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人間臭い愛されヒーロー「アイアンマン」の名言・名シーンプレイバック!

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今や公開されるたびに社会現象となるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の第一作目である「アイアンマン」。

アイアンマンであるトニー・スタークは、天才的な頭脳と技術を持つ発明家であり、スターク・インダストリーズという軍事企業の社長でもあります。その性格は自信家でナルシスト、さらにプレイボーイといった問題点ばかりです!

ある日、テロリストに誘拐され自らが開発した兵器が悪の手によって使われていることを知り、そこで出会ったインセンとの出会いを経て改心した彼は軍事兵器の開発をやめます。その後は自らが開発したパワード・スーツを装着し、テロリストなど地球を脅かす存在と戦うことを決意。

一見完全無欠に思えるトニーですが、追い込まれると冷静さを欠いたり、自分を見失いがちになります。そんなトニーの姿には私たちと同じような人間臭さがあり、共感できる部分が数多くあります。
ここではトニー・スタークことアイアンマンの魅力が詰まった名言をご紹介します!

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目次

「アイアンマン」の名言集

【名言①】「Sometimes you gotta run before you can walk.(時には歩く前に走ることも必要だ)」

アイアンマン 名言
出典:映画『アイアンマン』公式サイト

無事テロリストから救出されたトニーは、パワードスーツの改良に取り組みます。試作を繰り返し、ついに新型のパワードスーツ(マーク2)が完成します。人工知能のジャービスから忠告を受けるも、試運転から空を飛ぼうとするトニー。向こう見ずで型には当てはまらないトニーの性格をうまく表現したセリフであり、なかなか前に進めない人へ勇気を与える一言です。

【名言②】「Records are made to be broken!(記録は破られるためにある!)」

アイアンマン 名言
出典:映画『アイアンマン』公式サイト

パワードスーツのマークⅡの飛行テストで、超高度戦略偵察機の持つ2600メートルという高度記録を破ろうとしたときのトニーの発言です。人が今まで成し遂げたことのないことをやろうというトニーの野心がよくわかりますね。結果として、スーツは凍結していまいますが、このハプニングがラストの伏線になっています。
野心によって成長するトニーと、それに伴ってアップグレードしていくパワードスーツの関係はシリーズを通して描かれるテーマでもあります。

【名言③】「Proof that Tony Stark has a heart.(トニー・スタークも心がある証拠)」

アイアンマン 名言
出典:映画『アイアンマン』公式サイト

アイアンマンでお馴染みのアーク・リアクターは、トニーの心臓に爆弾の破片が刺さらないようにするためのものでした。新型のアーク・リアクターを開発し、旧型と交換したために、ペッパーに古いアーク・リアクターを捨てるように頼んでいましたが、ペッパーはそれでオブジェを作り、この言葉を刻みました。

ペッパーの行動のおかげで、このあとトニーは命拾いすることになります。なにかと妬まれたり嫌われたりするトニーですが、彼を最も理解して慕っていたのは秘書のペッパーでした。

【名言④】「I just finally know what I have to do. And I know in my heart that it’s right.(やっとやるべきことがわかったんだ。そして、心から思っている。それは正しいと)」

アイアンマン 名言
出典:映画『アベンジャーズ』公式Twitter

トニーはペッパーにパワードスーツを使って平和を守る活動をすると話します。ペッパーはそれを止めようとしますが、トニーは決意を表明します。トニーは自らの才能を武器の開発に注いできましたが、インセンとの出会いや戦争の実態を目の当たりにし、改心します。

「理由がなければ、生きている意味がない」。それがトニーの生き様です。

【名言⑤】「The truth is… I am Iron Man.(真実は…私がアイアンマンだ)」

トニーとオバディアの戦いは、スタークの研究室で繰り広げられました。それを嗅ぎつけたマスコミは、トニーが何かしらに関係していると踏んで取材が殺到します。記者会見を開き、トニーは軍が用意した原稿を読み上げて事態を収束させる予定でした。

しかし、会見の会場に立ったトニーは、突然自分がアイアンマンであることを明かします。やはり破天荒で向こう見ずなトニー。記念すべきMCU第一作目にふさわしい締めくくりでした。

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「アイアンマン2」の名言

アイアンマン2 名言
出典:映画『アイアンマン2』公式サイト

【名言⑥】「Because I’m your nuclear deterrent. It’s working. We’re safe. America is secure. You want my property? You can’t have it. (私が核抑止力となっている。抑止力は機能し、安全は保たれている。私の所有物が欲しい?それはできない話だ。)」

アイアンマン 名言
出典:映画『アベンジャーズ』公式Twitter

政府はアイアンマンが世間の脅威になることを危惧し、トニーが所有しているパワードスーツを引き渡すように説得します。その討論が繰り広げられる公聴会のシーンでのトニーの発言です。

自分がアイアンマンであるからそれが抑止力となっており、平和が保たれていると主張するトニー。自らの命の危険と、アイアンマンであるという重荷ゆえに強がってしまい、つい本心ではない暴言をぶちまけてしまう彼の未熟さを表すセリフでした。

【名言⑦】「What is and always will be my greatest creation… is you.(私が生み出したもので、最もすばらしいものはおまえだ。)」/ハワード・スターク

S.H.I.E.L.D.が秘密裏に保管していた父ハワードのファイルを受け取ったトニー。トニーの父親は彼とおなじく偉大な発明家でした。その中には、ハワードが写ったフィルムがありました。そこには、ハワードが将来のトニーに向けて贈る言葉が。

アイアンマン2では、トニーがアイアンマンというアイデンティティをいかに守り続けるかを描いた物語です。彼を勇気づけたのは、時を越えて伝えられた父の愛でした。
父は自分のことを期待していなかったと思っていたトニーでしたが、彼は確かに愛されていたのです。

【名言⑧】「Dead almost 20 years, you’re still taking me to school…(死んで20年になるのに、あなたはまだ私に教えてくれる。)」

ハワードが撮影したフィルムから、前回のスターク・エキスポのジオラマにある秘密が隠されていることに気づくトニー。その構造を分析し、読み解いた結果、新しい元素の情報につながっていることに気づきます。トニーはそれを新しいアークリアクターの素材として使うことにします。

父のおかげで新しい力を手に入れたトニーのセリフです。幼い頃に父をなくしたトニーがまるで親子同士の会話をしているような、感動的なシーンでした。

【名言⑨】「That tastes like coconut… and metal!(ココナッツと…メタルの味がする。)」

パラジウムに代わる新元素を発見したトニー。しかし、喜びもつかの間、刑務所から脱獄したヴァンコから電話が。不吉な予感を覚えたトニーは、テストもせずに新しいアーク・リアクターを装着します。その、装着中のトニーの感想です。

なかなかイメージしづらい表現ですが、死ぬかもしれないというときにユーモアのあるセリフを言ってしまうトニーの性格が垣間見れるセリフですね。

【名言⑩】「Yeah, sorry, Boss, I can only use it once. It’s a one-off.(すまないな、これは1度しか使えないんだ。)」

スタークエキスポの日本庭園で、ハマードローンの軍団に襲われたトニー(アイアンマン)とローディ(ウォーマシン)。突然ローディにしゃがむように叫んだトニーは、両手から繰り出したレーザーでハマードローンたちを一掃します。その時のローディの「もっとはやくやれよ!」というセリフにトニーが返した言葉です。

彼らのチームワークの良さが表れた一言であり、最後の最後で隠し玉を持っていたトニーの抜け目なさにニヤリとしてしまう

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「アイアンマン3」の名言

アイアンマン3 名言
出典:映画『アイアンマン3』公式サイト

【名言⑪】「Don’t leave me buddy.(ひとりにしないでくれ。)」

アイアンマン3 名言
出典:映画『アベンジャーズ』公式Twitter

テネシー州まで飛行した際、スーツの電源が切れてしまい、人工知能のJARVISも停止してしまったトニーがパワードスーツに向かってポツリと呟く言葉です。

アイアンマン3はトニーのスーツ依存症に焦点を当てた作品であり、チタウリのニューヨーク襲来以来、それがトラウマになってしまったトニーはスーツなしでは生きられなくなってしまいます。秘書のペッパーも、スーツという自分を守る殻もない、一人では何もできないのだと自信をなくしてしまうトニーを見るのは辛いものがありました。

【名言⑫】「That’s the thing about smart guys, we always cover our ass.(デキる男ってのは隠し玉を持ってるもんさ)」

アイアンマン3 名言
出典:映画『アベンジャーズ』公式Twitter

トニーが、いじめっ子を撃退する道具としてハーレイに渡した照明弾。なんと、ハーレイはそれを殺し屋相手に使います。殺し屋が一瞬ひるんだ瞬間、一度きりのリパルサーをお見舞いし、撃退します。

ここでの”smart”は「カッコいい」の意味合いもありますが、「賢い」という意味もあります。ハーレイだけでなく、トニー自身にもあてはめて言ったんでしょうね。ハーレイの照明弾と、トニーの必殺即席リパルサーのコンビで敵を倒すという、二人が「繋がった」盛り上がるシーンでした。

【名言⑬】「We create our own demons.(私たちは自分で悪魔を作り上げてしまう。)」

アイアンマン3 名言
出典:映画『アベンジャーズ』公式Twitter

自分の研究成果をトニーに無視されたため、キリアンが悪に染まってしまったり、ハンセンの純粋な再生医療研究から、エクストリミスを完成させてしまったり、知らず知らずのうちに悪の片棒を担いでしまっていたトニー。元々はトニーも発明家という名の武器職人でした。

そんな自分の過去を戒める意味での言葉でもあり、私たちの生活を豊かにする科学やテクノロジーでも、一歩間違えれば殺人や犯罪に使われることを示唆しています。偉大な力には大いなる責任が伴うのです。

【名言⑭】「Take them to church.(たたきつぶせ。)」

アイアンマン3 名言
出典:映画『アベンジャーズ』公式Twitter

クリスマスの夜、トニーは今まで自分が開発したパワードスーツのすべてを召喚し、テロリスト集団であるテン・リングスに攻撃を仕掛けます。その時、「メリークリスマス!」というセリフと共にこの言葉を言います。数十体のスーツが一斉に会するのは圧巻の一言です。

クリスマスであることから、「彼ら(テロリストたち)を教会まで連れて行ってやれ」という意味ですが、トニーらしい皮肉のきいたジョークですね。彼らを倒したあとは残ったスーツを花火のように自爆させる、シリーズ最終作のフィナーレに相応しい打ち上げっぷりでした。

【名言⑮】「You can take away my house and all my tricks and toys. One thing you can’t take away… I am Iron Man.(私の家もおもちゃも取り上げることはできる。だが、ただひとつ取り上げることが不可能なものは…私がアイアンマンだということだ。)」

クリスマスの戦いのあと、トニーは心臓手術を受け、今まで自分の身を脅かしつづけたミサイルの破片を取り出し、アーク・リアクターも取り外します。そうして彼は普通の人間に戻ったのです。「アーマーは私にとって繭だった。それを破って私は生まれ変わった。」とトニーは言います。

パワード・スーツがなくとも、トニーはこの頭脳と技術があるからこそアイアンマンであり、トニー・スタークなのです。第一作目で一からパワードスーツを作り上げ、アイアンマンとなった彼は今一度あのときの自信を取り戻したのです。

まとめ

アイアンマン 名言
出典:映画『アイアンマン』公式サイト

アイアンマンシリーズの名言や名台詞を解説とともにお送りしました。
一作目が公開されるやいなや、全世界が夢中になり、瞬く間に人気シリーズとなったマーベル・シネマティック・ユニバース。彼らの魅力は、とてつもないパワーを持ちながら、私たちと同じような悩みや不安を抱えている人間臭さにあります。
まさにアイアンマンことトニー・スタークはそれに最も当てはまるようなキャラクターだと言えるでしょう。

彼は『アイアンマン』だけでなく、『アベンジャーズシリーズ』や、『キャプテン・アメリカ シビル・ウォー』、『スパイダーマン・ホームカミング』にも登場します。他のヒーローたちと接する彼は、『アイアンマンシリーズ』では見せないような一面も見せてくれます。

是非、みなさんもアイアンマンの魅力に酔いしれてみて下さい。

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