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映画『アバウト・タイム』の愛がぎゅっと詰まった名言特集

ひとっとび編集長

 

“あの時、ああしていればきっと今頃こんな筈じゃなかった…”
“過去に戻ってもう一度やり直せたら…”

誰しもが人生を生きていく中で、このように感じたことは1度や2度ではないはずです。人は、もう二度と戻れない過去に想いを馳せて、今とは全く違う素敵な今を想像してしまうものです!

今回ご紹介する映画『アバウト・タイム』は、そんな誰もが望む“過去にもう一度戻ってやり直す”事をテーマとした映画です。多くの人から“一番好きな映画”に選ばれる程の名作『アバウト・タイム』の中から、愛に溢れる素敵な言葉を選びました。

アバウトタイム
出典:映画『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』公式Twitter

出典:映画『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』予告編

目次

あらすじ

ティム(ドーナル・グリーソン)はイギリスのコーンウォールに両親と妹、そして叔父と暮らしていた。週末は野外での映画上映会をし、どんな大嵐でも海辺でピクニックをする変わった風習のある家族。

ティムは21歳の誕生日に父(ビル・ナイ)からある重大な秘密を知らされる。レイク家の男には代々、タイムトラベルの能力を持って生まれるというのだ。初めは驚き信じられないティムだが、その後ティムはタイムトラベル能力を駆使し、人生初の彼女を作り、人生をより良いものにしようと奔走するー。

弁護士の卵となったティムは単身ロンドンに移り住み、そこで運命の恋人メアリー(レイチェル・マクアダムス)と出会う。

しかし、せっかくメアリーと出会えた日にあるトラブルが起き、ティムはタイムトラベルをして過去をやり直すことに。トラブルは解決したものの、メアリーとは出会っていない事になってしまい、再会したメアリーには恋人が……!

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アバウトタイム あらすじ 一生宝物にしたい映画『アバウト・タイム』あらすじネタバレ | 幸せのヒントとは

 

『アバウト・タイム』の愛が詰まった名言から生き方の極意を学ぶ

アバウト・タイム
出典:映画『アバウト・タイム』公式Twitter

ティムは、自分の為、愛する家族の為、友人の為、失敗を何度も何度も過去に戻ってやり直します。過去に戻っては、ありとあらゆる方法で【間違い】を正し、自分や周りの人々が幸せになれる理想の明日へ向けて奔走します。

しかしティムは何度も過去に戻り、やり直しを重ね、思い通りの人生を自分でメイキングしていく中で、ある事に気付いていくのですー。何度もやり直したティムだから分かった人生を生きていく上で大切なこと。

そして、過去に戻りやり直すことが出来ない私たちはどう生きたら良いのかそんな生き方の極意を教えてくれるような『アバウト・タイム』の中の素敵な言葉たちをご紹介します。きっと今日という一日が、さっきまでとはまるで違って見えるはずです。

【名言①】「この携帯古くてダサいけど、これで僕の宝物になった」

アバウト・タイム
出典:映画『アバウト・タイム』公式Twitter

メアリーと初めて会った夜、彼女に一目惚れをしたティムは、メアリーの連絡先を聞きます。彼女の電話番号が入った自分の携帯を「宝物になった」というティム。微笑ましい二人の初対面シーンです。

【名言②】「私先に寝室に行って新しいパジャマに着替えてくるから、あなたが1分後に脱がせてくれる?もし、良かったら…」

アバウト・タイム
出典:映画『アバウト・タイム』公式Twitter

メアリーとの初夜に、彼女が言ったなんとも可愛らしくも、ちょっぴり大胆なセリフ。しかしこの後ティムはメアリーを満足させる最高の夜にするべく、3度も過去に戻って頑張ることに。最後にはメアリーから「こんなの初めて!」というお褒めの言葉を貰えるのです!

【名言③】「美人すぎるのも考えものだもの。ユーモアのセンスを磨かなくなる。内面だって」

アバウト・タイム
出典:映画『アバウト・タイム』公式Twitter

メアリーを実家に連れていき、結婚の報告をするティム。初めて会ったメアリーにティムの母が言うセリフです。「あら、美人さんね」という母に、「いえ、全然」とメアリーが答えた後に続くセリフで、かなり個性的なティムの母なりの歓迎の言葉です。母の発言はこれ以外にも、グサッと刺さるカッコイイ名言が多いです。

【名言④】「彼女どう思う?」「あぁ、お前よりも好きだよ」

アバウト・タイム
出典:映画『アバウト・タイム』公式Twitter

同じくメアリーとの初対面を果たした父と二人きりになり、ティムはメアリーをどう思うか聞きます。最愛の息子よりも「好き」と冗談を言うようで、ティムが選んだメアリーという人を無条件で認めてくれた父。ユーモラスでもあり、メアリーにとって最高の誉め言葉ですよね。

【名言⑤】「私の息子は誠実な心をもった、優しい男です。私は人生で特に誇れることなどあまりありませんが、息子の父であるということをとても誇りに思います。」

結婚式のスピーチを頼んでいた友人のスピーチは下品で最悪でした。「こんなんじゃダメだ!」と、ティムは式の最中に過去に戻ってスピーチを父にやり直してもらいます。タイムトラベルまでした甲斐あって、父の愛情が詰まった最高の忘れられないスピーチになりました。

【名言⑥】「突然、もう過去に戻る必要はないと感じた。人生の全てが輝いているから」

アバウト・タイム
出典:映画『アバウト・タイム』公式Twitter

ティムとメアリーの間には可愛い子供が二人産まれ、幸せな毎日を過ごす家族。子供達の世話をしながら、回想シーンで言うセリフです。過去に戻れるのに戻る必要はないなんて、なんて贅沢!と思いますが、かけがえのない今への感謝と、家族への愛に溢れた素晴らしいセリフですね。

【名言⑦】「父さんは幸せになるための秘密を教えてくれた。二つある秘密のうち一つは、普通の生活をしなさいというものだ。他の人たちと同じように。父さんの秘密の二つ目は、普通の日常をほぼ同じ過ごし方でやり直すこと。一回目は気がかりな事があったりして日常の素晴らしさに気付けなくても、二回目なら、気付ける。」

アバウト・タイム
出典:映画『アバウト・タイム』公式Twitter

ガンで余命僅かと宣告された父から聞いた、タイムトラベルを使って幸せに生きる為の秘密。これを聞いたティムはかなり微妙な一日だった今日をやり直してみる事にします。するとどうでしょう。一回目では煩わしかった事も、自分が少し余裕を持ち、見方を変えるだけでとっても素敵でキラキラしてきます。

一回目の今日はメアリーに「クタクタだ」とだけ言って眠りにつきますが、二回目は「いい日だったんだ」と言って二人は笑顔になるのです。

【名言⑧】「僕はもう過去には戻っていない。昨日にさえも。僕は毎日を生きている。まるでその日をやり直した時のように楽しんでいる。とんでもなくありふれた人生の今日が最後の日だと思って」

アバウト・タイム
出典:映画『アバウト・タイム』公式Twitter

メアリーと3人目の子供を作る事にしたティム。それはつまりタイムトラベルをして亡くなった父に会う事が二度と出来ない事を意味します。子供が産まれる前に、父と一緒にティムの幼い頃へタイムトラベルをします。二人で何度も遊んだ浜辺で二人は最後の散歩をします。それがティムの最後のタイムトラベルとなったのです。何度観ても涙が溢れる名シーンです。

【名言⑨】「人は誰もが時間を旅している。人生という時間を。そこでベストを尽くすしかない。その旅が素晴らしいものになるように」

アバウト・タイム
出典:映画『アバウト・タイム』公式Twitter

普通の家族のように生を、そして死を受け入れていくことを決めたティムの言葉です。過去には戻れなくても私たちは皆、時間を旅する【タイムトラベラー】なのです。たった一度しかない人生をベストを尽くして生きているのか、と問いかけてくれる映画「アバウトタイム」を締めくくる素晴らしいメッセージですね。

まとめ


出典:映画『アバウト・タイム』公式Twitter

過去に戻り何度でもやり直せるティムが出した答えは、今を丁寧に生きること。過去に戻り失敗をやり直し、完璧な一日を作り上げる事ではありません。

一日一日を大切に丁寧に感謝して生きること。私たちは過去には戻れませんが、今を大切に生きる事は今すぐ誰にでもできます。そうすることで、何気ない一日がかけがえのない一日に生まれ変わるのです。

“今を丁寧に、まるで生きなおしたかのように生きる。”

そんな一日を過ごせたら、世界は今よりもっと愛に溢れ、今より一層輝くはず。

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この記事を書いた人
ひとっとび編集長
ひとっとび編集長

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