何個知ってる?ジョジョ5部『ジョジョの奇妙な物語 黄金の風』の名言10個を厳選!
「ジョジョの奇妙な冒険」単行本の47巻~63巻が5部に該当します。連載期間は1995年~1997年で、サブタイトルは「黄金の風」です。
2018年のテレビアニメ放送をきっかけに再び人気が爆発しました!
5部の主人公ジョルノ・ジョバァーナは3部の宿敵DIOの息子です。DIOの肉体は1部の主人公ジョナサン・ジョースターのものなので、ジョルノはジョースター家の血と、正義の心を引き継いでいます!
5部ではそんなジョルノがパッショーネの護衛チームメンバーと協力し、ボスの秘密に挑みます。
5部では多くの魅力的なキャラクターが登場します。そんな彼らの発言は、ついつい口に出したくなるような面白いイタリア語や、人間について考えさせられるような深い言葉など目白押しです。
今回はジョジョの奇妙な冒険5部の名言・名台詞を10個紹介します!!
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- ジョジョ5部『ジョジョの奇妙な物語 黄金の風』の名言集
- 【名言①】「『ギャング・スターに』あこがれるようになったのだった!」
- 【名言②】「ド低能がァーッ」
- 【名言③】「『ブッ殺すと心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!」
- 【名言④】「アリアリアリアリアリ アリーヴェデルチ!(さよならだ)」
- 【名言⑤】「ディ・モールト ディ・モールト(非常に 非常に)良いぞッ!」
- 【名言⑥】「人生は決して『沈む』事がない 『絶頂』のままでいられるわたしは…!」
- 【名言⑦】「トリッシュはオレなんだッ!オレだ!」
- 【名言⑧】「ボラボラボラボラボラ ボラーレ・ヴィーア(飛んで行きな)」
- 【名言⑨】「大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている」
- 【名言⑩】「ゆっくりと死んでいくだけだった…オレの心は生き返ったんだ…おまえのおかげでな…」
- まとめ
ジョジョ5部『ジョジョの奇妙な物語 黄金の風』の名言集
【名言①】「『ギャング・スターに』あこがれるようになったのだった!」
出典:「TVアニメ ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」公式サイト
ジョルノとブチャラティの戦いの途中で流れるジョルノの回想シーンでのナレーションです。
ジョルノの母は育児放棄をする人物で、再婚相手の夫はジョルノに暴力を振るう男でした。そうして育ったジョルノは、周囲の子供たちのいじめの対象にされました。そんなジョルノを正しい道へ導いたのは1人のギャングでした。彼はジョルノの理想像になったのです!
世の中の価値観ではなく、自分の道を信じるジョルノの精神がかっこいいですよね!
人からの恩を忘れず、義に生きるギャングを目指したジョルノ。彼に黄金の風が流れ始めたのでした!
【名言②】「ド低能がァーッ」
ナランチャに掛け算を教えていたフーゴ。16×55の問題に28と回答したナランチャ。簡単な問題も解けないナランチャにフーゴは激怒し、顔面にフォークを突き刺し、頭を机に叩きつけながら怒鳴ったセリフです。
酷すぎるセリフです(笑)間違ってもマネしたらダメですよ!敬語を上手に使い、紳士的な男かと思われたフーゴ。実はものすごく短気だったんですよね。ボコボコにされたナランチャも、すぐさまナイフをフーゴ突きつけました。ギャングである彼らの日常に読者は圧倒されましたね(笑)
【名言③】「『ブッ殺すと心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!」
ジョルノたちの思わぬ反撃に怒り狂うペッシ。兄貴分であるプロシュートは、ミスタの頭部に弾丸を打ち込みながらギャングの厳しさを諭しました。
暗殺チームのプロシュートはギャングに誇りを持っています。「ブッ殺す」と口に出すだけの人間は町のチンピラであり、ギャングの自分たちは口に出す前に行動を済ませるという意味です。
誇りをまだ持ち合わせていない相方ペッシをマンモーニ(ママっこ野郎)と呼ぶプロシュートのプロ意識を感じさせますね!やっていることは殺人ですが…(笑)プロシュートは登場してしばらくはシルエットのみ描かれていて、顔は描かれていませんでした。そんな彼がこのセリフを言ったこともあり、強者感がひしひしと伝わってきました!
【名言④】「アリアリアリアリアリ アリーヴェデルチ!(さよならだ)」
ペッシとの直接対決。ブチャラティはスティッキー・フィンガーズの猛撃によりペッシを撃破。同時に叫ばれたイタリア語です。
プロシュートとペッシのコンビ攻撃は強力で、ジョルノたち全員をまとめて始末する一歩手前まで追い詰めました。プロシュートが敗れてからは、その覚悟を引き継いだかのように顔つきが変わるペッシ。そんなペッシを倒したのはリーダーブチャラティでした。ちなみに「アリーヴェデルチ」を意味をもとに正しく分けると、「アリー/ヴェデルチ」らしいですよ!
【名言⑤】「ディ・モールト ディ・モールト(非常に 非常に)良いぞッ!」
メローネが自身のスタンドであるベイビィ・フェイスの母体に相応しい女性を見つけたことに興奮し、口にしたセリフです。
5部でしばしば登場するイタリア語は、ついつい口に出したくなるようなセリフが多いですよね。メローネは他にも「すごく…ベリッシモ…(とても)いい年齢だ」というイタリア語を言ってます。どうやら彼は興奮してくるとイタリア語のセリフを口にするようです。音の響きが良く、汎用性の高いこのセリフは日常会話で使いたいジョジョのセリフランキング上位間違いなしです(笑)。もし通じたら相手はジョジョマニアで間違いないですね!
【名言⑥】「人生は決して『沈む』事がない 『絶頂』のままでいられるわたしは…!」
ブチャラティに致命的な傷を負わせたディアボロは、自分の考え方と、自分がいかに特別な存在であるかを語りました。
どんな人間であろうと一緒の内に「成功したり」、「失敗したり」といった浮き沈みがあると考えるディアボロ。しかし本人だけは例外だったのです。ディアボロのスタンド「キング・クリムゾン」は未来を予知し、時間を吹っ飛ばす能力を持ちます。
常に絶頂のままであり続けたいと考えるディアボロの意思から生まれたスタンドだと考えられます。ジョジョのラスボスたちは自分の理想を掲げますよね。3部のDIOは永遠の命を望み、4部の吉良吉影は静かな暮らしを渇望しました。
5部のディアボロは自分の未来に降りかかるであろう悪い出来事を予知し、事前に対処することで、帝王であり続けようと考えているのです。そんなディアボロの思想とパワーを象徴するセリフです。
【名言⑦】「トリッシュはオレなんだッ!オレだ!」
ボスの裏切りを誓い、岸辺からボートで離れていくジョルノたち。ボスの裏切りに躊躇していたナランチャですが、トリッシュに自分の過去を投影し、裏切りを決断。ボートに向かいながらブチャラティへ自分の思いを叫びました。
ナランチャはギャングになる前に、友達に裏切られ、父から見放された過去があります。トリッシュは顔もしらない父であるディアボロに命を狙われています。ふたりの共通点に気が付いたナランチャは居ても立っても居られなくなり、泳いでボートに向かったんですね!
ナランチャのトリッシュへの同情は心に響きます。そんなナランチャを見つめるブチャラティやミスタは無言ではありましたが、嬉しいような、期待していたかのような微笑を浮かべているのも印象的です。一方ひとり岸に残されたフーゴの姿はナランチャとの対比を象徴していました!
【名言⑧】「ボラボラボラボラボラ ボラーレ・ヴィーア(飛んで行きな)」
スクアーロのクラッシュにより首元を噛まれるナランチャ。攻撃には一切ひるまずエアロ・スミスの反撃で、このセリフと共に勝利しました。
連呼とイタリア語の組み合わせが気持ちいいです!ボスの裏切りを決心して以降、ナランチャの任務遂行に対する覚悟はより強固なものになっています。クラッシュの攻撃で勝利を確信するスクアーロに対し、ナランチャは一歩も引かず見事撃退に成功。スクアーロとティッツァーノによる遠距離からのコンビネーションに翻弄され続けたナランチャの反撃にスカッとします!
【名言⑨】「大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている」
ドッピオの攻撃を受け死んだアバッキオの夢と思われる世界。そこでアバッキオの汚職が原因で殉職した警官時代の同僚がアバッキオを諭すように伝えます。
名前もない人物のセリフです。何かを一生懸命に取り組んだとしても、結果に繋がらないこともあれば、理不尽な出来事で苦労が水の泡になることってありますよね。でもそういった悩みは、結果だけを求めてしまっているからだとアバッキオの同僚は言います。真実に向かおうとする意志があれば、どれだけ遠回りでも、いつかは真実に辿り着くと考えるのです。自分の心の片隅に置いておきたい名台詞です!
【名言⑩】「ゆっくりと死んでいくだけだった…オレの心は生き返ったんだ…おまえのおかげでな…」
シルバー・チャリオッツ・レクイエムの能力が切れたことで、精神が消えゆくブチャラティがジョルノに残した最後の言葉です。
物語序盤、ジョルノが「ギャングスターになる」とブチャラティに伝えた時、ブチャラティは「お前の黄金のような夢に賭けよう」と答えました。組織の一員を務めていく中で、汚れていったブチャラティの心はジョルノとの出会いがきっかけで蘇ったのでしょう。肉体が朽ちても戦い抜いたブチャラティの最後の言葉に心が震えますね…!
まとめ
出典:Amazon
5部の名言・名台詞は、口に出したくなるようなイタリア語から、信念にしたくなるような深い発言までたっぷりでした!フーゴは道中で離脱し、アバッキオ・ナランチャ・ブチャラティはディアボロに敗れ死んでいきました。そんな悲しい物語だからこそ、心に響く言葉が多かったのでしょう!!