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リアルな表現力とCGを駆使する今話題の“佐藤信介”監督おすすめ映画特集!

ひとっとび編集長

佐藤信介”と言えば、今話題の映画「キングダム」の監督を務め、世に名を広げている名監督です。佐藤監督は、アニメや漫画を実写化する天才で、すべての映画がリアルに表現されCG技術を駆使し、観る側に衝撃を与える作品を作り出します‼

今回は、そんな佐藤監督の手掛けたおすすめ映画をご紹介していきます!!

佐藤信介監督おすすめ映画

…とその前に、少し佐藤監督についてお話します。

佐藤信介監督は、1970年9月16日の広島県で生まれました。順調に学生生活を送る中、大学は東京の武蔵野美術大学を卒業。在学中に、大学で知り合った河津太郎さんと映像制作レーベル『Angle Pictures(アングルピクチャーズ)』を設立。2011年12月に株式会社化。原作・企画から撮影・編集など一貫して担当し、映画を制作しています。

そんな佐藤監督の初作品は1996年に発表した『寮内厳粛』。この作品でぴあフィルムフェスティバル94でグランプリを受賞しています。その後は、2001年4月に公開された『LOVE SONG』で劇場用の映画第1弾として監督を務めました。

それでは早速、佐藤監督のおすすめ映画7選をご紹介していきます‼一度観たことがある方でも、何度観ても楽しめるような作品が多いので、ぜひチェックしてみてください‼

1.砂時計

映画○○
出典:映画『砂時計』公式サイト

あらすじ

14歳の少女・水瀬杏(夏帆)は、両親の離婚が原因で母親・美和子(戸田菜穂)の田舎、島根へ引っ越してきた。思春期の杏は、学校生活にも田舎の生活にも馴染めないでいた。だが、口では厳しいことを言いながらも本当は優しい祖母や、近所に住む同い年の大悟(池松壮亮)、藤(塚田健太)、藤の妹・椎香(岡本杏理)らと仲良くなり、次第に心を開いていく。一方、祖母の優しさや杏の気遣いに追い詰められていく美和子は、ある日、杏を置いて一人命を絶ってしまう…。

杏は、置いて行かれたショックと美和子を助けられなかった後悔から自分を責め、再び心を閉ざしてしまう。だが、大悟はそんな杏に「ずっと一緒におっちゃるけん」と抱きしめ、中学3年生になる頃には、二人は付き合うようになっていた。

そんなある日、杏の前に突然父親が姿を現し、「東京で一緒に暮らそう」と提案。悩み抜いた杏はその提案を承諾し、大悟へ大切に持っていた母親の形見の砂時計を渡すと、杏は東京へ旅立つのだった…。

佐藤信介監督映画「砂時計」の撮影裏話

■佐藤監督は、これまでの作品はオリジナルストーリーが主でした。今回原作ものを制作するのが初めてで、しかも700万部も売り上げた大人気コミックスの映画化ということで、かなりプレッシャーを感じていたそうです。

■劇中で、主人公・杏の精神的な部分を撮影するにあたり、本来であれば恋愛テイストなど撮り方が決まっているそうですが、監督は“ホラーテイスト”で杏を撮影することに‼スタッフの中には、「なんの撮影だっけ?」と笑う方もいらっしゃったそうですよ。でも撮影方法にこだわり抜くそんな監督だからこそ、大ヒット映画が生まれるのですね‼

佐藤監督の腕の見せ所‼映画のポイント‼

漫画やテレビドラマでは長い時間をかけて主人公を追いかけることができますが、映画化にあたっては14歳から26歳までの12年間をたったの2時間で描かなければいけないため、“ダブルキャスト”で臨みました。当初はトリプルキャストという提案もあったようですが、そんなに出演者を増やしても印象が散らかるだけだということになり、最終的にはダブルキャストというかたちに落ち着きました。ラストに向かうにつれて、中学生の杏と成人した杏が重なって見えるシーンは、佐藤監督ならではのテクニックです!

また、撮影は島根県ということで、壮大な自然が綺麗に撮影されており、緑豊かなところで杏や彼女を支える人々が過ごしてきたことがとても繊細に伝わってきます。そんな綺麗な描写も見どころですよ‼

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2.ホッタラケの島〜遥と魔法の鏡〜

映画○○
出典:映画『ホッタラケの島』公式サイト

あらすじ

高校生の少女、主人公・遥(綾瀬はるか)は、些細なことから父親と喧嘩してしまい、気分転換に田舎にある祖母の家へ遊びに来た。遥は小さい頃に亡くした母親からもらった手鏡を無くしていたことを思い出し、近くの神社へ向かい手鏡が見つかるようお祈りをした。遥はそこで何かを持ち去ろうとしている狐を見つけ後を追かけると、神社の裏には不思議な穴があり、そこへ吸い込まれ狐の世界へ紛れ込んでしまう…‼

不思議な狐の世界で出会ったのは、テオ(沢城みゆき)という狐だった。遥はテオから、ここがホッタラケの島ということや、人間がほったらかした物を集めて暮らしていることなどを聞く。「この世界だったら、お母さんからもらった手鏡が見つかるかもしれない。」ひそかな期待を抱いて、遥はホッタラケの島で冒険の旅に出るのだった。

佐藤信介監督映画「ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~」の撮影裏話

■今作が生まれたきっかけは、埼玉県の武蔵野市に古くから伝わる民話で「ハタヤの稲荷」に無くし物をしたときに卵をお供えしてお祈りすると、無くしたものが見つかるという言い伝えを佐藤監督たちが膨らましてできたストーリーだそうです。

■監督の幼少期は、車で時間をかけていく遠くの映画館に行って映画を観たことが思い出で、今の子どもたちが大人になって再び観たときに「やっぱり楽しい」と思えるようなそんな映画になってほしいとコメント。

佐藤監督の腕の見せ所‼映画のポイント‼

この映画は、佐藤監督が手掛けた初のアニメーション映画作品となっています。CG技術が使われており、監督は『今まで見たことのないようなCG映画にしたい』と、CGだからこそ自由に作成できるが、そこがかえって難しい。これまでの一般的な手描きアニメーション技術とCG技術の融合がここに完成しました‼

また、佐藤監督の得意分野でもある“リアルな表現力”はここでも活かされています。手鏡やひつじの人形など、遥がほったらかしにしてきたのは子供の頃の大切なものばかり。皆さんも、大人になってから思い出すのは楽しかった思い出ばかりだったりしますよね。手鏡やぬいぐるみを懸命に見つけようとする遥は、まるで母親との思い出を必死に取り戻そうとしているかのようで、グッとくるものがあります。

 

3.GANTZ


出典:Amazon.com

あらすじ

幼馴染の玄野(二宮和也)と加藤(松山ケンイチ)はある日電車に轢かれ命を落としてしまう。だが再び目覚めたふたりは、謎の黒い球体がある見知らぬ部屋にいた…。ふたりは『ガンツ』の世界に召喚されてしまったのだ。そこは、死者が仮想の肉体を手に入れ、ふたたび生まれ変わることのできる奇妙な世界。ガンツによって命じられた『星人』と呼ばれる化け物を退治することで得点を得て、100点を取り現実世界への解放を目指し、数名の仲間とともに星人に立ち向かう玄野と加藤たち。だがその途中、加藤が死んでしまい、玄野は100点にたどり着いたとき『めにゅー』の中に、死んだはずの加藤を生き返らせることができることを知る。

佐藤信介監督映画「GANTZ」の撮影裏話

■撮影が進む中、監督はガンツスーツの性能を見せるためにブーツのアップや銃のトリガーのアップなど、追加で撮影をした際、二宮さんの足や手ではなく、自分の部位を使い代用したとのこと‼全然気づきませんでした(笑)

■撮影で一番大変だったことは何かと聞かれた監督は、「パート1と2を同時撮影していたので、一週間ずっとガンツ部屋にキャストとスタッフで缶詰状態だったこともあった」とのこと。でも撮影自体はすごく楽しくできたそうです。

佐藤監督の腕の見せ所‼映画のポイント‼

もともとGANTZは漫画でも少し描写がグロく、苦手な方も多いかもしれません。実写映画化されて更に、『R12指定』されました。でも、不思議な感覚に陥るガンツの世界観は、佐藤監督だからこそ、表現できたのではないでしょうか?

CG技術を駆使し、どの観客にもきっと「ガンツスーツを着てみたい!Xガンを打ってみたい!」そう思わせるような、わくわくさせるシーンも多くあります。

また劇中で少し恐怖を与えるような場面もありますが、人と人との愛情や関係を繊細に描いている作品でもあります。パート2の『GANTZ PERFECT ANSWER』も続編になっており、1を見たら必ず見たくなるような流れになっていますので、ぜひチェックしてみてくださいね‼

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4.図書館戦争

映画○○
出典:映画『図書館戦争』公式サイト

あらすじ

正化31年、あらゆるメディアを取り締まる法律『メディア良化法』が施行された日本。公序良俗を乱す表現を取り締まるために、武力も厭わぬ検閲が正当化され各図書館に保管してある本を滅しようと戦争が起きていた。

主人公・郁(榮倉奈々)は、高校生の頃に大好きな本を良化隊員に奪われそうになった時、助けてくれた図書部隊員に恋をし、「王子様」と呼び自分も図書部隊員になることを決意。そして関東図書部員・特殊部隊へ初の女性隊員として入隊する。そこには、鬼のように厳しい教官・堂上篤(岡田准一)がおり、郁にスパルタながら教育していく。郁は堂上へ反発しながらもフォローしてくれる堂上に尊敬の念を抱いていく…。

佐藤信介監督映画「図書館戦争」の撮影裏話

■今作では、岡田准一さんと榮倉奈々さんがダブル主演で共演しています。監督は、「岡田さんのラブシーンでの息遣いに感激、『堂上』は強靭な体を持っていながらもキュートな一面がある。岡田さんにぴったりだ」とコメント。

■撮影は、陸上自衛隊・航空自衛隊・防衛省の全面協力のもと行われたそうで、1作目と2作目の合計銃弾数は、5,000発以上にも上ったそうです‼

佐藤監督の腕の見せ所‼映画のポイント‼

今作はアクション要素と恋愛要素がバランスよく入っており、岡田さん演じる堂上の胸キュンシーンも描かれています‼また、原作は小説となっていますが、アニメ化もされています。アニメシリーズでモチーフとなっている『自衛隊』ですが、撮影は埼玉県熊谷市の自衛隊基地をお借りし、また全国の図書館でも撮影を行いました‼映画の中ですが、「ここ知ってる!」と思う方も多いはず!リアルな表現を得意としている佐藤監督、さすがこだわりが違いますよね‼

また、原作からもファンが多く、第2作目を希望する声がたくさんありました。『図書館戦争-THE LAST MISSION-』が続編であり、1作目では出てこなかった登場人物など多くのキャストを起用しています‼

5.アイアムアヒーロー

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出典:映画『アイアムアヒーロー』公式 Twitter

出典:映画『アイアムアヒーロー』予告編

あらすじ

鈴木英雄(大泉洋)35歳、仕事は漫画アシスタント。趣味は“クレー射撃”。ある日、英雄は仕事終わり、喧嘩していた彼女へ謝ろうと家へ向かった。すると、部屋の中には人間とは思えないほどに変わり果てた彼女・てっこ(片瀬那奈)の姿があり、英雄は襲われてしまう。何とか逃げ出し街に出たが、世界的に崩壊の危機が迫っていた。街中は、『ZQN(ゾキュン)』という謎の生命体で溢れ、人々は感染パニックに陥っていたのだった…‼

生き残るために逃げる英雄は道中に、女子高生・早狩比呂美(有村架純)と出会い、サバイバル生活が始まった…。

佐藤信介監督映画「アイアムアヒーロー」の撮影裏話

■撮影は主に静岡県浜松市で行われましたが、映画後半の見どころである「ショッピングモール」のシーンは何と、『韓国』で行われたそうです‼

■大泉さん演じる英雄と、有村さん演じる比呂美が森の中を走って逃げるシーンは、撮影期間に余裕がなく、天候が悪いにも関わらず撮影を続行したのだとか…‼監督も「しつこいくらいにやるしかない‼」と意気込んでいたようです。

佐藤監督の腕の見せ所‼映画のポイント‼

この作品は、R15+指定となっています。血がたくさん出る映画は苦手という方はご注意ください‼

原作は花沢健吾さんの漫画となっていて、漫画に忠実な表現と恐ろしい“パンデミック”がリアルに表現されている『ゾンビ映画』です。日本の制作でここまでダイナミックな映画になるのは、韓国での撮影があったから‼建設中の高速道路や大きなショッピングモールなど、日本以上の規模で撮影ができたからこそ、漫画の中の世界観を表現できたのではないでしょうか!?

6.いぬやしき

映画○○
出典:映画『いぬやしき 』公式サイト

あらすじ

犬屋敷壱郎(木梨憲武)は、冴えない普通のサラリーマン。会社でも特に活躍することもなく、家族にも冷たい態度を取られやるせない日々を過ごしていた。人一倍正義感は強いが、無力な自分にどうしようもない感情が沸いていたが、追い打ちをかけるように胃がんと診断され、余命3カ月と宣告されるのであった。そんなある日、犬の散歩中に“非常に小さな宇宙人の事故”に巻き込まれ、犬屋敷とそこに偶然居合わせた極端な二面性を持つ高校生・獅子神皓(佐藤健)は一度死んでしまうが、生前の記憶を持ったままの機械の体として生き返るのであった…。

犬屋敷は人助け、獅子神はあることがきっかけで日本に報復しようと企む。獅子神の親友であった安堂(本郷奏多)は犬屋敷を呼び出し、獅子神を止めるよう依頼する。

佐藤信介監督映画「いぬやしき」の撮影裏話

■木梨さんと佐藤さんに絶賛の佐藤信介監督。日常を細やかに描きつつ、決して日常では見ることのできない非日常感や空前絶後のバトルなどの世界観を描いていけたらとコメント。

■監督曰く、主演を木梨さんに決めたきっかけは、「世にも奇妙な物語」で『思い出を売る男』を演じた木梨さんを思い出し、ぴったりだと思ったそうです。“ジジイ感”があっていたのだとか‼

佐藤監督の腕の見せ所‼映画のポイント‼

『GANTZ』でもタッグを組んだ原作者の奥浩哉さんと佐藤信介監督。映画を観た方ならわかりますが、鮮烈なCGシーンがとっても印象的な作品。木梨さん演じる犬屋敷は老体ですが、機械の体を初めて発見するシーンなんて、『ぞわっ』となるほどリアルです。不思議な世界観に飲み込まれます。

また今回もCG技術が多種多様に使われていますが、すべてのシーンがCGなわけではなく、人々が逃げ回るシーンなどは、エキストラも含めて実際に撮影したもの。その融合がまさに“リアルさ”を表現していますよね‼

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7.BLEACH 死神代行篇

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出典:映画『BLEACH』公式サイト

出典:映画『BLEACH』予告編

あらすじ

幼いころに悪霊・虚(ホロウ)に母親を殺された主人公・黒崎一護(福士蒼汰)は、父親と妹二人と一緒に平和に暮らす、ごく平凡な高校生。一護は、悪霊が見えること以外は普通の高校生だったが、ある日虚に家族が襲われる。死神・朽木ルキア(杉咲花)は、一護たちを助けに入るが、瀕死の状態に追い込まれる。仕方なく禁じられている死神の力を一護へ譲渡し、一護は虚を倒すことに成功する。だがルキアは死神の力を無くしてしまったため、力が戻るまで一護に“死神代行”として働くよう命ずる

一方、死神を憎み滅しようとしているクインシー一族を継ぐ、一護の同級生・石田雨竜(吉沢亮)は一護へ決闘を申し込む。だが、街をたくさんの虚が襲い対応に追われる中、死神界の掟を破ったルキアを殺そうと、刺客が送られてくるのだった…。

佐藤信介監督映画「BLEACH 死神代行篇」の撮影裏話

■少し前の2012年2月ごろ、別の企画・監督で映画化の話が進む中、ワーナー・ブラザースが映画化権を取得。だが何かの理由で企画が頓挫してしまいます。その後、佐藤監督へ監督依頼がきて、引き受けたそうです。

■キャスティングのときに、一護役やルキア役はイメージにぴったりだったのですぐに決まったそうです。でもルキアの兄・白哉役にミュージシャンのMIYAVIさんを起用したのは「人間の世界にいなさそうな雰囲気を持っていたから」とコメント。確かにそういわれると少し違った雰囲気を出されれいますよね‼

佐藤監督の腕の見せ所‼映画のポイント‼

漫画「BLEACH」は何といっても“バトル”が見どころ‼ど派手なアクションバトルが映画でも細かく表現されています。大がかりなセットだったのだろうと想像できるほど、完成したシーンを見ると、痛快なバトルシーンになっています。

またメインのキャラクターだけではなく、一人ひとりが個性的なキャラで、各々の感情や目的がはっきりと映し出されていて、敵だと思っていたキャラも好いてしまうような作品になっています。その部分は漫画同様、しっかり描かれていますので、原作ファンからしても嬉しいポイントです。

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まとめ

以上、佐藤信介監督のおすすめ映画7選でした‼

佐藤監督は、漫画やアニメを実写映画化することが多くなっていますが、元はオリジナルストーリーでも映画を制作している方です。その頃に積んできた技術を生かしながら、またCG技術を駆使して、『日常だけど非日常』を作り出されています。どの作品も有名なものばかりです‼内容も入りやすいので、まだ一度も手に取ったことのない方はぜひ観てみてくださいね。

この記事を書いた人
ひとっとび編集長
ひとっとび編集長

映画の情報サイト『映画ひとっとび』の編集長。 映画を「なんとな〜く」探している方から、「この映画の考察が知りたい!」というマニアな方まで楽しめるサイトを目指しています! 皆さんの映画ライフがもっと充実するお手伝いができますように。