小松菜奈のおすすめ映画10本を厳選|唯一無二の透明感と演技力が魅力
2021年9月10日に主演映画『ムーンライト・シャドウ』が公開された小松菜奈さん。強い存在感と華やかで透明感のある美しさ、抜群のスタイル。その完璧とも言える存在に、強く惹きつけられている人も多いのではないでしょうか?
小学生の頃から雑誌モデルとして活躍し、現在は数々の映画でヒロインを中心に幅広い役柄を務める女優として活躍中です。
本記事では、そんな小松菜奈さんの美貌と演技力が存分に味わえるおすすめ映画10本をご紹介します。気になった作品からチェックしてみてくださいね!!
目次
小松菜奈のプロフィール
透明感のある美しいルックスで人々を虜にし続ける、女優・モデルの小松菜奈さん。TC Candlerによる2018年の「世界で最も美しい顔ベスト100」では31位にランクインするなど、世界も認める美貌の持ち主です。
そんな小松菜奈さんは、1996年2月16日、東京都生まれ、山梨県育ち。2008年にティーン向け雑誌『ニコ☆プチ』でモデルデビューし、山梨県でスポーツの強豪として知られる帝京第三高校の普通科に通いながらモデルとして活躍していました。
高校時代にはチアリーディング部に所属し、高校サッカーや甲子園で応援していたそう。小松菜奈さんに応援されたら頑張れそうですね。羨ましい!
2011年頃からは、RADWIMPSの「君と羊と青」、plenty「あいという」など、人気アーティストの楽曲のPVにも度々出演しています。特に2016年にアップされたnever young beachの「お別れの歌」のPVは、可愛すぎると大きな話題になりました。
2014年に高校を卒業し、その年に公開された映画『渇き。』で長編映画デビュー。多数の新人賞を受賞し、期待の逸材として注目を集めました。
2016年には『タクシードライバー』のマーティン・スコセッシ監督による映画『沈黙-サイレンス-』でハリウッドデビューも!『アメイジング・スパイダーマン』などで知られるアンドリュー・ガーフィールドらと共演し、「小さい頃から苦手」だという英語のセリフに挑戦しています。
【2021年版】小松菜奈ファンなら見逃せない!おすすめ映画10選
2021年11月12日には、林遣都さんとのW主演映画『恋する寄生虫』が公開予定の小松菜奈さん。また、2022年春公開予定の映画『余命10年』でも、坂口健太郎と主演を務めることが発表されました。
そんな小松菜奈さんの魅力がしっかり発揮されている、おすすめ映画10選を紹介します!
1.ムーンライト・シャドウ
あらすじ
導かれるように出会ったさつき(小松菜奈)と等(宮沢氷魚)は恋人同士になった。等には3つ下の弟・柊(佐藤緋美)がいて、彼にはゆみこ(中原ナナ)という恋人がいた。4人はよく一緒に過ごすようになる。しかし、そんな日々は突然崩れ去った。等とゆみこが死んだのだーー。
ショックで食べることも忘れてひたすら走るさつきと、ゆみこの制服を着はじめた柊。それぞれの方法で受け止められない現実と向き合おうとしていた2人は、ある日不思議な女性に出会う。そして、死者ともう一度会えるかもしれないという「月影現象」の話を以前聞いたことを思い出し…。
小松菜奈の見どころポイント
映画『ムーンライト・シャドウ』は、2021年9月公開の切ないラブストーリー。世界30カ国以上で翻訳されている吉本ばななさんの同名短編小説を原作に、マレーシア人のエドモンド・ヨウ監督がメガホンをとり、独特の世界観で芸術的に描かれた作品です。
ブルーのマスカラがよく似合うおしゃれな主人公・さつきを演じた小松菜奈さんは、意外にも本作が長編映画単独主演デビュー。恋人を亡くした大きな喪失感に打ちひしがれ、それでも悲しみと向き合って乗り越えようとする彼女を熱演しました。表情、仕草、セリフ、そのひとつひとつが繊細で、神秘的なほど美しいです。
この秋大注目の映画『ムーンライト・シャドウ』は不思議な感覚に包まれる魅力的な映画こんな人におすすめ
- 神秘的で美しい映像が好きな方
- ちょっと不思議な世界観の映画を見たい方
こんな人には向かないかも
- アーティスティックな演出のアート系映画が苦手な方
- 原作ファンで、ストレートに映像化したものが見たい方
2.さくら
出典:映画『さくら』予告編
あらすじ
スーパーのチラシの裏紙に書かれた、「年末、家に帰ります」の文字。2年間音信不通だった父からのそんな手紙を受け取った長谷川家の次男・薫(北村匠海)は、年末に実家へ帰った。父と母、そして妹の美貴(小松菜奈)と、愛犬のサクラと久しぶりに再会するが、兄・ハジメ(吉沢亮)の姿はない。彼は2年前のあの日、亡くなったのだ。
ハジメの死をきっかけに、バラバラになり始めた家族。鮮明に残る幼い頃の記憶は、かけがえのない日々だ。そんな壊れかけた家族をもう一度つなぐ奇跡が、大晦日に訪れようとしていて……。
小松菜奈の見どころポイント
映画『さくら』は、西加奈子さんの同名小説を原作に、2020年に公開されたヒューマンドラマ。ひとつの家族に焦点をあて、様々な愛と生きることの意味を丁寧に描いた感動作です。
小松菜奈さんは、徐々に狂気を露わにするミステリアスな妹・美貴を迫真の演技で見事に演じました。小松菜奈さんのイメージを覆すようなインパクトのある役に、誰もが衝撃を受けることでしょう。また、関西弁ネイティブが聞くとやや違和感はあるものの、関西弁にも挑戦しています!
こんな人におすすめ
- 豪華若手俳優陣の体当たりな演技を見たい方
- 心に残る家族のドラマを見たい方
こんな人には向かないかも
- ショッキングで悲しい展開が苦手な方
- サイコパスなキャラクターが好きじゃない方
3.糸
出典:映画『糸』予告編
あらすじ
平成元年生まれの高橋漣(菅田将暉)と園田葵(小松菜奈)。北海道で育った2人は、13歳の時に出会い恋をする。しかし、養父から虐待を受けていた葵は、母親に連れられて北海道を出て遠くへ行ってしまった。
8年後、北海道で働いていた漣は、友人の結婚式で訪れた東京で葵と再開するが、過ぎた時間を取り戻すことはできなかった。そして10年後。平成最後の年である2019年に、運命は2人をもう一度引き合わせようとしていた……。
小松菜奈の見どころポイント
映画『糸』は、2020年公開のラブストーリー。中島みゆきさんの名曲『糸』を原案とし、運命に引き離された男女が奇跡の糸を手繰り寄せて再開を果たすという、「めぐり逢い」をテーマに描かれた壮大な愛の物語です。
小松菜奈さんは、菅田将暉さんとW主演でヒロイン・葵を演じ、第44回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞しました。ファンタジーのような奇跡を描いているにも関わらず、小松菜奈さんの切ない演技に思わず感情移入してしまいます。特に、彼女が“カツ丼を食べるシーン”は泣けると話題に。本作でも素晴らしい表現力と美しさを存分に発揮しています。
【2023版】演技派俳優・菅田将暉のおすすめ映画20選!こんな人におすすめ
- 中島みゆき『糸』が好きな方
- 泣けるラブストーリーが見たい方
こんな人には向かないかも
- 現実ではありえないような奇跡の感動物語が苦手な方
- 切なく苦しい展開を見たくない方
4.閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー
あらすじ
長野県のとある精神科病院に入院している、死刑執行が失敗し生きながらえた秀丸(笑福亭鶴瓶)と、幻聴に苦しむチュウさん(綾野剛)。そこへ、DVを受けている18歳の由紀(小松菜奈)が入院してくる。家族や世間の目に傷つきながら、3人はなんとなく寄り添い合って生活し始めた。
そんなある日、精神科病院の中である事件が起こってしまう。その事件は一体なぜ起こってしまったのか。法廷で真実が語られていく……。
小松菜奈の見どころポイント
映画『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』は、2019年公開のヒューマンドラマ。サスペンス的要素もありつつ、メインは精神科病院の個性的な患者たちの日常を時にハートウォーミングに、時にシリアスに描いた群像劇です。
小松菜奈さん演じる由紀は、父親からの壮絶なDVにより心を病んだ少女。非常に難しい役柄ですが、痛々しく今にも消えてしまいそうな彼女を儚さたっぷりに演じきり、第43回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞しました。目を背けたくなるような重い話でありながら、生きづらさを抱えている人の背中を押すような優しさと希望のある作品です。
こんな人におすすめ
- 精神科病院を舞台とした感動できる映画を見たい方
- どこか生きづらさを感じながら生活している方
こんな人には向かないかも
- 心を折るような虐待描写が苦手な方
- ヒューマンドラマではなくスリラーやサスペンスを見たい方
5.来る
あらすじ
オカルトライターである野崎(岡田准一)のもとに、サラリーマンの田原秀樹(妻夫木聡)が訪れる。身の回りで怪異現象が勃発しており、妻・香奈(黒木華)と幼い一人娘・知紗(志田愛珠)に危害が及ぶことを恐れて現象の解明と除霊を求めて来たのだ。
野崎は霊媒師の血を引くキャバ嬢の真琴(小松菜奈)と共に調査を始めるが、田原家に憑いているのは真琴の手には負えないほど強力なモノだった。田原は記憶を辿り始め、その正体を思い出す。そして真琴は、姉で日本最強の霊媒師・琴子(松たか子)に協力を求めるが……?
映画『来る』結末ネタバレ | 見えない「あれ」の正体とは ?小松菜奈の見どころポイント
映画『来る』は、澤村伊智さんの小説『ぼぎわんが、来る』を原作とした、2018年公開のホラー映画です。怖いけれどただのホラーではない、エキサイティングなホラー・エンターテインメントとしてヒットしました。
小松菜奈さんはそれまでのイメージにはない、ピンク色のショートヘアに派手なアイメイク、腕にはタトゥーが入ったド派手な風貌で登場。しかし外見とは裏腹に、強い責任感と優しさを持つ不器用ながらまっすぐな女性を演じました。豪華キャストが集結した中でも、特に重要なポジションを担当しています!
こんな人におすすめ
- 悪魔祓い系・怨霊系ホラー映画が好きな方
- ド派手で可愛い小松菜奈さんが見たい方
こんな人には向かないかも
- Jホラー映画が苦手な方
- グロ描写を見たくない方
6.恋は雨上がりのように
あらすじ
脚のケガで陸上の夢を絶たれた高校2年生、17歳の橘あきら(小松菜奈)は、ファミレスでバイトをしている。そのファミレスの店長は、バツイチ子持ちのサエない45歳、近藤正己(大泉洋)。実はあきらは、そんな店長に密かに恋心を抱いていた。
女子高生であるあきらが、まさか自分に好意を寄せているとは思いもしない店長。しかしある日、あきらがこっそり自分のワイシャツの匂いを嗅いでいる場面に遭遇してしまい……。
小松菜奈の見どころポイント
『恋は雨上がりのように』は、アニメ化もされた同名人気コミックを原作とした、2018年公開の映画。年上の男性に片思いをする女子高生を描くピュアな青春映画です。
小松菜奈さん演じる女子高生・あきらは、一見クールで感情表現の少ない美女。しかし、実は熱いハートを持っていて、恋心が抑えられずまっすぐ気持ちを伝えようとする姿が可愛らしいんです。大泉洋さん演じる店長が、彼女とのジェネレーションギャップを感じてしまい、なかなか距離が縮まらないのがもどかしくも笑えます。
映画『恋は雨上がりのように』のネタバレあらすじ|原作小説との違いを解説こんな人におすすめ
- 爽やかで可愛いラブストーリーと成長物語が好きな方
- 年の差片思いを描く映画を見たい方
こんな人には向かないかも
- ピュアな恋愛映画の気分ではない方
- 女子高生とおじさんの恋にはとても共感できない方
7.ぼくは明日、昨日のきみとデートする
出典:Amazon
あらすじ
京都の美大に通う20歳の南山高寿(福士蒼汰)は、いつもと同じ通学途中、電車の中で出会った福寿愛美(小松菜奈)に一目惚れをする。勇気を出して声をかけ、別れ際に「また会える?」と聞くと、彼女はなぜか突然泣き出してしまった。
翌日、偶然再会した2人は、意気投合してすぐに恋人になる。自分を「涙もろい」という愛美は、初めて名前を呼んだ、初めて手をつないだーー。そんな初めてのことがあるたび、涙を流すのだった。そのことを少し不思議に思いながらも交際は順調に続いていく。しかし初めてキスをした日、彼女が忘れていったメモ帳の中を見てしまい……。
小松菜奈の見どころポイント
映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は、七月隆文さんの同名ベストセラー小説を原作とした、2018年公開のラブストーリーです。
小松菜奈さん演じるヒロイン・愛美は、大きな秘密を抱えながらも、悲しみを押し隠して笑顔を見せる清楚系女子。その健気さと時折見せる涙、そして笑顔は、もはや神がかり的に美しいです。切なくも心が暖かくなる、不思議な物語をぜひ体験してください。
こんな人におすすめ
- SF的要素を持つラブストーリーが好きな方
- 考察系映画が好きな方
こんな人には向かないかも
- 現実ではありえないような奇跡の物語が苦手な方
- 少し難しいSF映画は話が理解できないという方
8.溺れるナイフ
あらすじ
東京でモデルをしていた望月夏芽(小松菜奈)は、15歳の夏に東京から遠く離れた浮雲町に引っ越す。退屈な町に来て落ち込む夏芽だったが、コウこと長谷川航一朗(菅田将暉)に出会ったことでその気持ちは変わっていく。傲慢なほど自由なコウに、強烈に惹かれていくのだ。
やがて2人は付き合い始め、絆を深めていく。しかし、浮雲の夏祭りの夜ある事件が起きてしまう……。一緒にいれば無敵とさえ思えていた2人は傷つき、そして、決断を下す。
小松菜奈の見どころポイント
映画『溺れるナイフ』は、同タイトル人気コミックを山戸結希監督により映画化し、2016年に公開された青春ラブストーリー。
映画『糸』でも最強のコンビネーションを見せてくれた小松菜奈さん&菅田将暉さんのW主演です。いわゆる“エモい”映像や芸術的な演出に、小松菜奈さんがよく似合います。2人のビジュアルがとにかく美しく、10代のみずみずしくてヒリヒリした青春をひしと感じさせてくれる作品となっています。
こんな人におすすめ
- 菅田将暉さん&小松菜奈さんの組み合わせが好きな方
- “エモい”アート系映画が好きな方
こんな人には向かないかも
- 映像の美しさ・雰囲気よりストーリーを重視する方
- 10代の青春映画には興味がない方
9.バクマン。
あらすじ
高い画力を持て余す高校生の真城最高(佐藤健)。ある日、片思いをしているクラスメイトの亜豆美保(小松菜奈)のイラストを書いたノートを見られ、クラスメイトの高木秋人(神木隆之介)に「俺と組んで漫画家にならないか」と誘われる。彼は天才的なアイデアと文才の持ち主だった。
秋人(あきと/シュージン)が物語、最高(もりたか/サイコー)が絵を担当する形で作品を完成させた2人は、ジャンプ編集部へ持ち込む。編集者の服部(山田孝之)に見出されチャンスを得るも、天才高校生漫画家・新妻エイジ(染谷将太)をはじめとするライバルが現れて……。
小松菜奈の見どころポイント
映画『バクマン。』は、『週刊少年ジャンプ』で連載された原作・大場つぐみさん、作画・小畑健さんによる同名人気漫画を原作とした青春映画です。『モテキ』の大根仁監督がメガホンを取り、斬新な演出を織り交ぜながら実写化。第39回日本アカデミー賞話題賞および最優秀音楽賞を受賞しています。
小松菜奈さん演じるヒロイン・亜豆美保は、まさに“少年漫画のヒロイン”というような、美しく品のある同級生で、とにかく可愛いんです!出演シーンはあまり多くありませんが、主人公・サイコーが漫画を描く原動力になっています。
こんな人におすすめ
- ジャンプや少年漫画が好きな方
- スポ根系青春映画が好きな方
こんな人には向かないかも
- 原作の熱狂的ファンの方
- 青春を熱く描く映画に興味がない方
10.渇き。
出典:Amazon
出典:映画『渇き。』予告編
あらすじ
元刑事の藤島昭和(役所広司)の元に、元妻から連絡が入る。女子高生の娘・加奈子(小松菜奈)が失踪したというのだ。成績優秀・容姿端麗な加奈子だったが、交友関係をたどると、彼女と不良グループとの関係や、隠し持っていた覚せい剤の存在などが明らかになっていき、藤島は暴走し始める。
一方、「ボク」(清水尋也)は、いじめられているところを加奈子に助けられた過去を持っていて……。
小松菜奈の見どころポイント
出典:Amazon
映画『渇き。』は、2014年公開のサスペンス・ミステリ映画。深町秋生さんの小説『果てしなき渇き』を原作に、『告白』で日本アカデミー賞各賞を受賞し、『来る』も手がけた中島哲也監督が実写映画化した作品です。
小松菜奈さんは、この作品のオーディションで監督に発掘され、演技初挑戦にして、“天使の顔をした悪魔”とも言える魅惑的でクレイジーな加奈子を見事に表現。物語の重要なキーパーソンを演じ、男女6人とのキスシーンに挑戦するなど、鮮烈なデビューを果たしました。第38回日本アカデミー賞新人俳優賞など、多くの新人賞を受賞しています。
こんな人におすすめ
- 小松菜奈さんの映画デビュー作品を見たい方
- サイケデリックで衝撃的な映画を見たい方
こんな人には向かないかも
- 暴力的描写が苦手な方
- グロ描写が苦手な方
まとめ
今後も話題映画のヒロインとして活躍しつつ、イメージを覆すような意外なキャラクターにも挑戦してくれるであろう小松菜奈さん。すでに一度ハリウッドデビューも果たしていますが、さらに海外作品にも出演してくれると嬉しいですよね!
公開が決定している『恋する寄生虫』(2021年11月12日予定)、『余命10年』(2022年春予定)も見逃せません!まずは、この記事で紹介したおすすめ映画をぜひチェックしてみてくださいね!
【2023版】演技派俳優・菅田将暉のおすすめ映画20選! 新田真剣佑のおすすめ映画10選|圧倒的なルックスと演技力が人気!