世界中に愛されるおふざけヒーロー『デッドプール』の名言特集

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2016年2月にアメリカで公開され世界的大ヒットとなったヒーロー映画『デッドプール』。日本でも同年6月に公開され、年齢制限のある作品であったにも関わらず20億円を超える大ヒットとなりました。

アメリカのMARVELコミック、X-MENのキャラクターであるデッドプール。彼は他のヒーロー達とは違う型破りな言動が特徴的で、第四の壁を破ったネタも盛り込んできます。

そんな『デッドプール』に出てくる魅力的なキャラクター達の時にふざけた、時に真剣な心に残る迷言…いえ、名言15選をご紹介します!

※第四の壁とは…演劇の舞台と観客の間にある壁のこと。デッドプールはこの壁を超えて、映画の中から私たちに直接話しかけくるのです。

あらすじ

出典:デッドプール 日本版本予告(90秒) – YouTube

傭兵のウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)は、引退後自分より悪い奴をこらしめて金を稼ぐ暮らしを続けていた。ある日娼婦のヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)と出会う。お互い惹かれあい、ついに結婚を決める。しかし、その時すでにウェイドは末期がんに侵されていた。

藁にもすがる思いで末期がんを治療する怪しい施設の門をたたく。ミュータント血清と拷問により治癒能力を得たウェイドはがんを克服した。一方で過酷な人体実験のせいで全身の肌がただれた醜い見た目になってしまった。

怒りに身を任せ施設を破壊するが、実験を行っていた研究所の所長エイジャックス(エド・スクライン)ら仲間には逃げられてしまった。醜くなったこの姿のままではヴァネッサの元に帰れないウェイド。元の肉体を取り戻すため彼は「デッドプール」と名乗り、復讐を始める。

実は繊細?!『デッドプール』のふざけるだけじゃない名言・名セリフ

『デッドプール』の魅力は何と言っても、主人公デッドプールの映画の枠を超えた小ネタに下ネタ・過激なジョークですよね。でも、冗談ばかりのセリフの中には彼自身の真面目な性格も見え隠れしています。

実は信念があったり、臆病だったり、度胸があったり……。『デッドプール』に出てくるキャラ達の意外な一面も見えてくる印象的なセリフを解説を踏まえてご紹介していきます!

【名言①】「手放すな 絶対に 愛を手放すと俺の二の舞になるぞ」

「いとこに恋人を取られてしまった」と話すタクシー運転手のドーピンダー(カラン・ソーニ)にデッドプールはこう言います。
デッドプールはタクシーの中で席を移動したり物騒なアドバイスを言ったりしており、どこから本気でどこまで冗談なのか分かりません。ですが、このセリフを言う彼の声色は
真面目そのもので、タクシー運転手をまっすぐ見据えて言います。この1年どれだけ彼が後悔しているかが痛いほど分かるシーンです。

【名言②】「俺はスーパー強いけど ヒーローじゃない」

敵との戦いで格好良いポーズを決めた時のデッドプール自身のナレーション。
敵の銃弾を華麗に避けて、当たったって物ともせずに戦う姿はまさに王道のスーパーヒーロー!(おしゃべりだけど……)ところが、自分はヒーローではないと思っているようです。
強いだけじゃヒーローになれないという彼なりの哲学があります。
ここから彼がなぜスーパー強くなったのか回想が始まるのです。

【名言③】「人をぶちのめすには理由がいる」

デッドプールがまだ、ただの人間だった時。「私の養父をやっつけてよ」と軽口をたたく少女にこう言い返します。
他の傭兵のようにお金さえ払えばなんでもする訳ではありません。お金にならなくても、
困っている人の為に働く姿はまさにヒーローなのですが…。本編では語られていないものの、世界をまたにかける傭兵であったのに辞めてしまった理由の一つがこれなのかもしれません。

【名言④】「パズルのコマは1つだといびつな形でも」「はめ合わせると完成する」

恋人のヴァネッサとの会話。
セリフさえも息がピッタリで2人の相性の良さが分かるシーン。言葉選びのセンスもジョークも似ている2人。お互い人と違う生き方をしており、自分には欠けているものがあると感じています。
それをパズルのピースと例えて、相手をソウルメイトだと伝えるのはとてもロマンチックです!

【名言⑤】「ルークにおぶさったヨーダね」

幸せの絶頂のウェイドとヴァネッサ。「このまま離れたくない」と言って後ろから抱きしめるウェイドにヴァネッサはこう言います。
映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』でルークがヨーダを担いで修行しているシーンを引き合いに出したジョークです。ウェイドとヴァネッサが出会ってからこの場面に至るまでずっと2人だけのシーンになっています。
それは、ルークとヨーダが長い期間2人だけで修行していたのと似ています。ルークとヨーダと同じくらい、この2人の信頼の深さも伺える温かいやりとりです。

【名言⑥】「どうしたら?絶望することはないわ」

ウェイドが末期がんに侵されていることを知ったヴァネッサが医師に言った言葉。
この時、ウェイドは治療方法について全く聞いていません。ヴァネッサを見つめて脳裏に焼き付けているのです。まるでこれが最期かのように……。もう自分は死ぬのだと受け入れてしまったウェイドに対して諦めない姿勢のヴァネッサは対照的です。現実を受け入れたうえで希望を失わないヴァネッサの姿は凛としていてとても美しいです。

ヴァネッサ役のモリーナ・バッカリンはインタビューで「脚本を読んで、ついに「助けて!」なんて言わない役女性の役だ と思った」と語っていました。ヴァネッサはどんな状況でも自分より愛する人を助けようとします。このシーンでも守られるだけではない、相手を守ろうとする「強いヒロイン」です。

【名言⑦】「これ、もらっていいか?お前を思い出せるように 元気なお前」

傭兵が入り浸り、仕事を求めてやってくるバー「シスター・マーガレットの店」の店主、ウィーゼル(T.J.ミラー)のセリフ。
がんによって弱っていく親友のウェイドに、写真を指差しこう聞きます。死に対する独特な考えが見えて面白いシーンです。死を受け入れるウェイド、抗うヴァネッサ、そして前向きなウィーゼル。傭兵の面倒を見ているからか、彼にとって死は日常の1コマなのです。「次、誰が死ぬのか」という賭けをするくらいに……。

しかし、こうやって写真を取っておこうとするように、無情な男というわけではないようです。つかみどころがなく、一層ウィーゼルを魅力的に感じるシーン。

【名言⑧】「英雄には懲りたんだ」

「がんが治るうえにまたスーパーパワーまで手に入れられるぞ」なんて言って怪しい治療を薦めてくるスーツの男に、ウェイドが言ったセリフ。
ウェイドは人生について
「人生は試練の連続で、幸せな瞬間はCMみたいに合間にあるだけだ」と考えています。やはり過去の出来事によって自分はヒーローに相応しい人間ではないと考えているようです。2つめに紹介した「俺はスーパー強いけどヒーローじゃない」というセリフはここからつながっています。

過去にウェイドに何があったのか、いつか語られる日がくるかもしれません。

【名言⑨】「私の名は?」

がんの治療と称して人体実験をする研究所のエイジャックスは、ウェイドに本名を見破られます。それ以降、ウェイドにこう聞くのです。なぜでしょうか。
エイジャックスは自らの実験によってあらゆる感覚感情を失っています。ところが、ウェイドに本名の「フランシス」と言われて怒り(もしくは苛立ち)の表情を浮かべます。「いなくなると張り合いがなくなる」とまで言うようにかなり彼はウェイドを気に入っています。そして、感情を呼び起こしてくれ!というように「私の名は?」と聞くのです。

悪役が人間らしい一面を見せるのがこのセリフ、というは面白いですね。

【名言⑩】「今日は『ブレイド2』でも見な みんな黒い服だ」

デッドプールの居場所を捜しに来たエイジャックスにウィーゼルが言った捨て台詞。
上から下まで真っ黒な服を着ているエイジャックスにピッタリな言葉です。デッドプール役のライアン・レイノルズは『ブレイド3』に出演しています。なので、わざわざ「『ブレイド2』を見ろ」と言うのは「見当違いの場所をずっと捜してろ」という皮肉にもなっているのです。『デッドプール』全編を通してジョークばかり言うウィーゼルらしいセリフです。

一方で、他の傭兵たちと比べて力もなさそうな弱々しいウィーゼルが、脅しにも屈せずジョークを言い続ける「強さ」が際立っています。ウィーゼルの意外な一面も垣間見える重要な場面です。

【名言⑪】「大量のコカインと眼の特効薬を近くに埋めてある」

最後の決戦前、ルームメイトの盲目の老人アル(レスリー・アガムズ)にこう告げて出ていきます。

もちろんそんなもの埋めていません(多分……)。デッドプールのいつものたちの悪いジョークなので、一生かけて捜しても出てこないでしょう。この言葉の真意は、「もし自分が死んでしまってもこの家に住み続けて良い」ということです。
それをストレートに言わずひねくれたジョークに隠すのもデッドプールらしいですね。

【名言⑫】「ヒーローになるチャンスは4,5回しかない」

エイジャックスとの最後の戦い。デッドプールはヒーローのコロッサス(ステファン・カピチッチ)とネガソニック(ブリアナ・ヒルデブラント)と共に挑みます。そのコロッサスがデッドプールにこうアドバイスしました。
4,5回……意外とチャンスがありますね。実はデッドプール役のライアン・レイノルズは『ブレイド3』『グリーン・ランタン』『ゴーストエージェント/R.I.P.D』『Paper Man』と4回ヒーロー映画に出演しています。この『デッドプール』が5回目の「ヒーローになるチャンス」なんです。

さて、デッドプールはヒーローになれたのでしょうか。ちなみにこのセリフ、字幕では翻訳されていません。吹き替えでのみ楽しめます。

【名言⑬】「真のヒーローは肝心な時に正しい選択をする者だ」

これも最後の戦いで、コロッサスがデッドプールに言ったセリフです。
コロッサスの潔癖とも言える優等生さがよく表れています。ヒーローとして正しい言葉といえるでしょう。しかし、真のヒーローとは?正しい選択とは?人によって答えが変わる問題です。その矛盾に苦しむヒーローのストーリーはコミックスにも映画にもよく描かれています。ですから、この言葉を抱えるコロッサスは王道のヒーローと言えるのです。このようにコロッサスはヒーローのお手本のように描かれています。

一方、原作のコミックスでは心優しく穏やかな性格の持ち主として出てきます。映画のコロッサスは「心優しい」という面をより強く描いているようです。そのおかげで、不良なデッドプールとの対比が面白く強調されています。

【名言⑭】「今の俺はただの男 彼女の前に立って……」

ヴァネッサを前に合わせる顔がないウェイドのセリフ。
ロマンス映画『ノッティングヒルの恋人』に出てくるセリフを引用しています。元々は、大物女優が一般男性に「今の私はただの女の子よ 好きな男性の前に立って…」という告白シーンを再現してるのです。スーパーヒーローでもデッドプールでもなく、ただのウェイドとしてヴァネッサと向き合います。

ここにきてロマンス映画のオマージュ。そう、『デッドプール』冒頭でも言われるように「この映画はラブストーリー」なんです。

【名言⑮】「あんた最高だよ」

ネガソニックはデッドプールにそう言って立ち去ります。デッドプールとの初対面時、不機嫌そうに彼を見ていたネガソニックは生意気な子どもそのものでした。まだまだ自分の力を制御しきれていません。敵からの銃撃も避けきれずデッドプールに守ってもらう一幕もあります。さらに、コロッサスを守るためとはいえ、力を開放しすぎて周りの建物が大変なことになりました。そんなネガソニックですが、このデッドプールとの共闘を通して一皮むけたようです。生意気で皮肉屋だったのが少し素直になりました。彼女の最高の賛辞にデッドプールも喜びます。

ちなみに、原作ではネガソニックはたった2コマしか出てきません。未来を予知する能力を持っています。映画のネガソニックは爆発を起こす強い能力となっており、最後の盛り上がりの鍵を握っています。

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まとめ

『デッドプール』に登場する名言・名セリフをご紹介しました。過激な発言だらけの『デッドプール』ですが、その中には彼らの性格や生きざまも垣間見えます。明るい面だけでなく暗い面も残酷な面も強い一面も持ったキャラクター達。『デッドプール』が世界中で愛されるわけはここにあるのかもしれません。

試練の連続の人生の中でもこんな幸せの瞬間を切り取った映画を観て息抜きをしませんか?

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