映画「007」シリーズの見る順番は?全作品のあらすじ&見どころ一覧【2021年最新】
2021年10月1日に新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開を迎える「007」シリーズ。その名を誰もが知る大人気シリーズです。実はなんと、映画「007」シリーズは1962年にイギリスで第1作が公開され、2021年10月1日に日本公開される最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で25作目。世界中で長〜く愛されているスパイ映画なのです。
まだ見たことがない方は、「やっぱり最初から見るべき?」「気になる作品から見ても大丈夫なの?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では「007」シリーズを見たことがない方向けに、シリーズの見る順番のおすすめをご紹介します。また、全25作品のあらすじとそれぞれの見どころ、主人公「ジェームズ・ボンド」やその俳優についても詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
これまであまり興味がなかった方も、この記事を読めば「007」の魅力がわかるかもしれません!
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目次
- 映画「007」シリーズとは?
- 映画「007」シリーズの見る順番は?
- 映画「007」シリーズ全25作のあらすじ&見どころ
- 1.『007 ドクター・ノオ』(1962年)
- 2.『007 ロシアより愛をこめて』(1963年)
- 3.『007/ゴールドフィンガー』(1964年)
- 4.『007/サンダーボール作戦』(1965年)
- 5.『007は二度死ぬ』(1967年)
- 6.『女王陛下の007』(1969年)
- 7.『007/ダイヤモンドは永遠に』(1971年)
- 8.『007/死ぬのは奴らだ』(1973年)
- 9.『007/黄金銃を持つ男』(1974年)
- 10.『007/私を愛したスパイ』(1977年)
- 11.『007/ムーンレイカー』(1979年)
- 12.『007/ユア・アイズ・オンリー』(1981年)
- 13.『007/オクトパシー』(1983年)
- 14.『007/美しき獲物たち』(1985年)
- 15.『007/リビング・デイライツ』(1987年)
- 16.『007/消されたライセンス』(1989年)
- 17.『007 ゴールデンアイ』(1995年)
- 18.『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997年)
- 19.『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999年)
- 20.『007 ダイ・アナザー・デイ』(2002年)
- 21.『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年)
- 22.『007 慰めの報酬』(2008年)
- 23.『007 スカイフォール』(2012年)
- 24.『007 スペクター』(2015年)
- 25.『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年)
- まとめ
映画「007」シリーズとは?
出典:映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公式Twitter
まずは映画「007」シリーズの基本情報を紹介します。
イアン・フレミングの小説を原作としたスパイ映画!
映画「007」シリーズとは、1953年にイギリスの作家イアン・フレミングが生み出したスパイ小説「ジェームズ・ボンド」シリーズを原作とした、イギリス制作による映画シリーズです。
イアン・フレミングは元軍人で、第二次世界大戦中はスパイとしても活動していました。1964年に彼が亡くなってからも何人もの作家たちが執筆を引き継ぎ、近年も続編小説やノベライズが出版されています。
主人公ジェームズ・ボンドについて
主人公ジェームズ・ボンドは、イギリスの情報局秘密情報部、通称「MI6(エムアイシックス)」に所属するイギリス人スパイです。作者イアン・フレミングによると、ボンドは30代半ばから後半で、歳はとらないそう。
恋愛と車、アルコールが好き、かつ美食家で、また1日60本のタバコを吸うのがボンドスタイル。大の紅茶嫌いであるのも特徴的です。また、「ボンドスーツ」と呼ばれる英国クラシックなスーツ姿と、愛銃の「ワルサーPPK」を携帯しているのもお決まりです。
「007」はコードネーム
映画タイトルに必ずついており、シリーズの名称にもなっている「007」とは、ジェームズ・ボンドのコードネームです。
ジェームズ・ボンドは任務遂行中に容疑者を殺すことが許可されており、その証として「殺人許可証(殺しのライセンス)」が与えられています。そのメンバーが所属する「00」セクションの7番のエージェントである、というのが「007」がコードネームである由来です。
「007」は、日本では「ゼロ・ゼロ・セブン」と呼ばれることが多いですが、英語圏では「ダブルオーセブン」と読むのが一般的ですよ!
映画「007」シリーズの見る順番は?
続いて、映画「007」シリーズの見る順番について紹介していきます。実は「007」シリーズは、「必ずこの順!」という見る順番はありません。そこで、おすすめの順番を提案したいと思います!
①公開順がベスト!あらすじや興味のある作品からでもOK
映画「007」シリーズは基本的に1話完結型なので、あらすじや出演者を見て興味をもった作品から見るというのでもOKです。
しかし、中には前作を踏まえて作られた部分もあります。特に2006年の『007 カジノ・ロワイヤル』以降の作品は、前作の直接の続編となっていることが多いので注意しましょう。
上記のような理由もあり、やはり最もおすすめの見る順番は「公開順」です。受け継がれてきた歴史や進化などを順を追いながら感じられるので、「007」の世界を最も理解できる見方だとも言えます!
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②ジェームズ・ボンド俳優で決めるのもおすすめ
「長いから公開順で見るのは大変…」という方は、ジェームズ・ボンド俳優で決めるのはいかがでしょうか?
1962年から続く長寿シリーズである「007」は、ジェームズ・ボンド役を6人の俳優が代々演じてきました。その度にジェームズ・ボンドの設定も少々変わるので、途中からでも見始めやすいタイミングだと思います。
ここからは、歴代ジェームズ・ボンドを演じてきた俳優を紹介します。
1代目ジェームズ・ボンド俳優:ショーン・コネリー(1962〜1967・1971年)
出典:映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公式Twitter
初代ジェームズ・ボンドを演じたのは、1930年、イギリス・スコットランド出身のショーン・コネリーです。
スコットランド独特のアクセントを矯正しないことを条件にジェームズ・ボンドを引き受けたため、ボンドはスコットランド出身であるという設定が原作に加えられました。1作目『007 ドクター・ノオ』(1962年)で世界的に知名度を獲得し、その後出演したシリーズでも高い評価を得ています。
「007」シリーズ以外にも数多くの作品に出演し、映画『アンタッチャブル』(1987年)ではアカデミー助演男優賞を受賞しました。2020年10月に90歳で死去しています。
出演作品
- 『007 ドクター・ノオ』
- 『007 ロシアより愛をこめて』
- 『007/ゴールドフィンガー』
- 『007/サンダーボール作戦』
- 『007は二度死ぬ』
- 『007/ダイヤモンドは永遠に』
2代目ジェームズ・ボンド俳優:ジョージ・レーゼンビー(1969年)
出典:映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公式Twitter
2代目ジェームズ・ボンド役は、1939年、オーストラリア出身のジョージ・レーゼンビーです。歴代ボンドの中で唯一のヨーロッパ圏以外出身者。元軍人で、除隊後はモデルとして活躍していました。
ショーン・コネリーが降板し、数百人の候補者の中からアクションの腕前を評価されて選ばれたのがジョージ・レーゼンビーでした。しかし、ショーン・コネリー版の人気の高さに及ばず、出演は1本のみとなってしまっています。
出演作品
- 『女王陛下の007』
3代目ジェームズ・ボンド俳優:ロジャー・ムーア(1973〜1985年)
出典:映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公式Twitter
3代目ジェームズ・ボンド役は、1927年、イギリス出身のロジャー・ムーアが演じました。1962年放送のテレビシリーズ『セイント 天国野郎』の主演でイギリスのスター俳優となり、もともと2代目ジェームズ・ボンドとしてオファーされていたようです。
ロジャー・ムーアのボンドはイギリスの標準英語を話し、エレガントでコミカルなキャラクターで愛されました。歴代最多の7作品に出演。2017年に亡くなりました。
出演作品
- 『007/死ぬのは奴らだ』
- 『007/黄金銃を持つ男』
- 『007/私を愛したスパイ』
- 『007/ムーンレイカー』
- 『007/ユア・アイズ・オンリー』
- 『007/オクトパシー』
- 『007/美しき獲物たち』
4代目ジェームズ・ボンド俳優:ティモシー・ダルトン(1987〜1989年)
出典:映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公式Twitter
4代目ジェームズ・ボンド役は、1946年、イギリス・ウェールズ出身のティモシー・ダルトンです。
「007」シリーズへの出演は3度のオファーを経て実現しましたが、結局2作品のみの出演になりました。出演したのがややダークなストーリーで、クールなボンドを演じたため、「最も原作に近いボンド」とも言われています。
出演作品
- 『007/リビング・デイライツ』
- 『007/消されたライセンス』
5代目ジェームズ・ボンド俳優:ピアース・ブロスナン(1995〜2002年)
出典:映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公式Twitter
5代目ジェームズ・ボンド役は、1953年、アイルランド出身のピアース・ブロスナンです。
1980年代に放送された『探偵レミントン・スティール』の主演で知られており、出演が終わった頃の1986年にオファーを受けていましたが、契約の問題などで紆余曲折あり、1994年からボンド役が決定。
セクシーさやワイルドさ、ユーモアを兼ね備えたバランスの良いピアース・ブロスナンのボンドは、「理想的なボンド」として愛されました。
出演作品
- 『007 ゴールデンアイ』
- 『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』
- 『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』
- 『007 ダイ・アナザー・デイ』
6代目ジェームズ・ボンド俳優:ダニエル・クレイグ(2006〜2021年)
出典:映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公式Twitter
6代目ジェームズ・ボンド役は、1968年、イギリス・イングランド出身のダニエル・クレイグです。1992年に映画デビューし、『トゥームレイダー』(2001年)などのアメリカ映画にも出演していました。
ボンド役抜擢が発表されると、「007」シリーズ初の金髪のボンドであるなど、ボンドのイメージを大きく変える風貌だったため非難を受けてしまいました。しかし公開後、彼が演じたボンドは原作に近い寡黙なキャラクターで、その演技が高く評価され、今や大人気のボンドとなりました!
2021年公開予定の『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』を最後にボンド役から降板すると宣言しています。
出演作品
- 『007 カジノ・ロワイヤル』
- 『007 慰めの報酬』
- 『007 スカイフォール』
- 『007 スペクター』
- 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
映画「007」シリーズ全25作のあらすじ&見どころ
映画「007」シリーズは、制作会社イーオン・プロダクションズが制作するジェームズ・ボンドの映画シリーズです。
実はイーオン・プロダクションズ以外が制作した以外にも、『007/カジノロワイヤル』(1967年)、『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(1983年)、短編映画『幸福と栄光を』(2012年)の3作品も存在しています。
今回はイーオン・プロダクションズが制作した「007」シリーズ全25作のあらすじ&見どころを紹介していきます!
1.『007 ドクター・ノオ』(1962年)
出典:Amazon.co.jp
あらすじ
ジャマイカ駐在のイギリス秘密情報部員が殺され、殺しの免許証を持つボンド(ショーン・コネリー)が送り込まれる。その報部員が探っていたのは、宇宙ロケットを妨害する怪電波だった。ボンドは、ドクター・ノオと名乗る中国人博士(ジョセフ・ワイズマン)の秘密を探るうち、ある秘密を突き止める…!
「007」シリーズとしての見どころポイント
1962年に公開された記念すべき第1作です。元々『007は殺しの番号』という邦題で公開され、のちに『007 ドクター・ノオ』に変更されました。見どころは、美しいカリブ海を舞台に繰り広げられるアクション。性や暴力要素が多く、価値観もやや古いですが、1962年のものとは思えぬクオリティです。後半や少しSF感のある展開に。
当時32歳のショーン・コネリーの、ダンディでセクシーなボンド。そして、歴代「ボンド・ガール(ヒロイン)」で最も美しいとも言われるウルスラ・アンドレスにも注目です!
2.『007 ロシアより愛をこめて』(1963年)
出典:映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公式Twitter
あらすじ
イスタンブールのソ連情報部に勤務する謎の女・タチアナ(ダニエラ・ビアンキ)から、ボンド(ショーン・コネリー)に会いたいという手紙が届く。「ソ連の暗号解読機を引き渡すのと引き換えに」と、できすぎた話だが、ボンドはイスタンブールへ向かう。その裏には、世界的犯罪組織スペクターの陰謀があった。
「007」シリーズとしての見どころポイント
「シリーズ最高のおもしろさ」とも言われるストーリーが見どころの第2作は、これぞ「007」というスパイ・スリラー。『007/危機一発』という邦題で公開され、のちに『007 ロシアより愛をこめて』に変更されました。
密室サスペンスや海上でのボート・チェイス、ヘリコプターを撃墜するなど、見せ場オンパレード。SF感は抑えられ、リアリティを重視して作られています。
3.『007/ゴールドフィンガー』(1964年)
出典:Amazon.co.jp
あらすじ
イギリスの金の大量密輸の調査を命じられたボンド(ショーン・コネリー)は、富豪のオーリック・ゴールドフィンガー(ゲルト・フレーベ)が「グランド・スラム計画」を企てていることを突き止める。
調査を進めると、その計画は、アメリカ中の金が貯蔵されるフォートノックスを放射能で汚染するというものだった……。
「007」シリーズとしての見どころポイント
シリーズ第3作。このヒットにより、シリーズの世界的人気が不動のものとなりました。脈々と受け継がれる「007」シリーズのお約束スタイルが確立された原点でもあり、ファンの間では名作と言われています。
内容は、前2作に比べてブッとんだ展開。エキサイティングで楽しいスパイ・スリラーです。美女シャーリー・イートンが全身に金粉を塗られて殺されるなど、名シーンもたっぷり!
4.『007/サンダーボール作戦』(1965年)
出典:映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公式Twitter
あらすじ
原子爆弾2発を搭載したNATO空軍のジェット機が、世界的犯罪組織スペクターに奪われてしまう。英国秘密情報部は00に調査指令「サンダーボール作戦」を発令。それを受けてボンド(ショーン・コネリー)は、ジェット機が消えたバハマへ向かった。そこでボンドは、美しい愛人を従えた大富豪ラルゴ(アドルフォ・チェリ)に出会うが…。
「007」シリーズとしての見どころポイント
1965年に公開されたシリーズ第4作。前作からうって変わって、再びシリアス路線に戻りました。西インド諸島の美しいバハマの海を舞台に描かれる、シリーズ初の水中アクションが見どころです。
もちろん水着美女もたくさん登場します!それまでのシリーズ最高の興行収入を上げ、アカデミー賞視覚効果賞を受賞しています。
5.『007は二度死ぬ』(1967年)
出典:Amazon.co.jp
あらすじ
アメリカの宇宙カプセルが謎の飛行物体に捕獲され姿を消した。米ソ間が一触即発の状態になる中、MI6はその謎の飛行物体の基地が日本にあることを突き止める。
真偽を確かめるためにジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)が日本に派遣され、日本の諜報機関に所属するタイガー田中(丹波哲郎)の協力を仰ぐ。しかしその裏には、またしてもスペクターの陰謀が隠されていた。
「007」シリーズとしての見どころポイント
1967年公開のシリーズ第5作は、日本人としては見逃せない日本が舞台の作品です。東京、神戸、姫路城など日本各地でアクションが繰り広げられます。日本人キャストは丹波哲郎、若林映子らが出演し、ボンド・ガールも日本人の浜美枝が演じました。
カー・チェイスを繰り広げる「ボンド・カー」もトヨタ車!洋画でよくある間違った日本解釈もあるものの、しっかり日本でロケされている愛しの名作です。
6.『女王陛下の007』(1969年)
出典:Amazon.co.jp
あらすじ
スペクターの首領ブロフェルド(テリー・サバラス)を追う「ベッドラム作戦」を遂行中のボンド(ジョージ・レーゼンビー)は、伯爵夫人テレサ(ダイアナ・リグ)の父から彼がスイス・アルプス山中に潜伏していると情報を得て、スイスへ向かう。
ブロフェルドの秘密施設に侵入することに成功したボンドは、そこで「オメガ・ビールス」なる計画が実行されようとしていることを知る。それは、殺人ウイルスを世界中にばら撒くというもので…。
「007」シリーズとしての見どころポイント
ジョージ・レーゼンビーが2代目ジェームズ・ボンドを務めた唯一の作品です。前作のラストで姿を消したスペクターの首領ブロフェルドを追うというストーリー。これまでとは違い、シンプルで質の高いアクションを軸とした作風が見どころです。
今回の舞台はスイスで、スキーを使ったアクションなども登場します。ジョージ・レーゼンビーのジェームズ・ボンドはセクシーさに欠けるとも言われますが、内容とアクションのクオリティは高いです!
7.『007/ダイヤモンドは永遠に』(1971年)
出典:Amazon.co.jp
あらすじ
アフリカから密輸されて行方がわからなくなっているダイヤモンドを探すため、ボンド(ショーン・コネリー)はダイヤ国際密輸組織に潜入。やがてティファニー(ジル・セント・ジョン)という女に近づき、その裏にやはりプロフェルド(チャールズ・グレイ)率いる犯罪組織スペクターがいることを突き止める。
スペクターは、ダイヤを使った人工衛星でワシントンDCを爆破しようと計画していた!
「007」シリーズとしての見どころポイント
再び初代ボンドことショーン・コネリーが主演を務めたシリーズ第7作です。ラスベガスを舞台に華やかに繰り広げられるスパイ・アクション!娯楽性を重視した作風で、コントのようなシーンも多いので、それまでの作品に比べて評価は低くなっています。しかし、そのコミカルな路線は3代目ボンドに受け継がれていますよ。
この後2015年の『007 スペクター』まで「スペクター」は長らく登場しないこと、最後のショーン・コネリーのボンド作(自主制作作品のぞく)であることから、ファンにとっては思い入れのある作品です。
8.『007/死ぬのは奴らだ』(1973年)
出典:Amazon.co.jp
あらすじ
カリブ海の島国、サン・モニークを調査していたイギリス情報部員が次々と殺された。アメリカに飛んだボンド(ロジャー・ムーア)は、サン・モニークの大統領Dr.カナンガ(ヤフェット・コットー)を調査すると、彼がある裏の顔を持っていることが明らかになる。
さらに、西インド諸島とアメリカ南部を支配するブードゥー教や、霊感を持つという謎の美女ソリテア(ジェーン・シーモア)の存在がボンドの前に立ちはだかる。ボンドはカリブ海へ向かうが…。
「007」シリーズとしての見どころポイント
ロジャー・ムーアが初めて3代目ボンドとして登場したシリーズ第8作。これまでのボンドよりジョークを増やし、コミカルで軽快な作品となっています。
しかし、2階建てバスやモーターボートを使ったチェイスなど、緊張感のあるシーンも多いです!ジェーン・シーモア演じるボンド・ガールのソリテアも魅力的。音楽をビートルズのポール・マッカートニーが担当し、主題歌「007 死ぬのは奴らだ」も歌っています。
9.『007/黄金銃を持つ男』(1974年)
出典:映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公式Twitter
あらすじ
イギリス謀報部に007への挑戦状として黄金の銃弾が届く。それは、「黄金銃を持つ男」の異名を持つ謎の殺し屋スカラマンガ(クリストファー・リー)からのものだった。彼を追って香港に飛んだボンド(ロジャー・ムーア)は、スカラマンガの愛人アンドレア・アンダース(モード・アダムス)に出会う…。
「007」シリーズとしての見どころポイント
シリーズ第8作。見どころは、何と言ってもクリストファー・リー演じるスカラマンガ。紳士で魅力的な悪役です。
東南アジアテイストの雰囲気や、迫力あるカー・チェイスも見どころ。前作で人気を獲得したペッパー保安官(クリフトン・ジェームズ)が再び登場するのも嬉しいところです。
10.『007/私を愛したスパイ』(1977年)
出典:Amazon.co.jp
あらすじ
核ミサイルを搭載した英潜水艦「レンジャー」とソ連潜水艦「ポチョムキン」が突如行方不明になる。ボンド(ロジャー・ムーア)は、ソ連から派遣された女スパイのアニヤ(バーバラ・バック)と共に調査に当たることに。
2人はストロンバーグ海運が怪しいと睨み、大型タンカー「リパラス」に接近。やがてストロンバーグ(クルト・ユルゲンス)がある野望を抱いていることを突き止めるが…。
「007」シリーズとしての見どころポイント
ロジャー・ムーアがついに覚醒したと言われるシリーズ第10作。ロジャー・ムーアボンドの代表作と言える作品です。シリーズ第10作を記念したことも相まって、興行収入も過去最高のヒットとなりました。
やはり路線はコミカル寄りで、過去作品のパロディも満載。また、今回の敵ジョーズも名悪役として愛され続けています。
11.『007/ムーンレイカー』(1979年)
出典:Amazon.co.jp
あらすじ
アメリカからイギリスへ空輸中のスペースシャトル「ムーンレイカー」が盗まれた。調査を開始したボンド(ロジャー・ムーア)は、シャトルを製造した科学者ヒューゴ・ドラックス(マイケル・ロンズデール)を訪ねるべくカリフォルニアへ向かう。
彼の書斎へ見つけた手がかりを元に調査を進めると、彼が謎の研究所で殺人ガスの研究開発をしていることがわかり…。
「007」シリーズとしての見どころポイント
大成功した「スター・ウォーズ」にあやかってかSF色の強い第11作は、ボンドがついに宇宙へ。その作風に戸惑う人も多かったものの、迫力ある戦闘シーンと見どころのエンタメ作品となっています。
カリフォルニア、ベニス、リオ、アマゾン、そして宇宙と次々と舞台が変わるテンポ感の良さも魅力です。
12.『007/ユア・アイズ・オンリー』(1981年)
出典:Amazon.co.jp
あらすじ
調査活動をしていた英国スパイ船「セント・ジョージ」が、地中海のアルバニア沖にて何者かが仕掛けた機雷によって沈没。この船には、イギリス軍のミサイルを自由に操って誘導できる装置「ATAC」が搭載されていた…。
調査に当たるボンド(ロジャー・ムーア)の前に、謎の美女メリナ(キャロル・ブーケ)が立ちはだかる。
「007」シリーズとしての見どころポイント
シリーズ第12作は、ハラハラドキドキなスタントが見どころ。再びSF路線をやめて、アクション&スタント中心にガラッと変わります。
空中スタントからカーチェイス、銃撃戦、スキーアクション、ロック・クライミングにいたるまで、多種多様なアクション・シーンが満載。ロジャー・ムーアのボンドはユーモアたっぷりですが、本作はいつもよりはシリアスです。
13.『007/オクトパシー』(1983年)
出典:映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公式Twitter
あらすじ
「009」がロシアの秘宝『ファベルジュの卵』を持ち出そうとして殺された。『ファベルジュの卵』の謎を追うよう命じられたボンド(ロジャー・ムーア)は、大富豪カマル・カーン(ルイ・ジュールダン)に不審感を抱き、カマルを追ってインドへ向かう。
ボンドはそこで謎の女性オクトパシー(モード・アダムス)と出会い、カマルの陰謀を知るが…。
「007」シリーズとしての見どころポイント
シリーズ第13作。好評だった前作に引き続きアクションを多く取り入れつつ、コミカルテイスト強めに戻っています。列車の屋根の上での戦いなど、目が離せないシーンが多いです。
同じ年に、シリーズではないスピンオフ映画ながらショーン・コネリーがボンドを演じた『ネバーセイ・ネバーアゲイン』が公開されたため、ショーン・コネリーボンドとロジャー・ムーアボンドの戦いとしても注目されました。
14.『007/美しき獲物たち』(1985年)
出典:映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公式Twitter
あらすじ
ソ連の雪山で、殺された同僚003の死体からICチップを回収したボンド(ロジャー・ムーア)。ソ連軍に追われるも何とかイギリスに帰還する。
回収したICチップは、核爆発にも耐えうるチップで、イギリスが秘密裏に開発した軍事防衛システム用の高性能マイクロチップと一致。ソ連に流出していたのだ。ボンドは製造元のゾリン産業への潜入依頼を命じられ…。
「007」シリーズとしての見どころポイント
ロジャー・ムーアが最後にボンドを演じたシリーズ第14作。ロジャー・ムーアは撮影時57歳で、2021年現在までで見ても最も高齢でボンドを演じた俳優です。
前作・前々作に引き続き、アクションとユーモアを融合させた作風となりました。ゴールデンゲートブリッジの手すりの上での格闘など、エキサイティングなアクション満載。頭脳戦も見どころです。また、悪役たちの怪演も見事で、特にグレース・ジョーンズ演じるゾリンの手下メイデイは強いインパクトを残しました。
15.『007/リビング・デイライツ』(1987年)
出典:Amazon.co.jp
あらすじ
ソ連・KGBの重要人物であるコスコフ将軍(ジェローン・クラッベ)の亡命を助けたボンド(ティモシー・ダルトン)。しかし、亡命に成功した後に、将軍は何者かに拉致されてしまう。
MI6部長のM(ロバート・ブラウン)はプーシキン新将軍の暗殺を命じるが、ボンドはプーシキン将軍が黒幕だと思えない。事件の陰には武器商人ウィテカー(ジョー・ドン・ベイカー)の存在が…!
「007」シリーズとしての見どころポイント
ティモシー・ダルトンが4代目ボンドとして初登場したシリーズ第15作。シリーズ誕生25周年の記念作品として大型予算で制作され、ヒットを記録しました。
ダルトンのボンドはお固めで、内容もシリアスな展開が多いです。ユーモアのあるボンドが好きな方も多いですが、ストーリーとしてはシリアスな方が好評。高性能ボンド・カー「アストン・マーティン」が久々に復活しているのも見どころです!
16.『007/消されたライセンス』(1989年)
出典:Amazon.co.jp
あらすじ
ボンド(ティモシー・ダルトン)は、親友であるCIAのライター(デヴィッド・ヘディソン)の結婚式へ向かう途中で、ライターと共に麻薬王サンチェス(ロバート・デヴィ)を逮捕する。しかし、逃亡したサンチェスはライターに重傷を負わせたうえ、彼の妻を殺した。
ボンドは復讐心と忠誠心との間で揺れるが、ついには復讐に走り、MI6部長のM(ロバート・ブラウン)から殺人のライセンスを取り消されてしまうのだった…。
「007」シリーズとしての見どころポイント
ティモシー・ダルトンがボンドを演じた2作目にして、シリーズ第15作。シリーズでも異彩を放つ本作は、暴力的なシーンが多く初めてPG-13指定を受けました。ハードボイルドな雰囲気ながら、最後のカーチェイスは見もの。
本作を最後にシリーズを離れた役者やスタッフも多く、また、本作が米ソ冷戦を背景に描く最後の作品でもあるなど、シリーズにおいて重要な分岐点となった作品です。
17.『007 ゴールデンアイ』(1995年)
出典:映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公式Twitter
あらすじ
ボンド(ピアース・ブロスナン)は強奪された兵器「ゴールデンアイ」の追跡調査のためにロシアへ向かう。その裏には、世界経済破壊計画を企てる国際犯罪組織「ヤヌス」の存在があった。
さらに、ボンドの前には、9年前に共に遂行した任務の途中で死んだはずの006ことアレック(ショーン・ビーン)が立ちはだかる…。
「007」シリーズとしての見どころポイント
ピアース・ブロズナンがボンド役で初登場したシリーズ第17作。「007」シリーズの基本構造はそのままに、古臭さを一新して近代的に描かれた挑戦的な作品です。
プエルトリコ、スイス、モナコ、リヴィエラ、サンクト・ペテルブルグなど、世界を飛び回りながらエキゾチックな雰囲気で繰り広げられます。お約束のカーチェイスなどアクションは健在。
本作からMI6部長のM役をジュディ・デンチが演じており、現在までのシリーズで唯一の女性Mが誕生しました。また、「よく死ぬ俳優」として知られるショーン・ビーンの死に様も見どころです。
18.『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997年)
出典:Amazon.co.jp
あらすじ
中国とイギリスが一触即発の状態に陥り、その裏に世界の情報を操作するメディア王カーヴァー(ジョナサン・プライス)の存在が浮かび上がった。彼はなんと、第三次世界大戦を誘発させようとしていたのだ。
ボンド(ピアース・ブロスナン)はカーヴァーの近くへ潜入し、そこで出会った中国の女スパイウェイ・リン(ミシェール・ヨー)と共に調査を開始する。
「007」シリーズとしての見どころポイント
5代目ボンドことピアース・ブロスナン出演2作目にして、シリーズ第18作。前作の「ヤヌス」に続いて登場した悪役は、メディア王カーヴァー。
ヒロインがアクション女優ミシェル・ヨーということで、アクションがより楽しめる作品に仕上がりました。この頃には、ボンド・ガールがもはやお飾りじゃないのです。ハイテクマシンを使ったアクションもかっこいいですよ!
19.『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999年)
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あらすじ
MI6を訪れたイギリスの石油王ロバート・キング卿(デヴィッド・カルダー)が、その場で爆死する事件が発生。ボンド(ピアース・ブロスナン)は犯人らしき女を追うが、激しいボートチェイスの末に女は「彼からは逃げられない」という言葉を残して自爆してしまう。
その後ボンドはキング卿の娘エレクトラ(ソフィー・マルソー)を警護するために、カスピ海へ飛ぶ。そこでボンドは、テロ組織がロシアの核基地から核弾頭を奪い恐ろしい計画を立てていることを知る!
「007」シリーズとしての見どころポイント
1999年公開のシリーズ第19作。過去最高の興行成績を収めてヒットしました。ピアース・ブロスナンがボンド役を務めた作品の中では初のシリアス路線で、ハードな作風です。
映画『フル・モンティ』や『トレインスポッティング』で知られるロバート・カーライルが出演している点も注目ポイント。また、初代Qとして愛されてきたデスモンド・リュウェリンの遺作としても知られています。
20.『007 ダイ・アナザー・デイ』(2002年)
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あらすじ
北朝鮮に潜入することに成功したボンド(ピアース・ブロスナン)は、敵に正体を暴かれ捉えられてしまう。14ヶ月に及ぶ拷問・監禁の末、反逆者の汚名を着せられたまま解放されたボンドは、00ナンバーを剥奪されてしまう。
ボンドは事の真相を突き止めるためにキューバへ向かい、ある巨悪な陰謀が裏にあることを知る。そんなボンドの前に、謎の女ジンクス(ハル・ベリー)が現れ…。
「007」シリーズとしての見どころポイント
記念すべきシリーズ第20作であり、シリーズ40周年でもあるダブルアニバーサリー作品。前作『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』を超えるヒットとなりました。
シリーズの中でも特にかっこいいカーチェイスと、散りばめられた過去作へのオマージュが見どころ。また、黒人女性として初のボンドガールに選ばれた女優ハル・ベリーは、2001年の映画『チョコレート』でアカデミー主演女優賞受賞を受賞しています。
21.『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年)
出典:映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公式Twitter
あらすじ
殺人許可証「00」を得たボンド(ダニエル・クレイグ)は、世界中のテロリストの資金運用をしているル・シッフル(マッツ・ミケルセン)の存在を突き止めた。
高額賭け金のポーカーで資金を稼ごうとするル・シッフルを止めるため、ボンドは国家予算である賭け金1500万ドルと監視役の女性ヴェスパー・リンド(エヴァ・グリーン)と共に
モンテネグロの「カジノ・ロワイヤル」へ向かう。
「007」シリーズとしての見どころポイント
2006年公開のシリーズ第21作は、ダニエル・クレイグがボンド役で初登場した作品。イアン・フレミングの小説「ジェームズ・ボンド」シリーズ長編第1作を原作とした作品で、「007」になる前のボンドが描かれました。
時代的なことが理由で設定がガラリと新しくなっています。ボンドは1968年生まれに設定され、冷戦時代にスパイとして活躍していない初めてのボンドとなりました。前作から引き続き出演しているジュディ・デンチ演じるMのキャラクターにも変更が加えられています。
タフで破天荒なボンドがかっこいい!映画は大成功を収め、過去最高の興行収入を記録しました。
22.『007 慰めの報酬』(2008年)
出典:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント公式Twitter
あらすじ
初めて愛した女・ヴェスパー(エヴァ・グリーン)を失ったボンド(ダニエル・クレイグ)は、その背後にいる組織の存在を知る。調査のためにハイチへ飛び、美女カミーユ(オルガ・キュリレンコ)を通じて、ドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)というフランス人実業家にたどり着く。
グリーンは、裏で恐ろしい計画を目論んでいた。
「007」シリーズとしての見どころポイント
ダニエル・クレイグが2度目のボンド役を務めたシリーズ第22作。前作『007 カジノ・ロワイヤル』の直接の続編です。暗めのトーンで描かれるリアルな世界観で、アクションシーンもスパイ映画らしさもたっぷり。しかしながら、前作よりはやや地味だとの声も多く見られました。
ボンド・ガールは、『ブラック・ウィドウ』でアントニア・ドレイコフ / タスクマスターを演じたオルガ・キュリレンコです。
23.『007 スカイフォール』(2012年)
出典:映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公式Twitter
あらすじ
ボンド(ダニエル・クレイグ)はイスタンブールで、NATOの諜報部員の情報が記録されているハードドライブを奪った敵を追跡していた。後一歩のところで逃したうえ、新人女性エージェントのイヴが撃った銃弾がボンドにあたり、行方不明になる。
ボンドの死亡が認定されたころ、MI6部長のM(ジュディ・デンチ)のコンピュータがハッキングされ、さらにMI6本部が爆破されてしまう…。
「007」シリーズとしての見どころポイント
2012年に公開されたシリーズ第23作。シリーズの50周年記念作品であり、シリーズで初めてIMAXシアターで上映された作品でもあります。本作はシリーズで初めて、MI6の部長Mが実質のボンド・ガールとなり、ジュディ・デンチがMを演じた最後の作品になりました。
美しい映像、スマートなアクション、魅力的な悪役と、見どころ満載。過去作へのリスペクトもひしと感じられます。
イギリスのシンガーソングライターのアデルが歌う主題歌「スカイフォール」は、アカデミー賞歌曲賞を受賞しました。
24.『007 スペクター』(2015年)
出典:映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公式Twitter
あらすじ
メキシコでの休暇中に不祥事を起こしたボンド(ダニエル・クレイグ)は、任務から外される。単独でローマで渡り、そこで悪の組織スペクターの存在を突き止めた。
一方ロンドンでは、「MI5」の新しいトップであるC(アンドリュー・スコット)が、「MI6」や「00」セクションが時代遅れだと指摘していた。
「007」シリーズとしての見どころポイント
シリーズ第24作にして、犯罪組織「スペクター」の存在が久々に露呈した作品です。前作『007 スカイフォール』の直接の続編でもあります。
M役はレイフ・ファインズに引き継がれ、また人気キャラQ(ベン・ウィショー)の活躍が嬉しいポイントです。パリを舞台にした美しい映像、スマートな武器、テンポの良い展開とスピーディーなアクションなど、楽しく見やすいのが魅力!
25.『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年)
出典:映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公式Twitter
あらすじ
現役を引退したボンド(ダニエル・クレイグ)は、ジャマイカで穏やかに暮らしていた。
しかし、旧友でもあるCIAエージェントのライター(ジェフリー・ライト)が訪れ、誘拐された科学者ヴァルド・オブルチェフ(デヴィッド・デンシック)を救出してくれと依頼される。引き受けたボンドだったが、その任務は想像以上に過酷なものだった…。
「007」シリーズとしての見どころポイント
2021年10月1日に日本公開を迎えるシリーズ第25作。前作『007 スペクター』の5年後を舞台に描かれます。監督は、シリーズで初めて監督を務める日系アメリカ人のキャリー・フクナガ。
悪役は『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレックが演じます。ダニエル・クレイグ最後のボンド作品として期待が高まっていますよ!
まとめ
「007」シリーズの見る順番を紹介しました。おすすめは公開順ですが、興味を持った作品や、ボンド俳優で選んでも楽しめます!
愛されながらシリーズ第25作公開を控えた「007」!新作は、ぜひ映画館の大きなスクリーンで堪能したいものです。公開の10月までに過去作をおさらいしておきましょう!
ぜひ魅惑的な「007」の世界にどっぷりハマってくださいね!
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