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人間の狂気を描いたサイコホラー映画15選!「一番怖いのは、人…」

shinkai_kemuri

 

映画のジャンルは数多くありますが、そんな中でもホラー映画と言えば定番中の定番。

「ゾンビ、異形の怪物、悪魔、エイリアン…」

人を襲う恐怖の存在は誰しもが一度は目にして聞いた事があるのではないでしょうか?
そしてそのホラー映画のなかでもリアリティがあって作品に没頭できるのが人間の持つ心の闇を描いた「サイコホラー」というジャンルです!

ゾンビともモンスターとも違う、人間の別の顔がもたらす恐怖をぜひ体験してみてください!!

おすすめサイコホラー映画15選

1. サイコ

サイコホラーのパイオニア的作品

サイコ
出典:Amazon.com

あらすじ

不動産会社に勤めるマリオンは、ふとしたきっかけでお客が支払った現金4万ドルを持ち逃げし恋人のいる隣町へ向かう。途中、休息のためにたまたま目に留まったモーテルに立ち寄るが、そこは狂気の二重人格者ノーマンのきりもりする宿であった。何も知らずにモーテルを訪れたマリオンがノーマンの毒牙にかかる。

背筋を冷やしてココを観たい!サイコホラー映画としてのおすすめポイント

アルフレッド・ヒッチコック監督により制作され1960年に発表されたサイコホラー
ホラーの定番シチュエーションであるモーテルや、シャワー中に忍び寄る恐怖の演出など今ではベタとなった展開も、その恐怖は色褪せません!

まずはその原点に近い恐怖を体験してみるのもおススメです!

こんな人におすすめ

  • 直球の恐怖演出が好きな人
  • 狂った二重人格者の暴挙が好きな人
  • 白黒画面が逆に雰囲気を醸し出しているのが好きな人

こんな人には向いてないかも…

  • 白黒映画が苦手な人
  • 派手な演出が観たい人
  • キレイな画質が好みな人
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2. アメリカン・サイコ

社会に潜んでいる仮面を被った殺人者

アメリカン・サイコ
出典:Amazon.com

出典:映画『American Psycho』予告編

あらすじ

1980年代後半、NYウォール街で働くビジネスマンのパトリック。裕福な家庭環境で育ち、名門学校からハーバード大に入学、大学院課程も修了。
卒業後はバリバリ仕事をこなしプライベートも充実させ、投資会社の副社長というエリート街道を進む中、上辺だけのエリートコミュニティーに毒され心が徐々に壊れ始める。

そんな中、彼の前に完璧すぎるエリート人間ポールが現れ、嫉妬により抑えていた衝動のタガがついに外れる。狂気の殺人衝動が芽生えた彼は周りの人間を次々と手にかけてゆく…。

背筋を冷やしてココを観たい!サイコホラー映画としてのおすすめポイント

まさにサイコホラーの王道、壊れてゆく人間とその犠牲者を描いた作品。
日常にある会社という中で、エリートという役割を徹底して演じ、自己のアイデンティティーが崩壊した者が陥った存在証明という名の破滅のストーリーを描いています。
元々心に巣食ってた狂気なのかそれとも後天的なのか……。
被害者の恐怖だけでなく加害者の苦悩も描いているので、あなたの中にも同じ衝動がないか確認しながら観てみては…。

こんな人におすすめ

  • 抑えられない殺人衝動を行動に起こす狂気が好きな人
  • 普通を装っている狂人が観たい人
  • 狂っていく人の内面を表現しているのが好きな人

こんな人には向いてないかも…

  • 身近な人を描いたテーマだと怖くなっちゃうかも…という人
  • トリックの効いた展開が観たいという人
  • 非日常的な状況が観たいという人
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3. シャイニング

呪われたホテルで再現される悪夢

シャイニング
出典:ワーナー公式サイト

出典:映画『The Shining』予告編

あらすじ

昔、恐ろしい殺人事件が起きたいわくつきのホテルに管理人として妻と息子の一家で引っ越してきたジャック。支配人アルマンが語るには、冬の間だけ閉鎖されるこのホテルは、以前の管理人が孤独から乱心し家族を斧で斬殺して自身も自殺したのだという。

不思議な力「シャイニング」を持つ息子ダニーがホテルで様々な怪奇現象を目撃。同じく「シャイニング」の力を持つ料理長ハロランに、このホテルには何かが存在すると告げられる。しかしここまでの奇妙な状況は一家に襲いかかる惨劇の序章にすぎなかった…。

背筋を冷やしてココを観たい!サイコホラー映画としてのおすすめポイント

原作はスティーヴン・キングの同名小説。

少し毛色違いでオカルト心霊要素も入っている今作ですが、注目すべきは俳優達の本物の鬼気迫った演技。キューブリック監督のこだわりで数十回のリテイクを重ねることで俳優をあえて精神的に追い詰めその演技を引き出したとのこと。割れた扉から覗くジャック・ニコルソンの狂気の顔は目にしたことがある方も多いと思います!リテイク地獄で撮影とは制作段階からホラーですね…。

こんな人におすすめ

  • 現実と超常現象の曖昧な世界観を体験したい人
  • 限界まで仕上がってる狂気の姿が観たい人
  • 夫(父)に襲われる家族の恐怖が観たい人

こんな人には向いてないかも…・・・

  • 古い映画は苦手な人
  • 家族内の殺戮は嫌な人
  • ビックリするのが苦手な人
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4.羊たちの沈黙

サイコ映画の金字塔

羊たちの沈黙
出典:Amazon.com

あらすじ

女性が狙われた連続猟奇殺人事件がアメリカ各地で発生。
FBIアカデミーの実習生クラリスは逃走中の犯人、通称バッファロー・ビルの逮捕と事件解明の手掛かりを掴むため助言を得ようと元精神科医の囚人であるハンニバル・レクターという受刑者が収監されているボルティモア州立精神病院を訪れる。
最初は捜査協力を拒否していたレクターだったが、クラリスの過去のトラウマを語る事を条件に協力を了承する。
そんな中、バッファロー・ビルによる新たな誘拐事件が発生。
誘拐された上院議員の娘を救出するための協力をする見返りに監視の緩い刑務所への移転を条件に出したレクターだったが、移送の途中で警察官や病院関係者を殺害し脱走。
脱走したレクターとコンタクトを取りつつ事件解明の捜査を進めてゆくクラリスだったが…

背筋を冷やしてココを観たい!サイコホラー映画としてのおすすめポイント

物語を進める主演が二人いるといってもいい本作。新人のFBI職員がとんでもない怪物と連携して捜査してゆく様はスリリングで共感しながら観れると思います!

また、知的で不気味な狂気を醸し出す食人鬼・レクター博士をアンソニー・ホプキンスの怪演が見事に体現。
サイコキャラクターの筆頭ともいえるその存在感は一見の価値あり。
人気を博した今作、後にシリーズ化され、「ハンニバル(2001年)」「レッドドラゴン(2002年)」「ハンニバルライジング(2007年)」と展開。レクター博士も認知が広まり不動の人気キャラクターになりました。

こんな人におすすめ

  • 最狂サイコキャラ、レクター博士の怪物っぷりが観たい人
  • 二転三転する恐怖のストーリーが好きな人
  • 苦悩と恐怖しながらも前へ進む警察官が観たい人

こんな人には向いてないかも…・・・

  • 残虐的で有名なレクター博士が苦手という人
  • ホラーの醍醐味は人が襲われるシーンだ!という人
  • 複雑なストーリーよりシンプルがいいという人
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5. ファニーゲーム(1997年)

死のゲームスタート

ファニーゲーム
出典:Amazon.com

あらすじ

休暇のバカンスを楽しむため別荘に向かうショーバー一家。
その途中、隣に住むベーリンガーと挨拶をかわすが、そこに全身白ずくめの見知らぬ男2人がいた。
別荘へ到着し料理や楽しみにしていた釣りの準備に取り掛かり始めると、そこへ先ほどの白ずくめの男の1人が卵を譲って欲しいと現れる。
初めは礼儀正しく振る舞っていた男であったが、受け取った卵を何度も落として割り、再びもらいに訪問するなど奇行が始まる。
やがてその行いからトラブルとなり、2人の男は一家の主人ゲオルグの足をゴルフクラブで殴りつけ、そこから恐怖のショーが開演するのだった…。

背筋を冷やしてココを観たい!サイコホラー映画としてのおすすめポイント

「後味最悪」「気分が悪い」などの感想が多く出ている本作。
しかしながら、監禁され暴行される恐怖をゲーム感覚で楽しむ狂気の表現が臨場感を持っており、訴えかけるような作りから本作が如何によく描けているかという証明でもあります。
映画を観ているこちら側の視聴者に向けて挑発してくるメタ発言があるのも特徴で、それも感想に一役買っていそうです。
恐怖と理不尽をショーバー一家と共有してみては…。

こんな人におすすめ

  • どうかしちゃってる人が観たい人
  • 理不尽すぎる暴力が観たい人
  • とにかくスリリングな展開重視が好きな人

こんな人には向いてないかも…

  • 人の心が闇に落ちる変化が観たくない人
  • 残虐すぎるのは嫌な人
  • ストーリー性のある映画が好きな人

6. ミザリー

超ド級のヒステリー

ミザリー
出典:Amazon.com

あらすじ

恋愛小説家であるポール・シェルダン。
新作を書き上げた後、交通事故により大けがを負ってしまうが、作家ポールのファンだという女性アニーに救われる。
その最中、ポールの描く小説「ミザリー」シリーズの完結編で主人公ミザリーが死ぬと知ったアニーは、結末に納得がいかないから原稿を燃やすように要求しだす。
彼女の異質な振る舞いに狂気を感じたポールは、彼女の元から逃げようと試みる。
しかし両足骨折で身動きの取れないポールは徐々に彼女の本当の狂気にさらされてゆく。

背筋を冷やしてココを観たい!サイコホラー映画としてのおすすめポイント

スティーヴン・キング原作。
身動きが取れない状態で彼女の看護と執筆要求に従順にならなければ恐ろしいお仕置きが待っている恐怖は観覧注意!!
いつ怒り出すかわからないアニーの機嫌を必死で取るポールを少しコミカルに描いている側面もあり、それにより拍車掛かったギャップが出ていて怖いです。
最初は優しく穏やかで気立ての良い女性だったアニーの表情がみるみる変化していく様も見どころですね!
残虐非道なアニーの激しすぎる歪んだ「愛情」の恐怖体験をしてみては!?
でも気まずいのでカップルでは観ないほうが良いかもしれません…。

こんな人におすすめ

  • 身動きが取れない状況での恐怖が好きな人
  • 恐怖のお仕置きが観たい人
  • たまに見せる優しさ(逆に怖い)が観たい人

こんな人には向いてないかも…

  • 奥さんor彼女が怖く見えるかもしれないから嫌だという人
  • カップルで観たいと思う人
  • 逃げ惑うスリルが怖い人
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7. エスター

不思議で不気味で変わった女の子

エスター
出典:ワーナー公式サイト

出典:映画『エスター』予告編

あらすじ

3人目の子供を流産したケイト。夫のジョンとともにその苦しみを癒すため、孤児院からエスターという9歳の少女を養子として迎え入れる。
大人びた落ち着きと他の義兄妹とも打ち解ける社交性を見せるエスターであったが、入浴時に鍵をかけたり真夜中に徘徊したり徐々に奇行を見せだす。
そんなエスターに不信感を持ち出すケイトだったが、やがて彼女は恐ろしい本当の自分を解放しだすのだった…。

背筋を冷やしてココを観たい!サイコホラー映画としてのおすすめポイント

少しミステリー色もある本作。
エスターのキャラクター性も必見ですが、その狂気に満ちた行動から彼女に隠された秘密を考えながら観続けると最後の答え合わせでビックリするかもしれません。
作品のテーマである恐怖がゆっくりと迫りくる展開でテンポも良いので没入感は得やすいです!
幽霊や超常現象などとは違う現実に則したホラーなのに作品全体にファンタジーのような雰囲気も漂っていてエンタメ性も高く、サイコホラーの入門作品としてもおすすめできます!

こんな人におすすめ

  • 裏のある少女の怖さが観たい人
  • こっそりと誰かを傷つける恐怖が観たい人
  • ドンデン返しが観たい人

こんな人には向いてないかも…

  • 大人の敵が観たい人
  • 追われる展開が観たい人
  • 子供が巻き込まれるのは嫌な人
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8. ソウ

生き残りを賭けた死の罰ゲーム

ソウ
出典:Amazon.com

出典:映画『Saw』予告編

あらすじ

バスルームに監禁された2人の男。
カメラマンのアダムと医師であるゴードンだった。
お互いが対峙するように足を鎖で繋がれた状況で目覚めると、目の前には自殺したらしき拳銃を握ったままの死体がある。
室内にはテープレコーダー、タバコ、着信専用の携帯電話、浴槽を見るとノコギリが…。
テープには、6時間以内に互いのどちらかが相手を殺せなければ2人とも死ぬ、そしてゴードンの妻子の命も無いというメッセージが吹き込まれていた。
この道具たちは何に使うのか?メッセージの意図は?なぜ6時間なのか?
それはジグソウの仕掛けたルールを攻略すれば生還し、できなければ死ぬ殺人ゲームだった!

背筋を冷やしてココを観たい!サイコホラー映画としてのおすすめポイント

いわゆるシチュエーションスリラーとも呼ばれる本作。
低予算で制作されたにもかかわらず、その演出とトリックと名ラストシーンでヒットした作品でもあり、後にシリーズ化もされました。

ジャンルとしてはサイコホラーとは言い切れないかもしれませんが、ジグソウの見せる淡々と人を苦しめる姿はまさにサイコそのもの。

どこから犯人が見ているかもわからず、生きたければ目の前の相手を殺せと指示されているという極限の状態で、監禁された男二人が時には協力したり試行錯誤で打開しようともがく姿はスリリングです!
またジグソウの手の込みようは外部の人間にすらも及んでいて、人質も絡めて事を成し遂げようとする知能犯でもあります。
ジグソウの目的は何なのか?恐怖と共に考えて観るといいかもしれません。

こんな人におすすめ

  • 仕組まれた状況での恐怖が観たい人
  • ギリギリの精神状態が観たい人
  • 裏切られる展開が観たい人

こんな人には向いてないかも…

  • 血なまぐさいのは嫌な人
  • 個性的な登場人物が観たい人
  • 直接襲われる展開が観たい人
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『ソウ』の詳細を見る▷▷▷

9. 屋敷女

恨み節の狂刃


出典:Amazon.com

あらすじ

数ヶ月前に車の事故で夫を亡くした妊婦サラ。出産を間近に控えていたクリスマスの夜、彼女の自宅に見知らぬ黒ずくめの女性が電話を貸してほしいと訪れる。会話の流れで夫が亡くなった事を告げると、その女性は夫が亡くなった事をなぜか知っていた。

女性はドアを開けるように言ってくるが、恐怖を覚えたサラは警察に通報。すぐにやってきた警察だったが、すでに黒ずくめの女性の姿はなかった。

また後で見回りに来ると約束し引き上げる警察。その後、寝室で眠りについていると、どこからか侵入してきたハサミを持った黒ずくめの女に襲われ、腹部を刺されてしまう…

背筋を冷やしてココを観たい!サイコホラー映画としてのおすすめポイント

日本の漫画「座敷女」からインスパイアされ制作されたフランス発のスプラッターホラー。
ハサミを持った謎の女性に襲われ恐怖におののきあわてふためくサラ、娘を心配して訪れたサラの母親、知人などが入り乱れ混沌として物語が進行するところはまさにホラー!

残酷な描写ばかりに注目しがちですが、歪みきった因果応報ともとれる彼女の目的もストーリーにおいて重要になってきます。
どのような理由にせよ、ハサミで妊婦に襲いかかるその異常性はサイコホラーにもふさわしいと思いピックアップ!
※注意※R18指定で強烈なグロテスク描写もあるため、その耐性が無い方は観ない方がいいです。

こんな人におすすめ

  • とにかく攻撃してくる敵が観たい人
  • 残虐非道な展開が観たい人
  • 1人で戦う恐怖が観たい人

こんな人には向いてないかも…

  • 残虐過ぎる展開は嫌な人
  • 内面や心理描写を描いてほしい人
  • 複数の人が追い詰められる恐怖が観たい人
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10. シークレット・ウィンドウ

見えない敵にもがく恐怖


出典:Amazon.com

あらすじ

売れっ子小説家であるモート・レイニー。妻と離婚調停中などのプライベートな問題でスランプ状態に陥っていた。

そんな中、ジョン・シューターと名乗る男が現れ、「自分の作品を盗んだ、盗作だ」と盗作疑惑の言いがかりを付けられる。
全く寝耳に水だった話に動転するモートだったが、シューターが証拠に置いていった作品「シークレットウィンドウ」は確かに以前自分が書いた短編作品と同じだった。

しかしなぜかシューターが書いたとされるその小説は、ラストだけが自分が書いた作品と違っていた。
事態が呑み込めず困惑するモートだったが、シューターから世間にその事実を公表しろと脅迫され徐々に日常生活が狂ってゆく。

背筋を冷やしてココを観たい!サイコホラー映画としてのおすすめポイント

スティーヴン・キング原作。ミステリー色が強く、酷い殺戮描写などはありませんが、少しずつ恐怖と不安でおかしくなって追い詰められてゆく主人公はまるでホラー映画で獲物にされた人のようです。

シューターの素性を調べたりアクションを起こすと不吉な事件が身の回りで起きだすなど、観ている側も疑心暗鬼になってくる映画です!

また、イケメン俳優ジョニー・デップのファンも楽しめると思います。
ティム・バートン作品、パイレーツオブカリビアンとは全く趣の違う演技が観れるのも注目ですね!
一体誰が自分を追い詰めているのか?

本当の敵が明らかになる時、サイコホラーの輪郭が見えてきます…。

こんな人におすすめ

  • 存在だけを感じる誰かに追い詰められる恐怖が観たい人
  • イケメンが苦しむ姿を観たい人
  • 正体を知った時の納得感が観たい人

こんな人には向いてないかも…

  • わかりやすい恐怖が観たい人
  • アクション色も少しは欲しい人
  • わかりやすい狂人が観たい人
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『シークレット・ウィンドウ』の詳細を見る▷▷▷

11. ホステル

恐怖の生贄宿

ホステル
出典:ソニー・ピクチャーズ公式サイト

あらすじ

アメリカの大学生、パクストンとジョシュはバックパッカーをしながらヨーロッパ旅行をしていた。
途中オリーという旅行者と意気投合し3人で行動、ホステルで宿泊していたが、なぜか出ていくようにと突如閉め出されてしまう。

そんな最中に現れたアレックスという男に助け舟を出してもらい、スロバキアに田舎娘と関係を持てるホステルがあると紹介され向かう一同。

辿り着いたそのホステルでナタリーア達美女と出会い、楽しい一夜を共にするが翌朝仲間のオリーが行方不明になってしまう。
探してみるも見つからずそんな時、オリーから携帯電話に「帰国する」とのメッセージが。
その夜、またナタリーア達と一夜を過ごす2人だったが、体調不良になったジョシュが1人部屋に戻る。
翌朝パクストンが目覚めるとジョシュの姿も消えていた…。

背筋を冷やしてココを観たい!サイコホラー映画としてのおすすめポイント

監督は新世代のホラー監督と称されるイーライ・ロス×製作総指揮は鬼才クエンティン・タランティーノ作品。
楽しく浮ついた旅行をしている時から行方不明者で出た後の空気感の変容、捕まって拷問されるまでの展開。そしてサイコな首謀者。

ここまでのサイコホラーとはスケールの大きさが違い、旅人を騙して拉致し、単純な快楽としての死のショーを行いそこにお金を絡めて商売をしている人間の悪を描いています。
サイコ度は実はかなり高めで、殺人ショーに快感を覚えた薄気味悪い雰囲気の金持ちの狂人が多数出てくるので、現代にこんな場所が無い事をただただ願いたくなります。

続編が制作されているシリーズでもあり、興味があれば続編もチェック!

※R18指定なので観覧注意

こんな人におすすめ

  • 人間の悪の部分が観たい人
  • おぞましい拷問が観たい人
  • スリリングな脱出劇が観たい人

こんな人には向いてないかも…

  • 残虐過ぎる展開が苦手な人
  • ストーリー性がほしい人
  • 個性的なキャラクターが観たい人
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12. es

人を暴走させる狂気の実験

es
出典:Amazon.com

あらすじ

2週間、4000マルクの報酬で大学の地下に設置された疑似刑務所で「囚人」と「看守」役に分かれて体験をしてほしいとの実験募集に集まった人々。
体力テストや精神状態のチェックを受け実験参加にOKが出た者から説明を受け、それぞれの役と持ち場に就く。
最初の日は囚人役のタレクが少々の小競り合いを起こすも双方が余裕を持って穏やかに過ごすが、2日目、タレクが看守2人を監獄へ閉じ込めて周りの囚人を煽って騒ぐ事件を起こす。

目に余る言動を繰り返すタレクに、ついに仲間の囚人が怒りを露わにタレクへリンチを加えてしまう。
この一連の事件を皮切りにタガが外れだした被験者達は立場による権利と不満が衝突しだし、恐ろしい実験場へと様相を変えてゆく。

背筋を冷やしてココを観たい!サイコホラー映画としてのおすすめポイント

普通の人の狂った一面を描いているのは見どころです!誰しもが集団心理という罠にはハマってしまう恐ろしさはありますね。
映画の元となっている心理学における実際の実験が「スタンフォード監獄実験」。

人に特殊な肩書や地位を与えると役割に合わせて行動が変わるかどうかの証明実験であった。(現在ではこの証明結果は否定されている)

とはいえ例えば、立場によって態度が変わったりする私達の側面を考えると完全にフィクションとは言い切れないですね。
扇動、洗脳などで人々が狂気の行動を取った例は史実にもあるわけで…。

こんな人におすすめ

  • 人が狂暴に変容してゆく様が観たい人
  • 敵という敵はいないのに恐怖なのが好きな人
  • 暴力が生まれる瞬間が生々しいのが観たい人

こんな人には向いてないかも…

  • 登場人物が多すぎるのはNGな人
  • 敵のはっきりしたストーリーが好みな人
  • 追われる緊張感が欲しい人
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13. CURE

殺戮のインフルエンサー

CURE
出典:Amazon.com

あらすじ

主人公の刑事・高部が事件現場に到着すると、そこには撲殺されて首から胸部にかけてXの字に切り裂かれた死体が。犯人はその場で逮捕されるが、類似した事件がここ2ヵ月で3件も発生していた。

友人である精神科医の佐久間が犯人を撮影した映像を観ても特に変わった様子や、人物像でもないと見立てる。犯行はあくまで衝動的であり3件の犯人には何の接点も共通点もないとの事だった。

手づまりになる捜査に焦燥する高部には、もう一つ悩みがあった。妻である文江が精神の病を患っていてプライベートでも難題を抱えていたのだった。

そんな中、またもや事件が起こる。海岸を彷徨っていた記憶喪失の青年、間宮を保護した教師が、妻を殺害したというものだった。胸にXの字を刻んで…。

事件と私生活の渦に飲み込まれ疲弊する中で、間宮と出会った高部の精神は少しずつ癒されてゆく。

背筋を冷やしてココを観たい!サイコホラー映画としてのおすすめポイント

抽象的な表現とサスペンス色の強い作品です!催眠術によって感情が抑えられ、より理性的で悩みから解き放たれた人間の恐ろしさを描いています。

間宮によって催眠をかけられ、淡々と殺人を犯す人形と化した人達は冷酷で恐ろしくもどこか哀しげ…。
どんどん人間性が変化してゆく高部のキャラクターにも注目ですね!そして最後に待ち受ける結末も考えさせられる部分なので見どころです!

こんな人におすすめ

  • 操り人形と化す人
  • 殺伐とした雰囲気が観たい人
  • 普通の人が殺人を犯す恐怖が観たい人

こんな人には向いてないかも…

  • メリハリのある展開が好みな人
  • 襲われるシチュエーションがほしい人
  • 抽象的な表現が好きではない人
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14.オーディション

和製ミザリー


出典:Amazon.com

あらすじ

数年前に妻を亡くした主人公・青山が高校生の息子に勧められ再婚を意識しだす。
昔からの友人で芸能関係の仕事をしている吉川の提案もあって映画のオーディションを開催して再婚相手を探そうと少しおふざけの企画を持ちかけられる。

最初はあまり乗り気ではなかった青山だったが、話を聞くにつれ気楽に半分おふざけで乗ってみる事に。

20代~30代前半で何かの訓練をしてきた人という吉川の持論を元にした設定で募集をかける。自宅で参加者の履歴書に目を通す中、コーヒーをこぼしてしまい拭こうと取り上げた履歴書に書かれた女性に心を奪われる青山。

山崎麻美というクラシックバレエ経験者の24歳。

履歴書に記されていた、「ずっと打ち込んでいた最優先事項だったことがある日突然崩れてしまう、それは少しオーバーかもしれませんが死を受け入れる事と似ている」、との内容の一文に妙に共感してしまう。

麻美はバレエの道を腰の不調により断念していたのだった。青山は麻美だけを意識し、他の参加者を見るオーディションは上の空状態。

やっと麻美の質疑が始まると嘘のように積極的に質問をする青山。この時より麻美との恐怖のパートナー関係がはじまるのだった。

背筋を冷やしてココを観たい!サイコホラー映画としてのおすすめポイント

原作は村上龍、監督は三池崇。

とにかく観てるこっちがトラウマになるくらいの狂人・麻美です…。残虐描写の洋画サイコホラーにも引けを取らない…どころか上回っているとすら思える内容です!拷問のオンパレードでミザリーでありつつホステルでもある超閲覧注意な作品。
体に針を刺すわ、ワイヤーで切り刻むわやりたい放題で、言動もかなりぶっとんでるキャラクターでかなり怖いです!
階段から突き落とされて首がおかしな方向へ曲がっててもマイペースに妄想に憑りつかれてます。

余談ですが麻美のあまりの強行っぷりの展開に、なんと国際映画祭の上映ではかなりの数の途中退席者を出したとの逸話も…。

※R15指定

こんな人におすすめ

  • ド直球すぎる狂人が観たい人
  • 痛すぎる拷問が観たい人
  • 非日常な展開が味わいたい人

こんな人には向いてないかも…

  • 残虐すぎる展開は嫌という人
  • 協力したりするストーリー性がほしい人
  • 追われる恐怖を体験したい人
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15. 凶悪

より身近なサイコ

凶悪
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出典:映画『凶悪』予告編

あらすじ

雑誌社に東京拘置所に収監されている死刑囚の元暴力団員・須藤から手紙が届く。
記者である主人公・藤井は上司の命もあって直接その死刑囚から話を聞くため拘置所へ向かう。そこで聞かされたのは、警察すら掴んでいなかった3件の余罪ともう1人の共犯者の存在だった。司法取引制度も無い当時の日本で、共犯者の暴露をする須藤の目的は自分を裏切った「先生」と呼ばれる人物への復讐を果たすためだった。

背筋を冷やしてココを観たい!サイコホラー映画としてのおすすめポイント

実際に起こった事件(上申書殺人事件)をベースに、お金の為にどこまでも狂ってゆく人間の心の闇を描いている作品。
サイコパスという言葉がサイコホラー映画における犯人の性質ならば、この映画に出てくる犯人達はソシオパス(環境などで後天的にサイコパスになった人)と表すのが近いかもしれません。

元暴力団員・須藤と不動産のブローカーである木村の外道っぷりが生々しくて恐ろしいです。お金の為に笑いながら遊び半分で人をなぶり殺して保険金を手にするのはまさに鬼畜。

暴力、お金、地位などが絡む世界に身を置き染まり過ぎた人間の末路を、裏切りや憤りを通して不気味に描いています。より現実的な人間の狂気を一度観てみるのもおススメです。

こんな人におすすめ

  • 淡々としたリアルな日常の中での犯罪が観たい人
  • リアルな暴力が観たい人
  • 欲望と裏切りの人間関係が観たい人

こんな人には向いてないかも…

  • 派手な演出や展開が好みな人
  • 絵に描いたような狂人が観たい人
  • あっと驚く展開を期待したい人
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まとめ

ここまでで紹介したのはもちろんサイコホラー映画のごく一部の作品群です。偏りが無いように様々な特色を持った作品をラインナップしてみました。

洋画だけではなく邦画の観応えのある作品も3作品ご紹介させて頂きました!
紹介したい作品はまだまだありますし、幅広く解釈できるジャンルでもあるので様々な作品がその範疇に含まれる要素を実は持っていると思います!

この記事で紹介させてもらった作品に触れてサイコホラーというジャンルに興味が出たら他の作品にも手を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

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