『トップガン マーヴェリック』公開記念!トム・クルーズ&ジェリー・ブラッカイマー来日レポート
前作から36年もの時を経て、2022年5月27日に公開される映画『トップガン マーヴェリック』。
公開に伴いワールドプロモーションのプレミアフィナーレとして、主演とプロデュースを担ったトム・クルーズと、前作に引き続きプロデューサーを務めたジェリー・ブラッカイマーが来日し、記者会見を行った。
24回目の来日となったトムですが、2018年7月に『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のプロモーションで来日した以来の約4年ぶり。
彼自身思い入れの深い前作『トップガン』から36年越しの続編ということもあり、「何年も日本に来ることができていませんでしたが、この作品と共にまたこうして皆様の前にいられることにとても興奮しています。」と感無量の様子で、終始本作への強い想いが伝わる会見となった。
『トップガン マーヴェリック』は全世界に旋風を巻き起こし、トムの出世作となった映画『トップガン』の続編。
世界の危機を救うために集められた新世代トップガンの指導者として呼ばれたのは、トップガン史上最高のパイロットでありながら、その常識破りな性格で組織を追われたマーヴェリック。
前代未聞のミッションを成功させるべく、奮闘するトップガン一同を描く物語である。
36年間描かれなかった続編をこのタイミングで作った決め手は?という質問にトムは、「映画に対する情熱がさらに高まっている伝説的なプロデューサーであるジェリー・ブラッカイマーと一緒に、ストーリーへの愛、映画への愛を込めて、最先端の技術も駆使しながらキャラクターが中心にある作品をお届けしようと思っていました。」と回答。
前作ではF14、今作ではF18と機体の進化はもちろんのこと、トムが描く映画を撮影するには時代が追いつかなかったというように、本作は技術の進化があってこその出来栄えとなっている。
戦闘機コックピット内に高性能IMAXカメラを6つ搭載するという前代未聞の撮影方法について聞かれたトムは、「『バリー・シール/アメリカをはめた男』ではカメラを機体につけて撮影したり、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』では機体にぶら下がるスタントもしたりチャレンジし続けましたが、今作ではもっと新しいことにチャレンジする必要があった。」と振り返り、その後もこだわりの撮影方法について語る姿に会場は圧倒されるほど。
しまいには「長くなってしまってすみません、何時間でも語ってしまいます(笑)」と笑いを誘う場面も。
一方プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーは今作の撮影方法と前作について振り返り、
「今回トムは3ヶ月に及ぶ飛行トレーニングを監修し、キャストが7〜8Gに耐えられるよう鍛えてきた。1作目でもトムや他の俳優陣を戦闘機に乗せて撮影したけど、使える映像が撮れたのはトムだけ。他の皆は吐くか失神するかだったんだ(笑)。」という過酷なエピソードを語った。
メイキング映像にもあるように、本作では俳優陣は実際に戦闘機を操縦しながらカメラを操作して撮影も行っている。コックピット内ではどんな映像が撮れたか確認できないため、着陸してから確認し、再撮影という過酷さだったのだとか。
伝説的な経歴を持つプロデューサーのジェリーでさえ経験したことのないプロセスの撮影となった。
最後にこの36年間を振り返ったトムは、「シンプルですが、とにかく努力をすること、一生懸命に仕事をすることが大切。世界中を旅して、異なる土地でその文化に関する映画を作っていて、『ラストサムライ』という素晴らしい作品も作ることができました。自分は常に映画と共にあると思っています。」と締めくくった。
ハリウッド俳優の”ベスト・オブ・ベスト”であるトム・クルーズと、伝説的プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーがこだわり抜いた本作『トップガン マーヴェリック』は2022年5月27日に日米同時公開される。
タイトル:『トップガン マーヴェリック』
公開日:5月27日全国ロードショー 配給:東和ピクチャーズ コピーライト:(C)2022 PARAMOUNT PICTURES. CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED. |