毛利小五郎のかっこいい名言・名シーンを紹介|実はすごい経歴の持ち主だった!
『名探偵コナン』シリーズでは古くから情けないキャラクターとして重宝されてきた毛利小五郎。麻酔銃で打たれては、本人に代わってコナンの推理の代弁者扱いをしてきた毛利小五郎ですが、実はそんな彼にもカッコいいシーンや、頼りになる見せ場が作中になんども登場してきています。
そんな毛利小五郎の魅力が分かる名台詞・名言を集めたので、意外とカッコ良い小五郎の一面をこの機会にぜひ知ってください!
目次
- 実はすごい人物?毛利小五郎とは?
- みせる時はみせる!かっこいい毛利小五郎の名言・名セリフ10選
- 名言①「どんな理由があろうと殺人者の気持ちなんて分かりたくねーよ」
- 名言②「そろそろ戻って来てくれねーか…限界なんだよ…」
- 名言③「幼なじみのおまえを…..こんなつらくて悲しいウソで一生縛りたくはねーからな……」
- 名言④「我を見失って人殺しをしちまうような奴に…チームの命運を背負い続ける事は出来なかったと思うぜ…」
- 名言⑤「人の心を傷つけてまで叶える夢なんて…そいつにとって、もはや夢じゃなくなっちまってるってこった」
- 名言⑥「バーカ!英理の裸を見ていいのはこの世で唯一…俺だけだ!」
- 名言⑦「死なせやしねえ!てめえに自分の犯した罪の重さを分からせてやる!」
- 名言⑧「やめられるかよ、真相を解き明かすのが探偵の性なんでね」
- 名言⑨「なあ英理、俺に解けると思うか?この事件」
- 名言⑩「英理、お前も俺のそばを離れるな」
- まとめ
実はすごい人物?毛利小五郎とは?
毛利小五郎は『名探偵コナン』の最初期より登場するキャラクター。コナンの正体である工藤新一の幼馴染である毛利蘭の父親にあたる存在で、現在“毛利探偵事務所”にて探偵を営んでおり、幼い姿になったコナンの正体を新一とは知らず保護者となっている状態です。
事件のたびにコナンがついてきては、時計型麻酔銃を打たれては眠りについてしまい、その度にコナンが蝶ネクタイ型変声機で小五郎になりすまして事件を解決するのがおなじみのパターンとなり、世間では“眠りの小五郎”としてすっかり有名人となってしまいました。本人には推理した記憶はないものの、調子の良さからすっかりその気になっており、コナンにとっては都合の良い状況にあります。
そんな小五郎には、妃英理という妻が居るものの、現在は別居中。娘の蘭からは早く復縁を求められているものの、後一歩でうまくいかないというもどかしさがあります。
みせる時はみせる!かっこいい毛利小五郎の名言・名セリフ10選
名言①「どんな理由があろうと殺人者の気持ちなんて分かりたくねーよ」
初期のかっこいい小五郎回を代表するエピソードと言えば原作コミック9巻、TVアニメ28話『小五郎の同窓会殺人事件』にて登場したセリフ。温泉旅館・弁慶にて行われた小五郎の大学時代のメンバーが集う柔道部の同窓会にコナンたちがついてくるのですが、そこで殺人事件が起きてしまう回です。
コナンの助けを借りながらも小五郎が自力で事件を解決し、さらには「お前に何がわかる!?」と逆上してきた犯人に対し、この名言と共に一本背負いで仕留めました。
この直後、「腕は落ちてないよーだな」という犯人に「バーカ、おまえが弱くなっただけだよ…心も体もな…」と吐くセリフもまた名言でした。
名言②「そろそろ戻って来てくれねーか…限界なんだよ…」
妃とは別居中の小五郎が意を決して、気持ちを伝えたのが、原作コミック27巻、TVアニメ200話の『容疑者・毛利小五郎』にて登場したセリフです。
コナンや小五郎たちが避暑に軽井沢を訪れた際、偶然同時期に弁護士仲間と軽井沢にやってきていた英理と遭遇。結婚記念日を翌日に控えた二人でしたが、そんな矢先に小五郎は自身が容疑者となる殺人事件に遭遇してしまいます。
諸々事件は解決し、小五郎が犯人ではないことも判明するのですが、無実を晴らしてくれた感謝を伝え、小五郎が素直な気持ちをこのセリフで伝えました。英理は聞こえないフリをして、別居状態は変わらなかったのですが二人の本心が垣間見れる回となりました。
名言③「幼なじみのおまえを…..こんなつらくて悲しいウソで一生縛りたくはねーからな……」
こちらも数少ない毛利小五郎自身が事件を解決したエピソードである原作コミック37巻、TVアニメ306話の『見えない容疑者』にて登場したセリフ。
推理ドラマの前説をすることになった小五郎は、幼馴染でもある女優が出演するドラマのロケ現場を訪れるのですが、そこで殺人事件が発生。コナンは麻酔銃を切らせるピンチを迎えるのですが、実は小五郎はすでに真相がわかっており、犯人をかばっていた幼馴染を説得しようとした際にこのセリフが登場しました。
「見逃してほしい」と涙ながら訴える幼馴染に対し、頑なに強くも優しいセリフを投げる屈指の名シーンでした。
名言④「我を見失って人殺しをしちまうような奴に…チームの命運を背負い続ける事は出来なかったと思うぜ…」
小五郎自身の解決回に名言あり。こちらも毛利小五郎が事件を解決したエピソードである原作コミック45巻、TVアニメ372話の『物言わぬ航路』にて登場したセリフです。
テレビ局の企画で、小五郎はプロ野球選手との対談をすることになるのですが、その先で対談相手が殺されてしまうという事件に遭遇してしまいます。
そして、その事件を解決し犯人だった選手が涙ながらに動機を語るのですが、それを受けて小五郎は「いや…どの道あんたに日本記録は無理だ…」とこの言葉で犯人を諭します。真面目な小五郎の一面が垣間見れるエピソードでした。
名言⑤「人の心を傷つけてまで叶える夢なんて…そいつにとって、もはや夢じゃなくなっちまってるってこった」
小五郎回ではないながら小五郎の深いセリフがキラリと光るのが、原作コミック50巻、TVアニメ432話の『本庁の刑事恋物語7』にて登場したセリフです。
高木と佐藤が偶然合コンで鉢合わせした矢先、メンバーの一人が預かっているいとこの少年が誘拐に遭遇してしまうという事件でした。実は犯人の目的は宝くじの当たりくじだったのですが、犯人を庇おうとする犯人の友人に対して諭した際の言葉がこのセリフでした。
実はこのセリフはアニメ版では改変されていて、末尾が「そいつにとっても不幸なことだが、同情できねぇな。」というセリフになっています。
名言⑥「バーカ!英理の裸を見ていいのはこの世で唯一…俺だけだ!」
比較的近年に登場した小五郎&英理回でもある原作コミック93巻、TVアニメ902話の『妃弁護士SOS』にて登場したセリフです。
家族で映画を見に行くはずだった矢先、英理が何者かに拉致られてしまい、英理がメッセージアプリを経由して助けを求めるというエピソード。英理のもとにコナンたちがついに駆けつけた矢先、犯人たちにも見つかってしまい、犯人たちが英理を襲おうとするのですが、英理の居る4階まで外壁のパイプをよじ登った小五郎がこのセリフを吐きながら救いに現れるというかっこいいシーンでした。
名言⑦「死なせやしねえ!てめえに自分の犯した罪の重さを分からせてやる!」
ここからは劇場版シリーズの小五郎の名セリフたち。劇場版第2弾である『名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)』のクライマックスで登場したのがこのセリフ。
過去に起きた英理が人質にとられた事件と同じく蘭が犯人に捕らわれるのですが、コナンがかつての小五郎と同じく銃で人質の足を撃つことで隙を作り、犯人を追い詰めます。その直後、倒壊する足場で犯人は転落しそうになるのですが、それを小五郎が引き上げます。「放せ!」と叫ぶ犯人に対して、小五郎はこの言葉で叱咤するのでした。本作は刑事時代の小五郎も知れる貴重な映画となっています。
名言⑧「やめられるかよ、真相を解き明かすのが探偵の性なんでね」
劇場版第9弾『名探偵コナン 水平線上の陰謀(ステラテジー)』のクライマックスに登場したのがこのセリフです。
豪華客船のアフロディーテ号上で殺人事件に遭遇するコナンたちなのですが、コナンは別の人間の犯行と思っていたのですが、実は真犯人は別にいたという意外な展開を見せます。そんな窮地に、コナンよりもいち早く犯人を見抜いていたのがまさかの小五郎。犯人が妻の英理に似ていたことから、無実の証拠を集めようとして、逆に真相に辿り着いてしまうことになります。そして、沈没する船の上で犯人に推理をしている場合ではないと、挑発されて返すのがこのセリフでした。
名言⑨「なあ英理、俺に解けると思うか?この事件」
劇場版第10弾『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』にて登場したのがこのセリフです。
蘭や少年探偵団たちに爆弾を付けられ、時間までに事件を推理するように脅されることとなるコナンや小五郎たち。途中まではコナンと行動する小五郎ですが、途中で単独行動を取ることになります。タイムリミットが迫る中、英理に協力の電話をした際に、思わず弱音を呟いたのがこのセリフでした。
刑事時代を思わせる表情が染みるシーンなのですが、「捜査は足で…..そうじゃなかった?元刑事さん」という英理の返しがまたかっこいい場面となっていました。
名言⑩「英理、お前も俺のそばを離れるな」
比較的最近の作品となる劇場版第22弾『名探偵コナン ゼロの執行人』に登場したのがこのセリフ。容疑者疑惑をかけられた小五郎を救うべく奮闘するストーリーとなっています。
無事疑惑は晴れたが、エッジオブ・オーシャンのカジノタワーに蘭や英理と避難するがタワーも停電。パニックになる中で蘭を励まし、さらに英理にこの言葉をかけるのでした。
本作はどうしても安室の活躍の方が目立ちがちな作品なのですが、英理が小五郎を助けるために尽力する前半など、小五郎と英理の二人を描いた劇場版としても屈指のエピソードとなっています。
まとめ
どうしてもかっこ悪い役回りが回ってきやすい小五郎ですが、だからこそ、ここぞのシーンでかっこいい姿を見せた時のギャップがまたシビれます。ダメな姿しか知らないという人は、ぜひここでピックアップしているエピソードをチェックすると、小五郎に対する印象がきっと変わるはずですよ。