

またこの時代に、本作品の人気のバロメーターが一気に上がったのは、学校を舞台にした恐怖映画がその頃はまだ珍しかったからと考えられる。加えて主人公のキャリーに感情移入しやすいところも、本作の大きな特徴だ。

高校生のキャリー(シシー・スペイセク)は、クラスメイトと上手く馴染めない日々を過ごしている。ある日彼女は、体育の授業が終わりシャワーを浴びている最中に、初潮を迎えた。何が起こっているか分からず、動揺するキャリー。厳格な宗教信者の母親マーガレット(パイパー・ローリー)に育てられた彼女は、月経の存在を知らなかったのだ。

この件で周囲にいたクラスメイトの女子は、キャリーをからかいあざ笑った。体育教師のコリンズ(ベティ・バックリー)は、キャリーを酷くいじめたクラスの女子全員に罰として、放課後の体育授業を受けさせる。また彼女はこれを拒否すれば、プロムという卒業パーティーへの参加を禁じるとも言った。

皆はこの授業をしかたなしに受けるが、クリス(ナンシー・アレン)はコリンズに反抗したため、プロムに参加できなくなってしまった。逆恨みしたクリスは、恋人ビリー(ジョン・トラボルタ)と共にある計画を企てる。一方キャリーは、自分に超能力があることに気づきはじめるが……。

不気味ポイント

プロムと呼ばれる高校の卒業パーティーでのワンシーン。うまくいきかけていた何かが、悪意のある人物によって、一気に壊される瞬間が惨たらしく描かれています。ヒヤッとするポイントを過ぎると、次は悪夢の連続。

キャリーの復讐シーンは背筋が凍てつくほどですが、その反面痛快でもあります。その後黒幕であった母親とも決着をつけるキャリー。また一難去った後の墓場でのシーンは、あまりにも有名です。

こんな人にはおすすめ

  • 悪者やいじめっ子が許せず、正義感の強い方
  • コップや机を浮かせるなどの、超常現象に興味がある方

こんな人には向かないかも…

  • 古いホラー映画にどこかしらもの足りなさを感じる方
  • 映画の登場人物に感情移入できない方

作品詳細

上映時間:146分

監督:ブライアン・デ・パルマ

出演者:シシー・スペイセク、マーガレット・ホワイト、ジョン・トラボルタ

受賞歴:なし

公開日:米国公開2013年10月18日、日本公開2013年11月8日 

 

6.サイレントヒル

「ゲームだったあの悪夢が、実写に。」

出典:Amazon

あらすじ

コナミの人気ホラーアドベンチャーゲーム、「サイレントヒル」が映画化された作品。このゲームのことを少しでも知っている方は、劇中に登場する建物やクリーチャーがより楽しめるのではないだろうか。よって『サイレントヒル』は映画ファンだけでなく、多くの層の人々の間で話題になった作品とも言える。

夢遊病の娘に悩まされるローズ(ラダ・ミッチェル)は、ある日サイレントヒルという町を訪ねようと決意した。それは娘シャロン(ジョデル・フェルランド)が病気になると、いつも口にする言葉であった。ローズは娘に医学的な治療を受けさせようとする夫クリストファー(ショーン・ビーン)に、反発心を抱いていたこともあり、彼には内緒で行動する。

しかしサイレントヒルにたどり着く手前でシャロンを見失ってしまい、以後は絶望的な描写の連続。ローズはシャロンを必死で探すうちにさまざまな不気味なクリーチャーに遭遇し、この町の知られざる過去を知ることになる。

不気味ポイント

灰の降る町はどこかしら、リアリティが感じられません。廃墟と化したサイレントヒルをローズがさまよううちに、このような退廃的な土地になぜか人が住んでいることがわかります。夫クリストファーもローズを探して、この廃墟に足を踏み入れますが、彼の見ている世界はローズのものとは別の次元の世界。

妄信的なカルト教信者に支配された住民らは過去に犯した過ちを認めず、今度はシャロンが生贄にされそうになります。その惨たらしい心と、勇敢に戦うシビル巡査の最期があまりにも無念という声も多いです。

 

こんな人にはおすすめ

  • ホラーゲームが好きで、その世界観をもっと楽しみたい方
  • クリーチャーの造形にこだわりや興味がある方

こんな人には向かないかも…

  • グロテスクな描写が苦手な方
  • バイオレンスな描写が苦手な方

作品詳細

上映時間:94分

監督:マイケル・J・バセット

出演者:アデレイド・クレメンス、キット・ハリントン、ショーン・ビーン

受賞歴:なし

公開日:米国公開 2012年10月26日、日本公開 2013年7月12日

 

7.エクソシスト

「悪霊と戦う神父に脱帽」

出典:Amazon

あらすじ

1970年代のホラー映画の代表的な作品だ。監督は『フレンチ・コネクション』などで知られるウィリアム・フリードキン。主演の少女を演じたのはリンダ・ブレア。彼女はこの後航空パニック映画『エアポート’75』にも、子役で出演している。

この作品はホラー映画であるにもかかわらず、第46回アカデミー賞の作品賞にノミネートされた。また同賞の脚色賞や録音賞を受賞している。劇中ではある少女に憑りついた霊と戦う、神父の苦悩が描かれている。

古生物学者のメリン神父(マックス・フォン・シドー)は、イラクで採掘調査中に、悪霊の像を見つけてしまう。何かを悟った彼は、急いでアメリカに帰国する。

一方売れっ子女優のクリス(エレン・バースティン)は、娘のリーガン(リンダ・ブレア)を連れワシントンの一軒家に滞在していた。クリスは夫と離婚していたが、収入面で不自由することはなかった。

ところがある日リーガンがひとりで、禁断の遊び「ウィジャボード」に手を出してしまう。この出来事以降、彼女は「ベッドが揺れる」など、奇妙なことを言い出すようになった。クリスは何ものかに憑依された娘に、恐れを抱きはじめる……。

不気味ポイント

これと言ってエグイ描写やグロ描写はありませんが、少女に憑りついた悪霊の憑依ぐあいが、あんまりにも酷くて凄まじい。映画とは一種の疑似体験でもあるとすれば、けっこう精神的にくる映画といった感じです。

こんな人にはおすすめ

  • 悪魔祓い系ホラーを好む方
  • 古典的な名作ホラーを観たい方

こんな人には向かないかも…

  • 精神的に追い詰められるホラーが苦手な方
  • ホラー映画に過度なバイオレンス描写を求める方

作品詳細

上映時間:146分

監督:クリストフ・ガンズ

出演者:ラダ・ミッチェル、ショーン・ビーン、ローリー・ホールデン

受賞歴:なし

公開日:米国公開 2006年4月21日、日本公開 2006年7月8日

 

8.チャイルド・プレイ

「連続殺人鬼の執念」

出典:Amazon

あらすじ

1988年のトム・ホランド監督作品。彼の他の作品では、1985年の『フライトナイト』などがカルトな人気を誇っている。チャイルド・プレイは人形に殺人鬼の魂が宿るといった発想が新しく、またそのルックスが非常にキャッチーであったため、以後シリーズ化されるほどの人気作となった。またこの映画を観ていなくとも、チャッキーというキャラクターの名は広く知れ渡っているようだ。その後も、次々と続編が登場した。殺人鬼のチャールズ(ブラッド・ドゥーリフ)は、警官に追い込まれトイストアで最期の時を迎えた。

一方母親カレン(キャサリン・ヒックス)と2人暮らしのアンディ(アレックス・ヴィンセント)は、誕生日にテレビ番組のキャラクターをモデルにした、グッドガイ人形をねだる。グッドガイ人形は人気商品のようで、トイストアにもずらりと並んでいた。

貯金不足で人形を購入出来なかったカレンであるが、路上でたまたま安く売ってあったグッドガイ人形を購入する。人形の名前はチャッキー、アンディは大喜びであった。

しかしその日急遽夜勤を言い渡されたカレンは、親友のマギー(ダイナ・マノフ)に幼いアンディの子守りを頼む。だがカレンが帰宅した時には、マギーは窓から突き落とされ死亡していた。

親友の死にショックを受けるカレン。その上警察はアンディを疑っている様子である……。

不気味ポイント

人形だと思い舐めて観ていたら、案外エグくて驚かされます。またチャッキーの身長が低いぶん、握っている刃物のサイズが大きく見えて恐怖心が倍増。またこのキャラが少しチャーミングに見えるだけに、その残虐な行為とのギャップが楽しめる作品でもあります。

こんな人にはおすすめ

  • 1980年代の雰囲気が好きな方
  • ハラハラ感をつねにキープしたい方

こんな人には向かないかも…

  • バイオレンス描写が苦手な人
  • シナリオ重視の人

作品詳細

上映時間:87分

監督:トム・ホランド

出演者:アレックス・ヴィンセント、キャサリン・ヒックス、クリス・サランドン

受賞歴:なし

公開日:米国公開 1988年11月9日、日本公開 1989年5月20日

 

9.ゲット・アウト

「何かが、おかしい。」

引用元:映画『ゲット・アウト』公式Facebook

あらすじ

新しいスタイルの社会派ホラー。本作はコメディ要素をうまく取り入れた、やや異色のホラー作品として、ホラー映画ファン意外の人の間でも一目置かれる作品となった。アフリカ系アメリカ人が白人のガールフレンドの実家に招待されるという、シンプルな物語の構成も魅力である。

また本作品は低予算作品にもかかわらず、大きな反響を呼んだ話題作でもある。監督はコメディアンのジョーダン・ピール。彼はこの作品のシナリオの執筆も手掛け、第90回アカデミー賞の脚本賞も受賞している。

主人公クリス(ダニエル・カルーヤ)は、交際中の恋人ローズ(アリソン・ウィリアムズ)の実家に招かれた。しかし彼はこのことにあまり乗り気ではない様子。彼はローズが白人であり、自分はアフリカ系アメリカ人であることを心配していたのだ。

彼らがローズの実家に着くと、彼女の家族はクリスを笑顔で迎え入れる。一見黒人に対してフレンドリーな、ローズの家族やその仲間たち。しかし主人公のクリスはどこかその不自然な笑顔や、優しさに違和感を覚える。

さらにローズの実家には、クリスと同じアフリカ系アメリカ人のメイドが雇われていた。クリスは彼らが存在を無視できない程、異様な空気を放っていることに気づきはじめる。

不気味ポイント

ジョージナを演じるベティ・ガブリエルの演技には光るものがあり、作品全体のイメージにも大きな影響を与えていると思われます。彼女はローズの実家のメイドをしているのですが、その何とも言いがたいコミュニケーションのとり方から、この家で何やら恐ろしい儀式が進行していることがわかります。

しかしそれが具体的に何なのか? はまったく想像がつきません。あるシーンでクリスが自分の身に起ころうとしていることを理解してからは、物語を運ぶテンポも一気に加速し、次々にスリリングな展開が繰り広げられます。

こんな人にはおすすめ

  • 間接的なホラーシーンを好む方
  • 社会問題に強い関心がある方

こんな人には向かないかも…

  • 直接的なホラー描写をノンストップで観たい方
  • ホラーコメディが苦手な方

作品詳細

上映時間:103分

監督:ジョーダン・ピール

出演者:ダニエル・カルーヤ、アリソン・ウィリアムズ、ブラッドリー・ウィットフォード

受賞歴:なし

公開日:米国公開 2017年2月24日、日本公開  2017年10月27日

10.スペル

「きっかけは、ほんの些細な不親切」

出典:Amazon

引用元:ギャガ公式チャンネル url:https://youtu.be/f0u9-yZCw4U

あらすじ

ホラーコメディの隠れた傑作だ。監督は『スパイダーマン・シリーズ』や『死霊のはらわた』で知られる、サム・ライミ。本作品はコメディタッチで描かれていながら、その反面リアリティがあってとても怖い。劇中では銀行に勤める頑張り屋の女性クリスティンが、自身の出世に憧れるあまりどんどん不幸になっていくさまがありありと描かれている。

銀行に勤める主人公クリスティン(アリソン・ローマン)は、ある老婆(ローナ・レイヴァー)から融資を求められる。しかしその老婆は身なりやマナーも悪く、しつこくすがるように懇願してきたのだ。そこで彼女はとっさに警備を呼んでしまい、老婆に恥をかかせてしまう。

逆切れした老婆はクリスティーンを恨み、呪いをかける。駐車場で彼女を待ち受けていた老婆の、呪いをかけるシーンは必見。老婆は入れ歯をしているのだが、それがカクカクと襲ってくるなど、他ではなかなか見られないユーモラスな名シーンが続く。また彼女には最愛のボーイフレンド(ジャスティン・ロング)がいて、彼は必死にクリスティーンを守ろうとするのだが、それもなかなかうまくいかなくなっていく……。

不気味ポイント

この主人公の若い女性は、過去にたくさんの努力をしてきたはず。そんなに悪い人物ではないのに、数々の理不尽な仕打ちを受けるところに腹立だしさも感じられます。ちょっとした不親切から発生する、人の怨念の怖さが笑いとともに描写されています。

こんな人にはおすすめ

  • とにかくスラップスティックホラーが好きな方
  • ユニークでこだわりのあるホラー表現が観たい方

こんな人には向かないかも…

  • グロテスクで、清潔感の無いホラー描写が苦手な方
  • 不条理な物語が許せない方

作品詳細

上映時間:99分

監督:サム・ライミ

出演者:アリソン・ローマン,ジャスティン・ロング,ローナ・レイヴァー

受賞歴:なし

公開日:米国公開 2009年5月29日、日本公開2009年11月6日

 

11.死霊のはらわた (2013年)

「解き放たれた死霊が、あなたを襲う」

引用元:ソニー・ピクチャーズ公式 twitter 

あらすじ

1981年のサム・ライミ監督の大傑作ホラー、『死霊のはらわた』のリメイク作品。オリジナル版をまだご覧になっていない方は、本作を先に観るのもよいかも知れない。

監督は『ドント・ブリーズ』の監督、脚本、製作を手がけたフェデ・アルバレス。また本作品の製作、脚本はオリジナル版のサム・ライミ監督が担当している。この映画は吐き気がするほどのスプラッター描写のオンパレード、ガチで怖いと評判の作品である。

物語は、山小屋に若者5人がやって来るところから始まる。目的はミア(ジェーン・レヴィ)の薬物依存の療養だった。しかし若者たちはこの山小屋に、不気味な地下室があることに気づく。その薄気味悪い地下室には「死者の書」という、開いてはならない禁断の書物があった。

しかし若者の1人であるエリック(ルー・テイラー・プッチ)が、好奇心からをその本を読んでしまう。一方ミアはこの小屋に漂う不穏な空気を読み取り、帰りたいと言いはじめた。

そしてついにミアは仲間と仲たがいし、山小屋を飛び出し車で暴走する。周囲が、彼女を無理に引き止めようとしたためだった。がその後彼女は、森の中で事故を起こしてしまう。

さらに無防備な状態の彼女に、蘇った死霊が憑依した。その後無事救出され山小屋に戻ったミアであるが、以前と様子が違い凶暴な人物になっていた。不審に思った若者らは、彼女を地下室に閉じ込めてしまうが……。

不気味ポイント

若者たちは、気味が悪いから逃がして欲しいと懇願するミアを、麻薬中毒の療養のためと言って無理やり引き止めます。さらにはメンバーのひとりが封印された「死者の書」を開いたことが引き金となり、悪霊を目覚めさせてしまいました。

電動ナイフ、釘、刃物、火あぶりなど、ホラー映画に欠かせないアイテムがてんこ盛り。ありとあらゆるホラー描写が詰まっているので、ほぼノンストップに近い感覚で1時間半があっという間に過ぎていきます。

こんな人にはおすすめ

  • スプラッターホラーが好きな方
  • とにかくモーレツに怖い作品が観たい方
  • サム・ライミ監督のオリジナル版『死霊のはらわた』を好む方

こんな人には向かないかも…

  • 血みどろな描写が苦手な方
  • 残酷描写が苦手な方

 

作品詳細

上映時間:91分

監督:フェデ・アルバレス

出演者:ジェーン・レヴィ、シャイロ・フェルナンデス、ジェシカ・ルーカス

受賞歴:なし

公開日:米国公開 2013年4月5日、日本公開2013年5月3日

 

12.世にも怪奇な物語

「名監督の個性が光る、オムニバス映画」

出典:Amazon

あらすじ

エドガー・アラン・ポーの小説を3人の映画監督がそれぞれ映画化した、オムニバス作品だ。監督はロジェ・ヴァディム、ルイ・マル、フェデリコ・フェリーニと巨匠揃い。古い映画だが、俳優陣もアラン・ドロンやブリジット・バルドーなど名の知れた人ばかりで、観ていて損はない作品でもある。

1話目の「黒馬の哭く館」はホラー作品でありながら、やや官能的な描写が多いのが特徴である。豪華な屋敷に住む主人公フレデリック(ジェーン・フォンダ)は、贅沢ではあるが怠惰な日々を過ごしている。

彼女はわずか22歳という若さで、膨大な遺産を相続したのであった。近所には従兄のウィルヘルム(ピーター・フォンダ)が住んでいた。フレデリックは次第に、愛馬と質素に暮らす彼に恋心を抱くようになる。2話目の「影を殺した男」はドッペルゲンガーをテーマとして取り扱った作品で、アラン・ドロンが1人2役を演じている。

主人公ウイリアム・ウィルソン(アラン・ドロン)は、子供の頃から残忍な性格の持ち主であった。その性格は青年になってからも変わらず、医学生になってからは若い女性を裸にしてメスで脅し、他の大勢の男性にそれを見せ楽しんでいた。しかしそこへ、ウイリアムとそっくりの人物が現れる……。

3話目の「悪魔の首飾り」は、3つの作品の中でもいちばんホラー色の強い作品である。主人公ダミット(テレンス・スタンプ)は、以前は売れっ子の俳優であった。しかし今やその人気も落ち、ドラッグやアルコールに溺れる日々である。

そんなダミットに、久しく映画出演の話が舞い込んできた。報酬は最新型のフェラーリである。そのようないきさつでローマの空港に降り立ったダミットであるが、白いワンピースを着た不気味な少女に出会う。それは悪魔との取引の入り口であった……。

不気味ポイント

この中でも特におすすめなのが、3話目のフェデリコ・フェリーニ監督「悪魔の首飾り」です。やや落ちめの俳優ダミットをテレンス・スタンプが怪演。この物語では手鞠を持った少女が時おり姿を現わしますが、この少女のふとした表情が忘れられないほど不気味です。

この一瞬の顔だけで恐怖度はMAX。さらに想定外とも言える衝撃のラストシーンを観れば、トラウマ映画になるかも知れません。本作品の後味の悪さは否めませんが、ホラー映画を語るうえではずせない1本でもあります。

こんな人にはおすすめ

  • オムニバス作品が好きな方
  • 軽く気分転換したい方

こんな人には向かないかも…

  • レトロ感のある作品に抵抗がある方
  • ホラー映画にアクション映画のようなハラハラ・ドキドキ感を求める方

作品詳細

上映時間:121分

監督:ロジェ・ヴァディム,ピーター・フォンダ

出演者:ジェーン・フォンダ、ピーター・フォンダ、アラン・ドロン

受賞歴:なし

公開日:フランス公開 1968年5月17日、日本公開969年7月12日

 

13.ローズマリーの赤ちゃん

「そのアパート、ヤバい。」

引用元:パラマウント・ピクチャーズ ブルーレイ&DVD公式サイト 

<動画無し>

あらすじ

未だにカルト的な人気を維持している、もの静かで淡々としたホラー作品。観る人によって、好き嫌いがはっきり分かれる傾向もあるホラーとしても有名だ。監督・脚本は『チャイナタウン』や『戦場のピアニスト』の監督としても知られる、ロマン・ポランスキー。

舞台はニューヨーク。広くてリーズナブルなアパートの物件を見つけたウッドハウス夫妻はさっそくそこに引越し、隣人ともすぐに親しくなる。しかしこの隣人のミニー(ルース・ゴードン)がくせ者で、玄関のベルを鳴らしてはいろいろと世話を焼いてくるのだ。

しかしこの隣人夫婦は、最近養女を亡くしたばかり。ローズマリー(ミア・ファロー)はミニーにストレスを感じながらも、あからさまに拒否できない状態に陥ってしまう。

不気味ポイント

タニス草のペンダントや、何の材料で作られたのか分からないデザートをローズマリーに贈るミニー。うまく断れないで戸惑うローズマリーの、重苦しい気持ちが伝わってくるようで、怖くもあり腹立たしくもあります。まるで真綿で首を絞められるような不快感。

ローズマリーが妊娠した際にも、ミニーから産婦人科医を紹介されます。やんわりとしているが、確実に周囲を悪い何かにとり囲まれていく焦燥感が感じられ、じわじわと悪い汗をかくような感覚の作品です。

こんな人にはおすすめ

  • スクリーンには直接現れない、間接的な恐怖描写を好む方
  • 静かなで淡々としているが、冷ややかな恐怖を映画に求める方

こんな人には向かないかも…

  • はっきりしたホラー描写を望む方
  • 名作であっても、古い映画作品じたいが苦手な方
  • スプラッターホラーが観たい方

作品詳細

上映時間:136分

監督:ロマン・ポランスキー

出演者:ミア・ファロー、ジョン・カサヴェテス、シドニー・ブラックマー

受賞歴:なし

公開日:米国公開1968年6月12日、日本公開1969年1月11日

 

14.IT/イット “それ”が見えたら、終わり。

「子供が消える町に、“それ”は現れる」

引用元:ワーナー ブラザース ジャパン Facebook 

あらすじ

2017年のホラー映画。本作は公開当時アメリカで大ブレイクし、続編も公開される予定のようだ。またスティーブン・キング原作小説を実写化したものでは、史上No.1とも言われている。

舞台はアメリカの田舎町。主人公ビル(ジェイデン・リーバハー)は、弟のジョージー(ジャクソン・ロバート・スコット)が行方不明になってからというもの、そのことばかりを考えて過ごしている。

ビルには気心の知れた仲間がいて、彼らは自分たちのことを「ルーザーズクラブ」と呼んでいた。しかし皆はワイワイ楽しく過ごしながらも、内心は不可解な何かにつねに脅かされている。なぜなら、この町ではある日突然子供が消えるという謎の事件が、多発していたのだ。

そしてついに皆はそれぞれ、ピエロが怖いと思っていることをカミングアウトしはじめる。ピエロは、通称ペニーワイズ(ビル・スカルスガルド)と呼ばれた。ペニーワイズやそれにまつわるさまざまな怪奇現象は、町の大人には見えない。子供たちはその事実を知り、ますます怯えるのだった……。

不気味ポイント

冒頭で主人公ビルの弟ジョージーがペニーワイズと遭遇するシーンは、トラウマになるほどの迫力。そのほかにも、少年たちの恐怖の対象となって襲いかかるペニーワイズ。毎回変身して楽しそうに追い詰めるペニーワイズに注目です。

こんな人にはおすすめ

  • 青春モノ映画が好きな方
  • 切ないホラー作品を好む方

こんな人には向かないかも…

  • 恐怖描写を連続的に観たい方
  • リアリティのある映画を好む方

作品詳細

上映時間:135分

監督:アンディ・ムスキエティ

出演者:ビル・スカルスガルド、ジェイデン・リーバハー、ジャクソン・ロバート・スコット

受賞歴:MTVムービー・アワード 最優秀デュオ

公開日:米国公開 2017年9月8日、日本公開2017年11月3日

 

15.ザ・ギフト

「何度も届く、恐怖の贈りもの」

引用元:映画『ザ・ギフト』/ ゴード 公式twitter 

引用元:vap official url:https://youtu.be/PWwafTfoXvU

あらすじ

低予算で製作されたにもかかわらず、アイデアが素晴らしく話題を呼んだ作品である。監督は、実力派俳優として活躍中のジョエル・エドガートン。彼はこの作品のシナリオも手がけ、さらには不気味な男ゴードを自身でみごとに演じている。郊外に引越してきたばかりの若い夫婦の前にひょっこりと現れる、夫の昔の同級生ゴード(ジョエル・エドガートン)。新居を訪ねてきた彼は、ワインなどちょっとしたプレゼントを贈ったりして、一見ちょっと気の利いた男性である。

妻のロビン(レベッカ・ホール)は、ゴードを新しい家に招き入れるが、夫サイモン(ジェイソン・ベイトマン)はあまり気乗りではない様子。しかしゴードの「ギフト」はさらにエスカレートする。大量の鯉を庭の池に勝手に放ったりと、贈りものとしても明らかに度を超えていくのだ。また彼の奇妙な行動がエスカレートしていくにつれ、夫サイモンの知らなかった過去がしだいに明かされていく。

夫婦の住むおしゃれな新居はガラス張りで、誰もが羨むような造りの一軒家。しかしその反面、どこからも覗き見できるほど無防備な家とも言える。

不気味ポイント

ギフトをくれる人=自分に好意を持ってくれているという、固定観念があっさり覆されるのが面白いです。ゴードのギフトによるリベンジ計画は準備周到に進められ、気がついた時には想像以上の領域を犯されているので、よけいに気味悪く感じられます。

贈りものという身近なテーマを扱っているので、観ていても他人事とは思えないのがポイントです。ラスト付近では、背筋の凍てつくようなあっと驚かされる展開が待っています。

こんな人にはおすすめ

  • 怖い映画は観たい、でもグロ描写は観たくないという方
  • サイコホラーが好きな方
  • 映画のストーリーに斬新さを求める方

こんな人には向かないかも…

  • コテコテのホラーが観たい方
  • 直接的なホラー表現を好む方

作品詳細

上映時間:108分

監督:ジョエル・エドガートン

出演者:ジェイソン・ベイトマン、レベッカ・ホール、ジョエル・エドガートン

受賞歴:なし

公開日:米国公開 2015年8月7日、日本公開2016年10月28日

 

16.ジェーン・ドウの解剖

「その死体は、生きている。」

出典:Amazon

あらすじ

アメリカのある田舎町で、父と遺体安置所を経営する青年オースティン(エミール・ハーシュ)と、その父親で検死官のトミー(ブライアン・コックス)の元に、ある女性の死体の検死依頼が緊急で入った。2人は解剖を進めると、遺体に残る数々の不可解な点に気付く。そして2人は真夜中の検死中、不可解な現象に襲われるのだったーー。

不気味ポイント

実際の検死さながらの、リアルな演出はなんとも不気味です。解剖を始めるときのおびただしい出血や、異常に焼けている肺など、実物を見ているかの様にリアルな描写に注目です

また、死体の状態から死因を推測するのも検死官の仕事。そのため作中では、視聴者も死体を見ながら一緒に推測できる様なストーリー展開になっています。

 

こんな人にはおすすめ

  • 得体の知れない恐怖が襲ってくる系のホラーが好きな人
  • 沈黙の中にこそ恐怖を感じる人

こんな人には向かないかも…

  • 食事しながら見たい人
  • 理不尽なことに耐えられない人

作品詳細

上映時間:86分

監督:アンドレ・ウーヴレダル

出演者:エミール・ハーシュ、ブライアン・コックス

受賞歴:エンパイア賞 最優秀ホラー作品賞

公開日:米国公開 2015年8月7日、日本公開2016年10月28日

 

17.インシディアス

「”あちらの世界”から、何かが憑いてきた。」

出典:Amazon

あらすじ

ジョシュ(パトリック・ウィルソン)とルネ(ローズ・バーン)は、子供3人を連れて新居に引っ越した。引越し先の家で物音などに見舞われる中、長男のダルトン(タイ・シンプキンス)は急に昏睡状態に陥ってしまった。脳に異常はなく、原因不明の昏睡と家の怪奇現象が続き、夫婦は家が呪われているのではないかと思い引っ越したが、怪奇現象は続くーー。

不気味ポイント

怪奇現象と昏睡の原因は、家でなく他のものにありましたそれが判明し事件を解決しようとした途端、この世のものではないものが目の前に現れ、恐ろしい怪奇現象が続きます。

息をつく間も無く襲う怪奇現象は、なんとも不気味で息をつく間も与えないものばかりです。若きホラーの天才ジェームズワン監督が送る独特の世界観が、存分に演出されています。

こんな人にはおすすめ

  • びっくり系ホラーが好き
  • アメリカンホラーの定番な展開が好き

こんな人には向かないかも…

  • 1作品で完結してほしい。
  • ジャパニーズホラーこそが、ホラー映画である!と信じている

作品詳細

上映時間:103分

監督:ジェームズ・ワン

出演者:パトリック・ウィルソン、ローズ・バーン、タイ・シンプキンス

受賞歴:Fright Meter Award for Best Supporting Actress、 Fright Meter Award for Best Horror Movie

公開日:米国公開  2011年4月1日、日本公開2011年8月27日

 

18.SAW

「最悪」

出典:Amazon

あらすじ

ゴードン(ケイリー・エルウィス)とアダム(リー・ワネル)は、目が冷めると老朽化したバスルームに、足を鎖で繋がれた状態で対角線上に捕らえられていた。謎の人物「ジグゾウ」からのメッセージと、弾丸・電話・タバコ・写真などのヒントが与えられ、2人は部屋を脱出しようと試みるーー。

不気味ポイント

絶対に参加したくない死のゲームの数々には要注目です!血を流さなければ決してクリアできないゲームに巻き込まれた参加者たちは、徐々に我を失いパニックに陥ってしまいます。低予算映画ながらも、人間の自己中心的で残酷な本性を表現してい流転には、要注目です!

こんな人にはおすすめ

  • グロテスクな表現が好き!
  • リアルな人間の心情変化を見たい

こんな人には向かないかも…

  • 食事中の人、ご飯を見ながら見たい人
  • 1作品で完結してほしい

作品詳細

上映時間:111分

監督:ジェームズ・ワン

出演者:ダニー・グローヴァー、ケン・レオン、ディナ・メイヤー

受賞歴:Brussels International Fantastic Film Festival Pegasus Award

公開日:米国公開 2004年10月29日、日本公開2004年10月30日

 

19.シックスセンス

「歴代ホラー興行収入1位を保持し続ける伝説の作品」

出典:Amazon

あらすじ

精神医学者のマルコム(ブルース・ウィリス)は、かつて担当していた患者に撃たれるが、リハビリを経て復職する。そこで担当したのは、複雑な症状を持つ少年コール(ハーレイ・ジョエル・オスメント)だった。彼は、人間に五感を越した第六感の持ち主で、彼と話すうちに自らのトラウマも癒されていく。そして彼の治療を続けるうちに、ある衝撃的な真実を知ることになるーー。

不気味ポイント

最後に明らかになる「衝撃的な事実」を裏付ける伏線が、作中に散りばめられています。それは、未だにSNSで考察を行う人が絶えない程。この作品を鑑賞する際は、ぜひ結末を予測しながら見てみてください!

こんな人におすすめ

  • 衝撃的展開や、大どんでん返しの映画が好き
  • ほっこりする要素があっても良い

こんな人には向かないかも…

  • ガッツリ震えるホラーが見たい!
  • 伏線が針目グラだれてる作品は難しくてあまり得意ではない

作品詳細

上映時間:107分

監督:M・ナイト・シャマラン

出演者:ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント、オリヴィア・ウィリアムズ

受賞歴:ティーン・チョイス・アワード 映画部門 ドラマ映画賞

公開日:米国公開 1999年8月6日、日本公開1999年10月30日

 

20.デッドサイレンス

「トラウマ必須の腹話術人形」

出典:Amazon

あらすじ

ある日、主人公のジェーミー(ライアン・クワンテン)と妻のリサ( ローラ・レーガン)のもとに、一帯の不気味な腹話術人形が届けられる。そしてその後、ジェイミーの外出中、リサはなに者かに舌を切られてなくなってしまった。ジェイミーは警察に犯人と疑われるが、奇妙な腹話術人形の真相を探っていく。警察は人形が怪しいなどとまったく信じないためジェイミーは自ら調査を開始することになるが、その際人形の入ったトランクに入れられた奇妙な文字に懐かしさを覚えたのだったーー。

不気味ポイント

この映画で一番不気味なのは、何と言っても腹話術人形のビリー!青白い顔に、大きく見開いた目、細く少し上がった眉毛、ほんのり微笑んだ口が特徴です。見た目だけではなく、ひしひしと身に迫る危険と恐怖を、ホラー界の名将ジェームズワン監督が独特の世界観で演出しています。また、怪奇現象の真相に迫り解決してゆくそのスピード感のあるストーリー展開にも要注目です!

こんな人におすすめ

  • 人形系ホラーが好き、見て見たい!
  • 衝撃のラストが好き

こんな人には向かないかも…

  • 単調なストーリーが苦手
  • ツッコミどころが多く、リアリティの無い映画は冷めちゃう

作品詳細

上映時間:86分

監督:ジェームズ・ワン

出演者:ライアン・クワンテン、ドニー・ウォールバーグ、アンバー・ヴァレッタ

受賞歴:なし

公開日:米国公開2007年3月16日、日本公開1 2008年3月22日

21.ドンドブリース

「逃げられない。」

出典:Amazon

あらすじ

主人公の女性ロッキー、マネー、アレックスの3人はそれぞれの事情で大金が必要だったため、近所の盲目の老人の家から大金を盗もうと企む。家に忍び込み大金を発見したはいいが、老人に見つかってしまう。更にその老人は元軍人で怪力の持ち主であり、聴覚が非常に発達していたため逃げようとする主人公をどこまでも追いかけてくるのだった。そして主人公は地下室のある部屋にたどり着いたが、そこで老人のある秘密を見つけてしまうーー。

不気味ポイント

この作品の不気味なポイントは、どこまでも追いかけてくる超狂人おじいちゃんとその犬です。

やっとの思いで脱出しようとしても失敗、今度こそ…と思うが失敗。どこまでもどこまでも執拗に追いかけ、視聴者をも絶望に追い込むその執念深さと、凶暴な飼い犬が本当に怖いです!鑑賞中に神経を擦り減らすようだという声が、相次いだそうです。

こんな人に向いてる

  • 見てて絶望する作品が好き
  • 展開が早く、スピード感のある演出が好き

こんな人には向かないかも…

  • 胸糞エンドが大嫌い
  • 見てて神経を擦り減らすような作品、疲れる作品が嫌い

作品詳細

上映時間:86分

監督:フェデ・アルバレス

出演者:ジェーン・レヴィ、ディラン・ミネット、ダニエル・ゾヴァット

受賞歴:サターン賞

公開日:米国公開2016年8月26日、日本公開 2016年12月16日

 

22.悪魔の棲む家

「家が、殺せと言った」

出典:Amazon

あらすじ

ある日、主人公のジョージ(ライアン・レイノルズ)とキャシー(メリッサ・ジョージ)は、子供が大きくなったため広々とした一軒家を探し、あるニューヨークの街に内見にあらわれた。その家は、湖のほとりにあり広々としていて且つ格安だったため、夫婦は購入を希望するが、購入の前に前に住んでいた一家が惨殺された事件があると知った。そんなことも気にせず一軒家を購入したが、その後一家は不可解な事件に苛まれることになるーー。

不気味ポイント

この映画の不気味なポイントはズバリ、主人公ジョージの「目の変化」です。ジョージは家にかかっている霊に操られ、徐々に凶暴化してしまうのですが、その人格の変化が目にとてもよく現れているのです。精気を失い、虚ろだけれどどこかに凶暴性を隠し持っていそうな目が、なんとも恐ろしく不気味です。

こんな人に向いてる

  • 実話ベースの話が見たい
  • 展開が早いストーリーが好き

こんな人には向かないかも…

  • 謎解き要素が欲しい
  • びっくり系ホラーが苦手

作品詳細

上映時間:90分

監督:アンドリュー・ダグラス

出演者:ジェーン・レヴィ、ディラン・ミネット、ダニエル・ゾヴァット

受賞歴:ティーン・チョイス・アワード 映画部門 恐怖シーン賞

公開日:米国公開2005年4月15日、日本公開 2006年1月28日

23.ザ・ボーイ

「この人形、生きているの?」

出典:Amazon

あらすじ

暴力を振るう夫からに逃げてきた主人公グレダは、大きなお屋敷の一人息子ブラームスの子守として雇われた。しかしブラームスとして夫婦に紹介されたのは、ただの人形。グレダは戸惑ったが、雇い主から言い渡された奇妙な子守のルールを守りながら、夫婦の旅行中ブラームスの子守をすることになる。しかし言いつけを少しずつ破ったグレダの元に、恐ろしい現象が起こり始めるーー。

不気味ポイント

人形を子守するというだけで十分不気味ですが、さらに君が悪いのは奇妙なルール。主なルールは10個あって、「毎朝7時に起こさなければいけない」「平日に勉強を3時間教えなければいけない」など、明らかに人形相手とは思えないものばかり。謎が深まる中、グレダがルールを破ったことで起こる奇妙な現象により、徐々に人形の正体が明らかになっていきます!

こんな人におすすめ

  • 衝撃的展開のストーリーが好き
  • ひしひしと伝わる恐怖を演出している作品が好き

こんな人には向かないかも…

  • 現実離れした展開だと冷めてしまう人
  • びっくり系の演出が苦手

作品詳細

上映時間:97分

監督:ウィリアム・ブレント・ベル

出演者:ローレン・コーハン、ルパート・エヴァンス、ジム・ノートン

受賞歴:なし

公開日:米国公開2005年4月15日、日本公開 2006年1月28日

 

24.Mr.タスク

「君は、セイウチになるんだよ。」

出典:Amazon

あらすじ

ロサンゼルスでラジオ番組を運営しているウォレス・ブライトン(ジャスティン・ロング)は、ある少年が映画『キル・ビル』に大いに影響を受け刀を振り回していたところ、足を誤まって切断してしまうという話を聞いた。その少年に取材を試みて、ウォレスはパートナーの反対を押し切って少年の棲むカナダへと向かった。しかし少年は既に亡くなっており、途方にくれていたところ、ウォレスはあるチラシを目にするーー。

不気味ポイント

この映画の本当に不気味なポイントは、改造されセイウチにされてしまった主人公です。肌は継ぎ接ぎに縫われ、手足はすっかり失い、声を発するとそれはまるでセイウチの鳴き声のようなのです。心身ともにセイウチになってしまった悲しい主人公が、なんとも気持ち悪いので要必見です。

こんな人におすすめ

  • グロいのは大丈夫!
  • マッドサイエンティスト系のホラー映画が見たい!

こんない人には向かないかも…

  • 理不尽な行為は見てられない
  • 高予算、高クオリティーCGな作品が見たい

作品詳細

上映時間:102分

監督:ケヴィン・スミス

出演者:マイケル・パークス、ジャスティン・ロング、ジャスティン・ロング

受賞歴:なし

公開日:米国公開2014年9月19日、日本公開2015年7月18日

25.ワールドウォーZ

「俺にはやらなきゃいけないことがあるんだ。」

出典:Amazon

あらすじ

元国連職員ジェリー・レイン(ブラッド・ピット)は、子供を学校へ送っていたところいつもと明らかに様子が違う交通渋滞に巻き込まれる。暴走車との事故に巻き込まれ社外に出ると、そこには人が人に食らいつき襲う様子が。街はパニックに陥り、家族はスーパーマーケットやマンションに逃げ込んだが、逃げたそこにもゾンビが。逃げ場を失っていた一家の前に、隠れ家として家を開けてくれた一室の家族と出会ったがーー。

不気味ポイント

この映画のもっとも恐ろしい点は、何と言ってもゾンビです。知性を失い、目を大きく開き歯をむき出しにしたゾンビが、大群で襲ってくるのです。大群のゾンビが壁をよじ登り、車をも横転させるシーンは迫力満載です。また、これらのシーンはCGが使われていますが本物さながらです。

こんな人におすすめ

  • ゾンビパニック映画が見たい
  • 家族愛要素のある映画は好き

こんな人には向かないかも…

  • 単純なストーリーは好きじゃない
  • ゲームの原作を愛してる、原作命!という方

作品詳細

上映時間:116分

監督:マーク・フォースター

出演者: ブラッド・ピット、デデ・ガードナー、ジェレミー・クライナー

受賞歴:MTVムービー・アワード恐怖演技賞

公開日:米国公開22013年6月21日、日本公開 2013年8月10日

まとめ

以上ホラー映画の名作や、隠れたヒット作を中心にご紹介しました。気分や好みによって、鑑賞する映画をぜひ探してみてくださいね。

また、記事で紹介した映画の不気味ポイントに注目して鑑賞していただけたら、物語の味わいはより深くなること間違いなしです!ぜひ鑑賞の際には参考にしてみてください!