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映画『キャプテン・マーベル』ネタバレ | 記憶を無くしたスーパーヒーローの冒険を見よ!

ひとっとび編集長

映画『キャプテン・マーベル』は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)史上初の、女性スーパーヒーローに焦点の当たった作品となりました。

今回は、S.H.I.E.L.D.の凄腕エージェント、ニック・フューリーも頼りにしているスーパーヒロインである、『キャプテン・マーベル』について、映画のネタバレを含めてご紹介してきます!

『キャプテン・マーベル』について

出典:映画『キャプテン・マーベル』予告編

トビくまくん

編集長!『キャプテン・マーベル』ってどんな作品なのか教えてよ!

わかったよ。

『キャプテン・マーベル』は前述の通り、マーベル映画(MCU)の女性初のヒーロー映画なんだ

実は今作は、我らのマーベル・スーパーヒーローチーム「アベンジャーズ」の結成の秘密に深くかかわる存在であり映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で窮地に陥ったS.H.I.E.L.D.のエージェント・ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が、「アベンジャーズ」達を救う救世主ともいえる存在だったのは知っていたかい?

編集長

トビくまくん

全然知らなかったよ!それでそれで?

更に今作は、マーベルの11年に及ぶ集大成の作品とであり世界興行収入第一位を獲得した『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』にも直結する話だから鑑賞必須のMCU(マーベル)作品なんだ。

その公開は2019年3月15日で、マーベル映画作品としては、21作目にあたるんだよ。

映画『キャプテン・マーベル』の直前に公開されていたのが、アベンジャーズやマーベルファンを失意のどん底に陥れた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。直後に公開されているのが、『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』ということから、『キャプテン・マーベル』は「アベンジャーズ」最後の切り札である、といってもいいくらいだと思うんだ。

なんでかわかるかい?

編集長

トビくまくん

うーん…。

それは何故かというとね、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のラスト、消えゆくニック・フューリーが最後の最後に、時代にそぐわないポケベル通信で助けを求めた人物こそ、キャプテン・マーベルだったからだよ。

編集長

トビくまくん

あのポケベル?!そうだったんだ!!
\Disney以外も充実のラインナップ!/

 

『キャプテン・マーベル』のネタバレあらすじ


出典:映画『キャプテン・マーベル』公式Facebook

それでは早速、『キャプテン・マーベル』のあらすじを、ネタバレ付でご紹介していきます。

時系列は、これまでのマーベル作品を優に遡り、なんと1995年までワープします。
1995年は、まだ地球上にヒーローは存在せず、もちろん「アベンジャーズ」というヒーローチームも存在しなかった頃です。

【ネタバレあらすじ①】クリーの帝都に住む最強の女性・ヴァース


出典:映画『キャプテン・マーベル』公式Facebook

舞台は、遠い宇宙の中にある、クリー帝国の首都となる惑星ハラ。クリー帝国にあるエリート特殊部隊”スターフォース”に所属する女性・ヴァース(ブリー・ラーソン)。

彼女には、6年前以前の記憶がない。クリー人によって拾われたヴァースは、特殊な能力を持つものの、どうしてその能力を得たのか、自分でもわからずにいた。

日々、自分を拾ったスターフォースの司令官であるヨン・ロッグ(ジュード・ロウ)から、訓練を受ける毎日を送るのだった。

しかし、ヴァースはいつも謎の夢を見ていた。それは、自分と思わしき女性や、まだ子供だった時の自分と思われる姿、そして謎の女性の姿も。ヴァースにとって、これが何なのかはわからないまま。このことをヨン・ロッグに相談しても、相手にされなかった。

ある日、クリー人を統率する人知を超えた存在のA.I.”スプリーム・インテリジェンス”(アネット・ベニング)に、自分の持つ特殊な力を以て、戦場に参加したい旨を申し出た。

スプリーム・インテリジェンスは、対話する人によって、その人が最も尊敬し、信頼する人物”に姿を変える力があった。そこでヴァースは、ある女性に変化したスプリーム・インテリジェンスに、スターフォースとしての任務を命じられると同時に、自分の感情をコントロールするように話すのだった。

【ネタバレあらすじ②】スターフォース初の任務で囚われ、地球へやってきたヴァース


出典:映画『キャプテン・マーベル』公式Facebook

ヴァースがスターフォースの一員として、初の任務に赴いた。
任務は、クリーの宿敵である、他の生物へ変身する能力を持つスクラル人が潜伏する惑星トルファの調査だ。

惑星トルファへ到着し、調査を続けるヴァースたちスターフォースの前に、なんと現地人に擬態したスクラル人が襲い掛かった!
激しい戦闘の末、ヴァースはスクラル人に捕まってしまい、そのままさらわれてしまう。

スクラル人の宇宙船に乗せられた囚われのヴァースは、彼らの持つ特殊な装置で記憶を覗かれてしまったのだ。

そこにはなんと、ヴァースが見ていたものと同じ記憶があった。これにより、ヴァースは惑星C-53こと、地球で生まれ育った地球人だったこと、本名はキャロル・ダンヴァースだったこと、そしてエアフォース(空軍)に所属していたことが判明するのだった。

なんとスクラル人は、ヴァースがかつて所属していた空軍が、極秘に進めていた計画についての情報を探していた。その情報のカギを握るのが、ヴァース自身だったのだ。

さらにヴァースの中にある、地球人・キャロル・ダンヴァースの記憶に残る彼女の上官”ローソン”という女性を探し求めていたことも判明する。

ヴァースの中に眠っていた地球人キャロル・ダンヴァースとしての記憶を頼りに、スクラル人のリーダーであるタロス(ベン・メンデルソーン)らスクラル人達は地球に向かうのだった。

その隙をついてヴァースは宇宙船からの脱出に成功するも、スクラル人達が向かった地球へと墜落してしまった。

【ネタバレあらすじ③】ヴァースとニック・フューリーの出会い


出典:映画『キャプテン・マーベル』公式Facebook

地球に墜落したヴァースは、何とかスターフォースとの連絡を取りつつも、スクラル人を独自で追跡する最中、戦略国土調停補強配備局(S.H.I.E.L.D./シールド)のエージェントである、ニック・フューリーと新米エージェントのフィル・コールソン(クラーク・グレッグ)に取り調べを受けることになった。

話はもちろんかみ合わず。ヴァースが淡々とクリーのことや、スクラル人の話をしても、フューリーは全く信じてくれない。

そんなさなか、スクラル人からの攻撃を受けるヴァース。その後を追う、フューリーとコールソン。
様々な人間に成りすますスクラル人との応戦もむなしく、取り逃がしてしまうのだった。

しかし、フューリーと一緒にいたコールソンもまた、スクラル人が成りすました偽物!ここでもみ合う両者は事故を起こしてしまい、スクラル人が亡くなる惨事となった。

亡くなったスクラル人は、S.H.I.E.L.D.の解剖室へと回された。

ここでようやく、フューリーたちはスクラル人が地球外生命体だと知ることになる。これにより、ヴァースの話した内容を信じるしかなくなってしまうのだった。

しかし、S.H.I.E.L.D.内部にもスクラル人の魔の手が忍び寄っていた。
なんと、死亡したスクラル人の解剖に立ち会っていた上官のケラー(ベン・メンデルスゾーン)もまた、すでにスクラル人のリーダー・タロスが成りすましていたのだ。

【ネタバレあらすじ④】空軍に隠されている謎を暴け!

一方、ヴァースの中には、徐々に地球人・キャロル・ダンヴァースとしての記憶が戻りつつあった。
ヴァースは戻ってきた地球人の記憶を元に、ローソンとよく訪れていたバーに現れる。

そこで、ヴァースを追いかけて来たフューリーと合流。フューリーは、ヴァースを空軍の記録が保管されているという軍事施設・プロジェクト・ペガサスへと案内するのだった。

軍事施設内には、グースという猫がいた。この猫も、何故かヴァースの記憶にあったのだ。

そして、ヴァースとフューリーは、ヴァースの悪夢に出てくる女性こそ、ウェンディ・ローソン博士(アネット・ベニング)であり、ローソン博士が搭乗した飛行機のエンジンテスト中に死亡したとされている女性こそが、ヴァースことキャロル・ダンヴァースだったのではないか?という仮説にたどり着くのだ。

ヴァースの正体や、当時何が起こったかの核心に迫ってきたその時、スクラル人のタロスによる襲撃が!

コールソンの助けで、何とかその場をグースと共に脱出することに成功するのだった。

【ネタバレあらすじ⑤】ヴァースはキャロル・ダンヴァースだった!その核心に迫る親友との再会


出典:
映画『キャプテン・マーベル』公式Facebook

ヴァースがキャロル・ダンヴァースであり、その真実を知っているであろうある人物に接触を図る。それは、ローソン博士を知っている、マリア・ランボー(ラシャーナ・リンチ)という女性だ。

ここで、マリアは驚愕!なぜなら、死んだと思われていたキャロルが目の前にいたからだ。
ヴァースがキャロル・ダンヴァースであることが確実となった。

ヴァースとフューリーは、ローソン博士を殺害した人物がヨン・ロッグだったこと、事故に遭った飛行機に積まれていたエンジンエネルギーに接触し、強大なパワーを手に入れた際に、キャロルとしての記憶を無くしたこと、そして実はスクラル人を救うためにローソン博士は尽力していたという真実を知るのだった。

ヴァースはキャロルとしての自分の過去を受け入れ、亡きローソン博士の遺志を継いで、ローソン博士が隠していたラボの中にある”四次元キューブ(スペース・ストーン)”を探しに宇宙へと旅立つのだった。

そして、後を追うようにヨン・ロッグらスターフォースも現れ、ラボ内で熾烈な戦いを繰り広げていく。

キャロルは宿敵となったかつての上司ヨン・ロッグとどう戦うのだろうか。
そして、スクラル人達を救うことができるのか?

最後まで手に汗握る展開が、あなたを待っている!

『キャプテン・マーベル』の豪華キャスト陣紹介!

『キャプテン・マーベル』は、MCU(マーベル映画)の世界観の中では、過去の話に当たる作品となっています。

アベンジャーズ結成のきっかけを生み出した『キャプテン・マーベル』のメインキャストをご紹介します。

キャロル・ダンヴァース/ヴァース/キャプテン・マーベル


出典:映画『キャプテン・マーベル』公式Facebook

自分がいったい何者か?を突き止める旅に出た、驚異のパワーを持つ弾丸娘こと、キャプテン・マーベルを演じたのは、ブリー・ラーソン。

実は、ブリー・ラーソンは女優というだけでなく、映画監督やシンガーソングライターといった、多彩な才能を発揮して活躍しているんです。

2015年公開の『ルーム』では、なんと第88回アカデミー賞主演女優賞、ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)などを受賞しています!

ニック・フューリー


出典:映画『キャプテン・マーベル』公式Facebook

『アベンジャーズ』シリーズでおなじみ、眼帯がトレードマークの敏腕エージェント、ニック・フューリーを演じているのは、サミュエル・L ・ジャクソン!

今回『キャプテン・マーベル』では、若かりし頃のフューリーを演じています。

大学で演技を学んだサミュエル・L・ジャクソンは、1988年公開の『星の王子様 ニューヨークに行く』に強盗役で出演してから、様々な大作映画に重要な脇役や準主役などに出演。

あの『スター・ウォーズ』の新三部作では、メイス・ウィンドゥを演じるなど、出演している映画作品では重要な役回りを演じることが多い俳優です。

タロス


出典:映画『キャプテン・マーベル』公式Facebook

敵かと思いきや、実は助けを求める人物だったことが映画終盤で発覚する、スクラル人のリーダー・タロスを演じるのは、オーストラリアの俳優、ベン・メンデルスゾーンです。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の宿敵である、クレニック将軍をはじめ、『ダークナイト ライジング』、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』や『レディ・プレイヤー1』などに出演しているため、何かとお目にかかる機会も増えてきている俳優です。

2013年の映画『名もなき塀の中の王』では、 第16回英国インディペンデント映画賞 最優秀助演男優賞を受賞!
今回は特殊メイクを施し、『キャプテン・マーベル』のストーリー展開において、重要な役回りを果たしています。

ヨン・ロッグ


出典:映画『キャプテン・マーベル』公式Facebook

ヴァースの上司である、特殊部隊スターフォースのリーダーを務める、エリート中のエリートであるヨン・ロッグを演じているのは、イギリス人俳優のジュード・ロウです。

1999年に公開された『リプリー』では、アカデミー賞助演男優賞にノミネートをされ、演技の才能はもちろんのこと、端正な容姿も一躍注目を浴びました。

2004年に雑誌「ピープル」で最もセクシーな男性に選ばれたジュード・ロウですが、今回は味方と見せかけて、実は敵だったというヨン・ロッグを見事に演じています。

マリア・ランボー


出典:
映画『キャプテン・マーベル』公式Facebook

キャロルの旧友の元空軍パイロットであった、マリア・ランボーを演じるのは、イングランド出身のラシャーナ・リンチです。

女優としてのキャリアはまだまだこれからだったラシャーナ・リンチは、この『キャプテン・マーベル』によって、一躍知られるようになった女優なんです!

実は、マリア・ランボーを演じるのは別の女優だったところ、その女優が降板したことにより、ラシャーナ・リンチに白羽の矢が立った、というわけなんです。

マー・ベル


出典:映画『キャプテン・マーベル』公式Facebook

ヴァースの夢にたびたび現れる謎の女性であり、今作のカギを握るキーマンとして登場するローソン博士を演じるのは、アネット・ベニング。

舞台女優として活躍後、1988年公開の『大混乱』でスクリーンデビューを果たします。

以降、1990年公開の『グリフターズ/詐欺師たち』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされて以降、1999年公開の『アメリカン・ビューティー』などでアカデミー賞主演女優賞ノミネート等の快挙を成し遂げています。

フィル・コールソン


出典:映画『キャプテン・マーベル』公式Facebook

ニック・フューリーのもとで働く新米エージェントとして今作に登場するコールソンは、MCU(マーベル映画)ではおなじみクラーク・グレッグが担当!

クラーク・グレッグは、俳優でありながら、脚本家でもあり、映画監督でもあるというマルチな才能を発揮している人物です。

マーベル映画でも、コールソン役として登場するほか、コールソン単独ドラマの『エージェント・オブ・シールド』もあり、すっかりコールソン役が板についています。

ネタバレあり!『キャプテン・マーベル』注目したい2つのポイント

ここからは、『キャプテン・マーベル』を鑑賞するにあたって、注目しておきたいポイントを3つご紹介します。容赦なくネタバレしていきますので、ご注意を!

『キャプテン・マーベル』は他のMCU(マーベル)作品に直結するネタ満載!


出典:映画『キャプテン・マーベル』公式Facebook

『キャプテン・マーベル』は前述の通り、1990年代の話に焦点が当たっています。

そのため、時系列的にはアベンジャーズ誕生前の話、作品でいうと『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』と『アイアンマン』の間にある話、というかたちとなります。

ですが、『キャプテン・マーベル』に登場するアイテムや人物は、これまでのMCU(マーベル)映画に関するものがたくさん出ているんです!

例えば、キャロルのコールサインが「アベンジャー」であり、この名前をフューリーが使用し、アベンジャーズというヒーローチームを結成しようと今後奔走します。

また、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のヴィランとして登場するロナン(リー・ペイス)が登場したり、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』で登場した”四次元キューブ”が、『キャプテン・マーベル』での出来事を経て、フューリーの手元にある、など!

これを知っていると、「あの時の○○!」となること、間違いありません!

『キャプテン・マーベル』でのフューリーとコールソンの若返り技術は○○だった!

MCU(マーベル)作品の醍醐味といえば、同じ役者が同じ役を演じていることではないでしょうか。

『キャプテン・マーベル』でも、フューリーをサミュエル・L・ジャクソンが、コールソンをクラーク・グレッグが続投して演じています。

しかし、よく見てください。
彼らはなんだか、実際よりも若く見えませんか?

実は、これはデジタル技術による若返りであって、特殊メイクでも何でもないんです!この”デジタルでの若返り”は、マーベル初の試みだったようです。

まとめ


出典:
映画『キャプテン・マーベル』公式Facebook

『キャプテン・マーベル』について、ネタバレ込みでご紹介しました。

新スーパーヒーローの単独作品でありながらも、前後のマーベル映画や、これまで公開されてきたマーベル作品とも色濃い関係をもつ映画作品となっています。

となると、一体どの順で見たらいいのか、わからなくなりがちです。編集部は、ぜひ「公開順」での鑑賞をおすすめします!

なぜアベンジャーズの救世主となる存在なのか、というところも含めて、公開順で『キャプテン・マーベル』までたどり着いたほうが、これまでのマーベル映画作品の歴史を追うことができるからです。

現在、マーベル映画はフェーズ4の準備のため、いったん映画の公開に一区切りがついた状態です。

フェーズ4でも、キャプテン・マーベルの活躍はファンからも期待されています。

フェーズ4の開始は2020年から!この機会に、スーパーヒーローチーム結成のきっかけとなった『キャプテン・マーベル』の歴史を勉強してみませんか。

\Disney以外も充実のラインナップ!/

 

この記事を書いた人
ひとっとび編集長
ひとっとび編集長

映画の情報サイト『映画ひとっとび』の編集長。 映画を「なんとな〜く」探している方から、「この映画の考察が知りたい!」というマニアな方まで楽しめるサイトを目指しています! 皆さんの映画ライフがもっと充実するお手伝いができますように。