【2021最新】本当におもしろいおすすめスパイ映画15選|手に汗握る展開が見どころ!

ヤスダ ユウカ

 

様々なジャンルがある映画のなかでも、熱狂的ファンや名作シリーズが多いのが「スパイ映画」ではないでしょうか?

クライム、アクション、謎解きから、時にはコメディに至るまで、様々な要素を含み、そして実話を元にしたノンフィクションも存在するスパイ映画。そう、スパイ映画はなんでもアリなうえに、実在するという事実がロマンをかきたてるのです。

本記事では、クールなスパイの活躍にスカッとする映画から、手に汗握るスリリングな映画、コメディタッチな映画まで、最高のスパイ映画を15本厳選して紹介します

「007」や「ミッション:インポッシブル」など、誰もが知る名作も含めて紹介するので、「名作すぎて逆に手をつけていなかった」という方もぜひチェックしてください。今の気分に合ったスパイ映画を見つけてみてくださいね!

 

映画「スパイ映画」とは?

「スパイ映画」とは、「スパイ」が登場し、活躍する映画のこと。そもそも「スパイ」とは、組織に雇われて秘密裏に敵や競争相手の情報を得る人のことで、「工作員」や「諜報員」などとも呼ばれます。

スパイを用いる実在の情報組織として有名なのは、アメリカの「​中央情報局・CIA」や、ソ連の「国家保安委員会・KGB(現ロシア対外情報庁・SVR)」、イギリスの秘密情報部、通称「MI6」などです。

そんなスパイを描いた「スパイ映画」は、相手や敵にバレないように密かに侵入したり、演技をしたり、意外な作戦を立てたりするのが面白いところ!スゴ腕スパイの華麗な技術や、敵組織との激しい闘い、バレたら終わりという極秘任務の緊迫感、遂行不可能とも思えるありえないミッションなどに、心を鷲掴みにされるのです。

本記事では、何度も見たくなるようなスパイ映画を15作品紹介します!

 

主人公がかっこいい!クールなスパイ映画​​を観たいならこれ!

スパイといえば「かっこいい」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?そこでまずは、そんなスパイのかっこよさにシビれるクールなスパイ映画を紹介します。

1.『007/カジノ・ロワイヤル』(2006年)

新たな伝説のはじまり!若きジェームズ・ボンドが「007」になるまで

007 カジノ・ロワイヤル
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

「00(ダブルオー)」の称号を手にしたジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、その最初の任務で、世界各国のテロ組織の資金を運用するル・シッフル(マッツ・ミケルセン)という男の存在を知った。ある計画をボンドに阻止されたル・シッフルは、モンテネグロにある「カジノ・ロワイヤル」で開催されるポーカーゲームでテロ資金を稼ごうとする。

ボンドは国家予算を使ってテロ資金が彼の手に渡るのを阻止するよう命じられ、監視役として財務省から送られてきた美女ヴェスパー・リンド(エヴァ・グリーン)と共に「カジノ・ロワイヤル」へ向かう……!

スパイ映画としての見どころポイント!

映画「ジェームズ・ボンド」シリーズ21作目であり、ダニエル・クレイグ演じる6代目ジェームズ・ボンド作品1作目です。それまでのボンドとは設定も変わり、新たなジェームズ・ボンドの誕生となりましたが、多くのシリーズファンにも受け入れられました。

「007」シリーズのスパイは、クールで正統派。華麗でスピーディーなアクションと心理戦が見事です。本作は「007」になる前のボンドということで、人間味に溢れるボンドが描かれているのも特徴です。シリーズ作品が多すぎて手が出せないという方は、本作から見始めるのもおすすめですよ。「007」シリーズの魅力がわかるはずです!

007 NO TIME TO DIE映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公開記念!ダニエル・クレイグのドキュメンタリー放送が決定

こんな人におすすめ

  • 「007」シリーズを見てみたい方
  • 正統派スパイ映画が見たい方

こんな人には向かないかも…

  • シリーズものが苦手な方
  • 「007」シリーズを1作目から見たい方

 

2.インセプション(2010年)

他人の夢に入り込む産業スパイたちが最高難易度のミッションに挑む

インセプション
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

ドム・コブ(レオナルド・ディカプリオ)は、人が寝ている時に潜在意識に潜り込んで夢を操作し、アイデアを盗み出すという犯罪のスペシャリスト。

企業スパイの世界で活躍していたものの国際指名手配犯となってしまったドムの元へ、日本人実業家のサイトー(渡辺謙)が「インセプション」と呼ばれる任務を持ちかけてくる。それは普段とは反対に、他人の潜在意識に入り込み、ある考えを“植えつける”という不可能とも思えるミッションだった……。

ドムは、ドムの右腕のアーサー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)をはじめ、「設計士」のアリアドネ(エリオット・ペイジ)、「偽装師」のイームス(トム・ハーディ)などチームを集めて「インセプション」に挑むが、予想していなかった事態が待ち受けていた。

スパイ映画としての見どころポイント!

インセプション
出典:映画『インセプション』公式Facebook

2010年に公開された、クリストファー・ノーラン監督・脚本・製作によるSFアクション大作。第83回アカデミー賞では作品賞をはじめとする8部門にノミネートされ、うち4部門を受賞するなど、高く評価されました。

「他人の夢に入り込むスパイ」という斬新かつ興味深い設定と、それをリアルに再現した見事な映像が見どころです。また、主演レオナルド・ディカプリオをはじめ、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、トム・ハーディ、渡辺謙といった超豪華な顔ぶれも魅力。「難解」と言われるノーラン作品への入門としてもおすすめの一作です。

こんな人におすすめ

  • SFスパイ映画が見たい方
  • 未体験な映像に圧倒されたい方

こんな人には向かないかも…

  • 現実にありえるスパイ映画が見たい方
  • 世界を救うヒーロー的主人公を描くスパイ映画を見たい方

 

3.コードネーム U.N.C.L.E.(​2015年​)

東西冷戦下、アメリカとロシアのスパイが手を組んだ!?

コードネーム UNCLE
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

東西冷戦真っただ中の1960年代。普段は敵同士であるアメリカのCIA(中央情報局)とロシアのKGB(ソ連国家保安委員会)が、核兵器を広めようとする組織の存在に気付き手を組むことになった!

任務に抜擢されたのは、CIAエージェントのナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)とKGBエージェントのイリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)。それぞれのトップスパイではあるものの、やり方も考え方も正反対なコンビは、果たして世界を危機から救えるのか?

スパイ映画としての見どころポイント!

1960年代に放送されたドラマ『0011ナポレオン・ソロ』のリメイクで、英米合作のスパイ・アクション映画です。メガホンを取ったのは、映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998年)や『ジェントルメン』(2020年)など、クライムアクションで知られる鬼才ガイ・リッチー。

不本意で組まされた相性最悪で危険なコンビが、最高にクールでセクシー!60年代当時の服装や音楽をふんだんに使用したスタイリッシュな映像に心を掴まれます。アメリカの「タイム」誌が「2015年の映画トップ10」の第9位にピックアップするなど、熱狂的ファンも多い作品です。

こんな人におすすめ

  • スタイリッシュでかっこいいスパイ映画を見たい方
  • 粋で面白ければ何でもアリな方

こんな人には向かないかも…

  • 現代的な映画が好きな方
  • かっこよさや雰囲気よりもストーリー重視な方

 

4.裏切りのサーカス(2011年)

英国諜報部「サーカス」に潜む、ソ連の二重スパイを探せ

裏切りのサーカス
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

時は東西冷戦下。イギリス秘密情報部・通称「サーカス」とソ連情報部・通称「モスクワ・センター」は、水面下で情報戦を繰り広げている。そんな中、サーカス長官のコントロール(ジョン・ハート)は、サーカス内部にモスクワ・センターの二重スパイ=「もぐら」がいることを確信。

密かに幹部たちの身辺を探るが、その作戦は失敗し、コントロールとその右腕スマイリー(ゲイリー・オールドマン)は責任をとって引退を余儀なくされた。だが、引退したスマイリーの元へ次官が訪れ、極秘任務としてもぐら探しを要請されるが……。

スパイ映画としての見どころポイント!

元MI6諜報員ジョン・ル・カレの小説『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』(1974年)を原作とした、イギリス・フランス・ドイツ合作のスパイ映画。イギリスでは公開から3週連続で週末興行収入1位を記録し、アカデミー賞では主演男優賞をはじめ3部門にノミネートされるなど、世界的に高く評価されました。

見どころは、静かで熱い男たちの、重厚でリアルで、ひたすらカッコいい灰色の世界。ゲイリー・オールドマン、コリン・ファースをはじめ、英国最高峰の名優たちの共演と、世界的ファッションデザイナー「ポール・スミス」の特別協力により作り上げられた世界に、うっとりと酔いしれること間違いなし。ありがちなハラハラ展開やアクションは一切ありません!

こんな人におすすめ

  • 渋いスパイ映画を見たい方
  • 厚みのある映画が好きな方

こんな人には向かないかも…

  • スパイ・アクション映画を見たい方
  • 頭を使わずに見れる映画を探している方

 

5.TENET テネット(2020年)

ミッション:時間から脱出せよ

テネット
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

任務に失敗し自決を図ったCIA工作員の主人公(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、見知らぬ船で目を覚まし、先ほどの任務が「TENET(テネット)」へのスカウトテストであり合格したことを知らされた。

その後、連れられたある研究室で、弾痕から拳銃の中へ逆行する弾丸を見せられる。そして、未来からもたらされた“時間を逆行させる”装置や武器が現在にあり、それを使って第三次世界大戦を起こそうとしているテロ組織があることを知った主人公。協力者ニール(ロバート・パティンソン)と組み、弾丸の製造元から武器商人セイターの存在を聞き出すことに成功するが……。

スパイ映画としての見どころポイント!

『インセプション』のクリストファー・ノーラン監督による、常識を覆すSFアクション。新型コロナウイルス流行後に劇場公開されたにも関わらずヒットし、注目を集めました。

「時間の逆行」を再現した、全てが逆行する映像は圧巻です。また、見事な伏線回収や、壮大で熱い絆も見どころ。「難解で理解できなかった」という声も多いですが、難解だからと諦めるのは勿体無いほどの類い稀な傑作です!ぜひ一度、挑戦してみてください。

「007」シリーズの大ファンだというノーラン監督。「007」のような、シンプルでクラシックなスパイ映画を目指したそうですよ。

テネット 解説【ネタバレ注意】映画『TENET テネット』を登場人物と出来事単位で解説

こんな人におすすめ

  • 『インセプション』などのノーラン監督作品が好きな方
  • 複雑な映画を考察するのが好きな方

こんな人には向かないかも…

  • 最後はスッキリ全てを理解したい方
  • 頭を使わないスパイ・アクション映画を見たい気分の方

 

手に汗握るスリリングなスパイ映画​​を観たいならこれ!

スパイ映画には、「果たして成功するのか?」というドキドキ・ハラハラも欠かせません。とにかく目が離せなくなるようなスリリングなスパイ映画を見たい!という方におすすめの作品を紹介します。

6.工作 黒金星と呼ばれた男(2018年)

誰も知らなかった南と北の、裏の裏の裏

工作 黒金星と呼ばれた男
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

1992年、北朝鮮の核兵器開発めぐり緊張が高まる朝鮮半島。韓国情報部隊の将校パク・ソギョン(ファン・ジョンミン)は、コードネーム「黒金星(ブラック・ヴィーナス)」として北朝鮮に潜入するよう命じられる。

北朝鮮の核開発の実態を探るため、事業家に扮したパク。3年かけて北朝鮮の対外交渉を担うリ・ミョンウン所長(イ・ソンミン)の信頼を獲得し、キム・ジョンイルに会う機会まで得ることに成功するのだが……。

スパイ映画としての見どころポイント!

北朝鮮に潜入した韓国の工作員を描く、「北風工作」と呼ばれる実話を基にした韓国スパイ映画です。国内の映画賞を席捲し、第71回カンヌ国際映画祭でも大絶賛されました。また、辛口映画評論サイト「ロッテン・トマト(Rotten Tomatoes)」の批評家スコアでは、驚異の100%を獲得しています!

緊張感溢れる、スリル満載の真実のスパイ戦。半端なくハラハラさせられる、見応えたっぷりの映画です。感動的で思わずぐっとくるシーンも見どころ。

こんな人におすすめ

  • 緊迫感あるスパイ映画が見たい方
  • 実話をもとにしたリアルな作品が好きな方

こんな人には向かないかも…

  • 硬派な映画が苦手な方
  • サクッと楽しめるスパイ映画を見たい方

 

7.ブリッジ・オブ・スパイ(2015年)

平凡な市民だった男の手に、米ソの運命が委ねられるーー。

ブリッジ・オブ・スパイ
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

アメリカとソ連の緊張状態が高まる冷戦中の1957年。保険関係を担当するアメリカ人弁護士のジェームズ・ドノバン(トム・ハンクス)は、ソ連のスパイであるルドルフ・アベル(マーク・ライランス)の弁護を引き受ける

敵を弁護することで批判されることなども懸念したが、アベルの人柄を見て死刑だけでも免れさせようとするのだった。5年後、ジェームズは、自分が弁護したアベルと​​、ソ連に捕らえられたアメリカ人スパイの交換という重大な任務を委ねられる!

スパイ映画としての見どころポイント!

スティーヴン・スピルバーグ監督×トム・ハンクス主演という、大ヒットメイカー2人が4度目のタッグを組み、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟が脚本を手がけた感動スパイ・サスペンス。1950~60年代の米ソ冷戦下で起こった実話をもとに描かれ、第88回アカデミー賞では作品賞ほか6部門にノミネートされました。

「スパイ交換」というユニークで危険な任務を題材に、スリルと感動をたっぷり織り込んだドラマ性の高い作品に仕上げられています。製作陣、キャスト陣に「さすが!」と言いたくなるそのクオリティの高さに、大満足できる超名作です。

こんな人におすすめ

  • 感動できる映画を見たい方
  • 『ターミナル』など、スピルバーグ×トム・ハンクス作品が好きな方

こんな人には向かないかも…

  • スパイが活躍するアクション映画を見たい方
  • 実話ベースの感動作を見る気分ではない方

 

8.スノーデン(2016年)

米国の機密を暴いた男。彼は英雄か、犯罪者かーー。

スノーデン
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

2013年6月、英「ガーディアン」紙のスクープが世界を震撼させた。NSA(米国家安全保障局)の職員で、元CIA局員のエドワード・スノーデン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が、アメリカ国家安全保障局の機密情報を暴露したのだ。その内容は、米国政府によって、メール・SNS・通話などが監視されているという事実だった。

スノーデンはなぜ、キャリアや幸せな生活を捨ててまでその事実を告発したのか。そして、どのようにしてその事実を持ち出したのだろうか……。

スパイ映画としての見どころポイント!

「アメリカが世界中の人々のメールや通話を監視していた。それを知った男が証拠を持ち出そうとするーー。」そんなありがちな設定の映画ですが、驚くことにこれが実話なのです。

主人公エドワード・ジョセフ・スノーデンは実在の人物で、元NSA・CIA局員であり、2013年に国際的監視網「PRISM」の存在を告発しました。それにより、アメリカ政府から犯罪者とみなされ、現在ロシアに亡命中だと言われています。

そんなスノーデンの半生と機密暴露までの出来事をスリリングかつドラマチックに描いた問題作。最後にはスノーデン本人も出演しています!

こんな人におすすめ

  • スノーデンの事件をなんとなく知っている方
  • フィクションのような実話を楽しみたい方

こんな人には向かないかも…

  • ドラマよりアクションを見たい方
  • 実話ベース作品を見る気分ではない方

 

9.ミッション:インポッシブル(1996年)

名シーン盛りだくさん!トム・クルーズ主演の大人気スパイ映画1作目

ミッション・インポッシブル
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

CIAの極秘諜報部隊「IMF(Impossible Missions Force、不可能作戦部隊)」で、内通者の罠によってチームが壊滅する事件が起こる。唯一生き残ったイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、裏切り者の容疑をかけられ、当局から追われることに。

身の潔白を証明するため、イーサンは真犯人を捜し出そうと独自に調査を開始。​​内通者「ヨブ」が情報を売る相手であった、武器商人の「マックス」の正体を突き止めていくが……。

スパイ映画としての見どころポイント!

1966年開始のアメリカの人気テレビドラマシリーズ『スパイ大作戦』の映画化作品で、シリーズで愛されている「ミッション:インポッシブル」シリーズ第1作目。オリジナルドラマシリーズ関係者やファンからは否定的な反応もあったものの、世界的興行収入や評価は概ね成功を納め、シリーズは2021年現在までに6作品まで公開されています。

『ミッション:インポッシブル』の魅力は、まさに不可能と思えるミッションに挑む、心拍数爆上がりなハラハラ・ドキドキアクション!二転三転するサスペンス展開も楽しく、今見ても古臭さを感じない伝説的名作です。

こんな人におすすめ

  • ど派手はアクションでハラハラしたい方
  • 頭を空っぽにして映画を楽しみたい方

こんな人には向かないかも…

  • テレビドラマシリーズ『スパイ大作戦』のファンの方
  • 渋くて重厚なスパイ映画を楽しみたい方

 

10.アルゴ(2012年)

CIA史上、最もありえない救出作戦「アルゴ」とは?

アルゴ
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あらすじ

1979年11月、「イラン革命」で反体制勢力が放逐したモハンマド・レザー・パフラヴィー国王を、アメリカが受け入れたことに反発した反米デモ隊は、イランにあるアメリカ大使館を占拠する。

大勢のアメリカ人使館員が人質に取られる中、6人の使館員が裏口から脱出し、カナダ大使館公邸へ匿われていた。彼らが脱出したことを反米デモ隊らはまだ気付いていないが、バレるのは時間の問題である。CIA秘密工作本部作戦支援部のトニー・メンデス(ベン・アフレック)は、6人を密かにイラン国外へ脱出させるべく、「アルゴ作戦」を思い付く……。

スパイ映画としての見どころポイント!

ベン・アフレック監督・製作・主演により2012年に公開され、第85回アカデミー賞作品賞、脚色賞、編集賞を受賞したサスペンスです。実際にあった「イランアメリカ大使館人質事件」を題材に、一部脚色を加えつつ描かれました。

一瞬コメディかと勘違いしてしまいそうになるような、突拍子もない「アルゴ作戦」にはじめはワクワク。しかし、失敗したら拷問や公開処刑されるという状況を理解すると、一気に緊張が押し寄せます。「本当にこれでうまく行くのか」とハラハラさせてくれるリアルな空気感が魅力です。

どんな作戦なのかはネタバレになる可能性があるので伏せておきますが、作戦の内容を知ったうえで見ても楽しめますよ!

こんな人におすすめ

  • リアルな緊張感のなかでドキドキ・ハラハラしたい方
  • 「イランアメリカ大使館人質事件」に興味がある方

こんな人には向かないかも…

  • ド派手な救出作戦を見たい方
  • 「反イラン的」とも言える映画を見たくない方

 

11.ボーン・アイデンティティー(2002年)

記憶喪失の男ジェイソン・ボーンの活躍を描くシリーズ第1作

ボーン・アイデンティティ
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あらすじ

銃で撃たれて負傷した記憶喪失の男(マット・デイモン)が、海で漁船の乗組員たちに救われる。皮膚の下に埋め込まれていたマイクロカプセルが示した銀行の名前を手がかりにスイスへ向かった男。そこには、パリ在住の「ジェイソン・ボーン」という名義の偽造パスポートや身分証明書、大量の現金、そして拳銃があった。

ボーンの正体は、CIAの暗殺者・通称「トレッドストーン」の一人だった。当局は証拠隠滅の為にボーンを葬ろうと、暗殺者を送るが……。

スパイ映画としての見どころポイント!

人気スパイ小説作家ロバート・ラドラムが創造した「ジェイソン・ボーン」三部作の主人公を主役としたスパイ映画「ボーン」シリーズの第1作目。主人公をマット・デイモンが演じる人気スパイ・アクションシリーズです。

「007」「MIP」などのスパイ映画シリーズとは一線を画し、リアリズムを重視した大げさすぎないアクションと緻密な脚本が魅力。主人公が記憶喪失であるという設定もうまく利用した展開でハラハラさせられます。迫力あるカーチェイスも見どころのひとつです。

こんな人におすすめ

  • 無駄のない、かっこいいアクションの映画を見たい方
  • 徐々に謎が明らかになる作品が好きな方

こんな人には向かないかも…

  • ど派手なアクションが見たい方
  • 記憶喪失ものが苦手な方

 

コメディタッチで気分がアガるスパイ映画​​を観たいならこれ!

笑えたりバカバカしかったり、そして、それが逆にかっこよかったりするコメディタッチな名作スパイ映画もあります。痛快・爽快で気分をアゲてくれる作品を紹介しましょう!

12.キングスマン(2014年)

表の顔はロンドンの高級テーラー。その実体は、世界最強のスパイ機関!

キングスマン
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あらすじ

ロンドンの高級テーラー「キングスマン」。その裏の顔は、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関だ。そこのエリートスパイであるハリー(コリン・ファース)は、死亡したエージェントの代わりに新人をスカウトすることを命じられる。

ハリーが可能性を見出したのは、不良として荒んだ生活を送る若者エグジー(タロン・エガートン)だった。実はハリーは、死んだエグジーの父とある約束をしていたのだ。エグジーは候補生の1人としてエージェントの試験に挑む。

一方その頃、キングスマンは死んだ仲間の死亡原因を追っていたが、黒幕による巨大なテロ計画が明らかになり……。

スパイ映画としての見どころポイント!

映画『キック・アス』(2010年)などのマシュー・ヴォーンが監督を手がけ、マーク・ミラーとデイヴ・ギボンズのコミック『キングスマン:ザ・シークレット・サービス』を原作としたアクション映画。

スタイリッシュなスーツを身に纏った英国紳士が、ぶっち切りに痛快なアクションを披露するというのがこの映画の最大の特徴で見どころです。貴族的でエレガントでありながら、破壊的で笑えるというギャップが面白いのです。ユーモアあるストーリーとテンポの良い展開で、最後までのめり込んで楽しめます。

こんな人におすすめ

  • 爽快な英国紳士スパイものを見たい方
  • ユーモアのあるど派手アクションを楽しみたい方

こんな人には向かないかも…

  • バイオレンス・グロ描写が苦手な方
  • 正統派スパイ映画を見たい方

 

13.イングロリアス・バスターズ(2009年)

ナチス壊滅を企てる部隊の活躍を描いた痛快アクション!

イングロリアス・バスターズ
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あらすじ

1944年春、第二次世界大戦中のドイツ軍占領下のフランスで、レイン米陸軍中尉(ブラッド・ピット)はユダヤ系アメリカ人8名からなる秘密特殊部隊を組織していた。ドイツ軍を血祭りにあげることを任務とし、レインは、各員100人のドイツ軍兵士から頭皮を剥ぐよう命じる。

彼らは、ドイツ軍の間で「バスターズ」の名前で知られ、その活躍はアドルフ・ヒトラー総統(マルティン・ヴトケ)にも伝わっていた。そんな中、ナチス親衛隊のランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)率いる「ユダヤ・ハンター」に家族を殺されたユダヤ人のショシャナは、映画館主エマニュエルという別人になりすましていた……。

スパイ映画としての見どころポイント!

クエンティン・タランティーノ監督・脚本による戦争映画。第82回アカデミー賞で8部門でノミネートされるなど、高く評価されました。

女の復讐劇と男たちの戦いをタランティーノ節全開で描いた、濃厚で爽快感のある極上のエンターテインメント作品です。「スパイ映画」というジャンルとして見ると“スパイ感”はやや低いかもしれませんが、見ているうちにジャンルなど忘れてしまうはずです。

名優たちの怪演と、史実を無視した皮肉たっぷりのストーリー、そして痛快な暴力を楽しんでください!

こんな人におすすめ

  • ドキドキする「復讐コメディ」を見たい方
  • クエンティン・タランティーノ作品が好きな方

こんな人には向かないかも…

  • 王道スパイ映画を見たい方
  • バイオレンス描写が苦手な方

 

14.バーン・アフター・リーディング(2008年)

最高のキャストが、最高におバカで、最高に痛快な罠を仕掛ける!

バーンアフターリーディング
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あらすじ

CIA分析官のオズボーン・“オジー”・コックス(ジョン・マルコヴィッチ)は、アルコール中毒を理由に職務を解任され、怒りでいっぱいだった。そこで、CIAでの出来事を綴った暴露本を出版しようと考える。一方、オジーの妻ケイティ(ティルダ・スウィントン)は連邦保安官ハリー(ジョージ・クルーニー)と不倫しており、離婚を考えていた。

離婚弁護士からオジーの財務状況を調べるよう言われたケイティは、オジーのパソコンから銀行口座のデータをCDにコピーし、暴露本の原稿も一緒にコピーしてしまう。そして、スポーツジムのロッカーに置き忘れられたそのCDを、従業員のチャド(ブラッド・ピット)とリンダ(フランシス・マクドーマンド)が手に入れる!

スパイ映画としての見どころポイント!

『ブリッジ・オブ・スパイ』で脚本を手がけたコーエン兄弟が監督・脚本・製作を務め、ジョージ・クルーニー、フランシス・マクドーマンド、ブラッド・ピット、ジョン・マルコヴィッチ、ティルダ・スウィントンという超豪華5大キャストが共演したコメディです。

タイトルは、機密文書に記載される注意書き「読後焼却のこと」を意味しています。

見どころは、筋肉バカなチャドを演じるブラッド・ピットの演技。こんなおバカなブラピは見たことがありません!魅力的なキャラクターたちによる、どんどん複雑になるカオスなクライムコメディ。ぜひ、深く考えずに楽しんでください!

こんな人におすすめ

  • コーエン兄弟作品が好きな方
  • 機密情報を巡るおバカでカオスなコメディを楽しみたい方

こんな人には向かないかも…

  • ややこしいドタバタコメディが苦手な方
  • 王道スパイ映画を見たい方

 

15.SPY/スパイ(2015年)

とにかく笑えるスパイ・アクション・コメディ!

スパイ
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あらすじ

CIAで働くスーザン(メリッサ・マッカーシー)は、現場のエージェントをサポートする内勤分析官。ある日、任務中にサポートを担当していたファイン(ジュード・ロウ)が殺されてしまう。

犯人である武器商人のレイナ(ローズ・バーン)は、CIAのトップエージェントたちの身元を知っていると発言。そこで、身元が割れていないスーザンは現場のエージェントになることを決意し、自ら志願する。ド素人スパイの彼女は、スゴ腕エージェントのリック(ジェイソン・ステイサム)とともに組織の計画を阻止できるのか?

スパイ映画としての見どころポイント!

リブート版映画『ゴーストバスターズ』(2016年)監督でも知られるポール・フェイグ監督によるアクションコメディです。

ジェイソン・ステイサム、ジュード・ロウという豪華キャストも出演しつつ、CIA内勤のぽっちゃり中年女性スーザンがスパイになるというユニークな設定。お下品なアメリカンギャグとパロディ満載ですが、しっかり爽快なアクションもあります。頭を空っぽにして楽しめるスパイ映画を見たいならこれ!

こんな人におすすめ

  • 笑えるスパイコメディ映画を見たい方
  • スパイ映画パロディやブラックユーモアを楽しみたい方

こんな人には向かないかも…

  • いつものジェイソン・ステイサムの活躍を見たい方
  • 下品なギャグは苦手な方

 

まとめ

最高のスパイ映画15本をご紹介しました!

渋いスパイの世界を覗ける作品から、ど派手アクションが見どころのスパイ映画、頭を空っぽにして楽しめるスパイ映画など、スパイ映画の世界は奥が深いです。あなたに合った作品に出会えたら、きっと何度も繰り返し見たくなるはず。

本記事で紹介した映画を参考に、ぜひシリーズの続編もチェックしてみてくださいね。

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この記事を書いた人
ヤスダ ユウカ
ヤスダ ユウカ

1995年、スターウォーズの日生まれのライターです。映画とドラマが好きなネトフリオタク。「やすだ ビーツ タイム」という変な名前で、Netflix作品を紹介するnoteブログやってます!好きなジャンルはSF、スリラー、ファンタジー。DCコミックスも大好き。最近はタイ映画・ドラマにハマりタイ語を勉強中です。