クセが強い!『ジョジョの奇妙な冒険』1部〜8部までの名言・名シーン特集
「ジョジョの奇妙な冒険」は、1987年に少年ジャンプで連載を開始しました。発行部数は1億冊を超え、単行本数はシリーズ合計で130冊を超える大作です。
2012年にはテレビアニメの放送開始をきっかけに、若い世代を中心にいっそう人気が強まりましたね。
ジョジョは主人公であるジョナサン・ジョースターの物語から始まり、シリーズを通してジョナサンの血を引く者たちに主人公が変わっていきます。
主人公だけでなく、時代や舞台が変わっていくといった特徴を持つ漫画です!
シリーズごとに登場する個性的なキャラクターと、彼らが発する名言はジョジョの魅力ですよね!個性的な言い回しから、心震える熱いセリフ・名シーンまでたっぷり詰まっています。
今回はそんなジョジョの1部から8部の中で、部ごとに名言・名シーンを紹介してきます!
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目次
『ジョジョの奇妙な冒険』1部の名言集!
舞台は19世紀イギリス。名門貴族の一人息子であるジョナサン・ジョースターと、養子として登場するディオ・ブランドーの物語。表向きは純粋な少年ディオは、ジョースター家の乗っ取りを目論んでいた。それに気づきひとり立ち向かうジョナサン。
ふたりの対立は小さな喧嘩から始まったが、やがて血みどろの戦いへと発展する。
『ジョジョの奇妙な冒険』1部「ファントムブラッド」の名言を紹介!原点を名シーンから振り返り【名言①】「君がッ泣くまで殴るのをやめないッ!」
恋人に危害を加えられたことに激怒したジョナサンが、初めてディオに一矢報いたときのセリフです。
養子としてやってきたディオからの嫌がらせを受け続けていたジョナサン…恋人のエレナに対して危害を加えたディオに怒り爆発!ボコボコに殴りました。恋人に対するジョナサンの熱い気持ち、そしてジョジョに秘められた闘争心を感じさせるセリフですよね!やられっぱなしだったジョナサンがディオを泣かせたことは痛快でした!
【名言②】「このナイフは君がとうさんに突き立てたナイフだァーッ!!」
吸血鬼になったディオに対して、決死の反撃としてナイフで攻撃するジョナサンのセリフです。
ジョナサンは病気の父を救うために、危険を冒してまで薬を手にしました。薬でようやく父が助かると思った矢先、ディオがナイフでジョナサンの父を殺害しました…吸血鬼となり圧倒的な力を持つディオに対して、ジョナサンは何の力も持たない一般人。そんなジョナサンが持ち前の勇気と、父への思い出戦う姿は心が熱くなりますよね!
【名言③】「人間賛歌は『勇気」の賛歌ッ!!」
ジャック・ザ・リッパーに立ち向かうツェペリがジョナサンに戦いの思考を伝えます。ツェペリは勇気の産物である波紋法の考え方を諭しました。
ジョジョ1部は波紋を扱う人間と、人間を超越した吸血鬼の戦いの物語でもありますよね!身体能力では劣る人間達が、吸血鬼に勝っていることは勇気を持っていること。戦いの思考の話ではありますが、人間というものについて考えさせらます!人間として戦うツェペリがかっこよすぎます!
【名言④】「ねーちゃん!あしたっていまさッ!」
双首竜の間に閉じ込められたジョナサンのもとへスイッチを入れるために入り込んだポコのセリフ。
いじめられっ子だったポコをいつも助けてくれたのは姉。そんな姉はポコに、なぜやり返さないのかを問うていました。ポコはきまって、あしたやると言って逃げていましたね。そんなポコがここ一番で、危険や痛みを顧みずにジョナサンを助けました!何の力も持たない、普通の少年の勇気の描写がかっこいいシーンです!
【名言⑤】「おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」
ツェペリに「きさま いったい何人の生命をその傷のために吸い取った!?」と聞かれたディオはこのうよう答えました。
物語初期から悪者だったディオが、吸血鬼となり完全な悪そのものとなったことを象徴するようなセリフですよね。人間をただの食事としか考えていないディオの恐ろしさを感じさせます。ディオのラスボス感がめちゃめちゃ出ていますし、余裕も感じられて、とんでもなく強そうですよね!
『ジョジョの奇妙な冒険』2部の名言集!
舞台はジョナサンの死から49年後のニューヨーク、ジョースター家と石仮面の奇妙な物語は続いていた。
悠々自適な生活を送っていたジョナサンの孫ジョセフ。波紋の才能に恵まれていたジョセフは、「柱の男」と呼ばれる正体不明の生命体との戦いに巻き込まれていく。
ジョジョの奇妙な冒険2部「戦闘潮流」の名言10選まとめ|名シーンが続出!【名言①】「逃げるんだよォ!」
吸血鬼となったストレイツォと戦闘状態のジョセフが、作戦を練り直すために逃げながら放ったセリフ。
圧倒的なパワーのストレイツォにどう立ち向かったらいいのかって考えていたら、ジョセフの作戦は読者の斜め上を行く、まさかの逃走(笑)
1部の主人公ジョナサンは、ひたすら真面目で真の紳士でした。2部の主人公として登場したジョセフがこのセリフを言ったときは、今回の主人公はジョナサンと全然違うやつだ…って思いましたよね!ジョセフの性格が顕著に出ていて、これからのジョセフの活躍に釘付けになってしまう名言です。
【名言②】「おれが最期にみせるのは代代受け継いだ未来にたくすツェペリ魂だ!人間の魂だ!」
ワムウとの戦いに敗れたシーザーが、死ぬ直前に最後の力を振り絞ってシャボン玉に波紋を込めます。
ワムウとの戦いに敗れ、自身の死を悟ったシーザーが最後に思い浮かべたことは、自分の先祖たちが成し遂げた偉業に対して自分は「カッコ悪くてあの世に行けねーぜ…」でした。
自分の血筋に対する誇りの高さと、死ぬ時までかっこいいシーザーに痺れます…!
シリーズを通してジョジョで表現される「人間の素晴らしさ」を体現する名セリフです。
【名言③】「一緒に戦ってくれ!シーザー」
ワムウとの決闘の直前、シーザーが最後に託したハチマキを付けながらジョセフが言ったこの名言。
ジョセフとシーザーは最初はお互い毛嫌いする関係でしたよね。最後には互いを認め合うようになり、友情が芽生えました。ワムウとの決闘の直前にシーザーのハチマキを悲しそうに付けるジョセフの表情は、こちらまで悲しくなってしまいます。しかし、次のコマではハチマキを付けたジョセフの表情は決心に満ちています。シーザーの思いを胸に戦うジョセフを応援せずにはいられませんよね!
【名言④】「JOJOが無意識のうちにとっていたのは「敬礼』の姿であった」
ジョセフとの決闘に敗れ、風になった柱の男ワムウ。敵であるワムウの死に敬意を感じジョセフが敬礼をしたときのナレーションです。
ジョセフたちにとって宿敵である柱の男たち。そのなかでもワムウは人間に近い考えを持っていましたよね。親友であるツェペリを殺したワムウに対してジョセフは怒りに満ちていたはずでしたが、戦いの中で戦士としてお互いに認め合っていくようすは、奇妙な関係ですがかっこよかったですよね!
【名言⑤】「このJOJOはなにからなにまで計算づくだぜーッ!」
究極生命体となった柱の男カーズと戦闘中のジョセフは、無意識に火山の噴火活動を引き起こした。噴火による灼弾岩が直撃したカーズにジョセフが言ったセリフ。
太陽を克服したカーズはジョジョ全シリーズのなかでも最強候補のラスボスです。そんなカーズにジョセフは手も足も出ずに殺されかけましたが、意図せずエイジャの赤石で火山噴火を巻き起こしカーズを倒しました。ジョセフの戦闘スタイルは、キレる頭による計算で相手の裏をつくものですよね!そんなジョセフの最終決戦の決着は計算ではなく本能だったというのは素敵ですよね!しかし悔しいから「計算づく」と言うのがジョセフっぽさ全開です(笑)。
『ジョジョの奇妙な冒険』3部の名言集!
舞台は1989年の日本。ジョナサンと共に死んだはずのDIOが復活します。ジョースター家とDIOの戦いに終止符を打つために、ジョセフの孫である空条承太郎はエジプトへ向かいます。
3部ではスタンドが登場し、その能力で緻密かつド派手な戦いが繰り広げられます!
『ジョジョの奇妙な冒険』3部「スターダストクルセイダース」の名言・名セリフを紹介!【名言①】「YES I AM !」
ジャッジメントを操るカメオに追い詰められたポルナレフの前に現れたのは死んだはずのアヴドゥルでした。思わず「モハメドアヴドゥル」と呼びかけポルナレフに対して、アヴドゥルが答えた「YES I AM !」。
ポルナレフは自分の失態でアヴドゥルが死んだと思い込んでいましたよね。このセリフの前にジャッジメントに願いを問われて、「アヴドゥルを蘇らせる」と答えたポルナレフのセリフの伏線を回収しています。頼れる男アヴドゥルが、ノリノリで再登場したシーンにはワクワクせずにはいられません!
【名言②】「やれやれ…犬好きの子供は見殺しには…できねーぜ!」
スタンド使いの鳥ペット・ショップが少年を殺そうとするとことを目撃したイギー。面倒な戦いは避けたい彼でしたが、少年を救うためにペット・ショップに戦いを挑むことを決心しました。
イギーは犬なので、具体的なセリフは多くは登場しません。ペット・ショップとの戦いではイギーのセリフが頻発しますよね。イギーは人間を舐めた生意気な犬ですが、このときのイギーはカッコよくて、かわいいですよね!犬であるのに関わらず、人間の素晴らしさや、勇気の素晴らしさを感じさせるイギーの名台詞でした。
【名言③】「最高に『ハイ!』ってやつだァァァァァ」
承太郎の攻撃を受け、敗北寸前だったDIOがジョセフの血を吸い取ることでパワーアップしたときに承太郎に放ったセリフです。
ようやく追い詰めたかと思ったら、さらに強くなってしまったDIO。自分でこめかみに指をツッコんで笑いながらこのセリフを言うDIO、怖すぎますよね(笑)
セリフのとおりハイテンションなDIOに、さすがの承太郎も勝てないんじゃないかと思わさせられました…!
【名言④】「てめーはおれを怒らせた」
DIOとの激戦に勝利した承太郎。消滅していくDIOに対して敗因は「おれを怒らせたこと」と伝えるセリフ。
シリーズすべてのなかでも、一番といってもいいほど有名な名セリフですね。時間を止めるスタンド「ザ・ワールド」の圧倒的なパワーに手も足も出ずに敗北していく仲間達。承太郎も何度も追い詰められましたよね…。クールな承太郎が、自分らしくクールに言ったこのセリフですが、承太郎の思いが詰まった一言です!
【名言⑤】「みんながいたからこの旅は楽しかった」
DIOを倒し帰国のために空港で別れを告げるときにポルナレフが言ったこの一言。旅の道中で仲間を増やしていった一行でしたが、最後に残っていたのは承太郎、ジョセフ、ポルナレフの3名だけでした。
最初は敵として登場したポルナレフ。他に花京院、アヴドゥル、イギーといった仲間がいましたが、戦いの中で死んでいきました…。そんな過酷な戦いの旅の感想が「楽しかった」。過酷な旅でしたが、そこには友情がありました。DIO討伐に向けて、団結した彼らの思いがあったからこそ、心から出たセリフだと思います。このセリフの直後に承太郎、ジョセフ、ポルナレフが抱き合うシーンまで含めて、冒険の終わりの儚さと、友情の大切さが滲み出る熱いセリフです…!
『ジョジョの奇妙な冒険』4部の名言集!
舞台は1999年の日本のとある町、杜王町。ジョセフの隠し子である東方仗助はふつうの高校生活を過ごしていたが、町に危機が迫っていることを知る。穏やかな日常に潜む脅威から町と仲間を守るために仗助たちは立ち上がる。
『ジョジョの奇妙な冒険 第4部』の名言集|戦闘シーンや頭脳戦にとどまらないジョジョの魅力【名言①】「おれがこの町とおふくろを守りますよ この人の代わりに…どんなことが起ころうと…」
アンジェロにより祖父を殺害された仗助。クレイジー・ダイヤモンドの能力で傷を癒すも蘇らない祖父。承太郎にどんなスタンドでも生命は戻らないと言われた後に、仗助が言ったセリフです。
平和だった町に脅威が潜んでいることを、祖父の死から実感した仗助。能天気な仗助でしたが、このセリフには決意が溢れていますよね!自分の好きな町と、愛する母を守るためにこのセリフを言った仗助の表情は悲しくも力強く印象的です。
【名言②】「オラがッ!…『パパ』と『ママ』をあいつから守るどッ!」
吉良吉影から攻撃を受け、自分が殺されたら両親も始末されてしまうことを知った重ちーの名言。
吉良吉影に命を狙われた重ちーは、最初は恐怖で頭がいっぱいでしたが、両親も始末するという吉良吉影の発言をきっかけに、勇気が湧きおこります。恐怖を勇気に変え、強大な敵に立ち向かう重ちーの決意に感動するセリフです。ずるくてせこい性格の重ちーだからこそ、ギャップが素敵ですよね!
【名言③】「だが断る」
岸部露伴を捕らえた、噴上裕也のスタンドハイウェイスターは仗助をおびき寄せるよう露伴に提案する。提案に乗れば仗助は死ぬ代わりに、露伴は助かる内容だった。絶対絶命の露伴が、提案に対して言ったのがこの一言。
ジョジョを知らない人でもこのセリフを聞いたことがある人は多いですよね!自分の命よりもプライドを優先する露伴がかっこいいです。口には出さなかったですが、仗助を犠牲にしたくないという思いもあったでしょう。自信満々だったハイウェイスターの悔しそうな表情は痛快です。
【名言④】「スゲーッ爽やかな気分だぜ 新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のよーによォ~ッ」
ハイウェイスターを操る噴上裕也から遠距離攻撃を受けていた仗助。噴上裕也が隠れている病院まで辿り着き、クレイジー・ダイヤモンドで殴り倒したあとに呟いたセリフです。
ジョジョのセリフといえば独特な比喩表現ですよね。遠距離攻撃で痛めつけられていた仗助が、ようやく墳上裕也を直接攻撃できた痛快さを表したセリフです。ジョジョ以外では絶対に耳にすることがないような比喩ですが、仗助の気持ちよさを巧みに表現していますよね(笑)
【名言⑤】「出しな…てめ~の…『キラー…クイーン』…を…」
吉良吉影の遠距離攻撃になすすべがなく攻撃を受け続け、友人の億泰を殺された仗助がようやく吉良吉影の目の前まで辿り着いたときのセリフです。
吉良吉影のキラークインの能力は、直接の殴り合いは弱い代わりに、安全圏からの一方的な攻撃が強力なスタンドですよね。苦労してなんとかクレイジー・ダイヤモンドの間合いまで入った仗助のこのセリフ。一騎打ちなら負けない自信がかっこいいです。「仗助やっちゃえ!」って思った方も多いですよね!
【名言⑥】「ぼくも…パパが…帰ってから一緒に食べるよ…」
川尻浩作にふんした吉良吉影を倒した仗助たち。帰宅した川尻早人が、夫の帰宅まで食事を待つ母しのぶに対して言ったセリフ。
母を守るために吉良吉影と戦った早人は、まだ小学生。子供ながらも必死に戦いましたよね…!吉良吉影を倒して物語はハッピーエンドのように終わりましたが、失ったものは戻らないことを表現したセリフです。戦い終えて現実を実感するようすと、成長した早人のたくましさに涙を流した方も多いのではないでしょうか?
『ジョジョの奇妙な冒険』5部の名言集!
舞台は2001年のイタリア。主人公はジョナサンの肉体を持つDIOの息子ジョルノ・ジョバァーナは、幼少期の経験からギャング・スターを目指してパッショーネに入団。
ジョルノと仲間たちは、自分たちの信念のもと、組織の強大な悪に立ち向かう。
何個知ってる?ジョジョ5部『ジョジョの奇妙な物語 黄金の風』の名言10個を厳選!【名言①】「『ギャング・スターに』あこがれるようになったのだった!」
ブチャラティとの戦闘中に挿入された、ジョルノの幼少期の回想シーンでのナレーションの最後の一言です。
ジョルノは幼少期に親から愛を受けることが無く、まわりの子供たちからはいじめられていました。心のねじ曲がった人間に成長しそうだったジョルノを助けたのは悪事をはたらくギャングでしたよね。世間の価値観ではなくて、自分の信念を信じて壮大な夢を掲げるジョルノの考え方に圧倒されるセリフです。
【名言②】「『覚悟』とは暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開く事だッ!」
ギアッチョの猛攻をしのぎ切れず、玉砕覚悟で挑もうとするグイード・ミスタに対して、援護するジョルノは言った。
覚悟という言葉はジョジョの重要なシーンで出てくるキーワードですよね。ジョルノにとっての覚悟は犠牲の心ではなく、過酷な状況でも諦めずに打開する強い意思だったのです。実際にジョルノは自分の腕を破壊することで発生した血しぶきにより、ホワイト・アルバム ジェントリー・ウィープスを攻略しましたよね。まだ15歳のジョルノのセリフに考えさせれます。
【名言③】「ゆるさねえッ!あんたは今 再びッ!オレの心を『裏切った』ッ!」
ディアボロが自らの手で娘であるトリッシュを始末するために、トリッシュを自分たちに護衛させてことを知ったブチャラティが叫んだ正義の気持ち。
ディアボロがやったことをブチャラティの正義は許せなかったんですよね!たとえ相手が自分のチームのボスであろうと、決して許さないブチャラティの信念と行動力に震えます!ブチャラティは5部の正義を象徴するキャラだと思います。そんなブチャラティのことは応援せずにはいらないでしょう!
【名言④】「オレの落ち着ける所は…ブチャラティ あんたといっしょの時だけだ…」
組織の裏切りを告げたブチャラティ。付いてくる者はボートに乗るように指示しました。誰も付いてこないかと思われたときに、ボートに乗り込みながらアバッキオが言ったセリフ。
ブチャラティの裏切りに付いていけないメンバーたちは全員沈黙していました。その流れを断ち切るように、威勢よく乗り込んだアバッキオ。ブチャラティに言ったセリフでしたが、アバッキオは視線をあえて合わせていなかったことに覚悟を感じます!自分の信じる道を行く。ただそれはブチャラティと同じ道だったのです。
【名言⑤】「オレはおまえに…近づかない」
ドッピオの前に突如現れたリゾット・ネエロのセリフです。
5部の魅力といえば敵キャラがいちいちかっこいいことですよね!特に暗殺チームのリーダーであるリゾットがこのセリフとともにジョジョ立ちで登場したときの、「只者ではない感」は強烈です。暗殺に特化しているだけあって、ただの少年とも思えるドッピオに対しても警戒を怠らない徹底っぷりに凄みを感じますよね!
【名言⑥】「オレのそばに近寄るなああーッ」
ジョルノのゴールド・エクスペリエンス・レクイエムの攻撃を受けたことにより無限に死に続けるディアボロが少女に放った一言。
ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムの無限に死に続ける攻撃…恐ろしすぎますよね(笑)。ギャングのボスだったディアボロも恐怖に打ち勝つことはできず、とうとう少女にまで怯えるようになってしまいました。ディアボロの完全敗北っぷりが表現されたセリフです。
『ジョジョの奇妙な冒険』6部の名言集!
舞台は2011年のアメリカ。物語は承太郎の娘である空条徐倫が無地の罪で入獄するところから始まる。DIOの意思を継ぐ神父エンリコ・プッチとジョースター家の戦いの物語。
ジョジョの奇妙な冒険6部「ストーンオーシャン」の名言・名シーンをプレイバック!【名言①】「『ストーン・フリー』あたしは…この『石の海』から自由になる…」
スタンド能力での戦いに目覚めた徐倫がグェスを倒したときに言った、自分のスタンド能力を認識し、囚われた存在である現状の脱却に対する決意に溢れたセリフです。
この発言の前には「やれやれだわ…」と呟きますよね!承太郎の口癖である「やれやれだぜ」を彷彿させます。女性である徐倫が持つ力強さを読者にドカンと提示したセリフでした!
【名言②】「決着ゥゥーッ!!」
プラネット・ウェイブスによる隕石攻撃を受け、ボロボロになりながらもヴィヴァーノ・ウエストウッドに勝利した徐倫は叫びました。
ヴィヴァーノ・ウエストウッドの攻撃で血だらけになった徐倫は、なんとかストーン・フリーの頭突きで勝利しましたが、この戦いはジョジョのなかでも屈指の死闘ですよね!そんな激闘のすえに、ジョースター家のシンボルである星形の痣から糸で星マークを作り、そこを指差しながら叫ばれたこのセリフ。これほど勝利の喜びをダイレクトに表現したセリフは他にないのではないでしょうか!?
【名言③】「ウェザー もう一度…もう一度話がしたい あなたと そよ風の中で話がしたい」
体のカタツムリ化が止まり、ウェザー・リポートの死を実感した徐倫がDISCを抱えて天を仰ぎながら言った胸が詰まるような一言。
プッチとウェザーの戦いは知性と根性がぶつかり合う激戦でした。最初はウェザーの死を認めなかった徐倫でしたが、体のカタツムリ化の停止や、エルメェスとアナスイの言葉で事実を受け止めました…。そこですがるように言ったこのセリフはやりきれない悲しみが伝わってきます…。
【名言④】「おまえは『運命』に負けたんだ!『正義の道』を歩む事こそ『運命』なんだ!!」
最終決戦、プッチ神父にとどめの攻撃を仕掛ける直前にエンポリオが叫んだセリフです。
人々は「時の旅で運命を見る」ことで「覚悟」をすることができ、「覚悟こそ幸福」と考えるプッチ神父。エンポリオはその野望を打ち砕き、このセリフを言いました。「運命」というワードはジョジョで何度か登場するワードです。エンポリオの答えは、「運命とはそのときに自分が正しいと信じた行動を取ること」だったのでしょう。
最後にプッチ神父を倒した能力がウェザー・リポートのDISCだったのも最高ですね!
【名言⑤】「ぼくの名前はエンポリオです」
世界が一周したパラレルワールドで荒野に取り残されたエンポリオ・アルニーニョ。彼をかわいそうに思い、車に乗るように提案するアイリンに対してエンポリオが言ったセリフです。
プッチのメイド・イン・ヘブンにより一周した世界で唯一過去の記憶を持つ少年エンポリオ。孤独な彼に話し方アイリンはパラレルワールドの徐倫ですよね!名前を伝えても理解されないことは賢いエンポリオならわかっていたはずです…。それでも涙を流しながら名乗ったエンポリオのセリフには喜び・悲しみ・安堵など複雑すぎる感情が爆発していたでしょう。セリフの後のウェザー・リポートらしき人物の後ろ姿も相まって感動的なシーンになっています。
『ジョジョの奇妙な冒険』7部の名言集!
舞台は、6部までとは別の世界線の19世紀末のアメリカ。乗馬による北米大陸横断レース『スティール・ボール・ラン』が開催された。レースに参加した主人公ジョニィは、ジャイロという男と出会う。ふたりはレース中に国家規模の陰謀に巻き込まれてく。
ジョジョ の奇妙な物語7部”スティール・ボール・ラン”に登場する名言10個を紹介!【名言①】「『どんなに貧しくても気高さだけは忘れてはいけない』」
ディエゴ・ブランドーの幼少期の回想シーン。シチューをもらうためのディエゴたちの食器が配給係の嫌がらせで壊された。ディエゴが靴に入れてもらおうと提案するが、母はそれを拒否し、自分の素手で煮えたぎるシチューを受けました。
その後泣き崩れるディエゴに対して母が言った、自分の身を犠牲にして気高さを我が子に教えるセリフです。子を想う母の愛に涙が出てしまいますよね…。結果手のやけどが原因でディエゴの母は亡くなってしまいます。ひどく悲しいシーンですが、譲れないプライドを感じさせる、最高にかっこいいシーンだと思います…!
【名言②】「ようこそ…『男の世界へ』…」
ジャイロとの真っ向勝負に敗れ、散り際にリンゴォ・ロードアゲインがジャイロに託したセリフです。
リンゴォは少ない登場シーンの割にファンが多い、名脇役ですよね!ジャイロのことを対応者と批判していましたが、公正な闘争で自分を打ちのめしたことでジャイロを認めました。敵ながらもジャイロに進むべき道を諭したリンゴォの名セリフです。
【名言③】「ジョニィ!『LESSON5』だ…そう…確か次は『LESSON5』だ」
ヴァレンタイン大統領大統領と戦闘中のジョニィとジャイロ。ヴァレンタイン大統領のスタンドD4Cによって窮地に追い込まれたジョセフがジョニィに言ったセリフ。
7部の序盤足が動かないジョニィは1から4までの「LESSON」を教えてきました。そして物語の最終局面で突然最後の「LESSON5」を告げるジャイロ。7部の終わりと、ジャイロの命が残りわずかであることを予感させます。自分の身でLESSONをジョニィに伝え、直後にジャイロが死んだのは衝撃的でした…!
【名言④】「ありがとうジャイロ本当に…本当に…『ありがとう』それしか言う言葉がみつからない…」
次元を超える無限の回転エネルギーを完成させ、爪弾をヴァレンタイン大統領に放つ直前にジョニィが呟いたジーンと感じるこの言葉。
ジョジョでここまで素直に感謝を伝えるセリフって意外と少ないですよね!人生に落胆していたジョニィがジャイロに出会い、共に冒険し、そしてジャイロが死んで、ついに成功させた無限の回転エネルギー。7部はジョニィとジャイロの物語です。このセリフはジャイロへの感謝だけでなく、本当にジャイロが死んでしまったことを実感し、悲んでいるように感じます。
【名言⑤】「我が心と行動に一点の曇りなし…!全てが『正義』だ」
信用を確実なものにするために、目の前の銃を拾うようにジョニィに指示されたヴァレンタイン大統領が放ったセリフです。
このセリフを言ったヴァレンタイン大統領は、言葉通り自分の正義の自信に溢れた表情でした。このセリフはジョニィとヴァレンタイン大統領の最後の一騎打ちを予感させます!クライマックスの突入にふさわしい名セリフです。
『ジョジョの奇妙な冒険』8部の名言集!
舞台は日本M県S市杜王町。全作のジョジョ7部「スティール・ボール・ラン」から120年後の物語。
2011年3月11日に実際に起きた東日本大震災から物語は始まり、仙台市出身の作者荒木飛呂彦は連載前に東日本大震災が起きたことを踏まえて、ジョジョリオンの冒頭を変更しているのです。
ジョジョの奇妙な冒険 8部「ジョジョリオン」が贈る印象的な名言・名シーン10選を紹介【名言①】「ねえ康穂ォ~あっち…向こうをね…ちょっと見てもらっていい?」
突如攻撃してきた笹目桜二郎をようやく捕らえた定助。容赦なく殴りつけたかったが康穂には見られたくなかった定助が言ったセリフ。
ジョジョでよくあるパターンですが、暴力的なシーンのときにはポップなセリフやシーンが並ぶことがありますよね(笑)。定助のお茶目なこのセリフと、直後の笹目への暴力のギャップが印象的でした!
【名言②】「でも…何か…凄く…ドキドキする…これから…会える」
ジョジョで恋心を表すセリフは少ないですよね。
8部は今までのシリーズと変わって恋愛要素が多いです。
これは東方家を抜け出すことに成功した定助と、待ち合わせるときの康穂の心情が窺えるセリフですが、久しぶりに定助と会うことにドキドキとしている康穂のワクワクした様子が伝わりますね。
【名言③】「オレはいったい誰なんだッ!?答えろォオオオォォーッ!!」
東方家の家政婦虹村の説明の途中、自分が何者かの融合であること悟った定助は虹村に向けて叫びました。
普段は陽気な定助ですが、自分の存在が不確定であることに不安を感じていましたよね。そんな定助が自分は普通の人間でないことを悟ってしまい、涙を流しながら叫んだセリフです。定助に同情せずにはいられなくなるシーンでした。
【名言④】「勝ったのは…オレです!たっぷり!」
カツアゲロードでの知能戦で勝利した東方定助が警察官に言ったセリフです。
取引に利用され逮捕されそうだった定助の逆転っぷりが気持ちのいいセリフです。個性的なジョジョ立ちをバッチリと決めながらセリフを放った定助に、一気に心を掴まれた読者の方は多いのではないでしょうか。
【名言⑤】「鼻との交換だったわ」
ロカカカの実を食べ、鼻が岩化した東方密葉の一言
自分の美貌が胎児の犠牲のうえで成立していることを知った密葉。彼女はロカカカの実による等価交換の力を利用し胎児を救いました。自分が死ぬ可能性もある等価交換でしたが、結果は鼻の岩化のみ。美貌をとことん追求している密葉が、醜い鼻になったことをまったく後悔することなく、胎児の命を優先したシーンには心温まりますね!
ジョジョの名言・名シーン集まとめ
以上、ジョジョの名言・名台詞を部ごとにご紹介しました。ジョジョの名言は独特な言い回しや、心震える熱いセリフ、笑ってしまうような名台詞などさまざまですよね。
2021年の9月の連載でジョジョリオンは完結予定です。物語の結末に目が離せません!
完結後にはジョジョ9部の連載が始まることに期待ですね。