永遠の名作『西の魔女が死んだ』の人生を豊かにしてくれる名言集

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梨木香歩によるロングセラー小説を映画化した『西の魔女が死んだ』。タイトルがとても印象的ですね。

不登校になり、しばらくの間秘かに【魔女】と呼ばれているおばあちゃんと一緒に暮らすことになったまいの魔女修行の日々について描かれた映画。人間が口には出さなくともどこかで抱えたことのあるような些細な心情や思いにも触れ、少し哲学的な面でも人生において本当に大切なことや人の死について深く考えさせられる内容です。

ちょっぴり不思議で魅力的なおばあちゃんの口からこぼれ落ちる言葉はどれも忘れられないものばかり。
今回はその中でも、心に響く名言・名台詞を抜粋してご紹介します。

あらすじ

西の魔女が死んだ
出典:Amazon

ある日、【魔女が倒れた】という危篤の知らせがまい(高橋真悠)の元に入る。魔女とはまいの大好きなイギリス人のおばあちゃん(サチ・パーカー)のこと。

2年前、中学に入学してすぐ学校に行かなくなったまいは、しばらくの間おばあちゃんの家で一緒に暮らすこととなった。おばあちゃん曰く、まいの家系には魔女の血筋が流れていると知り、まいは魔女修行を始めることになる。その修行とは【なんでも自分で決めること】だった。そんな日々の中で、おばあちゃんはまいにある約束をする——。

しかしある日、まいが嫌悪感を抱いているご近所の知り合い・ゲンジさん(木村祐一)との間に起こったあることが原因で、まいはおばあちゃんの前でゲンジさんのことをひどく罵倒してしまった。それに対しておばあちゃんはつい、まいの頬を叩いてしまう。2人の間にはわだかまりが残ったまま、まいは新しい場所へ引っ越すこととなった。

そのまま2人が会わなくなってから2年が経ち——。おばあちゃんが約束を果たす時は突然起こる。それを受けたまいはひどく後悔し、おばあちゃんに対する真の愛情がこみあがり、その時初めて本当に自分が望んでいた声を聞くこととなる。

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『西の魔女が死んだ』の名言・名台詞10選

「西の魔女が死んだ」は、まいが受ける魔女修行を通して、私たち全ての人間に本質的に豊かな人生とはどういうものか、その考え方や方法を教えてくれます。

おばあちゃんの言葉は、私たちが生きていく中で人生の芯となるような言葉となるものばかりです。その中でも、特に厳選したものを以下では解説とともにご紹介していきます!あなたも自分が生きていく上で支えになるような、大切にしたいと思える言葉に出会えるのではないでしょうか?

【名言①】「悪魔を防ぐためにも、魔女になるためにも、いちばん大切なのは、意志の力。自分で決める力、自分で決めたことをやり遂げる力です。」

西の魔女が死んだ 名言
出典:Amazon

魔女修行をすることに決めたまい。その修行内容というのが、早寝早起きや食事をしっかりとり運動すること、規則正しい生活をすることでした。そんな簡単なことで悪魔を防げるのかという疑問を投げかけたまいに対するおばちゃんのセリフ。

ここでいう悪魔というのは、本当の悪魔というよりは生きていく上で自分を悪い方向へ翻弄するものや判断を狂わせてしまうもの、誘惑といったことでしょう。おばあちゃんが言ったこの言葉は、私たちが案外できていない重要なものではないでしょうか?

【名言②】「人はみんな幸せになれるようにできているんですよ」

映画のキャッチフレーズにもなっている言葉。
今、生きている中で悩みを抱えている方や辛く感じている方でも、この映画を見るとものごとの捉え方が変わったり新しい生き方を見つけられるかもしれません。このセリフは生きている誰もの心に響く、どこか確実な安心感を抱かせてくれる言葉ですね。

【名言③】「魔女は自分の直観を大事にしなければなりません。でも、その直観に取りつかれてはなりません。そうなると、それはもう、激しい思い込み、妄想となって、その人自身を支配してしまうのです。」

まいが用事でゲンジさんの家を訪ねた時のこと、ゲンジさんに言われた言葉に屈辱と怒りがこみ上げるシーンがあります。ちょうどその日の朝、おばあちゃん家で飼っている鶏が何者かに殺されていて、そこに残っていた犯人の毛がゲンジさん家の犬の毛と似ていることに気づいてしまったまい。鶏を殺したのは、ゲンジざん家の犬の仕業だと動揺しながらおばあちゃんに伝えたときに言われたセリフ。

ストーリーの中で、外からの刺激に対して動揺してはいけないというのが上等な魔女の心得の1つとしてあります。私たちも生きていく上で、確実であるか分からないのに何かそれらしきことを感じてしまうと、そのことに大きく支配されて物事を決めつけてしまう時がたまにありますよね。

この考えを少しでも頭に入れておくと、直感を材料の1つとして捉えて冷静にものごとを判断できる、人としてもっと洗練されていくような気がします。

【名言④】「十分に生きるために、死ぬ準備をしているわけですね」

「死んだら人はどうなるの?」という、まいの問いに対し、おばあちゃんの考えは「死ぬということは身体に縛り付けられていた魂がようやく体から離れて自由になれる」というものでした。
魂が体と合わさっている時、つまり
【生きている】時が魂にとってたくさんの経験をして成長するビッグチャンスだそうです。そして、魂が身体から解放された第2の旅を十分にいきるために、今死ぬ準備をしているということ。なかなか哲学的でちょっぴり難しい考え方ですね。
でもこうやって考えると、今のこの瞬間をもっと丁寧に有意義に生きようと思えるのではないでしょうか?

【名言⑤】「おばあちゃんが死んだら、まいに知らせてあげますよ」

西の魔女が死んだ 名言
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【名言④】が生まれたシーンの夜、まいは夢の中で「死んで魂が身体から離れる時ってこんな気持ちなのかもしれない」という感覚を味わう。翌朝、それをおばあちゃんに話すと、まいにこんな約束をしました。

【名言⑥】「サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、だれがシロクマを責めますか。」

不登校になった理由が、女子特有の友達関係になじめないからだと打ち明けたまい。
そこでおばあちゃんは、その時々で自分が楽に生きられる場所を決めればいいのではないかと提案し、それは後ろめたく思う必要のあることではない、と伝えた時にその例としてこう言いました。

自分が自分らしくいれる形で自由に生きていくことの何も悪いことはない、といった意味でしょう。
今、自分が置かれている場所で生きていくことに固執されるのではなく、もっと自由に生きる方法を探してみてもいいのかもしれませんね。

【名言⑦】「人の注目を集めることは、その人を幸福にするでしょうか」

おばあちゃんのそのおばあちゃんも不思議な力を持っていて、その時代ではそういった力を持つ者は好まれていなかったと聞いたまいが、「今ならテレビスターになれるのにね。」と言った言葉に対しておばあちゃんはこう返しました。

特にこの時代、この言葉にはハッと考えさせられる方も多いのではありませんか?目立ちたい、他の人とは違った存在に思われたいという気持ちが満たされると、確かに良い気分になり優越感に浸れるかもしれませんが、その気持ちが幸せであるということとは別なのかもしれません。

【名言⑧】「アイ・ノウ」

西の魔女が死んだ 名言
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これは英語の「I know」。この作品の中で、重要なカギとも言えるまいとおばあちゃんの掛け合いがあります。それは、まいが言う「おばあちゃん大好きいう言葉に対して、おばあちゃんが「アイ・ノウ」と答えるシーン。

イギリス人であるおばあちゃんは、普段は上手な日本語で会話をしているのですが、この時だけは英語で「I know」と答えるようです。この言葉の中には、【まいが何も言わずとも理解しているよ】といった魅力的で不思議なおばあちゃんらしい意味も含まれているようです。最後の最後までこの掛け合いは重要な会話となっています。

【名言⑨】「でも、おばあちゃんだって、わたしの言った言葉に動揺して反応したね」

こちらはまいが言ったセリフ。この日の前日、ゲンジさんのことについて罵倒した言葉に対しておばあちゃんに頬を叩かれてしまったまい。
【外からの刺激に動揺しないのが上等な魔女】と言うおばあちゃんが、まいの放った言葉に対してつい感情的になってやってしまったことを皮肉っぽく話しています。
魔女修行の基本は【なんでも自分で決めること】であるはずなのに、何かといつもおばあちゃんの思う方向に導かれている気がしていたまい。おばあちゃんに対するちょっとした反抗心も込められているような気がします。

【名言⑩】「いつも自信に満ちているのよ」

西の魔女が死んだ
出典:Amazon

こちらはまいがおばあちゃん家を去る時、迎えに来たまいの母親(りょう)がおばあちゃんに言ったセリフ。
自分の生き方を他の人にも押し付けることはできない、という内容をまいの母親が少し強く放った言葉に対し、少し寂しそうにしていたおばあちゃん。そんなおばあちゃんに対し、「今のはおばあちゃんらしくない」という母親に「どういうのが私らしいのですか?」と問いかけるおばちゃんにこう言いました。

いつもその時やるべきことが分かっていて、自然のように確かな日々を生きているおばあちゃんをまいも母親も少し不思議な人と思いつつも、心の底ではとても尊敬しているのです。

まとめ

「西の魔女が死んだ」に登場する名言・名台詞10選をご紹介しました。
魔女修行とはまさに人生の修行。疎かにしがちな基本的なことが実は人生において一番大切なことであると気づかせてくれたり、自分自身で人生を良い方向に運ぶのに必要な言葉がたっぷりと詰まっています。今、人生の壁にぶつかっている方もそうでない方も、この言葉を心の中に留めておくと人生を思う存分楽しめることでしょう。

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