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『バイオハザード』の映画シリーズに登場するクリーチャーを一挙解説!

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ホラー映画と言えば幽霊や殺人鬼など様々な敵役が登場しますが、その中でもモンスターやクリーチャーなど、人間や地球上に存在してきた生物ではない敵役が登場する作品も多くありますね!

映画『バイオハザード』では原作ゲームのホラー要素を踏襲し、人型のゾンビに加え、禍々しい見た目と様々な能力を持った恐ろしいクリーチャー達が登場していて、怪物達が集まって大騒ぎする狂騒曲のようなホラー映画になっています。

一見すると人間を狙って無心に襲いかかっているだけに見えるクリーチャー達ですが、誕生した経緯や個性がそれぞれにあり、スポットライトを当ててみると特徴を活かした人間の襲い方をしているクリーチャーばかりだという事が分かると思います!

そんなクリーチャー視点で映画『バイオハザード』を楽しんでもらうために、本記事では作中に登場しているゾンビやクリーチャーを分かりやすい解説と共に取り上げてみました。最後までお読みいただき、映画『バイオハザード』の世界観を作っているクリーチャー達の個性に触れてみてください!

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映画『バイオハザード』についておさらい

バイオハザード
出典:映画『バイオハザード』公式Twitter

ゾンビ(アンデッド)、クリーチャーが誕生した経緯

映画『バイオハザード』におけるゾンビやクリーチャーは、T-ウィルスと呼ばれる人工的に製造された細菌に感染する事により誕生する、いわば生物兵器の前段階の状態である、と言えます。

本来、T-ウィルスは世界的な製薬会社であるアンブレラ社が軍事転用するため極秘裏に研究していた代物で、「ハイブ」といわれる地下研究施設でウィルス漏洩事故があり、そこから地上の世界へとT-ウィルスが拡散されてしまいました

1作目の映画『バイオハザード』で研究所職員達がゾンビ化し、主人公・アリスや「ハイブ」の調査に訪れた特殊部隊隊員達に襲いかかってきました。その後、2作目『バイオハザードⅡ アポカリプス』で舞台となった街・ラクーンシティ全体に感染が広がり、街中がゾンビでごった返す事となります。

その後、ウィルスの拡散を防ぐため、軍が主導となりバリケードを設置してラクーンシティの市民を隔離しましたが、結局抑え込む事ができず世界中に広がり、T-ウィルスによってゾンビやクリーチャーが闊歩する世界となってしまったのが映画『バイオハザード』の世界観と、クリーチャー誕生の大まかな経緯です。

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映画『バイオハザード』に登場するクリーチャー

バイオハザード
出典:映画『バイオハザード』公式Twitter

ここでは映画『バイオハザード』の劇中に登場するゾンビとクリーチャーを解説してみたいと思います。

見た目が同じように見えても実は少し違った特徴を持っていたりするので、情報を知った上で映画を観ると違った角度で視聴できて面白いですよ!

ゾンビ(アンデッド)

バイオハザード
出典:IMDb

T-ウィルスに感染した人間が死亡後、意思と知能を失って活動を再開した姿。人間の三大欲求である「食欲」のみを求めて動いており、強い空腹を満たそうと生きている人間を襲って食すため彷徨っているクリーチャーです。

ゾンビ(アンデッド)に噛まれたり引っ掻かれたりすると、傷口から体内にT-ウィルスが侵入し、襲われた者もやがてゾンビ(アンデッド)と化してしまいます。しかし動きは遅く、知性もほぼ無いため、逃げる事や倒す事はそれ程難しくはない相手です。頭部(脳)が弱点で、頭を銃で撃つ等の攻撃で仕留める事が可能ですね。

ケルベロス、ゾンビ犬

バイオハザード
出典:IMDb

アンブレラ社のウィルス研究施設「ハイブ」で飼育されていた実験動物のドーベルマンがT-ウィルスに感染した姿を「ケルベロス」市街地で市民に飼われていた犬や野良犬がT-ウィルスに感染した姿が「ゾンビ犬」です。人間のゾンビ(アンデッド)と同じく「食欲」によって突き動かされており、スピードがあり群で襲いかかってくるなど狙われると中々やっかいなクリーチャーです。

原作ゲームでは「バイオハザード2」から登場していて、急に襲いかかってくるクリーチャーとして有名ですね。

リッカー、巨大リッカー

バイオハザード
出典:IMDb

アンブレラ社のT-ウィルスを使った生物兵器製造の初期実験生物で、培養された生体組織に直接T-ウィルスを注入して生み出されたクリーチャーです。しかし、理性や知能がコントロールの効く水準にまで達しておらず、摂取(食べた)生物のDNAを取り込んで急激に変異も起こすため、失敗作として保管されていました。壁を這って移動する機動力、剥き出しの筋肉繊維が表すようなパワーなど、通常のゾンビ(アンデッド)とは比較にならない程の戦闘能力を持っている危険な存在です。

映画『バイオハザード』の劇中では「ハイブ」内の電源が落ちた影響で活動を抑えるための鎮静剤や筋弛緩剤の投与が断たれて目覚めてしまい、閉じ込めていたコンテナを破壊して外に出てきました。また、映画『バイオハザードⅤ リトリビューション』ではカムチャッカ半島にあるアンブレラ社が保有ゆる広大な敷地で飼育、管理されていたリッカーの進化体・巨大リッカーが登場しています。パワー、スピード共に向上していてリッカー以上に強力なクリーチャーですね。

原作ゲームでは「バイオハザード2」から登場していて、映画とは設定が違いゾンビ(アンデッド)化した人間がさらにT-ウィルスに侵され、突然変異を起こして誕生したクリーチャーとなっています。

ネメシス

バイオハザード
出典:映画『バイオハザード』公式Twitter

アンブレラ社が行っていた生物兵器研究の1つ「ネメシス計画」によって誕生したクリーチャー。リッカーの攻撃で傷を負ったマット・アディソン(エリック・メビウス)が肉体変異を起こしたためアンブレラ社に拘束され、そのまま実験体となってネメシスへと姿を変えました。

マットとT-ウィルスが上手く適合した影響で知能の急激な低下が起きておらず、アンブレラ社の命令に従順で銃火器を扱う賢さも持ったままクリーチャー化に成功した稀有な例でもあります。

また、ネメシスの視界にはデジタル映像にて情報が逐一映し出されており、表示されたメッセージを理解して行動を選択しています。人間に近い知能により体術や武器術に長けているため通常のゾンビ(アンデッド)よりも戦闘能力は高く、多少の攻撃は物ともしないタフネスも兼ね備えた強敵です。

原作ゲームでは「バイオハザード3 LAST ESCAPE」に登場していて、第1形態~第3形態まで変化するボスクリーチャーとして立ちはだかっています。

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クロウ

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出典:IMDb

T-ウィルスに感染した生物の死骸を食べたカラスが二次感染してクリーチャーとなった姿です。個々の戦闘能力はそれ程高くはありませんが、大群をなして襲いかかってくる非常にやっかいな存在です。

映画劇中ではアリス(ミラ・ジョヴォビッチ)の超能力によって集められた火炎放射器の炎によって大群を焼き尽くす事により倒されました。

原作ゲームでは初代「バイオハザード」より登場していて歴史のあるクリーチャーですね。

スーパーアンデッド

バイオハザード
出典:IMDb

アンブレラ社によるゾンビ(アンデッド)を生物兵器として飼いならす計画の中で、アリスのクローンの血液から精製された「血清」を注入したゾンビ(アンデッド)です。

最初は「食欲」が抑制され、冷静な性質になったかに見えましたが、実は狂暴性と俊敏さが通常のゾンビ(アンデッド)より上昇しており、刺激を受けて昂ぶると手が付けられない程暴れ出して人間を襲い出す映画オリジナルのクリーチャーです。

通常のゾンビ(アンデッド)よりも動きが速く、攻撃的なため戦闘能力は中々高いと言えます。しかし、頭部(脳)が弱点である事は同じなので、冷静に頭を狙って攻撃を行えば倒す事は難しくない相手ですね。

タイラント

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出典:IMDb

スーパーアンデッドに噛まれたアンブレラ社の研究員・サミュエル・アイザックス博士(イアン・グレン)が、体内に入ったT-ウィルスの処置をするため多量の抗ウィルス剤を投与した結果、突然変異を起こしてクリーチャー化した姿。

映画『バイオハザードⅢ』におけるボスクリーチャーであり、傷を負っても回復、再生、強化するずば抜けた治癒力に、右手の指をムチ状の触手に変化させて繰り出す攻撃や咆哮だけで衝撃波を発生させ周囲の物体を吹き飛ばすなど、圧倒的な攻防力を備えた映画シリーズ屈指の難敵です。

原作ゲームでは初代「バイオハザード」から登場していて、以後、複数のナンバリングや派生作品にタイプを変えて登場するバイオハザードを代表するクリーチャーの1体ですね。

マジニ・アンデッド

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出典:映画『バイオハザード』公式Twitter

体内のT-ウィルスが経年劣化を起こし、その影響で特異な進化を遂げたゾンビ(アンデッド)です。通常のゾンビ(アンデッド)よりも知能が高く、穴を掘って建物内に侵入するなど、人間を襲う手段に工夫が見られるクリーチャーですね。また、口から花弁のような捕食器官を出して対象を捕らえ、生きたままどこかへ連れ去ってしまう特徴も持っています。

原作ゲーム「バイオハザード5」で登場するクリーチャー・マジニを参考に、ポール・W・Sアンダーソン監督がアレンジを加えて映画に登場させました。

処刑マジニ

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出典:映画『バイオハザード』公式Twitter

大柄の体躯に袋を頭に被ってエプロンを身に着けた人型のクリーチャー。巨大武器・断頭斧を振り回しながら、遺伝子操作によって強化された肉体を盾に重戦車の如く突進してくる危険な相手です。拳銃程度では頭を撃ち抜いても活動を止められず、巨体に反して俊敏性も持ち併せていて、映画『バイオハザードⅣ アフターライフ』ではアリス&クレア(アリ・ラーター)のコンビを苦しめました。

原作ゲームでは「バイオハザード5」に登場してるクリーチャーです。ポール・W・S・アンダーソン監督のお気に入りのクリーチャーだったらしく、映画内にどうしても登場させたかったとインタビューで語っています。

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アジュレ

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出典:映画『バイオハザード』公式Twitter

マジニ・アンデッドと同じく、体内のT-ウィルスが経年劣化を起こして特異な進化を遂げたケルベロスです。映画内ではアルバート・ウェスカー(ショーン・ロバーツ)がペットとして飼っていて、映画『バイオハザードⅣ アフターライフ』にてクリス(ウェントワース・ミラー)・クレア兄妹を救出しに来たアリスの前に立ちはだかったクリーチャーですね。頭部が2つに割れ、内側の牙で鋏み込むような攻撃を行うため、通常のケルベロスより攻撃力は高いと言えます。

原作ゲーム「バイオハザード5」で頭部が割れるゾンビ犬を見たポール・W・S・アンダーソン監督がそのインパクトに感動し、犬のクリーチャーには飽きていたものの、この形態ならば登場させたいと考えて採用に至りました。

プラーガ寄生体

生物の脊椎に寄生し、宿主の身体能力を向上させる寄生生物。アンブレラ社がゾンビ(アンデッド)やクリーチャーをコントロールする目的で生み出された生物兵器であり、ゾンビ(アンデッド)に使用すると武器や道具を使える程度の知能を付与でき、人間に使用すると記憶や知能をそのままに純粋に身体能力を強化する事ができます。

原作ゲームでは「バイオハザード4」「バイオハザード5」に登場しています。

プラーガ・アンデッド、チェーンソー男

プラーガ寄生体によって知能と耐久性を得たゾンビ(アンデッド)をプラーガ・アンデッド、プラーガ寄生体と高い適合性を見せた高機能なゾンビ(アンデッド)にチェーンソーを持たせたクリーチャーがチェーンソー男です。

共に通常のゾンビ(アンデッド)よりも賢く強靭な肉体を持ちますが、頭部(脳)への攻撃で活動停止してしまう弱点は同じです。

原作ゲーム「バイオハザード4」「バイオハザード5」に登場するクリーチャー・ガナードとマジニが元ネタとなっていて、名前が違うだけで種類としては同じ扱いができるクリーチャーですね。

キペペオ

映画『バイオハザードⅤ リトリビューション』のエンドクレジット前に登場し、ワシントンDCの上空を飛翔していた鳥の形状をしたクリーチャーです。ヘリコプターやオスプレイを撃墜する描写があり、アリス達との直接的な戦闘描写は無いものの高い戦闘能力を持っている事が想像できるクリーチャーですね。

原作ゲームでは「バイオハザード5」にてクリーチャー・マジニを倒すと出現する奇襲型の敵です。

ジュアヴォ・アンデッド

バイオハザード
出典:IMDb

T-ウィルスの変異によって誕生した人型のゾンビ(アンデッド)。スーパーアンデッドやマジニ・アンデッドとは別ベクトルの進化を遂げた存在で、口から花弁状の捕食器官を出す他、奇襲攻撃を得意としているゾンビ(アンデッド)の亜種です。

原作ゲーム「バイオハザード6」に登場する生物兵器「ジュアヴォ」の名称を拝借している映画オリジナルクリーチャーです。

ポポカリム

バイオハザード
出典:IMDb

アンブレラ社の生物兵器開発において、プラーガ寄生体をコウモリに寄生させ、幾度の改良を経て高い攻撃力と飛行能力を持つ事に成功した飛行型のクリーチャーです。上空から標的を急襲したり、下半身から伸びた触手や強力な爪による攻撃など、地上に生息しているクリーチャー以上に厄介で危険性を持った存在です。

原作ゲームでは「バイオハザード5」に登場しています。

ブラッド・ショット

人間をベースにT-ウィルスを掛け合わせ改良して生み出された生物兵器で、リッカーを彷彿とさせる筋繊維が剥き出しになった人型のクリーチャーです。赤く充血した特殊な眼球によって熱を感知するサーモグラフィーの能力を備えており、熱源を頼りに攻撃対象を把握する暗闇での活動も可能なクリーチャーですね。巨体にも関わらず俊敏で、闇に紛れる能力も相まってボスクリーチャークラスの戦闘能力を誇ります。

原作ゲームでは「バイオハザード6」に登場しています。

アルバート・ウェスカー

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出典:映画『バイオハザード』公式Twitter

アンブレラ社において最上位の地位に就いている人物で、会議などでは議長を務めるなど、アンブレラ社の実権を握っている1人です。

アリスとの戦闘の際に操縦していたオスプレイが富士山へ墜落し、瀕死の重症を負ったため一か八か自分の肉体にT-ウィルスを投与した所、一命を取り留めて他のクリーチャー達を凌駕する力を手に入れました。しかし、適合に成功したアリスとは違い肉体が不安定で、人間のDNAを捕食によって取り込み続ける事によって何とか維持、安定させています。また、アリスのDNAを取り込む事で完全な安定を手にしようと目論んでいます。

他の人型クリーチャーとは違ってウェスカーのままの知能と人格を持っており、放たれた銃弾を回避したり、超高速で移動するなど圧倒的なスピードと反射神経に加え、高度な体術や武器術も駆使する映画シリーズ最強の敵です。また、同じTーウィルスを取り込んだアリスとは違い、口から花弁状の捕食器官を出すなど人間よりクリーチャーに近い身体になっていて、単純な肉弾戦の攻撃力ではアリスよりも上と言えますね。

原作ゲームでは初代「バイオハザード」で初登場しており、以後、敵役として複数の作品に登場しているボス扱いのキャラクターです。

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番外編 遠隔操作デバイス「スカラベ」に操られた人間

ここではゾンビ(アンデッド)やクリーチャーではなく、アンブレラ社の遠隔操作デバイス「スカラベ」によって操られ、アリス達に襲いかかってきた人間のキャラクター2人を紹介したいと思います。

クレア・レッドフィールド

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出典:映画『バイオハザード』公式Twitter

映画『バイオハザードⅢ』~『バイオハザードⅣ アフターライフ』にかけて仲間と共に辿り着いた安息の地「アルカディア」が実はアンブレラ社が仕掛けた生存者達を捕らえるための罠であり研究船でした。

一時捕まったものの船からは何とか逃げ出し、アラスカの仲間と合流しましたが、胸に取り付けられた「スカラベ」により理性を失ったクレアがアリスに襲いかかりました。アリスとの格闘の末に「スカラベ」を取り外されて理性を取り戻しましたが、後遺症によって記憶喪失になります。

元々、人間の中では戦闘慣れしているクレアだったため、「スカラベ」の制御下におかれてもその高い戦闘能力は維持されていたため中々の強敵でした。アリスではなく普通の人間だったら止められなかったかもしれませんね。

ジル・バレンタイン

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出典:映画『バイオハザード』公式Twitter

映画『バイオハザードⅡ アポカリプス』ではアリスと共闘していたジル・バレンタイン(シエンナ・ギロリー)ですが、アンブレラ社に捕まって拷問を受け、「スカラベ」を取り付けられてアンブレラ社の人工知能「レッド・クイーン」に洗脳されてしまい、アンブレラ社の特殊部隊を率いてアリス達と敵対するようになりました。

元々ラクーンシティ警察の特殊部隊・S.T.A.R.Sの期待の新星と称される程、捜査能力だけでなく抜群の戦闘のセンスを持っていたジルですが、「スカラベ」を装着した後のジルはその格闘能力、パワー、俊敏性がさらに向上していて、地上戦では終始アリスを圧倒し、あと一歩の所まで一方的に追い詰めます。しかし、すんでの所で胸の「スカラベ」が外され、洗脳から解放されました。

映画シリーズにおいても上位に来る戦闘能力があると思われ、リッカー程度のクリーチャーでは歯が立たないくらいの強さはあるのではないでしょうか!

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映画『バイオハザード』登場クリーチャーの危険度ランキング10

ここでは映画『バイオハザード』シリーズに登場するゾンビ(アンデッド)やクリーチャーの強さをランキング形式でお伝えしたいと思います!このランキングをおおよその参考に映画を視聴して頂ければ、アリス達が戦っている相手の危険性が感覚的に分かるかと思います。

10.プラーガ・アンデッド

第10位はプラーガ寄生体によって強化されたゾンビ(アンデッド)、プラーガ・アンデッドですね。通常のゾンビ(アンデッド)よりも知能が高く、攻撃に対する肉体の耐久性も向上しているため動きを止める事が少し困難になっている事が理由として挙げられます。しかし頭部(脳)が弱点なのは同じなので、一点狙いで攻撃を加えれば比較的倒しやすいクリーチャーに該当すると思います。

9.チェーンソー男

第9位はプラーガ寄生体とより高い適合性を見せたゾンビ(アンデッド)、チェーンソー男です。プラーガ・アンデッドよりも高い知能を持ち、チェーンソーという武器を使ってくるため肉弾戦で倒すのは戦闘慣れしていない普通の人間だと手を焼くレベルでしょう。頭部(脳)が弱点なのは同じなので、銃による狙撃でチェーンソーの間合い外から倒すのがベター

8.リッカー

第8位はアンブレラ社が作り出した生物兵器・リッカーですね。ここからは普通の人間ではよほど強力な銃火器や有利な条件が無いと倒せない部類のクリーチャーになってくると思います。壁を這う機動力に俊敏性、人間を遥かに上回る筋力など、肉弾戦で勝つのはほぼ無理な敵ですね。しかし、リッカーも頭部(脳)を破壊する事で倒せるのは通常のゾンビ(アンデッド)と同じなので、攻撃がしやすい場へおびき出して銃火器を使って遠間から狙撃するのが基本的な倒し方になるでしょう。

映画『バイオハザードⅡ アポカリプス』の教会での戦闘シーンのように、アリスクラスの戦闘能力があれば真正面から戦っても倒せます。

7.ポポカリム

7位にランクインしたのはアンブレラ社の生物兵器・ポポカリムです。翼竜のような巨体に、高い飛翔能力、車を持つ程の腕力、強靭な爪、触手を使った変則的な攻撃など、人間が銃火器で武装した程度では歯が立たない戦闘能力を誇っています

映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』の劇中で、アリスはポポカリムをおびき出し、地雷を使って倒しました。アリスですら真正面からは無理だと踏んで戦略を使った程危険なクリーチャーだという事ですね。

6.巨大リッカー

6位はアンブレラ社の品種改良によって誕生したリッカーの進化形態・巨大リッカーですね。リッカー以上のパワーと機動力を持ち、自動車を軽々吹き飛ばすなどその攻撃力の高さが劇中からも伺えます。また、耐久力も向上していて、リッカーの弱点であった頭部(脳)をマシンガンで狙撃しても中々倒れる事がありません。まさに人型ゾンビ(アンデッド)の上位種と言えます!

5.ブラッドショット

第5位はアンブレラ社によって作られた生物兵器・ブラッドショットです。単純な格闘能力で言えば巨大リッカーより劣りますが、ブラッドショットは暗闇でも活動できるその隠密性に強さの真骨頂があります。夜間の戦闘になれば人間では太刀打ちできない強さがあり、人類への脅威、危険性で言えば巨大リッカー以上でしょう。

ただ、熱源に頼って活動しているため、関係のない光や熱に反応してしまうという欠点と、巨大リッカーとは違って頭部(脳)の耐久性は通常のゾンビ(アンデッド)とさほど変わらないという脆さがあります。映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』の劇中では、懐中電灯の光に気を取られている所をアリスによって仕留められました。

4.処刑マジニ

第4位に入ったのはアンブレラ社によって作られた個性的な生物兵器、処刑マジニです。2メートルを超える巨体に、禍々しい巨大武器・断頭斧を持ち、遺伝子操作によって強化された高い耐久性を持つ肉体を盾に攻めてくるなど、文字通り怪物といえるクリーチャーです!中途半端に頭部(脳)を攻撃した所でビクともせず、その生命力は巨大リッカー以上でしょう。人型ゾンビ(アンデッド)では最強と言え、パワーと防御力だけでなく、巨体に見合わない俊敏さでアリスを苦しめました。

映画『バイオハザードⅣ アフターライフ』の劇中でアリスは処刑マジニの断頭斧によって気絶させられており、クレアが応戦する中目覚めたアリスにより至近距離で頭部(脳)をショットガンで撃ち抜かれ、完全に脳を破壊された事でようやく活動停止しました。

3.ネメシス

ベスト3の最初に入るのは、アンブレラ社が生み出した生物兵器・ネメシスですね!ゾンビ(アンデッド)としての肉体の耐久性、パワー、銃火器や体術が使える程の知能など、総合的な能力の高さを考慮してこの位置となりました。目を引くのが格闘術で、映画『バイオハザードⅡ アポカリプス』の劇中でのアリスとの一対一の決闘では互角に近い戦いを見せており、巨体に見合わずアクロバティックな動きをするなど身体能力の高さが見て取れます。処刑マジニや巨大リッカーと比較するとパワーやスピードは劣りそうですが、武器を使ったり戦略的な動きもできるであろう点を考慮し、2体よりも強いと判断しました。

2.タイラント

第2位にランクインしたのは、サミュエル・アイザックス博士が抗ウィルス剤の影響でクリーチャーへと変貌した姿、タイラントです!強さを決定づけているのは、最強クラスの攻撃力と治癒力ですね。右手の指をムチ状の触手に変えて仕掛ける変則攻撃や、咆哮だけで衝撃波を発生させるなど他に類を見ない攻撃力を持ち、傷を負ってもその部位を凄まじい速度で回復させ、さらに治した部位を強化してしまうというリカバリー能力の高さがこの位置につけた理由です。また、狂暴性は増しているものの、知能は聡明なアイザックス博士のままなため高度な戦略なども取れるという強味もあり、自分こそがT-ウィルス研究の集大成と言い切るアイザックス博士の言葉を裏付けるかのようなクリーチャーですね。

映画『バイオハザードⅢ』の劇中では、施設に仕掛けられていたレーザートラップルームにアリスを追い詰めるも、アリスが事前に助けていた実験体・クローン・アリスのアシストでレーザーを起動され、全身をコマ切れにされて倒されました。

1.アルバート・ウェスカー

映画『バイオハザード』シリーズ最強のクリーチャーの座についたのは、アンブレラ社の重役で宿敵であるアルバート・ウェスカーです!肉体が不安定でT-ウィルスと完全に適合したとは言えませんが、その戦闘能力の高さは圧倒的なものがあります。

強さの大部分を占めているのはそのスピードと反射神経ですね。なんと撃ちだ出された銃弾を見てから回避するという異次元の守備力を見せていて、戦いの空間を支配するかのようなその動きは、戦い慣れしているクリス、クレアの2対1の肉弾戦でも圧倒する程です。また、体の耐久性も通常のゾンビ(アンデッド)以上で、頭を刃物で貫かれた程度では死ぬ事はありません。

パワーこそ下位ランキングのクリーチャーより劣りますが、人間がT-ウィルスによって変異した場合、狂暴性が増すなど理性に弊害が出がちな事に対し、ウェスカーは人格と知能をそのままに冷静さが崩れていないため、T-ウィルスと適合したアリスのように人間らしさを保持している側面も強さの一部ですね。当然、高度な格闘術や武器術、戦略も駆使するため、ただパワーとスピードと耐久力で押し切るクリーチャーとは根本的に強さの質が違っています

全てのパラメータを総合的に考えると、映画『バイオハザード』シリーズで1番強いクリーチャーはアルバート・ウェスカーという事になるのではないでしょうか!

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まとめ

以上が映画『バイオハザード』シリーズに登場するクリーチャー達の解説になります!

ひたすら人間に襲いかかってきてる化け物に見えていたクリーチャーにも、それぞれ特徴や個性があるという事が伝わった事と思います。

本記事を参考に作品を視聴すると、また違った視点でバトルシーンが楽しめるのではないでしょうか!

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BH_INKO
BH_INKO

新潟県に在住でWEBライターをしています、BH_INKOと申します。インターネットが水道や電気と同じ当たり前のものとなり、個人が好きな事、やりたい事をオンラインを通じて発信するのも一般的になりました。そんな時代の波に乗り、趣味や特技がお仕事に繋がればと思い活動しています。