映画のお供にお酒はいかが?カクテル・お酒が印象的な映画10選
何かとストレスの多い”大人”として生きていると、日常のしがらみから解放してくれる「お酒」を嗜みたくなる瞬間がありますよね!
そんな大人たちの趣向品である”お酒”が物語の世界観を彩っている、どこか『アブな』くて『オトナ』で『オシャレ』な映画を厳選してチョイスしてみましたのでご紹介します。
たまには、お酒のお供に非日常的を味わえる『映画』を添えてみるのもいいですよね!
いつもよりちょっとだけ部屋を暗くして、とっておきの相手を隣に呼んで、ちょっとだけいいおつまみを用意して、最高にカッコイイ映画があればもう完璧!今宵は思いっきり酔いしれてみませんか?
目次
1.『カクテル』
あらすじ
軍を除隊し、ウォール街での成功を夢見て就職活動中の青年ブライアン(トム・クルーズ)。しかし学歴の無い彼は、なかなか働き先を見つけられずにいた。一向に前へ進めず落胆していた時、従業員を募っているバーにたまたま巡り合い、とりあえず生活の為に一時的に働こうと応募したところ、採用してもらえて働く事に。オーナーのダグ(ブライアン・ブラウン)は、素人であるブライアンにバーテンの技術と経営の知識を教え込んでゆく。やがて腕を上げてきたブライアンとダグは、派手なパフォーマンスのカクテル作りと経営手腕で店を繁盛するまでに成長させる。その後、有名店から指名を受けた2人だったが、些細な小競り合いから袂を分けてしまう——。
『カクテル』×レッドアイ
映画に出てくるお酒レッド・アイは、ビールをベースにトマトジュースを加えたカクテルです。アルコール度数の低さと苦みをまろやかに抑えている口当たりなのでお酒がそんなに得意じゃない方、ビールが苦手な方にも飲みやすいカクテルですね。お好みで塩、コショウ、タバスコなどの調味料を加えてパンチを出したり、レモンを絞りほのかに酸味を加えてさっぱりとした風味にしたりもします!
しかし、本作内では少し違った…というより、「これこそが本来の姿」というレッド・アイが登場します。
「バーテンだの朝食だ」とダグがブライアンに差し出したのは、ビールにトマトジュース、スパイスに、なんと生卵を割り込んだもの。実は、この生卵をシェイクせずそのまま頂くのが本来の飲み方。底に沈んだ卵が『目』のように見える事がカクテル名の由来となっているんです!
そんなレッド・アイのカクテル言葉は「同情」。本作品では、レッドアイを差し出すシーンがメリハリとなり、若者の紆余曲折と心模様の変化、そして『別れ』をよりドラマティックに表現しています。
2.『007スペクター』
あらすじ
メキシコにて11月2日に開催される「死者の日」の祭り。ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は美女と共に装飾した人々でごった返す喧騒の街中を歩いていた。ボンドはホテルに到着すると、仕事に取り掛かるためバルコニーへ。屋根をつたいとある建物の外まで来ると、そこではテロリスト達がスタジアム爆破計画の密談をしていた。ボンドは即座に銃撃し、ガス爆発を誘発して建物を崩壊させ、テロリストを壊滅させたのだった。本部MI6へ戻ると、上司から今回の個人プレイと大立ち回りについて叱責を受けるが、ボンドの単独行動の理由は亡くなった上司Mの遺言からだった。
テロリストを倒した際に入手した指輪にはボンドが追っていた謎のテロリスト集団「スペクター」の刻印が施されていた。再び激闘のミッションがスタートする。
『007スペクター』×ウォッカ・マティーニ
出典:東京カレンダー
ウォッカ・マティーニは、ウォッカをベースにドライ・ベルモットを加えてステアした無色透明のカクテル。通常マティーニはジンで作るお酒ですが、ウォッカを用いる事で癖が無く飲みやすくなります。甘味が少なく辛口でキレのある飲みごたえもあり、別名カンガルーやウォッカティー二などとも呼ばれます。アルコール度数は31度と高めで、じっくり腰を据えて飲みたい時にマッチしているお酒ですね。
そんなウォッカ・マティーニのカクテル言葉は「選択」。スパイのプロ中のプロであるボンドに似合う、シンプルで重みのある言葉ですね!
このカクテルが登場するのは、列車内でマドレーヌ(レア・セドゥ)が「ウォッカ・マティーニをダーティーで」とウェイターに注文するシーン。女でさえ悩殺されてしまうほどエロティックでグラマラスな彼女が画面に颯爽と現れるこのシーンは、思わずため息が漏れてしまうほど魅力的です!!
ボンドの好みはジンベースではなくウォッカベースだと記憶していてスマートに気を利かせたんですね。こんな事されたら誰だって惚れてしまいます!
ちなみに、「ダーティ・マティーニ」というのは通常のマティーニにオリーブの漬け汁を加えたカクテルの事。漬け汁が混ざる事で少し濁る事から”ダーティ”と呼ばれています。
作中でボンドが言うお決まりの名セリフといえば、これですよね!
「Vodka Martini, Shaken, not stirred(マティーニを。ステアせずにシェイクで)」 ボンドマティーニと呼ばれるこのカクテル、バーに訪れた際にカッコよく注文してみたいものです。 |
3.『007スカイフォール』
出典:Amazon.com
あらすじ
トルコ、イスタンブール。ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は新人諜報員イヴ(ナオミ・ハリス)と共に重要なハードドライブを奪還する為にその行方を追っている。その任務中、同僚であるロンソンが負傷している所に出くわすも、上司M(ジュディ・デンチ)から「奪還任務を優先するように」との指示が出たので、同僚を置き去りに任務を続行する。ハードドライブを奪った実行犯と列車の上で揉み合いになるボンド。Mよりイヴに実行犯の射殺命令が出るが、イヴは誤ってボンドに銃弾を当ててしまう。列車から 、そのまま渓谷へ落ちてゆくボンド。数ヶ月の月日が流れ、公式にボンドの死が認められる。ハードディスク奪還の失敗と情報漏洩の責任を取らされて、情報国防委員会から正式に引退勧告を受けるM。しかしボンドは生きていた。上司Mへの不信感から姿をくらましていただけだったのだ。
そんな中、MI6本部が謎のコンピュータハッキングを受け、爆破攻撃までされ、多くの職員が犠牲になってしまう凄惨な事件が起こる。事件を知ったボンドは、自分の力が必要だと思い、再びスパイ職への復帰に動き出す。
『007スカイフォール』×マッカラン
マッカラン蒸留所で製造されているスコッチウィスキー。コンソメスープに例えられる風味が特徴で、シェリーの香りもほのかにします。シングルモルトのロールスロイスとの異名を持ち、スコットランド最大の川であるスペイ川沿い、通称スペイサイドの気候と水により作られた、甘みと上質な香りが味わい深いウィスキーです。癖があまり無いので、ウィスキー入門としてもおススメできる一品ですね!
カクテル言葉はありませんが、マッカランの由来は「宣教者フィランの平原」。
そんなマッカランが登場するのは、元英国スパイ・シルヴァのアジトでのシーン。ボンドガール・セヴリン(ベレニス・マーロウ)の頭に乗せたグラスをボンドが少し震えながら撃つ場面がとても印象的です。このシーンでシルヴァがボンドに薦めてきたのは50年物のマッカラン。修羅場に良いお酒、という展開はベタですが、なんともニクい演出ですね!
4.『スパイ・ゲーム』
出典:Amazon.com
あらすじ
元部下であるビショップ(ブラッド・ピッド)が香港でスパイ容疑にかけられ蘇州刑務所に捕らわれたとの一報がCIA諜報員ミュアー(ロバート・レッドフォード)の元に入る。退職日だったが、ボーイスカウトだったビショップをCIAエージェントに引き入れたその責任、そして愛弟子であるビショップをCIA組織が見殺しにする気だと察知したミュアーは、自身の手で奪還する事を決意し動き出す。今回のビショップの失態はエージェントとして師弟間のスタンスの違いが招いたものだった。任務の為なら徹底的に冷酷になるミュアーにビショップは反感を抱き、甘さを持ったまま任務を遂行した結果だったのだ。思惑が交錯する中で救出作戦がスタートする。
『スパイゲーム』×ザ・グレンリベット
出典:gramho
ザ・グレンリベットはスコットランドのマレー、スペイサイド地方で作られるシングルモルト・ウィスキーで、金色のように鮮やかな色も特徴です。バニラ、フルーツ、はちみつの甘味、樽の香りなどがバランス良く風味として出ていて非常に飲みやすいウィスキーになっています。ソーダ割り、ストレート、ロック、どんな飲み方も万能に楽しめてそれでいて飽きない深みもあるので初心者~ウィスキー党の方まで幅広く楽しめるお酒ですね!
グレンリベットの語源はゲール語で「リベット谷」という地域の名称で、豊富な地下水や川などがウィスキー作りに適した地域だったようです。
そんなグレンリベットが登場するのは、CIAの先輩であるミュアーが弟子のビショップに心得を教えるシーン。「スパイはマティーニでは?」の問いにミュアーが「いいや、スコッチの12年物だ」とマイルールを伝えるやりとりは印象的ですね!ビショップは007を意識しての質問だったのかもしれません。
5.『コンスタンティン』
あらすじ
LAでエクソシスト(悪魔祓い)をしながら探偵をしているジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)。ヘビースモーカーで体をボロボロにしていた。ある日、ジョンは助手のチャズ(シャイア・ラブーフ)と共に悪魔に憑りつかれたある少女の悪魔祓いを行う事に。少女は乗り移られていた時に見た 事もない槍の絵を描いていて、何か今までの悪魔とは違うと思ったジョンは、同席していた神父に悪魔の声を聞いて何かあれば伝えてほしいとサポートを頼む。儀式を終えたジョンは、通常来る事のできない悪魔が人間界へ入り込もうとしている序章であると勘づく。実は人間の傲慢な所業に憤っていた天使のハーフブリード・ガブリエル(ティルダ・スウィントン)が、悪魔・ルシファーの息子・マモンを人間界で復活させようと目論んでいたのだ。
天使側のガブリエルは地獄側のハーフブリードと手を組み、少女が描いていた「運命の槍」を使ってマモンを復活、人間へ罰と試練を与えようとしている。事態の全容を理解したジョンは計画を阻止すべく病魔と闘いながら動き出す。
『コンスタンティン』×アードベッグ
出典:INLIFE
イギリスのアイラ島で作られているアードベック。アイラ地方に堆積した泥炭を燃料にして原料の麦を感想させる事で独特なピートの香りを生み、そこにフルーツのような甘味をブレンドさせたクセのある味わいが特徴です。熱烈なファンも抱えている銘柄で、ハマる人はハマるウィスキー経験者におススメのお酒です。
名前の由来はゲール語で「小さい岬」。蒸留所のある地域の地形がそのままつけられているようですね。
序盤で自分の人生を呪うようにジョンがアードベックを煽るように飲み、タバコを吸うシーンは印象的です。ふと蜘蛛がテーブルを横切り、空のグラスを逆様にして蜘蛛を捕らえその姿を自身と重ねているジョンの悲壮感のある姿は、日常に少し疲れ気味の現実世界の大人にも重なりますね。
6.『ブレードランナー』
出典:Amazon.com
あらすじ
2019年アメリカ、ロサンゼルス。環境破壊が進行し酸性雨が降る都心。宇宙への移住が一般化している中、僅かに地球に残った人々が過ごす世界。遺伝子工学の進歩により生まれた人造人間「レプリカント」が人間の代わりに重労働や危険な作業を奴隷のように強いられていた。そんな中、人間に反逆したレプリカントの6体がスペースシャトルをハイジャックして地球に潜伏しているとの一報がレプリカント処分の任に就く捜査官、通称ブレードランナーであるリック・デッカート(ハリソン・フォード)の元に入る。本来感情を持たないレプリカントだが、時間経過と共に人間のような感情が芽生え出す事から4年で寿命が設定されていた。情報を集める為に脱走して反逆したレプリカントを作ったタイレル社訪れるデッカートだが、そこにいた社長秘書もまた人間の記憶を移植されたレプリカントであった。タイレル博士は「人間以上のレプリカントを作りたい」と話す。反逆したレプリカント達とブレードランナーの悲壮な戦いが始まる。
『ブレードランナー』×ジョニーウォーカー
出典:aucfan
スコッチ・ウィスキーとして世界的に有名なジョニーウォーカー。最初はイギリス、スコットランドのキルマーノックに雑貨店として開業したお店が後に世界的ウィスキーブランドの名店になりました。ラベルによって風味が変わってくるのですが、メジャーなラベルといえばブラックラベル12年、通称ジョニ黒です!風味はスモーキーさにリンゴと梨のようなフルーティーな香りが口に広がります。苦みやクセのある香りが抑えられ飲みやすく原酒を配合しているので初心者にもおススメです。ブレンデッドウィスキーの名品であり定番ですね!
ジョニーウォーカーの由来は創業者ジョン・ウォーカーの名前を取ったものです。
自分をレプリカントだと認識していなかったレイチェル(ショーン・ヤング)が自分の子供の頃の写真を見せ私は人間かと問うシーンでデッカートが「飲むか?」とジョニーウォーカーを薦めるシーンは印象的ですね!涙を流して無言で去ってゆくレイチェルの姿は悲しみが表れています。
7.『キングスマン』
出典:Amazon.com
あらすじ
物語が始まる17年前。中東にて任務遂行中の世界最強スパイ機関「キングスマン」のエージェント達。任務中に捕まえた標的が爆弾を隠し持っていて、爆破を体を張って阻止したエージェントの1人が命を落とす。命を救われたハリー・ハート(コリン・ファース)は、彼の家族の元に行き「助けが必要な時にはメダルに書かれた番号に電話してくれ」と殉職したエージェントの幼子に渡す。時は経ち現在。ジェームズ・アーノルド教授が億万長者でテロリストのリモッチド・ヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)により雪山にある小屋に拉致される。キングスマンのメンバー、コードネーム「ランスロット」が救出に来るもヴァレンタインの右腕で義足の殺し屋ガゼル(ソフィア・ブテラ)に殺されてしまう。この事を知ったキングスマンのリーダーであるアーサーは、ハリーに「ランスロット」の後継者を探すように告げる。そんな中、17年前の恩人の息子エグジー(タロン・エガートン)が海兵隊を辞めて荒んだ生活を送っていて、ある日盗んだ車で走り回って警察に逮捕されてしまう。
取調室でエグジーは昔貰ったメダルの存在を思い出し、そこに書かれている番号へ電話を掛けてみると、突然釈放されハリーが現れる。そこへ盗んだ車の持ち主の不良達が仕返しに襲ってくるも、ハリーが見事な体術で倒してしまう。ハリーに興味を持つエグジーだったが、ハリーもまたエグジーのキングスマンとしての素養に気づいていた。ハリーにスカウトされたエグジーはキングスマン「ランスロット」になるべく試験を受けるのであった。
『キングスマン』×ダルモア
出典:六本木鈴酒
ダルモア62年は、まず大きな鹿のマークとどっしりとした形状のボトルにも印象があるシングルモルトウィスキーで、スコットランド、ハイランド地方で作られています。ラムレーズンのような風味を出しつつもシェリー樽で醸成させているためフルーツの香りも良く、はっきりとした味を感じながらも後味はスッキリしているのが特徴です。水割りにすると甘味が出てくるので好みでストレートと飲み分けるのもありですね!初心者にもおススメできるウィスキーです。
ダルモアはゲール語で「広大な草地」または「広大な湿地」という意味に由来しています。
このカクテルは、冒頭の雪山のシーンでいきなり登場します。しかも、こいつがタダモノじゃない!映画に登場した「ダルモア62」は2006年、シンガポールのチャンギ空港にて12本限定で販売されましたが、この最後の一本に至ってはなんと1ボトル1500万という、正規販売品としては世界最高額で売れた最高級ウィスキーなんです!そんな超高級ウィスキーはもちろんのこと、当作品ではバーでのハリーのアクションシーンも見逃せません!改造傘を使った見事な立ち回りは芸術的でお酒のおつまみにも最高ですよ!バー×喧嘩(ハリーに至っては強すぎですが)は定番ですね!
8.『LUPIN THE lllRD 次元大介の墓標』
出典:映画『LUPIN THE ⅢRD 次元大介の墓標』予告編
あらすじ
東ドロアにあるという秘宝「リトルコメット」を狙い中立国のマランダ共和国の大使、運転手を装って潜入したルパンと次元大介。「リトルコメット」を盗み出す事には成功したものの、行く先々で警察に待ち構えられている。追っ手を掻い潜り逃走するルパンと次元であったが、その道中に突如次元を狙った狙撃に遭う。致命傷にはならずとも撃たれた次元だったが、自身を打ち抜いた弾丸を見て驚く。数日前、ボディーガードをしていたが守り切れず暗殺されてしまった西ドルジの歌姫、クイーンマルタを狙撃した銃弾と同じ物だったからだ。胸騒ぎがした次元はルパンと共にクイーンマルタの墓標を訪れるが、そこには次元大介と記された墓が用意されていた。次元は思い出すーーーその殺し屋に墓を用意された者で生き残っている者はいない、殺し屋・ヤエル奥崎の存在を。墓に添えられた花を手掛かりにヤエル奥崎のいる隠れ家へ潜入するルパンと次元。そこには捕らわれた峰不二子、そして目の前に現れるヤエル奥崎。次元大介とヤエル奥崎、決闘の火蓋が切って落とされた!
『LUPIN THE lllRD 次元大介の墓標』×ジャックダニエル
出典:Amazon.com
ジャックダニエルは、アメリカテネシー州で作られているテネシーウィスキーに分類されています。ウィスキーの中でも屈指の甘味があり、キャラメルやバニラの甘さに例えられる事で知られています。木炭でウィスキーの濾過を行うチャコールメローイングという製法を行程に取り入れているため独特の甘味を作り出していて、口当たりは良く、ロック、ストレート、水&ソーダ割りとどの飲み方にも合う万能ウィスキーです!ジンジャエールやコーラで割って飲むジャックジンジャーやジャックコークも有名で、カクテルのような飲み方もできるのでウィスキー初心者におススメできます。
名前の由来は創業者であるジャスパー・ニュートン・ジャック・ダニエル氏から取られました。
次元大介といえばバーボン好き、その中でもジャックダニエルを愛飲している事で有名です。残念ながら劇中に特別印象深いお酒のシーンはないのですが、クールで渋く、少しぶっきらぼうだけど実は情に厚い、そんな次元が活躍する当作品は、彼が愛したジャックダニエル片手に見届けたいものですね!
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9.『ハスラー』
出典:Amazon.com
あらすじ
若きハスラーエディ・フェルソン(ポール・ニューマン)は15歳でその道で食って行くと決め生きて来た。製薬会社のセールスとしても各地を回っていてある地を訪れた時、そこにはカリフォルニアで有名なハスラー、ミネソタ・ファッツ(ジャッキー・グリーソン)がいた。腕に自信のあったエディは15年無敗とも言われるファッツに真剣勝負を挑む。一昼夜に渡って行われた勝負の前半はエディーのペースでこのまま勝つかと思われたが、慢心してしまったエディは酒を飲み出し後半に逆転を許して敗れ、無一文になる。そんな中、足の不自由な女子大生のサラ(パイパー・ローリー)と出会い、彼女と暮らすようになったエディは、金を稼ぐためハスラーとして勝負の世界に身を投じてゆく。ある時、ビリヤード場で小競り合いを起こし両手の指を負傷してしまう。バートという胴元に出会い、ビリヤード勝負を挑むもことごとく負け続け、ついには恋人のサラとの関係も悪くなってゆく。そして、2人の将来に悲観したサラに事件が襲う。
『ハスラー』×JTSブラウン(6年)
出典:Amazon.com
アメリカ、ケンタッキー州で誕生したバーボンウィスキー。口に含むとバニラのような甘い香りやバナナのようなフルーティーな香りが広がり、メープルシロップやチョコレートのような甘味を感じます。また、余韻としてハチミツのような風味も残る甘さの強く出たウィスキーです。ソーダ割りも美味しく飲みやすいのですが、バーボンらしい濃厚さを楽しむのに向いているようなので、少量の水を加えつつ飲む、ロックもしくはストレートで頂くのも良さそうです。
JTSの由来は創業者であるジョン、トンプソン、ストリートの3人の頭文字を取ったようです。
劇中でカッコいいシーンと言えば、JTCブラウンを飲みながら…のゲームシーン一択でしょう!お酒を飲みながら加齢に指定ポケットへと玉を落としてゆく姿は様になっていてサイコーに痺れます!
10.『アルゴ』
出典:映画『アルゴ』公式サイト
出典:映画『アルゴ』予告編
あらすじ
1979年、イラン革命が勃発し身の危険を按じたイラン国王がアメリカに亡命。強く反発した国民がアメリカ大使館に押し寄せ、国王の引き渡しをアメリカに要請する。デモ隊は窓ガラスを破り大使館内に侵入し、52名の大使館員達を人質にした。幸運にも6名の大使館員はカナダ大使の公邸へ逃げ込む事ができたが、デモ隊は6名を見つけた時は公開処刑にしようと躍起になっていて危険な状態が続く。CIAのメンデス(ベン・アフレック)は6名を救出する作戦として奇想天外な方法を提案する。6名全員をアメリカSF映画の撮影クルーとして変装させ、関係各所に協力を要請、実際のメイクアップアーティスト、大物映画プロデューサーなどと連携し、映画ロケハン隊として街を通り抜けイランからの出国を目指すというものだった。実際にロサンゼルスで制作記者会見を開き、偽のストーリーを作る等手の込んだアリバイを用意。その映画のタイトルは「アルゴ」とつけられ、命がけの脱出劇が開演するのだった。
『アルゴ』×マッカラン1824アンバー
出典:Amazon.com
マッカラン1824アンバーは、琥珀色のように澄んだ色の見た目をしているスコッチウィスキーのシングルモルト。香りは控えめですが樽香、レーズンのような品のある香りがします。アルコールの風味も全面に出ていてスパイシーな刺激も味わえます。甘さはそんなに無く、ビターな苦み、酸味などを感じる辛口な仕上がりになっていて、どちらかといえばウィスキー慣れしている方向けのお酒ですね!ロックや少し水を加えると刺激が緩和され、まろやかで爽やかな飲み口になります。
ちなみに、「1824」というのは、マッカランの蒸留所が設立された年を表した数字です。
脱出決行の前夜、捕まれば公開処刑という極限のプレッシャーを跳ね除け、成功を祈願する為マッカランを飲むシーンは印象深いです。職務中に飲酒なんて通常であれば怒られてしまうような状況ですが、命がけの状況での願掛けという事もあり、込み上げてくるものがありますね。
まとめ
映画の中でも様々なシーンで飲まれているお酒。今回はその中でカクテルとウィスキーに焦点を当ててご紹介しました!
全体的にお酒を嗜んでるキャラクターはどことなくカッコ良く様になっているという事がおわかり頂けたと思います!雰囲気、情緒、キャラの特徴などをより際立たせてくれるアイテムがお酒ですね。もちろんここで紹介しきれなかったお酒、映画作品もありますし、愛飲する魅力的な登場人物もいます。まずは紹介させて頂いた作品を観て、興味が持てたらお酒の登場する他の作品も探してみてはどうでしょうか!
ぜひ飲みすぎない程度に嗜みながら映画を観ましょう!