花のようにうつくしい美少女たちを描いた美少女映画特集【洋画メイン】
銀幕の中にふわりと現れる、まるで花のような美少女たち。
一目見て恋に落ちてしまいそうな可憐な美少女、独特なダークな雰囲気に引き込まれそうになる美少女、見ていて元気になる美少女…この記事では、18歳以下の美しい少女たちが登場する映画をご紹介していきます!!
目次
アンニュイな美少女映画
美少女と言えば儚くてか弱く、なんだか今にも消えてしまいそうな危うさがたまらない・・・そんなあなたの為に、まずはアンニュイな雰囲気の美少女が登場する映画をご紹介いたします!
『ロミオとジュリエット』
出典:映画『Romeo and Juliet』公式Facebook
あらすじ
15世紀のイタリア・ヴェローナ。モンタギュー家とキャピュレット家が血で血を洗う抗争を繰り返していた。モンタギュー家のロミオ(レナード・ホワイティング)はある日、仲間とキャピュレット家の仮面舞踏会に忍び込む。そこでキャピュレット家のジュリエット(オリヴィア・ハッセー)と出会い、一目で激しい恋に落ちる。
家が仇敵同士であることを嘆くが、この二人の恋がこの両家の抗争を終わらせる鍵になる可能性を見出し、ロミオの相談に乗っていたロレンス修道士(ミロ・オーシャ)の元密かに結婚式をあげる。
しかしその帰り道、キャピュレット家のティボルト(マイケル・ヨーク)と言い争いになり、ロミオの代わりに喧嘩を買った親友のマキューシオ(ジョン・マケナリー)が、喧嘩の最中はずみでティボルトに殺されてしまう。そして我を忘れたロミオもティボルトを刺し殺してしまい、殺人罪で街を追放される。
悲しみにくれるジュリエットにさらに追い打ちをかけるように、大公の親戚であるパリス(ロベルト・ビサッコ)との結婚を命じられる。ジュリエットはロミオと駆け落ちするために、ロレンス修道士に相談を持ちかけ、2時間だけ仮死状態となる薬を手に入れるが…
美少女映画としてのおすすめポイント
出典:映画『Romeo and Juliet』公式Facebook
若き日のオリビア・ハッセーが演じるジュリエットの初登場シーンは、本当に「妖精が現れた…」と目が釘付けになってしまいます。後にも先にも、この二人以上のロミオとジュリエットは現れないのではないかと思わされるほどです。多くの人が結末を知っている悲劇の物語ではありますが、ジュリエットの美しさを是非目に焼き付けてください。
#好きな美少女映画を教えあう
『ロミオとジュリエット』
オリビア・ハッシー(ハッセー)が最初に登場するこのシーン、映画館の暗闇の中で思わず息を呑んだのを覚えています。美しいねえ。 pic.twitter.com/fBchQeFmYV— 本庄透(低浮上中) (@miyabippd) February 24, 2019
基本情報
上映時間:138分 監督:フランコ・ゼフィレッリ 出演者:レナード・ホワイティング、オリヴィア・ハッセー 受賞歴:第41回アカデミー賞(撮影賞、衣装デザイン賞)他 公開日:【イギリス】1968/3/8【イタリア】1968/10/19 【日本】1968/11/23 |
『マレフィセント』
あらすじ
かつて妖精と人間の国があった頃、若く美しい妖精マレフィセント(イソベル・モロイ)は、妖精の国に迷い込んだ少年・ステファン(マイケル・ヒギンス)と恋に落ちる。ステファンは16歳になったマレフィセントに真実の愛のキスを贈るが、妖精と人間の国同士で戦争が起こり二人の愛は狂い始める…
ステファンの父親(ケネス・クラナム)はマレフィセントを倒したものに、王座を与えると宣言をすると、ステファンは私利私欲に負けマレフィセントを裏切ってしまう。マレフィセントはステファンに復讐を誓います。
時は経ちステファン(シャールト・コプリー)に娘が生まれ、オーロラ(エル・ファニング)と名づけられる。マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)は復讐のためにオーロラに、16歳になった誕生日に糸車の針で指を刺し死ぬという呪いをかける。
呪いを避けるためにステファンはオーロラを3人の妖精に城の外での育児を任せるが、育児能力の全くない妖精たちを見かねて、マレフィセントは時々手助けをしていた。マレフィセントにとって復讐の矛先であるオーロラは、次第に大事な存在になっていた…
美少女映画としてのおすすめポイント
魔女のマレフィセントと、相対する存在のオーロラ。そのオーロラを演じるエル・ファニングの透き通るような透明感が、森の中で際立っています。復讐の対象であるオーロラのことが次第に愛しくなってしまうというマレフィセントの葛藤にも頷いてしまうほどに、エル・ファニングが演じるオーロラは愛らしいです。
基本情報
上映時間:97分 監督:ロバート・ストロンバーグ 出演者:アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング 受賞歴:無 公開日:【アメリカ】2014/5/30【日本】2014/7/5 |
『ペネロピ』
出典:Amazon.com
あらすじ
名家に生まれてきたペネロピ(クリスティーナ・リッチ)は、豚の鼻と耳を持って生まれてきた。先祖が罪を犯し魔女からかけられた呪いが、巡り巡って現代のペネロピに降りかかってしまった。呪いを解く方法はたった1つ、真実の愛を手に入れること。
とにかく一目につかないように両親はペネロピを外界から隔離するが、大人になったら今度は「真実の愛」の為、結婚相手を探すことに躍起になる。両親は名家の子息を集めて、極秘のお見合いパーティーを開催しますが、ペネロピは全員の前で自分の顔を出して一瞬で終わらせてしまいます。
しかし、一人だけ逃げ出さなかったマックス(ジェームズ・マカヴォイ)に次第に心を許していきますが、その彼もペネロピの姿を写真に納めるために仕向けられた新聞社の差し金でした。結婚してほしいとマックスに懇願するも、断られてしまい、絶望したペネロピは初めて外の世界に飛び出していく…
美少女映画としてのおすすめポイント
出典:IMDb
豚鼻の美少女というちょと特殊な存在なのに、不思議とチャーミングに見えてしまうペネロピ。ペネロピ本人の愛らしさはもちろん、インテリアもポップでキュートなデザインなので鮮やかに楽しませてくれる作品です。
基本情報
上映時間:101分 監督:マーク・パランスキー 出演者:クリスティーナ・リッチ、ジェームズ・マカヴォイ 受賞歴:無 公開日:【イギリス】2008/2/1【日本】2009/4/4 |
ポップでガーリー!とびきりキュートな美少女映画
続いてポップでガーリーで、見ていて元気をもらえる美少女たちが登場する映画をご紹介していきます!
6. 『サウンド・オブ・ミュージック』
出典:映画『The Sound of Music』公式Facebook
あらすじ
舞台はオーストリアのザルツブルグ。修道女見習いのマリア(ジュリー・アンドリュース)は、退役軍人のトラップ大佐(クリストファー・プラマー)の家に7人の子供達の家庭教師としてやって来る。母親を亡くした子供達は父親に軍隊式に厳しく育てられており、歌を歌うことさえ禁じられていた。
ある日大佐が留守の間に、マリアは子供達から恋の話や、本当は父親からかまってほしいという話を聞く。それからマリアは子供達を連れて山へ出かけて歌を教えたり、川遊びをしてすっかり子供達とは打ち解けていく。しかしある日、びしょ濡れになりながら遊んでいるところを大佐に見つかり、いきなり解雇されてしまう。
それでも子供達の変化を感じた大佐は、マリアに謝罪し、再び家庭教師として家に戻ってくることを申し出る。そして次第にマリアと大佐の間には愛情が芽生えていたが、次第に戦争の黒い影がこの家族を覆い始める…
美少女映画としてのおすすめポイント
出典:映画『The Sound of Music』公式Facebook
世界中で愛されるミュージカル映画の金字塔です。マリアの明るい歌声は、厳格な軍人の家族に忘れられていた幸せをもたらしていく様子はこちらも幸せな気持ちになります。長女のリーズルが、秘密の恋のお相手・ロルフと家族の目を盗んで中庭で歌いながらダンスをするシーンはおとぎ話のような名場面の一つ。クラシックなドレスもとても素敵です。誰もが知っている歌を楽しみながら、名作に浸りましょう。
基本情報
上映時間:174分 監督:ロバート・ワイズ 出演者:ジュリー・アンドリュース、クリストファー・プラマー、シャーミアン・カー 受賞歴:第38回アカデミー賞(作品賞、監督賞、編集賞、音楽賞、録音賞) 第23回ゴールデングローブ賞(ミュージカル・コメディ部門 作品賞) 公開日:【アメリカ】1965/3/2【日本】1965/6/19 |
7.『マンマ・ミーア!』
出典:映画『Mamma Mia! Here We Go Again』公式Facebook
あらすじ
エーゲ海の美しいリゾート地・カロカイリ島。この島でホテルを経営するドナ(メリル・ストリープ)の娘で、結婚間近のソフィ(アマンダ・セイフライド)には一つ夢があった。それは「バージンロードを父親と歩くこと」。
ソフィの父親が誰かは、母親のドナ自身も知らなかったが、ソフィはドナに内緒で昔の日記を読み父親を探す。すると何と、父親候補は3人もいたのだ。そしてソフィは、母親の名前で3人全員に結婚式の招待状を送ったのだ。
父親候補の男性3人が同時に島を訪れ、ソフィは大慌て。誰にも見つからないように3人を隠すが、あっさりとドナに見つかってしまう。そしてドナ自身も、突然昔の恋人達が現れてさらに大慌て。果たして結婚式当日までに、「本当の父親」を見つけることはできるのだろうか。
美少女映画としてのおすすめポイント
「マンマ・ミーア!」は何といっても、ギリシャの美しい海と要所要所に流れるABBAの楽曲が最高です。特に映画の冒頭から元気よく歌い出す、ソフィ役のアマンダ・セイフライド、そしてアカデミー賞最多ノミネートの実績をもつメリル・ストリープの力強い歌声には圧倒されてしまいます。
ソフィがエーゲ海の海をバックに「Honey Honey」を歌い出した瞬間に、あまりの可愛さに釘付けに、そしてあっという間にこの「マンマ・ミーア!」のハッピーな世界観に引き込まれること間違いなしです。
基本情報
上映時間:108分 監督:フィリダ・ロイド 出演者:メリル・ストリープ、アマンダ・セイフライド、ピアース・ブロスナン 受賞歴:ゴールデンラズベリー賞 最低助演男優賞 公開日:【イギリス】2008/07/10 【アメリカ】2008/07/18【日本】2009/01/30 |
8.『ローマの休日』
出典:映画『Roman Holiday』公式Facebook
あらすじ
ヨーロッパの国の王位継承者であるアン王女は、親善旅行の一環でイタリアのローマを訪れる。しかし退屈なスケジュールにうんざり!ついにある夜、侍従達の目を盗み、宿舎の宮殿から抜け出すことを決意。しかし主治医により打たれた鎮痛剤の注射が効き始め、アン王女は道端のベンチで眠りに落ちる…
そこへ通りかかったのがアメリカ人の新聞記者のジョー。質問に全然答えられない少女を、アン王女とは知らないまま仕方なく自宅へ連れて帰る。しかし次の朝、自分が連れて帰った娘がアン王女であることがわかると、この出来事をスクープにしようと企みはじめる。
一方アン王女は、街に繰り出し、ジョーから借りたお金で欲しい物を買い、髪を切り、今までできなかったことを大いに楽しんでいた。ローマの街を二人で巡り、楽しい時間はあっという間…しかし立場上、いつまでも外にいるわけにはいかないアン王女。刻一刻と、自由な時間、そして別れの時間は近づいていた。
美少女映画としてのおすすめポイント
出典:映画『Roman Holiday』公式Facebook
ロマンチック映画の最高峰。永遠の銀幕の妖精オードリー・ヘップバーンは、この作品で世界中の人に愛されるようになりました。アン王女が街に出て、今までやりたくても出来なかったことをニコニコしながら楽しんでいる姿は、見ているこっちも笑顔になってしまうでしょう。少しだけ大人になったアン王女が、再びジョーの前に現れる時は切なさに胸を締め付けられること必至です。
基本情報
上映時間:118分 監督:ウィリアム・ワイラー 出演者:オードリー・ヘップバーン、グレゴリー・ペック 受賞歴:第26回アカデミー賞(最優秀主演女優賞、最優秀衣装デザイン賞、最優秀原案賞) 公開日:【アメリカ】1953/8/27【日本】1954/4/21 |
9.『ハリー・ポッター 炎のゴブレット』
あらすじ
ホグワーツ魔法学校の4年生となったハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)。この年、100年に一度の三大魔法学校対抗試合が開催されると発表された。本来17歳以下は出場できないはずなのに、なぜか14歳のハリーも「炎のゴブレット」に選ばれ出場することに。課題はいずれも命がけの困難なもの。時には友情を試されるような課題に挑むことも。
しかし最後の課題の巨大迷路の中で優勝杯を探す際に、強い力でライバルのセドリック(ロバート・パティンソン)と共にとある墓地へ飛ばされてしまい、そこで遂に最大の敵・ヴォルデモート(レイフ・ファインズ)の復活を目にしてしまう…
美少女映画としてのおすすめポイント
戦いの最中に開催される、三大魔法学校合同のダンスパーティーは、他のシリーズでは見ることができない華やかさです。いつも制服と魔法使いのローブを身につけている女子学生達も、ドレスアップとメイクに気合が入っていて可愛いです。お馴染みのハーマイオニーを始めとする多くの美少女達のドレスアップ姿、ダンスシーンに思わずうっとり…ハーマイオニーのちょっと恥ずかしそうな舞踏会での登場シーンは、何度見ても可愛くて、彼女のドキドキが伝わってくるようです。
基本情報
上映時間:157分 監督:マイク・ニューウェル 出演者:ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリント 受賞歴:無 公開日:【アメリカ】2005/11/18【日本】2005/11/26 |
ちょっぴりダークな美少女映画
続いて、「美少女と言えばミステリアスで闇を抱えたようなダークさが重要だ!!」というあなたの為に、ちょっぴりダークな雰囲気の美少女が登場する映画をご紹介します!
『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』
出典:Amazon.com
出典:映画『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』予告編
あらすじ
17世紀のオランダ。当時異国からもたらされた珍しい花、チューリップに人々は夢中になり高額で取引されていた。球根の競りには大勢が集まり、球根一つで邸宅が買えるほどの値段にもなっていた…豪商に嫁いだ修道院で育った美しい少女・ソフィア(アリシア・ヴィキャンデル)。主人(クリストフ・ヴァルツ)の気晴らしに雇われた若き画家のヤン(デイン・デハーン)の横柄な態度に辟易するも、次第に彼に惹かれていく…それはヤンも同じ。
二人は激しく愛し合うようになる。大金を稼いで、ソフィアと逃げようと、ヤンはとうとうチューリップの競りに手を出すように。欲望のままに動く二人の行き着く先には何が待っているのか…
美少女映画としてのおすすめポイント
映画全体が、オランダの絵画のような美しい世界観で描かれています。豪商に嫁いだ少女のソフィアは、オランダの画家・フェルメールの絵の中から現れたような無垢で危うげな美しさです。彼女の秘めた情熱に恋心、若さと美しさは彼女の人生を切り開いていく力になり得るのでしょうか…
基本情報
上映時間:107分 監督:ジャスティン・チャドウィック 出演者:アリシア・ヴィキャンデル、デイン・デハーン 受賞歴:無 公開日:【イギリス】2017/8/13【アメリカ】2017/9/1【日本】2018/10/6 |
『レオン』
出典:IMDB
あらすじ
ニューヨークで殺し屋として生活をしているレオン(ジャン・レノ)。ある日自分が住むアパートの一室で家族一家全員が殺される事件が起こるが、その直後、レオンの元にマチルダ(ナタリー・ポートマン)という少女が訪れる。実は彼女は殺人事件で皆殺しにされた家族の一員だったのだ。
身を守るためにレオンの元に身を寄せますが、殺された家族の仇を打ちたいと誓う。レオンは止めるが、マチルダの強い思いに根負けし、殺しの手口を教え始める。レオンはマチルダと日々を過ごすうちに、次第に今まで感じることがなかった様々な温かい感情が芽生え始めるが、それはマチルダも同じ。次第にお互いに恋心を抱くようになってくる…
美少女映画としてのおすすめポイント
出典:IMDB
殺し屋と、瞳に暗い影を宿した美しい少女との出会いが運命的です。お互いに闇を抱えた者同士ではありますが、一方でお互いが自分自身の心の中の優しい灯りを灯す存在でもあるのです。これほど二人の幸せを願わずにはいられない話はなかなかありません。11歳のナタリー・ポートマンが演じるマチルダの、子供と大人の両方が存在する危うい様子に目が離せなくなります。
基本情報
上映時間:110分 監督:リュック・ベッソン 出演者:ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン 受賞歴:無 公開日:【フランス】1994/9/14【アメリカ】1994/11/18【日本】1995/3/25 |
『スノーホワイト』
あらすじ
両親に愛されて育った美しいスノーホワイト(クリステン・スチュワート)。しかしある日女王であった、実の母親が命を落としてしまう。その後ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)という美しい女性が妃に選ばれるが、彼女は実は強い野心を持った魔女。国王を殺し、国を自分の手中に収めてしまう。国はみるみるうちに荒廃し、ラヴェンナにとって邪魔なスノーホワイトは塔に幽閉されてしまう。
ラヴェンナは若い女性の精力を吸い取り、若さと美貌を保っていた。しかしある日彼女の魔法の鏡が、この世で一番美しい娘はスノーホワイトであることを告げる。ついにラヴェンナは、スノーホワイトの美貌を手にするために、彼女の殺害を企みはじめる…
美少女映画としてのおすすめポイント
「魔女のお妃から命を狙われた白雪姫は、7人の小人と森の奥でひっそりと暮らしていました。ある日突如訪れた老婆に勧められるがままに、毒リンゴを食べてしまい死んでしまいました」
誰もが知っている白雪姫の続きは、この後助けに来た王子様のキスで目をさましますが、この「スノーホワイト」は一味違います。彼女は「戦うプリンセス」なのです。
美しくも強い目が印象的なクリステン・スチュワートと、冷酷な美しい魔女がハマりすぎてるシャーリーズ・セロンとの対決はとても迫力があります。
基本情報
上映時間:127分 監督:ルパート・サンダース 出演者:クリステン・スチュワート、シャーリーズ・セロン 受賞歴:無 公開日:【アメリカ】2012/6/1 【日本】2012/6/15 |
『ヴァージン・スーサイズ』
出典:Amazon.com
あらすじ
美しくて可愛く、謎めいたところのあるリスボン家の5人姉妹。ある日5人姉妹の末っ子のセシリアが、カミソリで手首を切り自殺未遂を図る。一命を取り留めたものの、その後開かれたホームパーティーの最中に、窓から飛び降り自殺をしてしまう。
小さな街で起きた大きなスキャンダルに、リスボン家の両親は過剰なまでに姉妹達の行動を制限し始める。しかし思春期の彼女達への、娯楽や恋心を始めとする抑えつけは次第に彼女達の心を閉ざし始め…
美少女映画としてのおすすめポイント
出典:IMDb
本作は「5人の美少女姉妹の自殺物語」を美しく描いた一本。劇中で自殺を図った少女に「なぜこんな事を?まだ人生の辛さを知らないのに」と大人が問うと、「先生は13歳の女の子じゃないもの」と返す。人生の刹那にしか経験できない思春期、その時期特有の気だるげなシンドロームを見事に切り取ったソフィア監督の手腕に魅了されます。
「美少女」と「死」。このキーワードにゾクリとした方は、是非一度鑑賞してみてください!
基本情報
上映時間:97分 監督:ソフィア・コッポラ 出演者:キルスティン・ダンスト、ジョシュ・ハートネット 受賞歴:無 公開日:【アメリカ】2000/4/21【日本】2000/4/22 |
『ヴィオレッタ』
出典:Amazon.com
あらすじ
写真家の母親を持つヴィオレッタは、母親が多忙のため、ほとんどの時間を祖母と一緒に過ごしていた。ある日、母にモデルなるように誘われ応じるように。母に気に入られるためヴィオレッタは要求に応え、次第にカメラの前でかなりきわどいポーズをとるようになっていく。
学校での成績は下がり始め、浮いた存在になるヴィオレッタ。クラスメイトからも心ない言葉をかけられるようになり、普通の少女に戻りたいと母親にお願いをするが…
美少女映画としてのおすすめポイント
本作は、エヴァ・イオネスコ監督が経験した実話を元に制作された物語。美しい娘に狂気を駆り立てられ、終いにはヌードを撮らせようとする写真家の母親。そして、一人の美少女が親の歪んだ寵愛から自立していく様を、フレンチ・ムービーらしくシニカルたっぷりに描いた一本です。
大好きな母親の意識を自分に向けたいという純粋で切実な子供心から、初めのうちは親の芸術を理解しようと撮影にも前向きに協力するヴィオレッタでしたが、次第に露出が多くなっていく撮影、徐々にヒートアップする母のエゴ、失われて行く”普通の生活”…。それらが遂に許容を超えて彼女の琴線に触れてしまった時、親子の間に軋轢が生まれていきます。
「歪んだ愛と親子の軋轢」というシニカルなフレンチ・ムービーとしても見ごたえがありますが、何と言っても主演のアナマリア・ヴァルトロメイの無垢な少女性を兼ね備えたデカダンスは圧巻です。
上映時間:106分 監督:エヴァ・イオネスコ 出演者:アナマリア・ヴァルトロメイ、イザベル・ユペール 受賞歴:無 公開日:【フランス】2011/6/29【日本】2014/5/10 |
まとめ
一口に美少女といっても色々なタイプが存在しますが、美しいものは見ているだけで幸せな気持ちになりますよね。気になった映画があれば、是非鑑賞して目の保養にしてくださいね!