これを知っておけばより楽しめる!?細田守監督作品『バケモノの子』をネタバレ徹底解説!
親子を描いたアニメーション映画といえば、みなさんは何を思い浮かべますか?『そして父になる』や『万引き家族』など近年も数多くのヒット映画がありますが、そんな中でも注目して欲しいのがスタジオ地図のヒット映画『バケモノの子』。
アニメーション映画でも、特に親子をテーマに描いた本作に関して、気になるポイントやストーリーについて、ネタバレありで解説していきます!
目次
映画『バケモノの子』とは
『バケモノの子』は2015年7月11日に劇場公開されたアニメーション映画。
監督を務めるのは、『時をかける少女』『サマーウォーズ』といった作品でもおなじみの細田守監督で、今作は『おおかみこどもの雨と雪』に続いて、細田守監督自身が脚本を担当しています。
興行収入は58.5億円を記録し、2015年の劇場公開をした邦画としては首位の記録であり、洋画も含めると『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』や『ジュラシック・ワールド』、『シンデレラ』に次ぐ4位の数字。細田守監督自身にとっても、過去最高の興行成績を収めた映画となりました。
第39回日本アカデミー賞の最優秀アニメーション作品賞や、第25回日本映画批評家大賞のアニメ部門作品賞なども受賞し、海外ではアニメーションを対象にした賞であるアニー賞にもノミネートされたりと、賞レースにおいても国内外で活躍した作品となりました。
夏が来る度見たくなる!細田守監督のおすすめ映画特集10秒で分かる!映画『バケモノの子』の簡単なあらすじ
母親の死をきっかけに、親戚に引き取られることになった少年・蓮は、行くあてもなく渋谷を放浪していた。夜も遅い時間となり警察に補導されそうになった蓮は、慌てて渋谷の街を逃げ惑うのだった。
その矢先、先刻遭遇した化け物のような姿をした大男の背中を見かけ、咄嗟にその後を追うことに。気づけば蓮は、渋谷からバケモノたちが暮らす“渋天街”に迷い込んでしまっていたのだ。
先ほどの大男と再会した蓮は、熊徹と呼ばれるガサツながらも強いその大男の弟子となることに。新たに“九太”という名前をもらった蓮は、九太としてバケモノの世界で強くなるための修行に勤しんでいくのだったーー。
映画『バケモノの子』のネタバレあらすじ
あらすじ①渋天街に迷い込む九太
母親が亡くなり、親戚に引き取られそうになっていた少年・蓮。親戚に嫌悪感を抱いた蓮は、家を飛び出し、わずかなお金を握りしめ、一人渋谷の街を彷徨っていました。そこで久太は、白い小さな小動物のような生き物チコに出会ったり、獣のような顔をした大男に話しかけられたりと不思議な体験をします。
そんな矢先、蓮は警察官に補導されそうになってしまいます。咄嗟に逃げ出す蓮。渋谷を駆ける最中、先ほど話しかけてきた大男の後ろ姿を、ビルの隙間に見かけます。思わずそれを追う蓮は、いつの間にか人間のような身体を持ちながらも頭部は動物という特徴を持ったバケモノたちの世界“渋天街”へ迷い込むのでした。
大男と再会した蓮は、熊徹と呼ばれるその男に半ば強引に弟子入りすることになり、新たに九太という名前を貰います。熊徹と九太の共同生活が始まるのでした。
あらすじ②渋天街で暮らす九太と熊徹
次期宗師候補の一人だった熊徹は、宗師になるには弟子が必要ということから、無理やり九太を弟子にしたわけですが、ガサツで自分勝手な性格から、九太とは相いれず喧嘩ばかりを繰り返します。
そんな中、宗師の指示により、熊徹の悪友である多々良や百秋坊とともに各地の賢者たちに真の強さを聞く旅に出ます。九太は旅の中で様々な強さを学びます。
次第に九太は熊徹の素ぶりを真似ることを覚えます。熊徹の動きを真似し続けた結果、九太は熊鉄の動きの先を読めるほどにまで成長するのでした。九太はその覚えた技術を教える代わりに、戦闘技術の指導を熊徹に改めて求めます。こうしてお互いに教え合う中になった熊徹と九太はみるみる内に成長し、高め合う仲へと変わっていくのでした。
あらすじ③人間界での楓や父との出会い
17歳となった九太はすっかり背丈も伸び、見違えるほどの強さを手に入れます。そして熊徹もかつてとは違い、弟子入りを志願するものが行列を作るほどに成長します。
しかし熊徹との喧嘩をきっかけに、九太は偶然人間世界に戻ることができ、高校生の楓に出会い状況が変わります。楓から勉強を教わる仲になった九太は、それから人間世界に通うようになり熊徹とは疎遠になっていきます。
そんなある日、九太は楓の助けを借りて、離れて暮らしていた実の父の所在を知ります。父との再会を経た九太は、人間の世界の学校へ進学を決意。引き止める熊徹を振り切り、九太は渋天街を去ってしまうのでした。
しかし、実の父の発言に違和感を感じた九太は思わず、父親とも揉めてしまうのでした。
あらすじ④闘技会と一郎彦の暴走
楓の助言を経て、渋天街に戻ってきた九太。もう一人の宗師候補・猪王山の次男である二郎丸に次期宗師を決める戦いが実施されることを教わります。しかし、そこで長男の一郎彦の襲撃を受け、一郎彦の姿に自分と同じ闇の気配を察知します。
そして始まった闘技会。体力も顧みず攻める熊徹に対し、冷静な猪王山によって窮地に追いやられてしまいます。ここまでか、と思われたその時、九太が大声で熊徹に声援を送ります。九太の出現によって持ち直した、熊徹は見事、猪王山を倒すことに成功するのでした。
しかし、勝利に喜ぶ熊徹を、一郎彦が念動力によって刀で串刺しにしてしまいます。それを見て、激昂する九太も闇に飲まれそうになるのですが、チコの行動と楓からもらった本の栞を見て我に帰ります。
あらすじ⑤一郎彦との戦い
闇に取り込まれた一郎彦はどこかへ消えてしまいます。一郎彦が、実は人間の子供だったことが明らかになり、九太は熊徹のことをみんなに任せ、一郎彦と決着をつける決意を固めます。
九太が楓に別れの挨拶をしに人間界へ戻ったところ、一郎彦が出現。九太は一郎彦と戦います。九太が一郎彦と一体化しようとした矢先、付喪神となった熊徹の大太刀が届きます。熊徹は九太の心の剣となり、見事一郎彦を救出することに成功します。
無事事件は解決し、一郎彦は家族の元へ帰ります。九太は渋天街で温かく迎え入れられます。そして心の中に熊徹を宿したまま、その後は人間界で実の父と暮らしていくのでした。
主要登場人物紹介
九太(蓮)/ 宮崎あおい&染谷将太
『バケモノの子』の主人公が蓮です。離婚をきっかけに父親とは離れ、母親と暮らしていたものの、その母親が事故によって亡くなってしまいます。親戚に引き取られそうになるところを逃げ出し、渋天街へ迷い込むことになります。
のちに当時9歳だったことから、熊徹に「九太」という名前を授かり、渋天街では九太の名前で知られるようになります。
つい熊徹に対しては強い態度をとってしまいますが、基本的には素直な性格をしており、物事の飲み込みも早く、格闘能力の成長も早ければ、楓に教えてもらった学業の吸収も早かったことが描かれています。
九太役を務める声優は、年代別に分かれており、幼い頃の九太を女優の宮崎あおいさん、そして、成長した九太を俳優の染谷将太さんが務めています。
熊徹 / 役所広司
九太を半ば強引に弟子にしたことから父親の代わりを担うことになった存在が、熊徹(くまてつ)です。
熊のような顔を持ち、全身は毛に覆われています。性格はガサツかつ自分勝手。当時は、渋天街の人たちからも支持を得られていなかったようですが、九太と暮らすようになり成長し、多くの弟子を抱えるようになります。身体能力は高く、その実力は当時から猪王山を凌ぐとも言われてきました。
猪王山との戦いに勝利したのち、九太を救うためにすぐに宗師の権限を使って付喪神になることを決め、九太の心の剣として、九太の胸の中で共に生きていく運命をたどることになりました。
熊徹役を演じるのは、俳優の役所広司さん。役所さんは、『バケモノの子』以降も、『未来のミライ』や『竜とそばかすの姫』など、細田守監督の作品に出演するようになっていきます。
楓 / 広瀬すず
成長した九太が人間の世界へ戻った際に、図書館で遭遇する少女が楓です。
図書館で学生たちに絡まれているところを九太に助けられ、それをきっかけに親しくなります。九太に読み書きを教えたりと、渋天街で過ごしたために馴染みがなくなってしまった人間界の物事を、親切に教えてくれる存在となります。
そんな楓自身は、親の期待に応えようと進学校へ進み、自身の意見を抑圧しながら暮らしていたものの、いずれは自立して親の元を離れるという野望を持っており、九太との出会いで自分に素直な行動を取れるようになっていきます。
楓役を務めたのは、女優として活躍する広瀬すずさん。のちに『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』や『ルパン三世 THE FIRST』などで吹替も務めますが、『バケモノの子』はそれらよりもひと足早い起用となりました。
一郎彦 / 黒木華&宮野真守
猪の顔のついた帽子が特徴の猪王山の長男が、一郎彦です。幼い頃は、誠実で次男の二郎丸よりもしっかりした性格を持っていましたが、のちの成長すると、表情は厳しくなり、暴力的な一面を見せるようになってしまいます。
映画の終盤では、実は一郎彦は幼い頃に猪王山に拾われた九太と同じ人間の子供であり、自身が父親や弟のように牙が生えないことからコンプレックスを持ってしまい、闇にとらわれてしまいます。
九太に暴走を止められ、我に返った一郎彦は家族の元へ帰ります。
一郎彦も九太同様、少年時代と青年時代で担当声優が変わっています。少年時代は、女優の黒木華さんが声を担当。青年時代に成長した際は、声優や歌手としても活動している宮野真守さんが演じています。
チコ / 諸星すみれ
渋谷を放浪していた九太が、渋谷で遭遇した白い小動物のような生き物がチコです。一見ネズミのようですが、その正体は映画でははっきりと明示されません。
作中では、いつでも九太と行動を共にし、時には暴走した九太を止めようとしたりと、九太のために行動をします。作中では他のキャラクターと交流することは少ないのですが、楓がチコのことを認識していたりと、九太以外の者にも認識はできる存在のようです。
チコ役を演じるのは『シュガー・ラッシュ』のヴァネロペ役など幼い頃から声優と活躍している諸星すみれさんです。
多々良 / 大泉洋
猿のような姿をした熊徹の悪友が、多々良です。熊徹同様、口や態度も悪く、皮肉屋でもあり、最初は九太にも冷たい態度で接するのですが、次第に打ち解けてすっかり九太とは親しい間柄になります。
多々良役を演じるのは、俳優やタレントとして活躍する大泉洋さん。『バケモノの子』以前にも、『千と千尋の神隠し』や『ブレイブストーリー』など数多くのアニメーション映画で吹替を担当してきました。
百秋坊 / リリー・フランキー
豚の顔をしたお坊さんの姿をした熊徹の悪友が、百秋坊です。熊徹や、多々良とは違って聡明で落ち着きがあり、周囲に優しく接することができる僧侶です。熊徹との師弟関係に悩む九太に対して助言を与えたり、いざという時には強く叱ったりと、親身になってくれる存在でした。
そんな百秋坊を演じたのは、デザイナーや役者など多岐にわたる活躍をみせるリリー・フランキーさん。声優業にも複数作参加しており、『ソング・オブ・ザ・シー海のうた』や『ぼくの名前はズッキーニ』など海外のアニメーション映画への参加が多いです。
猪王山 / 山地和弘
熊徹ととともに、次期宗師の候補に上がっている男が猪王山(いおうぜん)。熊徹とは違い、礼儀正しく人望は厚い人物です。子供は、一郎彦と二郎丸の二人が居ますが、実は一郎彦はかつて、人間界で拾ってきた人間の子供であり、それを隠してバケモノの子として育ててきました。
猪王山役を演じているのは、俳優や声優として活躍している山路和弘さん。多くの洋画でジェイソン・ステイサムさんの吹き替えを担当していることでも広く知られています。
おさえておきたい映画のキーポイント
『バケモノの子』の中には、ストーリーの他にも要所要所で注目しておくとより理解が深まる要素や、シーンが登場します。そんなポイントとなる要素をいくつか紹介していきます。
物語の鍵を握るクジラ……『白鯨』とは何か?
出典:Amazon.com
『バケモノの子』で、印象的なモチーフとして何度も登場する書籍があります。それが『白クジラ』。映画の冒頭で、少年時代の九太の家に『白クジラ』というタイトルの本があったり、人間界に戻ってきた九太が図書館で興味を持つことになる本も『白鯨』です。そして、クライマックスでは、一郎彦がその本を手にとって自らの姿をクジラに変えることになります。このモチーフにはどういう意味があったのでしょうか。
この『白クジラ』というタイトルの本のモチーフは、ハーマン・メルヴィルの小説『白鯨』。本作を原作にした『エイハブ船長と白いクジラ』という絵本も刊行されています。
本作は、主人公の船乗りであるイシュメールの目線で、片足を奪った復讐として巨大な白いクジラ“モビー・ディック”に執着する船長のエイハブの姿を追う物語です。
映画内では楓のセリフで「白鯨は自分を映す鏡で、心の闇の象徴」と表現されている通り、原作でもこの白鯨は様々なメタファーとして語られています。映画のクライマックスで九太がクジラに挑む様は、一郎彦だけでなく、自分の闇と対峙するシーンでもあったわけです。
当初はなかった熊徹の最後のメッセージ
2015年8月に放送されたNHK『プロフェッショナル仕事の流儀』では、『バケモノの子』の製作に取り組む細田守監督の姿が放送されました。そんな番組中の一幕として、映画の最後のシーンを急遽変更する姿が明らかになっています。
そのシーンというのが、九太が自分の中に居る熊徹と最後の挨拶を交わすシーン。実はこのシーンはもともと熊徹のセリフがなく、九太のセリフを熊徹が黙って聞くシーンとなっていました。しかし、急遽会議を開き、現在のセリフを交わす場面へと変更されることになります。
九太と熊徹の絆の深さや、信頼感みたいなものをうまく出るようにしたいという意図から、スケジュールが遅れている状況にありながらも、変更された重要なシーンと言えるでしょう。
また番組では、細田守監督自身が父との関係が希薄だったことから、父との関係を九太と重ね合わせ、その絆を結び直そうという意図があったことも語られています。
謎の存在・チコとはなんだったのか?
映画の中では、はっきりとその正体が明かされない、不思議な存在が“チコ”です。
渋天街に迷い込む以前に、渋谷の街で九太が遭遇する存在であり、チコがバケモノたちの仲間なのかどうかもわかりません。ただ、作中では何度もチコのシーンとダブらせるように、九太の亡き母が登場したり、母からのメッセージと思わせる音声が流れます。
こういった演出から、チコは母親が転生した姿だったり、母親と通じている生き物であったり、九太の母親となんらかのつながりがあるのは間違いない存在です。
ちなみに映画の中では、九太や楓としか交流がありませんが、細田守監督が手がけている小説版では、多々良といった渋天街の者がチコに言及するシーンが登場し、“母親がすぐそばで見守っている”ことを示唆する場面が登場します。
熊徹の顛末と同じく、チコの存在は、その姿こそなくなっても、かつての縁のあった人間が側で支えてくれていること。そして、誰もが一人ではないことを示す優しいメッセージと受け取っても良いかもしれません。
そもそも細田守監督はなぜこの映画を作ったのか?
細田守監督はこの映画にどんなメッセージを込めたのでしょうか。
そのヒントとなるコメントが公式サイトの細田守監督自身の言葉で綴られています。
現代社会が変容し、家族間が変化していることを踏まえた上で、
新しい子供たちは何を道しるべに成長すればよいのか。
また新しい大人である私達は、子供たちにどんな姿を見せ、
何を手渡してあげられるのか。
この映画を通して共に考えていけたらと思っています。引用:バケモノの子公式サイト
と語っています。
細田監督自身も、家族に第一子を迎えてまもない頃。そういった環境の変化も、『バケモノの子』の製作に影響を与えていることは間違いないでしょう。
血縁関係だけでなく、血の繋がりのない相手であっても、家族と成り得ること。そしてそれを通して、他人同士でも助け合うことで希望が生まれていくこと。それらの本作で描かれている人生へのポジティブなメッセージは、忘れないでいきたいですね。
この映画も観ておきたい!予習・復習にオススメ映画
『バケモノの子』と合わせて観ておくと、意外な発見がある映画存在します。ここで紹介している映画はいずれも、関連性が明らかになっている作品。『バケモノの子』を観る前・観た後にこれらの映画も観ておくと、作品の印象も変わってくるかもしれません。
七人の侍(1954)
出典:Amazon.com
言わずと知れた黒澤明の名作映画である『七人の侍』。邦画・洋画にかかわらず多くの作品に影響を与えてきた映画ですが、実は『バケモノの子』もそんな作品の一つです。何を隠そう、熊徹のモデルとなっているのが『七人の侍』に登場する菊千代というキャラクターです。
菊千代は七人の侍の中の一人で、三船敏郎が演じました。孤児として育った百姓出身の人間で、巨大な刀を肩に担いでいる姿が印象的です。そのシルエットの類似からも熊徹が、菊千代をイメージしているのは、一目瞭然です。
『七人の侍』はモノクロの映画ですが、細田守監督は菊千代の背負う大太刀は、鞘の色が朱色だったのではないかと、想像して描いたことが海外の映画祭における当時のインタビューで語られています。
スネーキーモンキー 蛇拳(1978)
出典:Amazon.com
『バケモノの子』は海外作品の影響も受けています。特に、渋天街の雰囲気や衣類などからも感じられると思うのですが、香港映画のテイストを本作に取り込んでいます。
アクションシーンや修行シーンについてはまさに往年のカンフー映画のノリを彷彿とさせますが、実際にジャッキー・チェンさん主演の『スネーキーモンキー 蛇拳』へのリスペクトがあったことが語られています。
実際に作品を観るとわかるのですが、熊徹の足の動きを真似ることで、戦いの勘を獲得していくシーンは、『スネーキーモンキー 蛇拳』のオマージュであることがはっきりとわかります。
まとめ
『バケモノの子』は、冒険あり、アクションあり、ドラマありで、登場キャラクターも多く、高密度な映画となっています。シーンごとや、キャラクターごとに読み取りがいがあるようにできているので、製作者の真意やキャラクターの胸の内を想像しながら観て、理解を深めていくとより面白い映画であることが分かるでしょう。
夏が来る度見たくなる!細田守監督のおすすめ映画特集 賛否両論?『未来のミライ』あらすじネタバレ解説 !作品が示す”家族の形”とは アニメ映画『時をかける少女』を無料視聴する方法!|無料でDVDもレンタル可