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実写版『シンデレラ』が大ヒットした7つの理由|時代に合わせた脚本が話題

たかなし亜妖

多くの方が小さな頃、アニメや絵本で目にした『シンデレラ』。2015年に実写化を果たし、子供から大人まで幅広く楽しめる作品として話題となりました。

夢見る女の子が王子様と出会って幸せになる、といったストーリーですが、本作はただアニメや絵本をなぞっただけではありません!王子との出会いやシンデレラ本人の心情がとても分かりやすく描かれています。

また、継母が意地悪になった理由など、私たちの知らなかった一面もいっぱい。そんな映画『シンデレラ』の魅力を解説していきます!

実写版シンデレラのあらすじ

優しい両親に囲まれて、主人公のエラはすくすくと成長しています。しかしある日母親が病に侵され、長くは持たない状況に。「どんな時も優しさと勇気を忘れないでね」その言葉を残し、母はこの世を去りました。

時が経ち、エラが更に成長した頃、父親はとある女性との再婚を考えているそう。相手はトレメイン夫人という未亡人であり、二人の娘がいるのだとか。エラは再婚を賛成し、家には婦人とその娘たちがやってくるのでした。

夫人はとても派手好きで、毎晩のように家ではパーティーが開かれています。そんな中でも父はパーティーに参加せず、仕事に没頭していました。まだ家に帰ってきたばかりなのに、また次の海外出張をすると言うのです。父はエラにお土産は何が欲しいかを訪ねますが、彼女は父の無事を願うばかり。親子の絆は非常に固いものでした。

しかし二人の密談を見ていた夫人は、徐々に本性を現し始めます。そして海外出張へ向かった後、父の訃報を耳にするエラ。そしてここから、夫人と娘たちによる嫌がらせが本格的に始まってしまいます……。

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実写版『シンデレラ』は王道ながら現代性が盛り込まれた傑作

先ほども言ったように、実写版『シンデレラ』は、オリジナルのストーリーを崩さずに、現代風にアレンジしている非常に優れた作品です。

では、『シンデレラ』のオリジナルとどのように差別化しているのでしょうか。3つに分けて説明していきます!

【違い①】二人が恋に落ちる過程を丁寧に描写

シンデレラ 実写
出典:ディズニー・スタジオ公式Twitter

小さい頃に読んだ『シンデレラ』では、お互い内面に惚れるシーンがなく、王子様と舞踏会で初めて顔を合わせるという出会いでした。しかし本作では出会いの過程がきちんと描かれており、「こんな話だったんだ!」という新たな発見があるのです。

シンデレラと王子はいきなり舞踏会で会うのではなく、なんと初対面は森の中なのです。しかもシンデレラが継母と娘たちの嫌がらせに耐え切れず、勢いで家を飛び出した時に出会いました。

家でこき使われているボロボロのシンデレラと、王宮見習いであるキット。ある意味”未完成”な二人ですが、そんなところもまた良いですよね。お互いに会話を楽しみ、いつかまた会えることを約束しながら去っていく……。序盤からキュンとくる展開に、思わずドキドキしてしまいますね!

きちんと出会う過程、そして惹かれる過程を丁寧に描くことで、舞踏会での再会がより感動的に思えるのです。こんな展開があったからこそ0時に彼女を帰すのが惜しく、更にはガラスの靴の主を必死に探すという行為が納得できるのでしょう。

【違い②】継母が意地悪になった訳が語られる

シンデレラ 継母
出典:ディズニー・スタジオ公式Twitter

シンデレラの継母はとにかく意地悪!という印象が強いですが、実は最初から彼女をいじめていたわけではありません。再婚当初はシンデレラに歩み寄ろうとする姿勢が見られるのです。しかし美しいエラは再婚相手の元妻(=シンデレラの母)によく似ており、父には溺愛されています。海外出張へ行く前に密談している二人を見て、嫉妬の表情を浮かべていましたね。一方的に彼女を嫌っていたのではなく、嫉妬心が悪の心に火を点けたのです。元から持ち合わせている美しさや愛には、やっぱり勝てないことは夫人も分かっていたのでしょう。

更に周囲からは「財産目当ての再婚じゃないのか」と囁かれていました。これも夫人の気持ちを大きく傷つけ、負の感情へと陥った要因の一つ。女手一つで娘2人を育てた人ですから、きっとプライドは高いはず。根っからの悪人ではありませんが、プライドの高さや嫉妬心が全面に出て、シンデレラへの嫌がらせへと繋がったようです。

【違い③】黒人やアジア系など登場人物に多様性がある

シンデレラ 黒人
出典:ディズニー・スタジオ公式Twitter

本作では登場人物の国籍に多様性が見られ、白人系だけでなくアフリカン・アメリカン系やアジア系の人種も登場しています。『シンデレラ』の物語の舞台は19世紀。現実ではこの時代に黒人が王宮に仕えている、ということはまず有り得なかったのだとか。ディズニーは人種差別に配慮をしていることから、登場人物をアメリカ人だけに限らず、多数の人種を登場させたのでしょう。

舞踏会のシーンなど、目まぐるしくなるほど様々な国籍の人間がいます。きっと作品を通じて、人種差別への訴えをしているに違いありません。

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見逃せない!実写版『シンデレラ』ならではの魅力

ここからは、実写版『シンデレラ』の魅力を紹介していきます。

映画を通し、とても美しい壮観な映像美で話題になった本作の見どころを深掘りしていきますよ!

【魅力①】SWAROVSKIも協力した豪華絢爛なドレスたち

シンデレラ ドレス
出典:ディズニー・スタジオ公式Twitter

シンデレラが舞踏会へ向かった時のブルーのドレス、女性なら一度は着てみたい!と目を輝かせながら思ったことでしょう。ブルー単色ではなくところどころがグラデーションになっており、散りばめられたラメがとっても綺麗ですよね。

ジュエリーで有名なSWAROVSKIが衣装協力し、アクセサリーやドレスを制作したのだとか。使われているスワロフスキーの数は一万個以上、ドレスのゴージャスさが伺えます。シンデレラのドレスは20人がかりで制作し、同じものを8着も作ったそう……!総製作時間は1万時間と、完成まで気の遠くなるような時間がかけられているのです。

ちなみに、ブルーのドレスの重さは約5キロ程度!舞踏会のシーンは特に撮影が大変だったことでしょう。シンデレラだけでなく、継母や姉妹のドレスも非常に豪華でしたね!

派手好きの彼女達にはぴったりな柄物の刺繍に、はっきりとした強めの色合いが印象深いです。キャラクターに合わせた豪華なドレスには、目が釘付けになってしまうはず。魔法使いのドレスもあちこちにキラキラの装飾がされているので、ぜひじっくり見て下さいね。あまりの可愛らしさに、胸が高鳴ることでしょう。

【魅力②】王子役が猛特訓した舞踏会シーン


出典:ディズニー・スタジオ公式Twitter

とっても優雅な舞踏会のダンスシーンですが、実はキット王子役のリチャード・マッデンはダンス未経験者でした。撮影まで経験がなかったことから、猛特訓を重ねて習得に励んだそうです。

シンデレラ役のリリー・ジェームズも同様にダンス未経験だったので、非常にプレッシャーは大きかったことでしょう!あの5キロのドレスを纏って踊ることはとても難しかったはず。リチャードも彼女のドレスを踏まないように、そして自身も正装と非常に動きづらい格好です。

そんな状況でも二人は息がぴったりで、経験がないとは思えないくらい素晴らしいシーンに仕上がっています。舞踏会の場面はあまりの美しさにCGかと思ってしまいますが、全てリアルに撮影されたというのだから、裏方さんたちのこだわりが伝わってきますね。

ダンスシーンは本作の見どころの一つであり、アニメーションでは味わえない煌びやかさが伝わってくる名場面。猛特訓の末に再現されたと思うと、感慨深いものがありますね…

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【魅力③】動物たちの動きにも注目の変身シーン

シンデレラ フェアリー
出典:ディズニー・スタジオ公式Twitter

シンデレラが魔法にかけられて、美しいドレスに変身するシーンはとっても夢がありますよね。そして舞踏会へ行くためにカボチャの馬車、馬、そして御者が必要です。

ちょっぴり変わり者な(?)魔法使い、フェアリー・ドットマザー(ヘレナ・ボナム=カーター)は、リズミカルに「ビビデ・バビデ・ブー!」の呪文を唱えながら次々と動物たちの姿を変えていきます。ネズミは馬車を引く馬に、トカゲとアヒルは御者へと大変身。

魔法をかけられた後白い煙に包まれて変身……ではなく、きちんと様子が変わっていくところまで映し出しているのも面白いですよね。あんなに小さくて細やかな動きをしていたネズミが、大きな馬へと変わってしまうのだからシンデレラもびっくり。小さなトカゲも面影を残しながら御者へと変わっていくのについワクワクしてしまいます。

これにはシンデレラだけでなく、鑑賞者も楽しくなってしまうこと間違いなし!こちらまで魔法にかけられた気分になってしまうかも?

【魅力④】世界観を盛り上げる音楽

シンデレラ BGM
出典:ディズニー・スタジオ公式Twitter

実写版の『シンデレラ』では世界観をより一層盛り上げるために、BGMにもこだわりを見せています。アニメ版を観た方は聴いたことがあるかもしれませんが『夢はひそかに』は、本作のエンディングで使用されています。やはりシンデレラと言えばこの曲でしょ!と思う人も非常に多いいでしょう。この曲は日本語吹き替え版も用意されています。

そして予告編に使っているBGMがいくつか存在しているのですが、最近の”ディズニーあるある”として、予告編と本編に使用されるBGMが異なっていることも多いです。もちろん本作もそれに当てはまり、予告動画では3つの曲が使われていることでも話題です。

邦画だと主題歌は1つということが多いのですが、ディズニーではBGMにトコトンこだわることで、より世界観を作り出すということなのでしょう。

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ハマリ役ばかり!実写版『シンデレラ』の豪華キャスト

アニメ実写化として大ヒットを記録した本作は、やはりこの豪華キャストなしでは語れません!しかもただ豪華なだけでなく、1人1人がハマり役なところもプロデューサーの腕の良さが現れているところです。

ここからは、主要キャスト陣の魅力を紹介していきます!

主演リリー・ジェームズの魅力

シンデレラ リリー・ジェームズ
出典:リリー・ジェームズ公式Instagram

アニメや絵本で見たシンデレラは夢見る可愛い少女というイメージが強いでしょう。しかし本作の彼女は意思が固く、女性としての強さを持ち合わせている真の通ったキャラクターです。

そんなシンデレラ役を演じるのは、オーディションに見事通過したリリー・ジェームズ。祖母と祖父が演者だったそうで、彼女もまた女優業の仲間入り。本作で知名度を上げたリリーですが、とにかく美貌に目を奪われてしまう綺麗さです。もちろんルックスだけではなく、演技力が高いことでも有名。初の主演となりましたが、ベテラン俳優にも引けを取らない演技で人々の心をわしづかみにしました。「芯の強い女性」を完璧に演じ切っています。

表情の使い方がとてもうまく、継母や姉妹のいじめに遭い、悲しみを覚えるシーンにはこちらもホロリときてしまいました……。しかし、王子と話している時はとても幸せそう。表情にとっても魅力がある女優さんですね。現在も様々な作品に出演し、精力的な活動を続けています。

実力派ケイト・ブランシェットの継母像

シンデレラ ケイト・ブランシェット
出典:ディズニー・スタジオ公式Twitter

リリー・ジェームズの美しさはもちろんですが、トレメイン夫人役のケイト・ブランシェットを忘れてはなりません!初めて登場した際の迫力とオーラが凄い……!と筆者は息を呑んでしまったほど。

ケイトは1998年の「エリザベス」にて主演を務め、多くの賞にノーミネート・受賞を果たしました。そこから『ロード・オブ・ザ・リング』『アイム・ノット・ゼア』『オーシャンズ8』など有名作に次々と出演する実力派女優です。

本作を観れば継母がただの意地悪な女性ではなく、様々なものと戦い、複雑な思いを抱えていることが分かるでしょう。ケイトは彼女を”悪役”として捉えてはいるものの「自分の欲しいもののために努力をしている」と表現。それがあの美しく気高いトレメイン夫人の演技となったのです。さすがベテラン女優と言わんばかりの、完璧な継母像。キャラクターの在り方を捉えているのは流石としかいいようがありませんね。

王子やフェアリー・ゴッド・マザーにも注目

シンデレラ リチャード・マッデン
出典:リチャード・マッデン公式Instagram

シンデレラや継母だけでなく、王子やフェアリー・ゴッド・マザー(魔法使い)にも注目してみましょう!

キット王子役はスコットランドの俳優、リチャード・マッデン。10代の頃から演劇を学び、2000年から業界入りを果たします。映画出演ももちろんですが、テレビドラマへの出演も多数あるのだそう。スタイリッシュな雰囲気が王子様らしく、爽やかでぴったりですよね!

そしてフェアリー・ゴッド・マザー役はヘレナ・ボナム=カーター。17歳の頃から役者デビューしたベテラン女優で、『スウィーニトッド』や『英国王のスピーチ』などで有名です。ティム・バートン作品への出演も多く、コスプレや特殊メイクが多いことでも知られていますよ。今回も煌びやかな衣装に身を纏い、魔法使いを可愛らしく演じています。

吹替版シンデレラは高畑充希

シンデレラ 高畑充希
出典:高畑充希公式Twitter

日本語吹き替え版の声優がとても豪華で、シンデレラ役には高畑充希さんが抜擢されました。透き通った声に高い演技力が高い評価を受け、「シンデレラにぴったり!」と評判だったとか。

実際に聞いてみると、声から”芯の強い女性”、そして”真っすぐさ”が伝わってくる演技です。シンデレラ本人のキャラクターが全く壊されていないため、正に適役と言えるでしょう!高畑さんを起用したディズニーも、彼女の持つ透明感や純粋さなどがハマっていることからオファーへと繋がったようです。

ちなみに、キット王子役の声優は城田優さん。見た目からプリンス感溢れる俳優さんで、こちらもまた声質がハマるハマる……!字幕でしか観ていない方は、ぜひ吹き替えでもご覧頂きたく思います。

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おわりに

『美女と野獣』や『ダンボ』、『アラジン』などディズニーの実写化映画は多数存在します。今後も実写化が決定し、製作が進んでいる作品も多いので要チェックですよ。

その中でも『シンデレラ』は元のストーリーを肉付けしつつ、王道的な展開で勝負し、人気を博しました。元々本作のファンだった方も、大人になってからじっくり観返した人にも満足できる美しい物語となっています。一人で観ても、友人や恋人と楽しむのもいいですね。実写化の魅力を存分に味わってご鑑賞下さい。

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この記事を書いた人
たかなし亜妖
たかなし亜妖

フリーライター&シナリオライターの映画好きサブカル女子。ライター歴は一年半くらいでまだまだひよっこ。 「感動よりも恐怖を、お涙よりもスリルを!」を基準に映画を選ぶ人。ホラー、スリラーサスペンス、鬱になりそうな作品が特に好き。でもハッピーな気分になれる海外ドラマも好き。キャラクターものもアニメも好き。要するにかなりの雑食です。