ニューヨークが舞台のおすすめ映画特集 | アクションや恋愛も盛り沢山!

最先端、おしゃれ、孤独いろいろな面を持つ大都会ニューヨーク。この場所を舞台にした映画も、ニューヨークのイメージどおり実に多岐の分野にわたっています。時にはちょっと不思議な出来事や怖いことも起こったりして。魅力に溢れたニューヨークを体験できる映画15選をご紹介します。

【2019年公開!】ニューヨークが舞台の最新映画

まずは、ニューヨークを舞台にした2019年度公開の最新の映画をご紹介します!最も新しい現在のニューヨークの顔をたっぷりと堪能しましょう。

1. ニューヨーク最高の訳あり物件

「ニューヨークだからこそ闘う」
ニューヨークが舞台の映画
出典:『ニューヨーク最高の訳あり物件』公式サイト

あらすじ

出典:『ニューヨーク最高の訳あり物件』予告編

ニューヨーク・マンハッタン、超高級アパートに暮らすジェイド(イングリッド・ボルゾ・ベルダル)は、デザイナーとしてデビューを控えていたが、突然スポンサーでもあり夫でもある実業家ニック(ハルク・ビルギナー)から離婚を告げられる。

傷心のジェイドの元に乗り込んできたのは、なんと夫の前妻のマリア(カッチャ・リーマン)だった。アパートの半分は、別れた夫との契約で自分に権利があると主張し、居座ることに。性格も生き方もまったく違う2人の同居バトルが始まる。

ニューヨークを味わえる映画のみどころ

仕事、年齢、お金、家族など、女性が生きていく上で必ず関わっていくものを絡めたコメディ・タッチのストーリー展開です。主人公の女性が手に入れた最高峰としての場所がニューヨーク。

2人の女性が、対立し合いながら同居する羽目になっても譲らないのは、この場所がニューヨークであればこそ。他の場所なら、これほどの執着はないはずです。お金やプライドをかけて死守しようとする2人の執念が笑える、そして爽やかに終わる映画です。

こんな人にはおすすめ

  • 仕事や年齢に立ち向かっている人
  • 女性が主役のコメディ映画が好きな人

こんな人には向かないかも

  • 女性の生き方に興味のない人
  • リアルな女性の戦いが苦手な人

基本情報

上映時間:110分
監督:マルガレーテ・フォン・トロッタ
出演者:イングリッド・ボルゾ・ベルダル、カッチャ・リーマン、ハルク・ビルギナー
受賞歴:無し
公開日: 2017年(ドイツ)、2019年6月29日(日本)

2. ニューヨーク公共図書館

「ニューヨークの顔ともいうべき知の殿堂」
ニューヨークが舞台の映画
出典:『ニューヨーク公共図書館』公式サイト

あらすじ

出典:『ニューヨーク公共図書館』予告編

ニューヨーク屈指の観光スポットであり、世界に誇る知の殿堂「ニューヨーク公共図書館」の魅力を伝えるドキュメンタリー映画。司書やボランティアの活動を通して、図書館がニューヨークという街に溶け込み、大切な存在であることを実感する。普通の観光では見られない図書館の裏側を覗くことができる映画になっている。

ニューヨークを味わえる映画のみどころ

数々の有名映画やドラマのロケ地にもなり、もはやニューヨークの超有名スポットとなっているニューヨーク公共図書館。建物の外観、内装、雰囲気や知名度から、さぞや荘厳で近寄りがたい場所のように思いがちですが、意外にも敷居が低く、庶民と共にある図書館の役割を証明してくれています。

こんな人にはおすすめ

  • ドキュメンタリー映画が好きな人
  • いろんな国の図書館に興味のある人
  • 世界的に有名な図書館の裏側が見たい人

こんな人には向かないかも

  • ドキュメンタリー映画を観ない人
  • 図書館や建築物に興味のない人

基本情報

上映時間:205分
監督:フレデリック・ワイズマン
出演者:ポール・ホルディンググレイバー、エルヴィス・コステロ、パティ・スミス
受賞歴:無し
公開日:2017年(アメリカ合衆国)、2019年5月18日(日本)

3. ジョーカー

「最強の悪役誕生の秘密」
ニューヨークが舞台の映画
出典:『ジョーカー』公式twitter

あらすじ

出典:『ジョーカー』予告編

1981年のゴッサムシティに、1人の売れないコメディアンがいた。彼の名はアーサー(ホアキン・フェニックス)。母親からは、いつも笑顔でいるように、世の中に笑いと喜びを与えるようにと育てられた。

しかし理不尽な目にあい続ける彼は、次第にゴッサムシティそのものを呪い始める。元々精神に病を抱えていた上に、暴力を振るわれたことをきっかけにして、内なる狂気に目覚め始めるーー。

ニューヨークを味わえる映画のみどころ

「バットマンシリーズ」最高の悪役といわれるジョーカーが、狂気じみた悪人になっていくまでの様子が描かれています。舞台となるゴッサムシティは架空の街ですが、ニューヨークがモデルというのは周知の事実。

実際、かつてニューヨークが治安最悪の街であった頃、“愚か”という意味のゴッサムと呼ばれていたことがあったそうです。長い歴史の中で、それもまたニューヨークの1つの顔。愚かな街が、最強の悪人を生み出したことになります。

こんな人にはおすすめ

  • バットマンシリーズが好きな人
  • 同じようにニューヨークの狂気を描く映画『タクシードライバー』が好きな人
  • どんなふうにジョーカーが悪に目覚めていったのか、過程が気になる人

こんな人には向かないかも

  • バットマンシリーズを観たことがない人
  • 暗い犯罪映画が嫌いな人

基本情報

上映時間:122分
監督:トッド・フィリップス
出演者:ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジ・ビーツ
受賞歴:第76回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞
公開日:2019年10月4日(アメリカ合衆国、日本)

4. グリーンブック

「いっしょにニューヨークに帰ろう」
ニューヨークが舞台の映画
出典:『グリーンブック』公式サイト

あらすじ

出典:『グリーンブック』予告編

まだ人種差別が色濃く残るアメリカ。ニューヨークのナイトクラブで用心棒だったトニー(ヴィゴ・モーテンセン)は失業して、ピアニストのツアーの運転手の仕事を引き受ける。ピアニストはアフリカ系アメリカ人のドン(マハーシャラ・アリ)。

出発するにあたって、トニーは“グリーンブック”という1冊のガイドブックを手渡される。それは、黒人が旅行するための特別なガイドブックだった。粗暴なトニーと品行方正なドンは当然ながらぶつかり合い、波乱の旅が始まる。

ニューヨークを味わえる映画のみどころ

ニューヨークが舞台ではありませんが、ニューヨークを出発して、クリスマスのニューヨークに戻るということで取り上げました。人種のるつぼと言われたニューヨークを象徴するような物語だからです。

多種多様な人物が集まる以上、時にはコミュニティ内での差別も生まれます。しかし、それを解決できるのもまた、人間なのです。様々な人が関わり合い、ふれあいながら生きることで、生まれるものもあるのではないでしょうか。心を通わせた2人が、クリスマスのニューヨークに帰るというのが、何かとても素敵に思えるのです。

こんな人にはおすすめ

  • 感動系コメディが好きな人
  • 映画『最強の二人』が好きな人

こんな人には向かないかも

  • 意外性のあるストーリーが好きな人
  • 考えさせられる映画が苦手な人

基本情報

上映時間:130分
監督:ピーター・ファレリー
出演者:ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ
受賞歴:第91回アカデミー賞(作品賞、主演男優賞、助演男優賞、脚本賞、編集賞) 第43回トロント国際映画祭(観客賞)
公開日:2018年11月16日(アメリカ合衆国)、2019年3月1日(日本)

ニューヨークが舞台のサクセスストーリー映画

ニューヨークに夢を追い求める人たちの、幸せやサクセスストーリーに満ちた映画もたくさんあります。老いも若きもどんな人種の人でも、夢を見られるのがニューヨーク!

プラダを着た悪魔

「女性の永遠のバイブル」
ニューヨークが舞台の映画
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

地方大学を卒業し、憧れのニューヨークでファッション雑誌の仕事に就くことができたアンドレア(アン・ハサウェイ)だが、彼女自身はおしゃれに無頓着で、自分が担当する雑誌も読んだことがないというしまつ。

にもかかわらず、カリスマ編集長ミランダ(メリル・ストリープ)のアシスタントとして働くことになり、横暴で厳しい悪魔のようなミランダに翻弄される日々を迎えることになる。

ニューヨークを味わえる映画のみどころ

ニューヨーク、おしゃれ、仕事、映画というと、真っ先に取り上げられるのが『プラダを着た悪魔』。自分を磨く、今よりも素敵になるというのは、女性なら誰しもが持つ夢ですね。それを、アン・ハサウェイの可愛らしさを通してみごとに描き出してくれた映画です。

努力すれば叶うかもしれないという夢を見させてくれるのが、ニューヨークという街の魅力。主人公だけでなく、悪魔のような編集長メリル・ストリープもとても素敵!いくつになっても夢を見せてくれるのも、この映画の人気の秘密ではないでしょうか。

こんな人にはおすすめ

  • ファッション、仕事絡みの女性がメインの映画が好きな人
  • ニューヨークのファッション業界に興味がある人

こんな人には向かないかも

  • ファッション業界やおしゃれに興味のない人
  • 凝ったストーリー重視の人

基本情報

上映時間:110分
監督:デヴィッド・フランケル
出演者:メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、スタンリー・トゥイッチ
受賞歴:無し
公開日:2006年6月30日(アメリカ合衆国)、2006年11月18日(日本)

マダム・イン・ニューヨーク

「主人公の気持ちわかります」
ニューヨークが舞台の映画
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

インドの普通の奥様シャシ(シュリデヴィ)は、お菓子作りも上手な良妻賢母。しかし唯一の悩みが“英語ができない”こと。家族からもバカにされて、悔しい思いをしていた。ある日姪の結婚の準備を手伝うため、単身ニューヨークに行くことに。

予想通り英語ができないためにツライ目にあうが、ふと見つけたのが「4週間で英語が話せる」という英会話学校の広告だった。シャシは家族にも内緒で通うことを決意し、孤軍奮闘が始まる。

ニューヨークを味わえる映画のみどころ

多様な人種が暮らすニューヨークを、アメリカ人ではない外国人からの視点で見たコメディ映画です。とても他人事とは思えず、シャシに共感を覚えてしまう日本人はきっと多いことでしょう。外国語コンプレックスにはとても現実的な物語です。

どんな状況においても、ニューヨークの面白さは、同じような立場の人がたくさんいること。シャシが通う英会話教室にも様々な人種の人達が。ニューヨークという街の懐の深さと、同時に努力するのは自分自身という厳しさも感じます。

こんな人にはおすすめ

  • コメディ映画が好きな人
  • 英語を学びたいと思っている人

こんな人には向かないかも

  • コメディ映画が苦手な人
  • 複雑なストーリーの映画が好きな人

基本情報

上映時間:134分
監督:ガウリ・シンデー
出演者:シュリデヴィ、メーディ・ネブー、プリヤ・アーナンド
受賞歴:無し
公開日:2012年10月5日(インド)、2014年6月28日(日本)

フェーム

「歌とダンスとサクセスの街」
ニューヨークが舞台の映画
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

ダンス、音楽、演劇の3つのカリキュラムをそなえるニューヨークの演劇学校に、生まれも育ちも環境も違う生徒たちが、それぞれの思いを抱えて入学してくる。しかし道は平坦ではない。才能の壁にぶち当たる者、自殺まで考える者、道を外れていこうとする者ーー。様々な出来事や試練を乗り越え、成長する若者たちの4年間を描く

ニューヨークを味わえる映画のみどころ

ニューヨークに実際にある芸術専門学校が舞台ということもあり、とてもリアルに描かれています。アカデミー賞作曲賞を受賞しただけあって、効果的に流れる音楽と、アイリーン・キャラの歌う主題歌「フェーム」は圧巻。

また、街中で踊りまくる歌とダンスのシーンは見ごたえ充分の迫力。このタイプの映画の先駆け的作品と言われています。サクセスストーリーを夢見るパワーと迫力が、ニューヨークならではの映画です。

こんな人にはおすすめ

  • 歌とダンスの映画が好きな人
  • 若者のサクセスストーリーが好きな人

こんな人には向かないかも

  • 歌とダンスのシーンが多い映画が苦手な人
  • たくさんの登場人物についていけない人

基本情報

上映時間:134分
監督:アラン・パーカー
出演者:アイリーン・キャラ、ポール・マクレーン、リー・キュレーリ
受賞歴:第53回アカデミー賞作曲賞
公開日:1980年5月16日(アメリカ合衆国)、1980年12月13日(日本)

ニューヨークが舞台のファンタジー映画

奇跡は世界中のいろんな場所で起きていますが、ニューヨークで起きる奇跡の舞台は、実在の場所も多いのです。だから、とても身近で楽しい奇跡になります。

魔法にかけられて

「おとぎ話ではない場所」
ニューヨーク 映画
出典:『魔法にかけられて』disney公式

あらすじ

おとぎ話の世界に住むジゼル姫(エイミー・アダムス)は、エドワード王子(ジェームズ・マースデン)と婚約するが、悪の魔女に“永遠の幸せなど無い場所”であるニューヨークに追放されてしまう。困惑するジゼル姫が出会ったのが、弁護士のロバート(パトリック・デンプシー)と娘のモーガン(レイチェル・コヴィー)だった。

ジゼル姫のおかしな言動に戸惑う2人だったが、明るくて素直な彼女の性格に心を許しはじめる。一方、ジゼル姫を追って王子もニューヨークにやって来て、事態はややこしい展開にーー。

ニューヨークを味わえる映画のみどころ

ディズニーがニューヨークに起こした奇跡は、まさに現実と空想が混在する世界。舞台となるのは実在する場所、しかも馴染みの深い所ばかりで、ジゼル姫が最初にこの世界にやって来るタイムズ・スクエアを始め数多く存在します。

そして何といっても、セントラルパーク。この物語のメインともいうべき歌とダンスのシーンも、セントラルパークの広場で撮影されました。映画のロケ地巡りでも人気のある映画です。おとぎ話と正反対の場所として、魔女に選ばれたのがニューヨークってことですね。

こんな人にはおすすめ

  • ディズニー映画が好きな人
  • コメディなおとぎ話を楽しみたい人

こんな人には向かないかも

  • ディズニーの夢とファンタジーの世界観が苦手な人
  • ミュージカル映画が苦手な人

基本情報

上映時間:107分
監督:ケヴィン・リマ
出演者:エイミー・アダムス、パトリック・デンプシー、ジェームズ・マースデン
受賞歴:無し
公開日:2007年11月21日(アメリカ合衆国)、2008年3月14日(日本)

ゴーストバスターズ

「お化けいっぱいだった観光名所」
ニューヨークが舞台の映画
出典:『ゴーストバスターズ』公式サイト

あらすじ

出典:『ゴーストバスターズ』予告編

コロンビア大学で教鞭をとっていたエリン(クリスティン・ウィグ)は、かつて幽霊の本を共著していたことが知れ、昇進が危うい。共著を解消してくれるよう頼みにいった元相棒のアビー(メリッサ・マッカーシー)と、成り行き上幽霊屋敷に出向いてしまったことから、とうとうクビに。

同じくクビになったアビーと、原子力エンジニアのジリアン(ケイト・マッキノン)を加えた3人は、「超常現象究明所」を立ち上げる。幽霊たちとの壮絶な戦いが、ニューヨークで繰り広げられることに。

ニューヨークを味わえる映画のみどころ

ニューヨークのお化けたちの話といえば、間違いなくこのシリーズ。地下鉄に巣くい、高層ビルの間を大暴れするゴーストたちがいるのは、実在の場所。それが一段とニューヨーク感を強めていますね。

図書館や地下鉄、実際にある高層ビルなど、ロケ観光には事欠かないこの映画。1984年のゴーストバスターズたちが最初に本拠地としたことで有名なのが、実際にある消防署で、現在ではゴーストバスターズファンたちの、屈指の観光名所になっているようです。

こんな人にはおすすめ

  • 特殊撮影とアクションとコメディが好きな人
  • 家族でいっしょに観たい人

こんな人には向かないかも

  • 特殊撮影やコメディが苦手な人
  • 暗めの映画が好きな人

基本情報

上映時間:116分
監督:ポール・フェイグ
出演者:クリスティン・ウィグ、メリッサ・マッカーシー、ケイト・マッキノン
受賞歴:無し
公開日:2016年7月15日(アメリカ合衆国)、2016年8月19日(日本)

ナイトミュージアム

「誰もが想像する博物館の夢」
ニューヨークが舞台の映画
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

離婚し、失業中でもあったラリー(ベン・スティラー)が見つけた仕事は、ニューヨークの自然史博物館の夜警だった。働きはじめたラリーは、見回りの最中、ティラノサウルスの骨格がなくなっていることに気づく。

慌てたラリーが見つけたものは、館内を悠然と歩き回るティラノサウルスの姿だった。しかも、動いているのはティラノサウルスだけでなかった。ラリーは、博物館の中で信じられない光景を目の当たりにする。

ニューヨークを味わえる映画のみどころ

美術館や博物館が充実しているニューヨークですが、ナイトミュージアムで世界的に有名になったのが「アメリカ自然史博物館」です。夜中に歩き回るティラノサウルスの骨格も、ちゃんといます。

“夜、展示物は動いているのではないか”という、誰もが想像する世界を実際に見せてくれた、夢のように楽しい映画です。博物館は子供が訪れる機会も多いので、展示品の実物を見て知っているものがあれば、一段とリアルさが増すのではないでしょうか。

こんな人にはおすすめ

  • 博物館の展示物が動くという夢を実際に見たい人
  • 子供といっしょに観たい人

こんな人には向かないかも

  • 子供でも観られる簡単な内容の映画が苦手な人
  • 特殊撮影の映画に興味のない人

基本情報

上映時間:108分
監督:ショーン・レヴィ
出演者:ベン・スティラー、ジェイク・チェリー、カーラ・グギノ
受賞歴:無し
公開日:2006年12月22日(アメリカ合衆国)、2007年3月17日(日本)

ニューヨークが舞台のアクション映画

ニューヨークではいろんな人たちが、いろんな所で暴れまわっています。突然現れる悪人やヒーローにも、実は人々は慣れてしまっているかもしれません。

スパイダーマン

「身近なニューヨークのヒーロー」
ニューヨークが舞台の映画出典:『スパイダーマン』公式サイト

あらすじ

高校生のピーター(トビー・マグワイア)は、幼い頃に両親を失い、伯父夫婦と暮らしている。引っ込み思案でイケてない彼は、学校でもからかいやいじめの対象になりやすく、つまらない日々を送っていた。そんなある日、社会見学で訪れたコロンビア大学で、研究用の蜘蛛に噛まれてしまう。

それが原因となり、ピーターの体に驚異的なパワーが備わる。調子にのってその力を乱用していたピーターだったが、自分の行いが元で伯父が強盗に殺されてしまう。愛する人を失った彼は、自らの力を正義のために使おうと決意する。

ニューヨークを味わえる映画のみどころ

ニューヨークのヒーローといえばスパイダーマン。シリーズを通して、ニューヨークのいたる所が舞台になっています。ピーターがスパイダーマンになるきっかけとなったのが、コロンビア大学。そして伯父さんと最後の会話になってしまったのが、公立図書館の前。

ヒーローが普通の高校生であることも、スパイダーマンの魅力です。超人でありながらも、考え方や抱えている悩みは自分たちと同じ。それが若い人たちに共感を得続けるヒーローの秘訣なのかもしれません。

こんな人にはおすすめ

  • アメリカンヒーローが好きな人
  • スパイダー目線の映像でニューヨークを飛び回りたい人
  • 高校生ヒーローの心情に共感したい人

こんな人には向かないかも

  • アメリカンヒーローに興味のない人
  • 完全無欠の大人のヒーローが好きな人

基本情報

上映時間:121分
監督:サム・ライミ
出演者:トビー・マグワイア、ウィレム・デフォー、キルスティン・ダンスト
受賞歴:無し
公開日:2002年5月3日(アメリカ合衆国)、2002年5月11日(日本)

ダイハード3

「ニューヨーク中を走り回る」
ニューヨーク 映画
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

ニューヨークで発生した爆弾テロ事件。その犯人が電話でマクレーン刑事(ブルース・ウィリス)を指名してきた。黒人たちの居住地区で、黒人を侮蔑するようなプラカードを下げて立てという奇妙なもの。案の定殺されかけるマクレーン。行きがかり上、それを助けたのは家電修理店のゼウス(サミュエル・L・ジャクソン)だった。

巻き添えを喰らってしまったゼウスと共に、爆弾テロを阻止するため、次々に犯人の要求を飲み、ニューヨークの街を奔走するマクレーン。やがてその犯人の正体が判明するがーー。

ニューヨークを味わえる映画のみどころ

ダイハードシリーズは、1作目が高層ビル、2作目が空港と限られた設定場所での事件ですが、3作目はニューヨークの街全体が舞台になります。これまで以上にド派手なアクションが、ニューヨークのあちこちで繰り広げられる壮大なストーリー。

ニューヨーク市内のビルを本当に爆破したり、セントラルパークをタクシーで突っ切り暴走する場面など、大規模なアクションシーンが実際に撮影されました。手に汗にぎるハラハラシーンがとどまることなく続き、マクレーン刑事たちと共にニューヨークの街を突っ走る爽快感を味わえます。

こんな人にはおすすめ

  • ダイハードシリーズとブルース・ウィリスが好きな人
  • 派手なアクション映画が好きな人

こんな人には向かないかも

  • 次から次へと目まぐるしく展開するストーリーについていけない人
  • 重いテーマのストーリー重視の映画が好きな人

基本情報

上映時間:128分
監督:ジョン・マクティアナン
出演者:ブルース・ウィリス、ジェレミー・アイアンズ、サミュエル・L・ジャクソン
受賞歴:無し
公開日:1995年5月19日(アメリカ合衆国)、1995年7月1日(日本)

クローバーフィールド/HAKAISHA

「哀れ自由の女神」
ニューヨークが舞台の映画
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

パーティーの最中、突然の爆音で外へ飛び出したロブ(マイケル・スタール=デヴィッド)が手にしたビデオカメラに映し出された映像は、炎に包まれるニューヨーク。パニックになる街、逃げ惑う人々の中、軍隊の姿も。

いったい何が起こったのかわからないまま、逃げるロブたちの目の前には見たこともない怪獣の姿が。恋人を助けるため彼女のマンションに向かおうとするが、軍隊と怪獣の戦闘に巻き込まれ、地下鉄へ飛び込む。しかしそこにも恐ろしい危険がーー。

ニューヨークを味わえる映画のみどころ

数あるパニック映画の中でも、ニューヨークが徹底的に破壊されまくる映画のひとつではないかと思います。なんといっても衝撃的なシーンが、ふっ飛ばされた自由の女神の頭が空から降ってくるところ。スクッと立っている首なしの自由の女神は、ショッキングです。

この映画は、ビデオカメラで登場人物が撮影したような映像が特徴のPOV方式なので、かなりの臨場感を感じられます。まさにその場にいるような、パニックのニューヨークを体験できます。

こんな人にはおすすめ

  • パニック映画が好きな人
  • POV方式(登場人物の視点で撮るカメラワーク)の映像が好きな人

こんな人には向かないかも

  • パニック映画が苦手な人
  • POV方式は怖すぎて嫌な人

基本情報

上映時間:85分
監督:マット・リーヴス
出演者:マイケル・スタール=デヴィッド、マイク・ヴォーゲル、オデット・ユーストマン
受賞歴:第34回サターンSF映画賞
公開日:2008年1月18日(アメリカ合衆国)、2008年4月5日(日本)

ニューヨークが舞台の恋愛映画

ニューヨークを舞台にした恋愛映画は、数えきれないほどありますね。その中で、50年代を舞台にした、まったく違うタイプのちょっと変わった恋の形をご紹介します。

キャロル

「50年代のニューヨークが素敵」
ニューヨークが舞台の映画
出典:『キャロル』公式facebook

あらすじ

出典:『キャロル』予告編

写真家を夢見るテレーズ(ルーニー・マーラ)は、働いていたクリスマス前のデパートで、客として訪れた女性キャロル(ケイト・ブランシェット)に出会う。その気品に溢れた美しさと憂いに満ちた表情に、感じたことのない心の高揚を覚える。

忘れ物の手袋を届けたことがきっかけで、テレーズはキャロルと親しくなるが、2人の距離が近づくにつれて、それぞれの問題が浮上する。テレーズは恋人に求婚され、キャロルは別れた夫から親権をはく奪される危機に。

ニューヨークを味わえる映画のみどころ

派手な展開はありませんが、繊細な心の動きを静かに表現したこの映画は感動を呼び、数々の賞を受賞しました。1950年代のニューヨークが舞台ということで、注目のひとつがファッション。テレーズとキャロルが着こなす、ちょっとレトロでおしゃれなファッションが見どころです。

特にキャロルの大人の女性の着こなしが素敵です。靴やバッグやアクセサリーは、すべて当時のブランド品にこだわり、ヴィンテージ物もあるのだとか。また、季節もクリスマスということで、当時のニューヨークの街の様子を見るだけでも楽しい雰囲気です。

こんな人にはおすすめ

  • 自分の生き方に自信を持ちたい人
  • 50年代ファッションやインテリアに興味がある人
  • いろんな形の恋愛に興味がある人

こんな人には向かないかも

  • レトロなニューヨークに興味のない人
  • 女性同士の恋愛を描いた映画が苦手な人

基本情報

上映時間:118分
監督:トッド・ヘインズ
出演者:ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ、サラ・ポールソン
受賞歴:第68回カンヌ国際映画祭(女優賞、クィア・パルム)、シカゴ国際映画祭(ゴールド・Q・ヒューゴ賞)、ニューヨーク映画批評家協会賞(助演女優賞)、ロサンゼルス映画批評家協会賞(作曲賞)、その他受賞多数
公開日:2015年11月20日(アメリカ合衆国)、2015年11月27日(イギリス)、2016年2月11日(日本)

七年目の浮気

「50年代のビジネスマンの妄想」
ニューヨーク 映画
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

ニューヨークの出版社に勤めるリチャード(トム・イーウェル)は、妻と息子がバカンスに出かけていて、アパートにひとり。そんな時、上の階から植木鉢が落ちてきた。落としてしまった部屋の住人はブロンドの美女(マリリン・モンロー)。

さっそく家に招待した彼は、彼女の天真爛漫な可愛さに浮気心が爆発。退屈でマンネリな生活のリチャードの頭の中に、いろいろな妄想が飛び交いはじめる。

ニューヨークを味わえる映画のみどころ

地下鉄、スカート、フワリで、あまりにも有名なマリリン・モンローの『七年目の浮気』ですが、舞台がニューヨークということがすぐには思い浮かびません。ほとんどが室内での話なため、特にニューヨークそのものが出てくることがないからでしょう。

しかし、現在でもアメリカ経済の中心地であるニューヨークでは、家族がバカンスで自分は仕事で残るというビジネスマンもめずらしくないはず。当時から一流企業や出版社が本拠地を置くマンハッタンならではの、バカンスの形を皮肉ったコメディといえなくもない気がします。これもまた、ニューヨークのひとつの顔です。

こんな人にはおすすめ

  • マリリン・モンローのコメディ映画が好きな人
  • 色っぽいだけじゃなく、明るくかわいい役のマリリン・モンローが見たい人

こんな人には向かないかも

  • コメディ映画を観ない人
  • 古典的なハリウッド映画を観ない人

基本情報

上映時間:105分
監督:ビリー・ワイルダー
出演者:マリリン・モンロー、トム・イーウェル、イヴリン・キース
受賞歴:ゴールデングローブ賞(主演男優賞)
公開日:1955年6月3日(アメリカ合衆国)、1955年11月1日(日本)

まとめ

映画の世界では、ニューヨークはまるで魔法の国。恋あり、アクションあり、化物もいてヒーローもいる。何度破壊されても立ち上がるこれほど魅力的な街はそうそうないかもしれません。超現実的な大都会でありながら、夢の世界と紙一重のようでもある映画の中のニューヨーク。多種多様な人種とサクセスストーリーをふんだんに秘めているだからこそではないでしょうか。