真実の愛を描いた美しすぎる映画『美女と野獣』名言特集【英語&和訳付】
世界的にも有名な『美女と野獣』はフランスで生まれ、グリム童話として出版されました。1946年にフランスで実写映画化されてから、アメリカやオーストラリアでもリメイクされ、感動ストーリーを世界中に広げた大ヒット作!
主人公ベルを演じた“エマ・ワトソン”はあのハリーポッターでも圧巻の演技力を発揮しており、可憐で聡明なベルを見事に演じ切っていますのでそこも注目ポイントです!!
今回は、最新の2017年にアメリカでリメイクされ、大ヒット映画となった『美女と野獣(Beauty and the Beast)』の作中より、心に残る名言・名台詞をご紹介していきます。英語の原文と合わせてご紹介していきますので、気に入ったフレーズがあれば、是非覚えてみてくださいね♪
目次
- 映画『美女と野獣』のあらすじ
- 映画『美女と野獣』の心に残る名言・名台詞
- 【名言①】外見に騙されてはいけない。美は内面に宿るのだから」
- 【名言②】「お前の人生を生き、わしを忘れろ」
- 【名言③】「気に入ったなら君にあげるよ」
- 【名言④】「きみがいつも望んでいたことを思い出してみよう。きみの心の目でそれを見つめ、きみの心の中で感じてみよう。」
- 【名言⑤】「もし彼女が呪いを解けるのであれば、ついにあなたは愛を学ばなければなりません…」
- 【名言⑥】「どこかとても大きな冒険をしてみたい、話すことのできないような…一度は誰かに理解してもらうことも素敵なことでしょう。でも、誰かが計画するよりもっとすごい冒険がしてみたい。」
- 【名言⑦】「おひげを伸ばすのはどんな気持ち?」
- 【名言⑧】「ご主人様は見かけほど恐ろしい方ではないわよ!」
- 【名言⑨】「私は野獣ではない」
- 【名言⑩】「会いたかった。最後にひと目だけ」
- 【名言⑪】「戻ってきて!独りにしないで。…愛してるわ」
- まとめ
映画『美女と野獣』のあらすじ
出典:映画『美女と野獣』予告編
ある村の芸術家の娘・ベル(エマ・ワトソン)は、聡明で美しく愛読家で有名で変わり者呼ばれ一人浮いていた。村の英雄・ガストン(ルーク・エヴァンス)はベルに一目惚れをしておりしつこく求婚を迫っていたが、ベルは断り続けていた。
ある日ベルの父親・モーリス(ケヴィン・クライン)が森の中に迷い込み、ある城に入った。そこで喋るティーカップに声をかけられ驚いたモーリスは城を去る。その時ベルからお土産としてバラを頼まれていたのを思い出し、城の庭のバラを摘む。その時、城の主人の野獣に見つかり、牢獄のような城に監禁されてしまう。病気を患っている父の代わりに自分が身代わりに捕まることを野獣へ提案し、代わりにベルが捕まることになる。
野獣は昔、美しい王子だったがある晩の舞踏会中に老婆が迷い込み、雨宿りをさせてほしいという願いを断り追い返そうとした。その時、老婆はみるみるうちに姿を変え、魔女となり、心の小さな王子を野獣に、家臣たちをティーカップや家具など物に姿を変える魔法をかけた。また美しかった城も牢獄のような姿に変え、近隣の村には城があったことを忘れさせるため、外からは人が入ってこれない魔法をかけた。
魔女は、野獣に一本のバラを置いていき、「この花びらが全て落ちる前に、真実の愛を手に入れることができたら、本当の姿にもどします」と約束をする。だが、何年も人に会わず、人にやさしくすることすら忘れかけていた野獣は、日が経つごとに人間らしさを失っていくのだった……。
映画『美女と野獣』の心に残る名言・名台詞
野獣に変えられてしまった王子は、年々人間味を失っていく反面、ある日出会った美しい村娘ベルに惹かれていきます。ベルは野獣と違い、人のことを想い他人のために行動ができるそんな子でした。ベルを身代わりに捕まえたころは、うまく距離が取れずもどかしさがありますが、しばらくするとベルも心を開いていきます。
そんな二人をとりまく周りには、たくさんの名言や名台詞が登場しますので、その中でもおすすめの名言をご紹介していきます‼
【名言①】外見に騙されてはいけない。美は内面に宿るのだから」
物語の冒頭に登場する魔女のセリフ。まだ人間の姿だった王子がパーティーを開催しているところへ「寒さをしのがせてくれ」と一人の老婆が訪れる。「もし願いを聞いてくれるならばお礼にこれを」と一凛の赤いバラを差し出すも、王子はそれを突き返し、やつれた醜い姿の老婆に対し冷たく当たりました。
そこで老婆が王子へ向けたのがこのセリフ。王子が追い払おうとすると、醜い姿だった老婆は美しい魔女の姿へ変わり、王子を醜い野獣へ変えてしまいます。王子は魔女に「愛の無い心」を見抜かれたのでした。
このセリフは、私たちにも当てはまる部分があるのではないでしょうか。恋人や友人は見た目の美しさだけでなく、内面の美しさも合わせて見極めていくべきなのだと、私たちにも語り掛けているようです。そして、ここから野獣となった王子が真実の愛を知っていく過程は見逃せません!
【名言②】「お前の人生を生き、わしを忘れろ」
野獣に捕まってしまった父が、娘であるベルを逃がす為かけたセリフ。自分はもう逃げる事がかなわないから「わしを忘れて生きろ」だなんて、親としての深すぎる愛が伝わり胸を締め付けられます。
しかしベルは「忘れろ?パパは私のすべて、忘れはしない」と返し、父を牢屋から押し出し自分が身代わりとなって牢の中に入るのでした。
これを見て「身代わりか?愚かな男だ。お前もな」と吐き捨てる野獣ですが、この直前、彼は「せめて1分だけでも2人にして」というベルの願いを聞いて牢屋の扉を開けてやりました。ふたりの家族としての「愛」を目の当たりにし、野獣もこの時僅かながら胸が動かされたということ、そして、彼は決して、初めから血も涙も無い人間だったわけではないのだというのを感じられるシーンです。
【名言③】「気に入ったなら君にあげるよ」
ベルをお城の図書室に初めて連れて行った時の野獣のセリフ。ベルが「すばらしいわ」とはしゃいでいる様子を見て、野獣は優しい眼差しでこう告げて部屋を去ります。残されたベルは大量の本を見て嬉しさをこらえきれず悲鳴をあげるのでした。
ここから、ベルと野獣は一気に親密になっていきます。「愛の芽生え(Something There)」のメロディーに乗せ、ミュージカル調に歌いながら仲睦まじく2人が会話を繰り広げるシーンはみどころの1つです!
出典:FilmIsNow Movie Trailers International公式チャンネル
【名言④】「きみがいつも望んでいたことを思い出してみよう。きみの心の目でそれを見つめ、きみの心の中で感じてみよう。」
出典:ディズニー公式サイト
野獣がベルと少しずつ距離を縮めるため、城の中の図書室を見せる場面。魔女に魔法をかけられた城や物たちには不思議な力がやどっていました。
その一つである魔法の本をベルに見せ、この本を心の目で見つめれば何かが見えると、教えてあげるシーン。
野獣がいつもひとり寂しく、この本で世界を旅してきたことがわかる少し切ないシーンでありながら、観客側に夢を見させてくれるような名言です。
【名言⑤】「もし彼女が呪いを解けるのであれば、ついにあなたは愛を学ばなければなりません…」
出典:ディズニー公式サイト
人型の燭台となってしまった給仕頭のルミエールが野獣の主人に向かって言うセリフ。
長年呪いが解けないと悩み、人を愛すること人を思いやる心を忘れてしまった野獣に、ベルがその女性だということを教えてあげる一言です。
城の家臣たち自身も、主人の呪いが解けない限り人間の姿に戻れなくなってしまうのですが、野獣が本来の姿に戻れないことを何よりも心配し、懸命に励ましていきます。
そんな主人と家臣の絆にも注目です。
【名言⑥】「どこかとても大きな冒険をしてみたい、話すことのできないような…一度は誰かに理解してもらうことも素敵なことでしょう。でも、誰かが計画するよりもっとすごい冒険がしてみたい。」
出典:ディズニー公式サイト
ベルが草原で一人大声で歌うシーン。ベルは小さいころから本が好きで、本を読むことによって世界中を旅している気分を味わってきました。いつかは村を出て本当の旅に出てみたいと常に願っていました。そんな願いが現れているセリフです。
「話すことのできないような冒険」とは何を意味しているのでしょうね。野獣との出会いがまさにその冒険なのではなでしょうか‼
【名言⑦】「おひげを伸ばすのはどんな気持ち?」
野獣とベルがダンスを踊るシーンでのセリフ。人とダンスをすることなんて何年もしてこなかった野獣はとても緊張していました。そんな野獣に向けられたベルのこのセリフ、一ミリも野獣を怖がっていないことが表れていますよね。
このセリフの後、野獣は笑いながらうなります。彼もきっと、自分の姿を見て怯えもしないベルの存在がうれしくてたまらなかったのでしょう。
二人の距離が縮まっている事を感じさせられるシーンです。
【名言⑧】「ご主人様は見かけほど恐ろしい方ではないわよ!」
出典:ディズニー公式サイト
ポット夫人がベルに野獣であるご主人様を紹介するセリフ。
ポット夫人は、姿を変えられる前はメイド頭として仕えていて、主人のことをとてもよく知っている人でもあります。人間だったころの主人の優しさや性格などを知っているからこその名言です。
【名言⑨】「私は野獣ではない」
出典:ディズニー公式サイト
ガストンが村人を煽り野獣のいる城に乗り込み決闘をしているときのセリフ。
野獣が優勢になり、突き落とそうと胸倉を掴んだ際、ガストンに「何でもする。落とすな、野獣」と命乞いをされた際に静かにこのセリフを吐き、ガストンを見逃しました。野獣の姿になっても中身は人間。「私を野獣と呼ぶな」。そんな切ない心を表しているかのようなセリフに、胸を締め付けられます。
【名言⑩】「会いたかった。最後にひと目だけ」
ガストンに狙撃され、命が尽きてしまいそうになった瞬間に野獣がベルへ贈ったセリフ。「自分のところへ戻ってきてくれた」と最後に安堵する野獣は、この時既に本物の愛を知る事が出来ていたのです。
【名言⑪】「戻ってきて!独りにしないで。…愛してるわ」
ベルは、ついに命が尽きてしまった野獣に対してこう囁き、キスを贈ります。すると、野獣へ呪いをかけた魔女が現れて王子にかかった呪いを解き、王子は無事に元の人間の姿へと戻り、生き返ったのです。
物語のラストで、とても感動的なシーンです。野獣は、ついに真実の愛を知り、手に入れる事ができました。
まとめ
以上、美女と野獣(Beauty and the Beast)の名言・名台詞をご紹介いたしました。お気に入りは見つかりましたか?Disney制作ということで、心に残る名言や笑える要素が含まれるセリフはこの他にもまだまだたくさんあります!
またディズニープリンセスが大好きな方は、ベル役を演じたエマ・ワトソンの美貌にも注目です!!ぜひ映画をチェックしてみてくださいね!