気楽にいこうぜ ! 『ジャングルブック』名言に学ぶ「背負わない」生き方
ディズニーの人気長編映画『ジャングルブック 』から名言をご紹介いたします!仕事もルールもない、食べ物にも困らない気楽なジャングルで暮らす登場人物達が、愉快な音楽と一緒に奇想天外な物語を展開します!
そんな気楽な物語の中にも、心を動かす名言が組み込まれているものです。普段、やらなければいけないことで頭がいっぱいになっている方も、いつも間にか肩の荷を下ろしてしまうような名言を10個紹介します!
目次
- あらすじ
- 悩みなんてないさ!肩の荷を下ろしてくれる、『ジャングルブック 』名言10選
- 【名言①】「無いものねだりしたってつまらないだけだぜ。探し回ったところで、どうせ見つからないよ。」(バルー)
- 【名言②】「ミツバチなんてだめだ。ああ…働きすぎさ。」(バルー)
- 【名言③】「あ〜!俺生きててよかった!」(バルー)
- 【名言④】「熊って楽しいね!」(モーグリ)
- 【名言⑤】「君の心を開いてくれるのは、友達さ」(ハゲワシ)
- 【名言⑥】「困った時は、イナズマのように駆けつける」(ハゲワシ)
- 【名言⑦】「真っ赤な火を起こせば、夢は叶う」(キングルイ)
- 【名言⑧】「あいつを 八つ裂きにしてやろう!それからぶん殴って、それで…う〜ん…イェーイ!こいつはまったく いかすビートだ!」(バルー)
- 【名言⑨】「猿だって、人間になる」(キングルイ)
- 【名言⑩】「なあ、バルー。じっくり見せてやれよ。」(バギーラ)
- まとめ
あらすじ
出典:ディズニー公式サイト
幼い頃にジャングルに置き去りにされた少年モーグリは、オオカミの一家に実の家族のように育てられた。しかしある日、人間嫌いのトラ・シアカーンがジャングルに戻ってくると聞き、モーグリを心配した黒ヒョウのバギーラは人間の村に戻るようモーグリをさとす。だがクマと友達になったりサルと歌い踊ったりとなかなか村にたどり着かなかった。
そんな中シアカーンはあらゆる手段を使ってモーグリの居場所を探し出し…。
悩みなんてないさ!肩の荷を下ろしてくれる、『ジャングルブック 』名言10選
ここからは、『ジャングルブック 』の劇中から集めた名言10選を紹介します!登場人物の何気なく呟いた一言が、背中を押してくれたり、肩の荷を降ろすことを許してくれたりすることもきっとあると思います。
皆さんの心に響き、より人生を楽しく過ごせるような名言を厳選しました!ぜひご覧ください。
【名言①】「無いものねだりしたってつまらないだけだぜ。探し回ったところで、どうせ見つからないよ。」(バルー)
バルーが、「ベア・ネセシティ」という歌の中でポロッと呟くのがこのセリフです。水にプカプカ浮かび、丸いお腹にモーグリを乗せながらこう言いました。この考え方は、何かを諦めているのでなく、「今のあなたでいいじゃない。ポジティブに生きよう」という発想です。
「なんで自分はこうなれないんだろう」「今のままじゃダメ」なんて考えすぎて、自分を追い詰めていませんか?そんな時は、このセリフを思い出して。美味しいものでも食べてゆっくりお風呂に浸かってたっぷり休んでから、また大変なことは考えましょう!
【名言②】「ミツバチなんてだめだ。ああ…働きすぎさ。」(バルー)
こちらも、バルーが、「ベア・ネセシティ」という歌の中でポロッと呟いたセリフです。飛んで来たミツバチを見てこういったのです。ミツバチは「働きバチ」との別名もあるくらい、その一生を巣作りと花粉やハチミツ集めに費やします。対してバルーは、作中で何度か「食べ物だってなんとかなるさ」などと発言するように、あまり未来のことは考えていません。
「先のことなんて考えなくても、なんとかなる」という楽観的な考え方でも、大して困りはしないと言うのがバルー流の考えのようですね。
【名言③】「あ〜!俺生きててよかった!」(バルー)
バルーが痒い背中を実のなっている木で掻いた後に言ったセリフです。私たちは背中を掻いただけで生きててよかったと思うことなんて、日常では到底ありませんよね。ですがバルーは、背中を掻いて痒みがなくなりスッキリしている事でもう、「生きている喜び」なんです。小さなことでも幸福と感じられるのって、それだけで良いことですよね。
【名言④】「熊って楽しいね!」(モーグリ)
工夫して食べ物を食べたり、歌い踊って楽しそうにしているバルーの姿を見たモーグリのセリフです。「トゲトゲの実は、掴めないから爪を使えば良い」「君が取れない木の実は僕がとってあげるよ」など、ジャングルでは深く物事を考えなくても工夫をして時に助け合えば食べ物には困りません。
そんな生き方を初めて見たモーグリは、憧れと少しの高揚を込めてこの言葉を言ったのです。
【名言⑤】「君の心を開いてくれるのは、友達さ」(ハゲワシ)
このセリフは、作中で歌われる「それでこそ友達さ」という曲の中の歌詞から引用しました。モーグリが落ち込み、水辺に写る自分の姿をボーッと眺めていると、ハゲワシがこの曲を合唱し、モーグリを励ましました。彼らからすると、初対面でも顔見知りでもジャングルの住人はみんな「友達」です。
落ち込んでる人を勇気付けるのに、知り合ってどのくらいだとかはあまり気にしないのが、「ジャングル流人間関係論」なのでしょう。
【名言⑥】「困った時は、イナズマのように駆けつける」(ハゲワシ)
このセリフも、劇中歌の「それでこそ友達さ」で歌われている歌詞から抜粋しました。『ジャングルブック 』で登場するジャングルの住人たちは基本は楽観的な考えをしますが、ヒョウのバギーラを始め人情が厚いのも特徴です。友達が困っていたら、すぐ駆けつけて一緒にピンチを乗り切る関係性こそが、ジャングルの住人の気楽で幸せな考え方を支えているのでしょうね。
【名言⑦】「真っ赤な火を起こせば、夢は叶う」(キングルイ)
このセリフは、猿の王様キングルイが作中に歌う「君のようになりたい」という曲から抜粋しました。キングルイは猿の大軍をしきる王様で、食べ物や家族に困ることはなかったのですが、「人間になる」という大きな目標がありました。
そして、キングルイが人間の知性の証のように思っていたことが「火を起こす」ことでした。キングルイはモーグリを誘拐して火の起こし方を聞きますが、モーグリは知りません。しかしそう言うモーグリをキングルイは信じず、愉快なビートに乗り、楽しく歌いながらモーグリに問いかけるのでした。
【名言⑧】「あいつを 八つ裂きにしてやろう!それからぶん殴って、それで…う〜ん…イェーイ!こいつはまったく いかすビートだ!」(バルー)
モーグリを誘拐した猿の王様であるキングルイを懲らしめるために、構想を練っていたバギーラとバルー。猿たちの中にバルーが侵入して大暴れしているスキに、バギーラがモーグリを救出しようとしました。
しかしそんな話をしている時、聞こえて来たビートに気を取られてしまい、バルーは作戦のことなどすっかり忘れてしまいます。そしてなんとこの後、楽しくなってしまい、キングルイと一緒に踊り始めたのです。
バルーにとっては誰かを懲らしめてモーグリを救出するより、今を楽しく生きる(=ビートに乗って楽しく踊る)方が全然興味があったようです。
【名言⑨】「猿だって、人間になる」(キングルイ)
このセリフも、作中に歌われる「君のようになりたい」から抜粋したものです。サルと人間という、絶対に越えられない種の違いをものともしていないポジティブなセリフですね。火をおこすことで人間の知性を手に入れたいキングルイのまっすぐなセリフを聞くと、モーグリを誘拐した「悪役」とは決めつけられません。
【名言⑩】「なあ、バルー。じっくり見せてやれよ。」(バギーラ)
このセリフは、バギーラが言ったものです。人間の村の近くに来たモーグリが、初めて見た人間の女の子に惹かれて、その場を一向に動こうとしませんでした。そんなモーグリを、早く違う場所へ行くよう誘うバルーでしたが、バギーラはこのセリフを言ってバルーをなだめます。
生まれてからすぐジャングルに捨てられたモーグリは、狼の一族に拾われ幸せに暮らしますが、人間の温もりに触れた記憶はありませんでした。人間を見るのもほとんど初めてなのです。そんなモーグリが興味津々に女の子を見ており、バギーラは我が子のように見守ってあげました。友情のような、家族愛のような不思議な愛情が現れた言葉だと思います。
まとめ
ここまでで劇中歌からの抜粋も含め、ジャングルの仲間の愉快で優しい性格を表すセリフを紹介してきました。楽観的ですが、どこか愛情に溢れているジャングルの仲間と、不思議な関係性を理解していただけたかと思います。みなさんも、生活の中で疲れたり頭がいっぱいになることがあれば、作品を観て「ジャングル流処世術」を学んでみてくださいね!