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『スター・ウォーズ』シリーズは公開順で|時系列と順番が違う理由は?

ひつじ

『スター・ウォーズ』シリーズは、長い歴史があります。その映画本数は多く、なんと本編9作品とスピンオフ映画2作品が現時点で公開済みとなっている超大作!そして、『スター・ウォーズ』を観たことのない場合、この分量が多すぎて時間もかかるし、手が付けられない!というのが、鑑賞を遠ざけている理由なのではないでしょうか?

今回は、『スター・ウォーズ』シリーズを追う時間がないあなたのために、『スター・ウォーズ』シリーズ全作品のあらすじを、公開順に簡単にわかりやすく紹介していきます!

■ 『スター・ウォーズ』を観たことがない方は公開順
■ 『スター・ウォーズ』を一通り観たことがある上級者は時系列順

■ 時間がないけど「最後のジェダイ」までの流れを思い出したい方はこの5作

『スター・ウォーズ』の公開順と時系列が入れ替わった理由は?

トビくまくん

編集長、『スター・ウォーズは』一体何故このような複雑な公開順になってしまったの?初めから時系列順に公開してくれれば、こんな複雑な事にはならなかったのに…ルーカスは行き当たりばったりで作品を作っちゃったってことなの?

トビくまくん、良い質問だね!実は、複雑な公開順は以外にも「お金」の問題が関係していたんだ

編集長

トビくまくん

お金の問題?
そう。映画においては、いくら作りたい作品があっても興行的な収入が見込めないと難しい。始めにシリーズの構想を練っていたジョージ・ルーカスは、1作目をヒットさせないと今後のシリーズ化が望めないと考え、『冒険活劇』として万人に支持され得る内容であった4作目『新たなる希望』を第1弾として制作するという判断をしたんだ。そして、理由はそれだけじゃあない。これに加え、シリーズ1・2・3作目は当時の映像技術、そして予算では映像化する事が叶わなかったという実にシビアな問題も重なっていたんだよ。

編集長

トビくまくん

確かに、あの壮大なクローン大戦や大都市惑星「コンサルタント」の描写を当時のCG技術で再現する事は難しそう・・・

結果的に、第1弾として公開された『新たなる希望』は現在の日本円にして約84億もの大ヒットを記録し、無事にシリーズ化される事となった。ルーカスの判断は英断だったという訳だね

編集長

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『スター・ウォーズ』初心者は公開順がおすすめ

『スター・ウォーズ』シリーズは2020年12月時点で全11作公開されています。このシリーズのややこしいところは、映画の公開順=物語の時系列順というワケではないというところですが、『スター・ウォーズ』を観たことがないという初心者さんは公開順で観るのがおすすめ。

なぜかというと、時代を追うごとに進化していく映像技術を楽しめるのはもちろん、「このキャラクターが実は○○だったの⁉︎」という驚きや、「この場面が伏線になっていたなんて…」という発見などを知ることができるから。もちろん、『スター・ウォーズ』シリーズの成長を楽しむことができるのも大きな理由です。

それでは、『スター・ウォーズ』シリーズを公開順に紹介していきます。

『スター・ウォーズ』シリーズ公開順

※クリックすると、各映画のあらすじにジャンプします。

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『スター・ウォーズ』2回目以上の上級者は時系列で!

しかしせっかく時系列と公開順が異なるのだから、『スター・ウォーズ』シリーズを一度以上観たことがある方は時系列で観るのもオススメです。

公開順で観た時のような「シリーズの変化」とは違い、時系列で観ると、「はるか彼方の銀河世界で、あの時何が起こっていたのか」という時間単位でシリーズを追うことができるのです。

それでは、時系列順で紹介していきます!

『スター・ウォーズ』シリーズ時系列順

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「最後のジェダイ」の前に観るならこの作品!

とはいえ、『スター・ウォーズ』全作を観るのは多大なる時間が必要です。そこで、シリーズ最新作の『スター・ウォーズ / 最後のジェダイ』を観る前におさらいしておくべき作品を集めてみました。

全て観ても約11時間半程ですので、1日あれば観ることができます!もし「最後のジェダイ」をまだ観たことがないけど、どんな流れだったか忘れてしまった…という方は、ぜひ上記をご覧くださいね。

【公開順】歴代『スター・ウォーズ』全作品のあらすじ

下記では、各シリーズ毎に「ざっくりとした作品の概要」と「ネタバレ有のあらすじ解説」といった2段階分けで解説していきます。まだシリーズを御覧になっていない方は、各シリーズの概要解説後に設置されている「ネタバレあらすじ」という見出しは読まないようにしてくださいね!

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第1作目『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』

出典:映画『スターウォーズ エピソード4/新たなる希望』予告編

『スター・ウォーズ エピソード4./新たなる希望』は、まさに『スター・ウォーズ』サーガの第一章。この作品無くして、『スター・ウォーズ』シリーズ無し、といってもいいくらいです。

公開が1978年とだいぶ古いのですが、当時では最高峰の映像技術を駆使して作成されています。今の時代基準で見たら、なんだか古臭いかもしれませんが、ここまでの映像化を果たしているので、大変素晴らしい限りといえるでしょう。
『スター・ウォーズ』作品の歴史的にも、とても意味のある作品ですので、絶対に押さえておきたい『スター・ウォーズ』作品ですね。

『エピソード4』のネタバレあらすじ


出典:映画『スター・ウォーズ』公式Facebook

『スター・ウォーズ』シリーズといえば、この始まりの一文がおなじみとなってくる、銀河戦争を描いた、SF超大作です。
舞台は、”遠い昔、はるか彼方の銀河系で……”

ジェダイの騎士が滅亡して、20年。銀河系は銀河帝国軍(以下、帝国軍)の支配下にありました。しかし、反乱軍のスパイが帝国軍の最終兵器”デス・スター”の設計図を盗んだことから、物語は始まります。

帝国軍の皇帝パルパティーン(ダース・シディアス)は、自分の忠実な部下であるダース・ベイダー(デヴィッド・プラウズ(演)&ジェームズ・アール・ジョーンズ(声))に盗まれた設計図奪還と、反乱軍の本拠地を突き止めるよう、命じたのだ。

そして、反乱軍の指揮官のひとりであるレイア・オーガナ姫(キャリー・フィッシャー)を乗せた戦艦が、故郷である惑星オルデランに向かう途中、ダース・ベイダー率いる帝国軍に襲われてしまう。

帝国軍の隙をついたレイア姫は、この窮地をオビ=ワン・”ベン”・ケノービ(アレック・ギネス)という人物に助けを求めるため、メッセージをドロイドのR2-D2(ケニー・ベイカー)に託し、R2-D2と執事ドロイドのC-3PO(アンソニー・ダニエルズ)を戦艦から逃がすのだった。

ドロイドたちが着陸したのは、砂漠の惑星タトゥイーン。そこにいた廃品回収をする原住民のジャワ族に捕獲され、売り飛ばされてしまう!売り飛ばされた先は、農場を経営する家。そこで働いている青年ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)がドロイド達を整備することになった。整備をしていたルークだが、R2の整備をしたときに、レイア姫のメッセージを再生してしまうのだ。

レイア姫との約束を果たそうと、R2は夜中にコッソリ農場を抜け出し、オビ=ワン・ケノービを探しにでてしまう。その後を追うルークとC-3POだったが、野盗の襲撃にあってしまう。そこを助けたのが、近所に住む”ベン”・ケノービという老人だった。
このベン・ケノービこそ、レイア姫やR2が探していた、オビ・ワン=ケノービという人物だったのだ。

ベン・ケノービこと、オビ=ワン・ケノービは、かつてジェダイと呼ばれる、銀河を司るエネルギーを自由に操る騎士、ジェダイ・マスターだったオビ=ワンは、ルークの登場を待っていたかのように、自分の過去の話をする。そして、ルークの実父アナキン・スカイウォーカーが使っていた、というライトセーバーを託した。

その後、自宅に戻ったルークだが、そこには農場の姿は跡形もなく、育ての親であった叔父夫婦が無残な姿で亡くなっている姿しか残っていなかった。これにより、ルークはジェダイの騎士になる意思を固め、オビ=ワンと共に、レイア姫の救出に向かうのだった。

途中の町で、密輸商人として裏社会では名を轟かせていたハン・ソロ(ハリソン・フォード)とチューバッカ(ピーター・メイヒュー)を雇い入れ、いよいよレイア姫の囚われている帝国軍の最終兵器”デス・スター”へと潜入を開始するのだった。

”デス・スター”内部に囚われていたレイア姫は、反乱軍の居場所を吐くようにダース・ベイダーらに脅迫されていた。しかし、レイア姫は抵抗するも痛手が少ない別の基地の場所を話すのだが、見せしめとして、レイア姫の故郷オルデランを無残に破壊してしまうのだった。惑星一つを簡単に破壊する兵器、”デス・スター”の威力が発揮された絶望的瞬間でもあった。

惑星オルデランが木っ端みじんになったことをまだ知らないルーク達は、帝国軍に捕まってしまう。しかし、機転を効かせたルークたちは、帝国軍兵士のストーム・トルーパーへ変装し、難を逃れるのだった。
R2の解析により、レイア姫の監禁場所を突き止めたルークたちは、急いで救出に向かい、成功。しかし、ハン・ソロの戦艦ミレニアム・ファルコンでの合流を目前に、別行動を取っていたオビ=ワンが、かつての弟子だったダース・ベイダーと対峙することになってしまう。

ダース・ベイダーと互角に渡り合うオビ=ワン。しかし、ルークたちがファルコン号に乗り込んだのを見届けると、突然ライトセーバーを収めるダース・ベイダーの赤く不気味に光るライトセーバーが、オビ=ワンをとらえると、オビ=ワンはローブを残して消えてしまった。

ダース・ベイダーの鬼のような追跡を振り切ったルーク達一行は、反乱軍の本拠地・ヤヴィン第4衛星へ到着する。持ち帰った”デス・スター”の設計図と共に、構造上の欠陥を発見した反乱軍は、早速”デス・スター”破壊作戦を実行する

ファルコン号に取り付けられていた追跡装置があったことに、気が付かなかったルークたち。実は、帝国軍の追跡は完全に振り切ることが出来ず、反乱軍本拠地を突き止められてしまった。帝国軍は、圧倒的な軍事力で反乱軍を追い詰め、さらに”デス・スター”での破壊を目論んでいたのだ。
ルークたちは反乱軍の戦闘機体に加わり、”デス・スター”破壊作戦の最前線へ向かった。しかし、”デス・スター”の破壊は困難を極め、戦闘員たちは続々と追撃されてしまう。

いよいよ最後に残ったのはルークだけ。果たして、ルークは”デス・スター”を破壊することができるのか――!?

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第2作目『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』

出典:映画『スターウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』予告編

『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』は、『スターウォーズ エピソード4/新たなる希望』の大ヒットを受け、続編が制作されています。『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』では、ルークの修行と試練、そしてあの人物との関係が描かれています。

当初のプロットでは、ルークの父としてオビ=ワンが上がっていたそうですが、撮影現場で初めて、キャスト陣は本当の父の正体を知ることになった、という撮影秘話があるんです!

『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』は、実は多くのスター・ウォーズ・ファンを虜にしています。特に支持を得ているのは、帝国軍の内情や、ハン・ソロへのスポット、そしてルークとヨーダ( フランク・オズ(操作・声))との師弟関係というところ。『スター・ウォーズ』の世界観がこれにより大きく広がったと同時に、深堀されているんです。

そんな『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』のあらすじを、ネタバレありでお送りします。

『エピソード5』のネタバレあらすじ

スター・ウォーズ エピソード5
出典:映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』公式サイト

『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』から3年後の、”遠い昔、はるか彼方の銀河系で……”

ダース・ベイダーは、帝国軍の威信をかけて作られた最終兵器”デス・スター”を破壊され、師である皇帝パルパティーン( クライヴ・レヴィル(声)、イアン・マクダーミド(2004年版以降))の信頼を回復する必要がありました。
ここで、ルークが”デス・スター”を破壊したことを突き止めるところから物語は始まっていきます。

デス・スター”を破壊したものの、ヤヴィンからの撤退を余儀なくされた反乱軍は、氷の惑星ホスに新たな基地を設立。
ダース・ベイダーもまた、ルークを探すべく調査用のドロイドを銀河系の各地に放っていた。調査用のドロイドは、隕石に擬態するため、反乱軍はパトロールをする必要があるのだ。

ルークは、惑星ホスに落ちてきた隕石を調査しようとするも、怪物ワンパに襲われてしまう。しかし、危機一髪の所で、ルークはフォースの力を呼び起こし、難を逃れるのだった。
難を逃れたルークだが、猛吹雪で力尽きる。そこでルークはフォースと一体になったオビ=ワンの霊体を見る。霊体となったオビ=ワンから惑星ダゴバにいるジェダイ・マスターのヨーダという人物に会うように促される。運よくルークを探しに来たソロの手により、ルークは救出され、基地への帰還を果たすのだった。

帝国軍は、ホスに潜伏する反乱軍をとらえ、総攻撃を加える。難を逃れたレイア姫、R2、C-3PO、ソロ、チューバッカそしてルークたち。ルークは、オビ=ワンのアドバイスに従い、R2と共に星ダゴバにいるヨーダに会いに行くことになる。そして残りのメンバーは、ソロの旧友であるランド・カルリジアン(ビリー・ディー・ウィリアムズ)がいる、惑星べスピンにあるクラウド・シティへと向かうのだった。

一方の帝国軍では、ダース・ベイダーと皇帝パルパティーンとの話が行われていた。ダース・ベイダーは、皇帝パルパティーンに、今回の騒動はルーク・スカイウォーカーが巻き起こしたと話すのだった。そして、パルパティーンはダース・ベイダーに、ルークをフォースの暗黒面に引き込むか、拒むなら殺すように命じ、ダース・ベイダーは追跡に向かうのだった。

ルークたちの捜索に結果を出せないダース・ベイダーは、腕利きの賞金稼ぎ達を雇って、引き続き追跡を行っていくことになる。

ダゴバに不時着したルークたち。ダゴバは、沼と森と泥だらけの惑星だった。そこに、謎の小柄のエイリアン老人が現れる。R2にいたずらをしたり、わがままを言ってルークを困らせるといった、謎の行動をくりかえすこの老人こそ、オビ=ワンの話していたジェダイ・マスター・ヨーダだったのだ。

ヨーダにジェダイの素質があるかを試されていたルーク。既にルークは年を重ねていて、さらに我慢強さに乏しかった。そんなルークの指導をヨーダはためらうものの、霊体のオビ=ワンの説得で、修行を行うことになった。フォースの力を信じ切れていないルークの修業は、思った以上にはかどらなかった。

ある日、ルークは「武器を持つな」というヨーダの忠告を聞かず、謎の洞窟へ向かう。そこに突然現れたダース・ベイダーの幻影と一戦を交え、首を切り落とす。そこで見たのは、自分の顔だった。これこそ、ルークの中にある暗黒面の象徴とわかり、ルークは戦慄するのだった。

スターウォーズ エピソード5
出典:映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』公式サイト

一方、帝国軍の追跡を振り切ったソロ達一行は、旧友であるランド・カルリジアンを頼ってクラウド・シティへ向かった。ランドからもてなしを受けたものの、実は罠だった。ランドは、クラウド・シティの住民を守るため、帝国軍と不干渉取引をしていたのだ。
ダース・ベイダー達に売り渡そうとされるソロたちの危機を察したルークは、ヨーダとオビ=ワンの制止を振り切り、急いでソロたちのいる惑星べスピンへ向かうのだった。しかし、それを察したダース・ベイダーにより、ソロはカーボン冷凍の実験台にさせられ、見るも無残な姿となってしまう。

クラウド・シティで対峙する、ルークとダース・ベイダー。まだ修行を始めたばかりのルークと、ダース・ベイダーでは圧倒的な力の差があった。ルークは、ライトセーバーと右腕を失う。さらに、ここでダース・ベイダーから衝撃の発言を聞くのだ。

「私がおまえの父親だ」

ダース・ベイダーからの衝撃の告白をもってしても、ルークは暗黒面に堕ちることはなかった。奈落の底へ身を投げて、何とか逃げ切ったルーク。この時、ルークは何を思ったのだろうか……。続きは本編で見届けよう。

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第3作目『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』

出典:映画『スターウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』予告編

ルークを主人公とする『スター・ウォーズ』シリーズ旧三部作の最終話が、この『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』です。実は本来、「ジェダイの復讐」という副題があてがわれていましたが、「高潔なジェダイに”復讐(リベンジ)”という言葉はそぐわない」という理由から、製作総指揮のジョージ・ルーカスによって急遽変更がなされたんです!

しかし、日本では変更に追いつかず、公開された1983年当初はそのまま『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの復讐』として公開されたんです。ファンの運動でも改名は実現せず、2004年にようやく日本でも『ジェダイの帰還』へと翻訳変更された、という実話があるんですよ!

『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』では、後半の反乱軍の快進撃が何とも気持ちいい作品です。なんといっても惑星エンドアで小っちゃいイウォーク族とルークたち反乱軍達のコンビネーション・バトルで帝国軍をやっつけていくシーンが見どころでもあります。

実は、当初はチューバッカと同じウーキー族の故郷の惑星キャッシークが舞台で、ウーキー族との共闘という設定だったんですよ!さらに、ソロは本来死ぬ予定だったところを、ジョージ・ルーカスによって阻止された、なんていう逸話も!

ではさっそく、『スター・ウォーズ』シリーズ旧三部作のクライマックスをご紹介しましょう。

『エピソード6』のネタバレあらすじ

スターウォーズ エピソード6
出典:映画『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』公式Facebook

惑星ダゴバへ戻ったルーク。そこにいたのは、最後にあったときよりも弱っていたヨーダの姿だった。死の淵にあったヨーダから、ジェダイとして教えることは何もないと言われたルークは、その代わりに真実を受け入れ、向き合うことを最期の試練として与える。それは、父であるダース・ベイダーとの対決だった。

最後の試練を与えたヨーダは息を引き取り、小さな肉体はオビ=ワンの時と同じく、姿を消す。そして、霊体となったオビ=ワンが現れ、ルークに、彼の出自を話した。父はダース・ベイダーでありアナキン・スカイウォーカーだったこと。さらに、アナキンが知りえない事実として、レイアはルークの実の妹だということも明かしたのだった。

帝国軍は、新たな”デス・スター”を作成する作業を進めていた。その場所が、惑星エンドアの軌道上で行われていること、皇帝パルパティーン自らが来訪していることを突き止めた反乱軍は、最後の攻撃に出ることを決めたーー。

デス・スター攻撃隊長として、ランド自身が志願。ソロとルーク、レイア達は潜入部隊として、デス・スターに敷かれていたシールドを破壊するべく、シールドを発生させている施設がある、惑星エンドアに向かった。エンドアでは、森の住人であるイウォーク達がいた。C-3POとルークのフォース、レイアの温かい心のおかげで、イウォーク達の協力を得ることに成功した一行は施設の攻撃準備を進める。

ダース・ベイダーのフォースを感じ取ったルークは、単身で帝国軍の本拠地へ向かう。ダース・ベイダーと1年ぶりの対峙をしたルークは、かつてのジェダイ・アナキン・スカイウォーカーとしての心を取り戻すように呼びかけるも、失敗。

ルークはそのまま、皇帝パルパティーンの元に連行されてしまう。パルパティーンは、どうにかこうにか、ルークをフォースの暗黒面へと誘おうとしますが、ルークは拒否。そのままダース・ベイダーとの一騎打ちが始まるのだった。

惑星エンドアでは、いよいよシールド施設破壊作戦が実行された。イウォーク達の協力のおかげで、帝国軍をものの見事に翻弄することに成功!一方のランド達も、ソロ達の作戦成功を信じ、宇宙での激しい戦闘に身を投じていた。帝国軍との攻防戦は、ソロ達のシールド破壊により成功!

一方、ルークとダース・ベイダーによる父子対決はクライマックスを迎えていた。刃を交えながらも、なおもパルパティーンの暗黒面への誘惑が別途続くが、ルークはライトセーバーを捨てることで、暗黒面との決別をするのだった。

そんなルークを見て、パルパティーンはフォースから生じるライトニングで殺そうとしたその時、ダース・ベイダーはアナキン・スカイウォーカーとしての心を取り戻し、ルークをライトニングから守ったのだ。ジェダイへ”帰還”したダース・ベイダー。最期の力をふりしぼり、暗黒皇帝パルパティーンを撃破するも、息子ルークの腕の中で息を引き取るのだった。

デス・スターも無事に破壊され、ここで帝国が支配する時代は終了。アナキンに還ったダース・ベイダーを、ルークは火葬し、手厚く葬った。

エンドアで勝利の宴を行うルークたち。そこには、ルークたちを見守るオビ=ワン、ヨーダ、そしてアナキン( セバスチャン・ショウ(特別篇まで)、ヘイデン・クリステンセン(DVD版以降)の姿があった。

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第4作目『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』

出典:映画『スターウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』予告編

『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』は、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』が公開されてから16年後の1999年に公開されたことで話題となった、新三部作の第一弾です。この新三部作は、アナキン・スカイウォーカーが主人公となっていて、旧三部作では実現できなかった映像技術を用いることができたことで、映像化に至った経緯があります。

『スター・ウォーズ』シリーズ旧三部作で生じた「何故、アナキン・スカイウォーカーはダース・ベイダーとなったのか」という物語でもあります。

『スターウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』は、アナキン・スカイウォーカーの幼少期の話であることから、時系列的には『スター・ウォーズ』シリーズで一番最初に当たります。

副題に使用されている「ファントム・メナス」というのは、裏でうごめく脅威をさしています。つまり、スター・ウォーズの歴史で暗躍する、シスの暗黒卿ダース・シディアスことパルパティーンのことなんです。

『エピソード1』のネタバレあらすじ


出典:
映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 』公式サイト

16年の時を経ても、やはりこの出だしからのスタートです。

”遠い昔、はるか彼方の銀河系で……”

銀河共和国(以下、共和国)の腐敗した政治と、元老院と呼ばれる政治家たちによる統治機関、全てが混乱していることで、秩序が失われつつあった銀河系が舞台となります。

辺境の惑星群と通商連合による貿易関税を巡ったトラブルが発生!通商連合は、惑星ナブーを見せしめにするため、攻撃をしたのだ。この混乱を止めるために、元老院最高議長ヴァローラム(テレンス・スタンプ)は、協和区国の守護者であるジェダイ達に、紛争を辞めさせるように協力を求める。

特使として派遣されたのが、クワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)と、その弟子(パダワン)オビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)だ。

一触即発の状態であったところ、何とかナブーの元首アミダラ(ナタリー・ポートマン)を救出するも、乗ってきた船は破壊され、砂漠の惑星タトゥイーンへ降り立つことになった。そこでクワイ=ガンとオビ=ワンはとある奴隷の少年と出会う。その少年の名前はアナキン・スカイウォーカー(ジェイク・ロイド)といった。

スター・ウォーズ エピソード1
出典:映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』公式Facebook

アナキンは、人間にもかかわらずポッドレーサーを自由自在に操る能力を持っていた。その能力に驚いたクワイ=ガンは、オビ=ワンにジェダイの素質があるかを調べさせた。

結果、アナキンはジェダイの騎士たちが持つパワーの源”フォース”の力を人並み以上に持っていたことが判明!このことで、アナキンはジェダイの伝説「フォースに安定をもたらすもの」と確信したクワイ=ガンは、アナキンを賭け事のポッド・レースへと送り出すのだった。アナキンは、アミダラの侍女であるパドメ・アミダラ(ナタリー・ポートマン)と出会い、交流を深めていく。

ポッド・レースで見事勝利を収めたアナキンは、奴隷から解放され、クワイ=ガンにジェダイになるように道を示す。しかし、同じく奴隷の母シミ・スカイウォーカー(ペルニラ・アウグスト)は、奴隷のまま。アナキンは母に、ジェダイになって助けに行くことを告げ、クワイ=ガン達と行動を共にすることを決意した。

スターウォーズ エピソード1 ダース・モール
出典:映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』公式Facebok

アナキンを加え、惑星コルサントへ向かう一行に、謎の刺客が襲い掛かる。その名はダース・モール(レイ・パーク)。ダース・モールは、こん棒のようなライトセーバーで立ちはだかるが、クワイ=ガンの活躍により、一行はダース・モールの襲撃をかわしていく。ダース・モールはシスの暗黒卿の末裔と言われているが、暗黒卿という存在自体が、1000年前にすでに滅んだとされているのだった。

実は、通商連合を裏で操っていた人物こそ、暗黒卿ダース・シディアス(イアン・マクダーミド)だったのだが、この時のクワイ=ガン達は、知る由もなかった。

アミダラは、元老院でナブーの惨状を訴えるも、議会はすでに汚職やわいろで機能を果たしていなかった。この状況を目の当たりにしたアミダラは失望。自らがナブーを解放することに決めたのだ。クワイ=ガンもオビ=ワンも彼女の護衛として同行することになった。一方、アナキンのジェダイの修行を認めてもらえなかったクワイ=ガン。修行が保留になったアナキンも、この旅に同行することになった。

そして、ナブーに到着した一行。原住民のグンガンを味方に付けようと、協力を訴えるが、話は平行線をたどっていた。その時、侍女であるパドメが名乗りをあげたのだ。なんと、この侍女パドメが本当のアミダラ女王と判明パドメの訴えにより心を動かされたグンガンのボス・ナス(ブライアン・ブレスド)は、和解に応じ、共に戦うことを誓ったのだ。

その時、あのダース・モールがドロイド軍団を率いて、クワイ=ガン達の前に現れる。果たして、ナブーの奪還に成功するのか?ダース・モールとの決着は⁉️

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第5作目『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』

出典:映画『スターウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』予告編

『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』は、アナキン・スカイウォーカーが主人公の新三部作の第二弾!この作品から、いままでパペットで操作されていたヨーダが完全にCGでの再現へ変わったのも注目すべき点です。
さらに、撮影技術の革新も起こりました。今では当たり前になっているデジタル合成の撮影を、グリーンバック合成による撮影によって行われたのが、『スターウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』が初めてとなっています。

ここでは、ずいぶん成長を遂げた青年時代のアナキンと、パドメに対して禁断の恋心を抱くという、『スター・ウォーズ』シリーズの中でも激動の展開の数々が巻き起こります。

また、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の序盤で、オビ=ワンがルークに語った「クローン戦争」の発端ついてが描かれているのにも注目なんです。

『エピソード2』のネタバレあらすじ

物語は、『スターウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』から約10年後年”遠い昔、はるか彼方の銀河系で……”
共和国の政治状況は、あれから10年経っても腐敗の一途をたどるだけだった。そのため、共和国の体制を見限る惑星が数千とあった。これを分離主義勢力と呼び、この軍勢を率いるのが、元ジェダイの騎士ヨーダのもとに弟子入りしていて、かつシスの暗黒卿ドゥークー伯爵(クリストファー・リー)です。

ジェダイだけではこの銀河系をどうすることもできない。この事態を重く見た元老院たちは、重要な会議を開いた。そこには、惑星ナブーの元女王パドメ・アミダラの姿もあった。

元老院の会議に出席するパドメの命を、何者かが狙っている……!そのため、オビ=ワンと青年へと成長したアナキン(ヘイデン・クリステンセン)は、パドメの護衛をすることになり、見事パドメの命を守った。犯人は捕縛されるも、別の何者かに口封じに殺されてしまった。パドメを襲った実行犯が残した凶器を手がかりに、オビ=ワンは惑星カミーノへ向かうことに

スターウォーズ エピソード2 パドメとアナキン
出典:映画『スターウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』公式Facebook

一方、コルサントでは、アナキンの初めての単独任務が行われようとしていた。身を隠さねばならないパドメを、惑星ナブーへ護衛する、というものだった。しかし、この護衛活動を経て、パドメとアナキンは恋に落ち、愛し合うようになったのだ。

しかし、ジェダイにはある掟があった。それは「誰かを愛してはならない」ということ。ジェダイの掟では、「誰かを愛することは、執着心を生む」という理由から、誰かを愛することは禁じられていたのだ。

スターウォーズ あらすじ
出典:映画『スターウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』公式Facebook

オビ=ワンは惑星カミーノで今は亡きジェダイ・マスターであるサイフォ=ディアスが10年前に秘密裏に生産を依頼していたクローン・トルーパーの大軍隊を視察した。
このクローン・トルーパーには遺伝子ホストがいた。それが、ジャンゴ・フェット(テムエラ・モリソン)という賞金稼ぎ。ジャンゴが、パドメを狙っていた刺客を口封じに殺した張本人とオビ=ワンは判断したのだ。オビ=ワンは単独でジャンゴを追うものの、捕縛に失敗し、取り逃がしてしまうのだった。

アナキンは、かねてより母シミの悪夢にうなされていた。これを知ったパドメの計らいにより、故郷のタトゥイーンを訪れるアナキン。しかし、シミは盗賊であるタスケン・レイダーという原住民にさらわれていたのだ。アナキンはシミを救出するも、時すでに遅し。母は悲しくもアナキンの腕の中で絶命するのだった。

怒りに振えるアナキン。アナキンは、怒りに身を任せ、その場にいたタスケン・レイダーを全員虐殺し、葬り去ってしまうのです。

ジャンゴの捕縛に失敗した一方のオビワンは、惑星ジオノーシスでドロイド工場を発見するも、シスの手先だったドゥークー伯爵に捕まってしまうそこで、オビ=ワンは共和国が既にフォースの暗黒面を崇拝するシスに乗っ取られていること、多くの元老院議員がシスの配下であることを知るのだった。

この事実を突きつけたドゥークー伯爵は、オビ=ワンをシス陣営に勧誘するも、オビ=ワンは拒否。囚われたオビ=ワンを救うべくやってきたアナキンとパドメも捕まってしまう。囚われた3人が、いよいよ闘技場で処刑されてそうになったその時、メイス・ウィンドウ(サミュエル・L・ジャクソン)率いるジェダイの軍団が救援に現れたのだ!

さらに、ヨーダ率いるクローン・トルーパーが乗り込んだ戦闘機もやってきたことで、クローン戦争が勃発するのだった!

ドゥークー伯爵は、最終兵器”デス・スター”の設計図を持って脱出。それを追いかける、アナキンとオビ=ワン。しかし、ドゥークー伯爵は、自身の暗黒面のパワーで2人を圧倒!さらに、アナキンの右腕を切り落とすピンチの所をヨーダが追いつき、いよいよかつての師ヨーダとかつてヨーダの弟子だったドゥークー伯爵の一騎打が開始される。

両者は互角の戦いを繰り広げるも、隙をついたドゥークー伯爵は、その場を逃亡。ダース・シディアスに”デス・スター”の設計図を渡してしまう。ここでヨーダは、銀河共和国全体に、フォースの暗黒面が広がりつつあることを察したのだった。

戦いも終息したころ、アナキンはパドメと極秘裏に結婚式を挙げていたのだった。アナキンの右手には、機械の義手がつけられていた……。

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第6作目『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』

出典:映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』予告編

アナキンが主人公の新三部作のフィナーレを飾るのが、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』です。フォースが不安定のアナキンが、このエピソードでついにフォースの暗黒面に囚われてしまい、ダース・ベイダーと銀河帝国が誕生する、というところがメインテーマとなっています。

公開当時の2005年は、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』だけでなく、『宇宙戦争』や『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』という熾烈な公開合戦が繰り広げられていたことでも有名なんです。

そして、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』は、『スター・ウォーズ』シリーズで初めてのPG-13(13歳未満の鑑賞は、保護者の強い同意が必要)に指定された作品でもあります。

『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』は、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の主人公となるルークとレイアの出自についても描かれていることから、旧三部作と新三部作を紐づける重要な話でもあるんです。

また、旧三部作で鑑賞者が疑問を抱いていた「何故アナキンがダース・ベイダーとなり、シスに寝返ったか?」の答えがしっかりと描かれているのが、最大の特徴です。

『エピソード3』のネタバレあらすじ

物語は、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』から約3年後の、”遠い昔、はるか彼方の銀河系で……”。
戦争は、共和国が優位となっていましたが、ここでパルパティーン最高議長が、共和国から分離し、独立した勢力である、独立星系連合軍に捕まってしまうところからスタートです。

捕まってしまったパルパティーン最高議長を救出しに向かったオビ=ワンとアナキンは、再びドゥークー伯爵と対峙。アナキンは、これまでの戦いでかなり戦闘力を付けていた。ドゥークー伯爵を圧倒的な戦闘力で凌駕し、ついにドゥークー伯爵の両腕を切り落とし、戦いに勝利した。

しかし、パルパティーンはここでアナキンに、ドゥークー伯爵を殺すように命じたのだアナキンは動揺するものの、最終的にパルパティーンの言葉どおり、ドゥークー伯爵の首をはねた。しかし、気絶していたオビ=ワンは、このことを知らないままだった。

パルパティーンの様子がおかしい。それに気づきながらも、アナキンはパルパティーンを救出し、オビ=ワン共々、墜落寸前の戦艦から脱出した。しかし、分離主義勢力のリーダー格ともいえる存在のクリーヴァス将軍( カイル・ローリング、マシュー・ウッド(声))も脱出に成功していたのだった。

スターウォーズ あらすじ
出典:映画『スターウォーズ エピソード3/シスの復讐』公式サイト

無事に帰ってきたアナキンは、パドメが妊娠したことを知った。しかし、アナキンはまたしても悪夢にうなされていた。それは、母であるシミの時と同じだった。悪夢の内容は、パドメが出産が原因で亡くなってしまうというものだった。

アナキンはこの予知夢から、より強い力を求めるようになるこの予知夢を見始めた時と同じころ、アナキンはジェダイ・マスターに昇格させてもらえないことに対し、ジェダイ評議会に強い不満も抱えていたのだ。

そんな不安定なアナキンにつけ込んだのは、意外にもパルパティーンだった。アナキンをフォースの暗黒面へと誘うパルパティーン。ここで、アナキンは気が付いたのだ。パルパティーン最高議長こそ、ジェダイ達が血眼になって探している、暗黒卿ダース・シディアスだと……。

アナキンは、メイスにパルパティーンの正体を報告する。しかし、パドメを守る強い力がほしい!と願うアナキンは、パドメのことを想うあまり、パルパティーンのダークサイドへの誘惑へ屈してしまった。そして逆に、パルパティーンを追い詰めたメイスを助けるどころか、殺してしまうのだった。

暗黒面へと堕ちてしまったアナキンは、パルパティーンから、新たなシスの暗黒卿として迎えられた。その名は、ダース・ベイダー。ここに、ダース・ベイダーという人物が誕生したのだった。

暗黒卿ダース・ベイダーとして新たな名前を与えられたアナキン。アナキンは、クローン・トルーパーを率いて、ジェダイ聖堂に残っていたジェダイ達を抹殺。その中には、幼い訓練生もいたが、暗黒面に堕ちたアナキンに、もはやそんなことは関係なかった

そして、パルパティーンが極秘命令「オーダー66」を発令。これにより、他の星にいたジェダイ・マスターたちも次々と倒れていく。「オーダー66」から逃れたジェダイは、オビ=ワンやチューバッカの助けにより難を逃れたヨーダと一部のジェダイだけだった。

かつて元老院議員だった新ジェダイ派のベイル・オーガナ(ジミー・スミッツ)の助けで、何とかコルサントへ戻ることが出来たオビ=ワンだったが、ここでアナキンがフォースの暗黒面に屈してしまったことを知ってしまうのだった。

アナキンによる虐殺行為は止まることを知らなかった。惑星ムスタファーで、分離主義者幹部を抹殺。ジェダイを追放したパルパティーンは、全ての権力を掌握するのだった。

アナキンを追い、ムスタファーまでやってきたパドメ。自分の愛していたアナキンの影はもはやそこにはなく、絶望するしかなった。パドメの船に密航していたオビ=ワンもその場に登場し、ついに師弟対決が勃発するのだった。一方、ヨーダはパルパティーンとの一騎打ちを開始。両者互角ともいえるフォースのぶつかり合いは、ヨーダの敗走により決着がついた。

時を同じくして、アナキンとオビ=ワンの対決も決着がつく。アナキンは、オビ=ワンによって四肢を切られてしまう。アナキンのかつての姿がなく、絶望したオビ=ワンは、アナキンを放置して、気絶したままのパドメを連れてムスタファーへと帰還した。

スターウォーズ エピソード3 オビワンとアナキン
出典:映画『スターウォーズ エピソード3/シスの復讐』公式Facebook

気絶したパドメは、双子の子供を出産する。それが、ルークとレイアだ。ルークとレイアを無事に出産するも、パドメは息を引き取ってしまう。
レイアはベイル・オーガナへ引き取られ、ルークは惑星タトゥイーンで農場を営むオーウェン夫妻へ引き取られていった。

一方、アナキンはパルパティーンに救われる。帝国軍の基地で、生命維持装置を付けられ、漆黒のフルフェイスのスーツを身にまとったアナキン。サイボーグのような姿こそ、我々の知る、あのダース・ベイダーだ。

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第7作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

出典:映画『スターウォーズ/フォースの覚醒』予告編

2015年12月、我々の前に『スター・ウォーズ』が帰ってきました!それが、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』です。
タイトルに『エピソード7』の文字はないものの、これまでの統合性を図ったことにより、『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』とも表記されています。

『スター・ウォーズ』シリーズにおける、シリーズ初の女性主人公・レイ(デイジー・リドリー)が中心となった、続三部作と呼ばれる作品なんです。

注目すべきは、旧三部作と言われた『スター・ウォーズ エピソード4~6』までに登場したメインキャスト達が同じ役で堂々の登場を成し遂げていること!また、今作がこれまでチューバッカを演じていたピーター・メイヒューの最後のチューバッカ役となっています。
さらに、ハン・ソロとレイアの間に生まれた息子であるカイロ・レン(アダム・ドライヴァー)が、帝国軍の残党である「ファースト・オーダー」として主人公・レイ達に立ちはだかってくるところ!

旧三部作をリスペクトしながらも、新たな『スター・ウォーズ』作品を私たちに見せてくれます。

『フォースの覚醒』のネタバレあらすじ

前作『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の公開から10年たっても、出だし文句は変わりません。

”遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。”

物語は『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』で起こった”エンドアの戦い”から約30年後。最後のジェダイ騎士となったルーク・スカイウォーカーは突然姿を消し、帝国軍の残党で結成された新たな組織”ファースト・オーダー”の出現と、”新銀河共和国”の支援の下、レイア姫が独自に組織した”レジスタンス”と呼ばれる軍事組織が、そろって行方不明のルークを探しているところから始まります。

スターウォーズ あらすじ

ひとりのストーム・トルーパーの脱走

出典:映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公式サイト

惑星ジャクーの村で、ルークがいる場所の地図を手に入れたのは、レジスタンスのエースパイロットであるポー・ダメロン(オスカー・アイザック)だった。しかし、ファースト・オーダーも時を同じくしてルークの居場所の地図を手に入れようと惑星ジャクーへ現れた。

何とか、ルークの居場所を知られないようにするため、ポーは相棒のドロイドBB-8に地図のデータを託し、BB-8を逃がすのだった。しかし、ファースト・オーダーを率いるカイロ・レン(アダム・ドライヴァー)はポーを捕虜として捕縛、そして村人達を虐殺するように命じたのだった。

村人の虐殺を目の当たりにし、一人のストーム・トルーパーが脱走をした。彼は”FN-2187”。彼は自分の名前がない。彼はこの虐殺に耐えられず、捕虜となったポーを逃がし、共に脱出を図ったのだそんな勇気あるストーム・トルーパーに対し、ポーはフィン(ジョン・ボイエガ)と名付けたのだった。

スターウォーズ あらすじ

孤独な女性・レイの登場。運命が動き出す

出典:映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公式サイト

ジャクーにはもう一人の主人公がいた。彼女はレイ(デイジー・リドリー)という廃品回収を仕事とする女性だ。廃品業者に捕まったBB-8と出会ったレイは、行動を共にすることとなった。

一方、脱走に成功したフィンとポーは、再び惑星ジャクーへ墜落し、離れ離れに。ポーを探すフィンは、その道中でレイとBB-8に遭遇するのだが、BB-8がもつ地図データを奪おうと、ファースト・オーダーが襲い掛かる!逃げるフィンとレイそしてBB-8は、なりゆきでジャンクヤードに放置されていたミレニアム・ファルコン号で宇宙に逃れるのだった。

一難去って、また一難。今度は、大型船に捕獲されてしまうレイたち一行。レイたちの前に現れたのは、反乱軍に所属するハン・ソロとチューバッカだった。運命は再び動き出すことになった。

スターウォーズ あらすじ

カギを握る”ルーク”の足跡と”スカイウォーカー”のライトセーバー

出典:映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公式サイト

ファースト・オーダーの最高指導者スノーク(アンディ・サーキス)は、レンに対して、光と闇のフォースが覚醒したことを告げる光のフォースは、ルークらが持ち合わせる正義の光だ。スノークはレンに対し、この光と決別するためには、父ソロを殺さなければならないと告げるのだった。

一方のレイたちは、BB-8の持つルークの居場所の地図を見るが、不完全なものだと知ることになる。ルークについてもっと知りたいというフィンとレイに対して、ソロはかつて自分らが参戦したエンドアの戦いのその後のルークについて語るのだった。
ルークは、自分の弟子がフォースの暗黒面に堕ちてしまったことから、これまで作り上げたすべてをダメにしてしまい、ジェダイ最古の寺院を探す旅に出たと語った。

そして、惑星タコダナへ赴いたソロたちは、友人のマズ・カナタ(ルピタ・ニョンゴ)に助けを求めるのだが、マズは助けを拒否。さらに、ファースト・オーダーの脅威を知るフィンは自身の過去を暴露、逃げることを提案するも、レイに拒否され衝突する。

フィンは立ち去ったその後、レイは何かに導かれるままに、酒場の地下へ向かう。そこにあったのは、”スカイウォーカー”が使っていたライトセーバーだった。レイはライトセーバーから様々なヴィジョンを見るが、ライトセーバーを手にする運命を拒否するのだった。

惑星タコダナにファースト・オーダーの魔の手が忍び寄る。レイは捕まってしまうが、ソロ達に救出される。時を同じくして、ポーが率いるレジスタンス部隊が、ファースト・オーダーのアジトを攻撃!しかし、レジスタンス側は苦戦。

突破口を開こうと、ソロは自らファースト・オーダーの基地に潜入。そこで、息子レンと再会するのだった。フォースの暗黒面を捨てるように息子へ説得を試みたソロだが、説得むなしく、レンのライトセーバーがソロの胸を貫く。この光景を見たチューバッカは、怒りに震え、持っていた武器でレンに深手を負わせたのだった。

フィンとレイは、ファルコン号へ逃げるものの、追跡してきたレンと対峙。フィンがまず、”スカイウォーカー”のライトセーバーを振りかざすものの、力の差は圧倒的。フィンは負傷してしまうのだった。続いて、レイは自らのフォースの感化でライトセーバーを引き寄せる。”スカイウォーカー”のライトセーバーは、レイのフォースに応えるようにパワーを発揮!レンに反撃するのだった。

戦いは激化するも、基地の崩壊で一時収束。レイとチューバッカは、負傷したフィンを連れてその場を脱出するのだった。一方、レジスタンスの秘密基地内で活動を停止していたR2-D2が目覚めたルークの地図の半分を再生し、BB-8の地図と結合するのだった。その地図を頼りに、いよいよレイとチューバッカ、R2はそろってルークのいる惑星へと降り立つのだった。

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第8作目『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』

出典:映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』予告編

そして、『スター・ウォーズ』は新たな分野にチャレンジしていきます。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は、『スター・ウォーズ』シリーズ初のスピンオフ作品で、その第1弾にあたります。

時系列としては『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の前日譚となっていて、帝国軍の秘密兵器である”デス・スター”の設計図を巡る、名もなきヒーローたちの話となっています。

特に、クライマックスでの”デス・スター”設計図を共和国軍に託すまでの物語の展開がとてもアツい!また、ひとりひとりの人間模様もしっかり描かれているところから、多くのスターウォーズファンをも納得の話となっているのが特徴です。

『ローグ・ワン』のネタバレあらすじ

外伝とはいえ、やはり『スター・ウォーズ』シリーズ始まりの文句から、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は始まります。

”遠い昔、はるか彼方の銀河系で……”

舞台は、帝国軍が最終兵器である初代”デス・スター”を完成させる直前まで遡ります。

帝国軍の最終兵器”デス・スター”の設計に関わる科学者のゲイレン・アーソ(マッツ・ミケルセン)は、帝国軍に対する恨みを持つ科学者だ。ゲイレンは、帝国軍への復讐を計画した。それは、設計図を外部に持ち出すことだった。ゲイレンは計画を実行すべく、帝国軍パイロットであるボーディー・ルック(リズ・アーメッド)に”デス・スター”の設計図を託し、脱走させるのだった。

脱走に成功したボーディーが向かったのは、惑星ジェダ。そこに潜伏する反帝国軍勢力”パルチザン”のリーダーであり、ゲイレンと旧知の中であるソウ・ゲレラ(フォレスト・ウィテカー)に助けを求めた。しかし、ソウは長年の不毛な戦いで人を信用できなくなっていた。ボーディーは成すすべなく、ソウ達に捕まってしまう。

”デス・スター”の機密情報が外部に漏れた、という情報をつかんだ反乱軍は、設計図を書いたゲイレンのひとり娘で、ソウの所に身を置いていたジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)に接触。反乱軍は、ジンに接触することで、ソウの居場所を探ろうとしたのだ。

しかし、反乱軍の思惑はすっかり外れた。なんと、ジンは既にソウとは決別。さらに、偽名の”リアナ・ハリク”を名乗り、挙句の果てに無法者として帝国軍に逮捕されたのだった。

帝国軍の強制収容所へ向かう途中、ジンは反乱軍に身を置く元帝国軍ドロイドK-2SO(アラン・テュディック)やメルシ(ダンカン・パウ)らに救われた。このことがきっかけで反乱軍基地に通されたジンは、今何が起きているのかを知ることになった。そして、ソウの仲介役を引き受け、反乱軍への協力を決めるのだった

しかし交流もつかの間、5人は帝国軍とパルチザンの戦闘に巻き込まれてしまったのださらに嫌な偶然は続く。キャシアンがパルチザンのメンバーを射殺したことで、5人はソウのアジトへ連行されるのだった。良いのか悪いのか、ジンは捕まったソウのアジトで、ソウと再会を果たした。

ジン達5人は、ソウのアジトで拘束されていたボーディーと出会う。そして、ボーディーが持っていた、ゲイレンのメッセージを見て、驚愕した。ゲイレンは、帝国軍最終兵器の”デス・スター”の構造に欠陥を密かに加え、脆弱にしていたことが判明!さらに欠陥を加えた設計データを帝国軍の建築データベースのある惑星スカリフに保管したことを伝えるものだった。

スターウォーズ あらすじ

ジェダの破壊

出典:映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』公式サイト

一方の帝国軍は、クレニック長官(ベン・メンデルソーン)の下、帝国軍はジェダ・シティを”デス・スター”最初のテスト標的としていた。テスト放射とはいえ、”デス・スター”の威力はジェダ・シティは影も形もないほどに破壊されてしまうほどのものだった。

ジェダ・シティ破壊の前に、ジンたち5人とボーディーは命からがら脱出に成功。しかし、ソウは両足が義足のため、走ることができなかった。ソウは、ジン達に銀河の未来を託し、崩壊するアジトで最期を迎えた。

スターウォーズ あらすじ

父との別れ

出典:映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』公式サイト

何とか脱出したジンたちは、ボーディーからの情報でゲイレンの居場所を突き止めることに成功した。早速、父であるゲイレンを保護しに向かうのだが、何やら不穏な予感。実は仲間であるキャシアンは、反乱軍幹部にゲイレンの暗殺を命じられていたのだった。

一方の帝国軍側も、”デス・スター”の秘密に関する情報が漏れた原因と犯人捜しを行っていた。クレニック長官は、ゲイレンをはじめとする研究員全員に対し、「名乗り出ないものは全員射殺する」と脅した。クレニック長官の理不尽な脅しに耐えられなくなったゲイレンは、自ら名乗り出た。しかしクレニック長官は無情にも、ゲイレンの前で部下である研究員全員を射殺したのだった。

キャシアンはこの一部始終を離れた場所で見ていた。この状況から、キャシアンはゲイレンの暗殺をためらう。しかしその時、キャシアンからの情報を頼りにやってきた反乱軍の攻撃部隊が、研究所への攻撃を開始!

ゲイレンは娘・ジンと再会するも、反乱軍の攻撃による爆撃に巻き込まれて、息を引き取った。

帝国軍の貨物船で、何とかその場を脱出し、事の次第を反乱軍評議会へ報告したジンたちだが、ジンとボーディーの出自のせいか、彼らのつかんだ情報を信じない人々が現れるのだった。

帝国軍によって、最愛の父を目の前で奪われたジンは、個人的にどうにかしようとする。そこに、ボーディー、チアルート、ベイズ、キャシアン、そしてK-2SOが協力を申し出により、反乱軍の寄せ集め部隊「ローグ・ワン」が結成されたのだ。設計図が隠されている惑星スカリフに到着したチーム・ローグ・ワン。ジンたちは手分けして、”デス・スター”設計図奪還作戦を実行に移す。陽動作戦にはチアルート、ベイズ、ボーディーが。”デス・スター”設計図のあるシタデル・タワーへの潜入は、ジン、キャシアン、K-2SOが行うことに決定。

一方、反乱軍評議員のベイル・オーガナ(ジミー・スミッツ)は、惑星スカリフを中心に、大規模な衝突が避けられないと考えた。そしてベイルは、かつての旧友であるオビ=ワン・ケノービに助けを求めようと、特使を派遣。ベイル自らは、惑星オルデランへと出立するのだった。

その頃、クレニック長官は、ダース・ベイダー(スペンサー・ワイルディング(演)&ダニエル・ナプラス(演)&ジェームズ・アール・ジョーンズ(声))と面会。その後、「ローグ・ワン」の後を追うように、ゲイレンに関する調査のため、惑星スカリフに到着する。自身の部下であるデス・トルーパーを送り込み、自らも2名のデス・トルーパーを率いて、ジン達を追い、シタデル・タワーへ向った。
迫りくる”デス・スター”、追い詰められていくローグ・ワン。衝撃の結末が、あなたを待ち構えている。

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第9作目『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』

出典:映画『スター・ウォーズ最後のジェダイ』予告編

2017年に公開された『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、『スター・ウォーズ』シリーズでは第8作目となります。タイトルには『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と同じように、”エピソード8”の文言はないものの、『スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ』とも呼ばれています。

そして、今作はこれまで『スター・ウォーズ』シリーズでレイア姫を演じ続けていたキャリー・フィッシャーが亡くなったことで、彼女の遺作となった作品でもあるのです。エンドロールでは、レイアのテーマと共に、キャリー・フィッシャーの追悼文が表示されています。

また、時を同じく、R2-D2を長年演じていたケニー・ベイカーが『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開の翌年に亡くなったことで役者が交代となり、これまでチューバッカを演じていたピーター・メイヒューはチューバッカ・コンサルタントに回ることとなり、新たな俳優が演じることになりました。

実は『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、ファンの間でも賛否両論を巻き起こす、ある意味話題作となりました。人気キャラクターに対する扱い問題をはじめ、今までの『スター・ウォーズ』シリーズでは有り得ない展開、出演俳優にまでその問題は及び、しまいには『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を『スター・ウォーズ』正史から外すようにという署名活動まで巻き起こりました。

ここまでファンを突き動かしたとなると、どんな内容なのか気になりますよね。

『最後のジェダイ』のネタバレあらすじ

”遠い昔、はるか彼方の銀河系で……。”

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の舞台は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の直後から始まります。レジスタンスは、ファースト・オーダーに大苦戦を強いられていました。しかし、ペイジ・ティコ(ベロニカ・グゥ)の命を懸けた行動により、その窮地を脱出していました。

そして、行方が知れなかったルークの隠れていた島に、レイ達が訪問するところからスタートします。レイたちはついに、ルークに遭遇することに成功した。レイは、ルークのライトセーバーを手渡すものの、放り投げてしまうルークはレイをジェダイにする気が全くなかったのだ。挙句、レイを無視する始末。レイは諦めず、ルークについていく。

ようやく口を開いたルークは、何故自分に会いにきたのか、レイに尋ねる。レイは、レイア率いる銀河共和国のレジスタンスと、レンをはじめとする帝国軍残党からなるファースト・オーダーの戦いが続いていること、さらにレイアがルークの帰りを待っていることを伝える。それでも、ルークの心は変わることはなかった。

ルークは、島から立ち去るようにレイに促した。レイの口から”ファルコン号”の名前を聞き、さらにチューバッカやR2との再会を果たす。しかし、親友ソロの死を聞き、ルークは悲しみに暮れた。かつての相棒だったR2(ジミー・ヴィー)の説得を受けたルークは、ついにレイの修行をすることを決心したのだった。 

一方のレジスタンス側は、何とか逃げ込んだものの、ファースト・オーダーの猛攻撃でレイアが宇宙に放り出されてしまう。しかし、レイアはフォースの力が使えたのだ。フォースの力により、再び味方の戦艦へと帰還したのだ。これにより昏睡状態に陥ったレイアの代理として、アミリン・ホルド(ローラ・ダーン)が新たな指揮官となる。

スターウォーズ あらすじ

ポーたちの打開

出典:映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ 』公式サイト

一方のレジスタンスは、新たな指揮官ホルド提督の元動いていた。ポーは自分の作戦をホルド提督に反対されるのを恐れ、秘密裏にフィンと女性整備士ローズ・ティコ(ケリー・マリー・トラン)と3人で、スノークのいるファースト・オーダーの戦艦への潜入を計画する

厳重なセキュリティをかいくぐるために、フィンはまたもマズ・カナタの酒場へ訪れた。そこで、暗号解読者(コードブレイカー)を見つけるように話し、一路3人はカジノの町カント・バイトへ向かう。しかし、無断駐車の罪で警察に逮捕されるフィンとローズ。牢屋に収容されるも、運よく同じ牢屋にいたDJ(ベニチオ・デル・トロ)と呼ばれるコードブレイカーに遭遇。脱獄に成功するのだった。

レイの持つフォースの力が、危険なものだということがわかる。なぜなら、レイは修行中、フォースの暗黒面に引き込まれそうになりながらも、それを跳ねのけようとしなかったからだった。ルークは、レイの姿に、かつて自分が訓練していたある一人の弟子のことを話した。修業中のレイはフォースの力を使い、時々あのカイロ・レンと交信をするようになった。レイはレンに対し、暗黒面に完全に落ちていないことや、自分ならレンを救い出せると話すのだった。

そんなレイの行動をルークは知ってか知らずか、レイとの修行を終わらせ、レイはファルコン号で飛び去って行った。レイが向かったのは、レンのいるファースト・オーダーの本拠地だった。

スターウォーズ あらすじ

レンとレイ

出典:映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ 』公式サイト

一方のフィンたちは、DJと共にファースト・オーダーの戦艦へと侵入に成功。しかし、直前でファースト・オーダーの幹部であるキャプテン・ファズマ(グェンドリン・クリスティー)らストーム・トルーパーの軍団に捕まる。実は、DJは金と引き換えに、フィンとローズを裏切ったのだ。

同じころ、同じ場所で、レンの説得に向かうレイの姿があった。囚われたレイは、スノークのいる玉座へと連行される。スノークに服従する気のないレイを前に、スノークはレンに対して、修行の一環として処刑するように命じた。しかし、レイに対して愛着信を持ったレンは、スノークに従うどころか、彼を殺してしまった。

さらに、レンの前には、スノークの護衛隊8名が立ちはだかるも、レンとレイは息の合ったコンビネーションで倒していく。レンはレイに一緒に手を組んで銀河を支配しようと誘うものの、レイはそんなレンと決別し、その場を去っていった。

フィンは決死の覚悟で元上官のファズマを何とか倒し、スノークが使うはずだったシャトルを使い、ローズと共に脱出をする。一方、最高指導者スノークを殺したレンは、ハックス将軍(ドーナル・グリーソン)から事情聴取をされるものの、逆にレンの怒りを買ってしまう。レンは自らがスノークの代わりに最高指導者であることを、ハックス将軍に認めさせたのだ。一方のレジスタンスは、レイアが回復し、目覚めていた。レイアは、石の惑星クレイトへ退避し、そこにある坑道での立てこもりを決意した。

そこへ、レン率いるファースト・オーダーもやってきた。坑道に立てこもるレジスタンスを襲撃しようとしたとき、そこにルークが現れたのだった。ルークは、自身のフォースの力でレンとの一騎打ちを行う。何度ライトセーバーをふりかざしても倒れないルークにいら立つレン。それもそのはず、その場にいるルークは実体ではなく、フォースの幻影だったのだ。

レンに自らが最後のジェダイではないことを告げたとたん、ルークは全ての力を使い果たし、これまでのジェダイ・マスター達と同じように、消滅してしまうのだった。

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』結末ネタバレ解説 | 過去作も合わせておさらいしよう!
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第10作目『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』

出典:映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』予告編

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』ファン待望のアウトローな密輸業者ハン・ソロ(オールデン・エアエンライク)の、若かりし頃にスポットを当てたスピンオフ映画の第2弾です!時系列としては、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の10~13年前の話になっています。

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』では、どうやってチューバッカ(ヨーナス・スオタモ)と出会ったのかをはじめ、ハン・ソロの愛機ミレニアム・ファルコン号を巡る、親友ランド・カルリジアン(ドナルド・グローヴァー)との初めての出会いについても濃く描かれています。また、ハン・ソロ初恋の相手も登場しますよ!

それでは早速、若きハン・ソロを描いた『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』をひも解いていきましょう。やはりスピンオフでもこの出だしは鉄板です!

「ハン・ソロ」のネタバレあらすじ

”遠い昔、はるか彼方の銀河系で……。”

舞台は帝国軍が銀河系を支配していた時代の、惑星コレリアという星。身寄りのないハンは、犯罪集団ホワイト・ワームズに所属していました。

若き孤児のハンは、幼馴染のキーラ(エミリア・クラーク)と一緒に、犯罪だらけで退屈な惑星コレリアから逃げ出そうと模索していた。そのためには、帝国軍の役人に渡すわいろが必要だったのだ。そのため、高価な燃料であるコアキシウムを盗み出し、逃げている真っ最中だ。激しいカーチェイスと逃亡の末、あと少しのところでキーラは捕まってしまった。

ハンは何とか逃げることに成功し、帝国軍へと入ることに決めたハンは、彼女の言葉を信じて先にコレリアから脱出をした。帝国軍へ入隊するも、身寄りがなかったハンは、自分の名字を持っていなかった。そのため、帝国軍兵士は、”ソロ”という名字を与えた

ハン・ソロの誕生だ。

スターウォーズ あらすじ

出会い、そして協力

出典:映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』公式サイト

そして月日は流れて3年後。帝国軍のアカデミーを首になったソロは、惑星ミンバンで歩兵となっていた。そんな時ソロは、トバイアス・ベケット(ウディ・ハレルソン)を筆頭とした強盗団の面々と出会ったのだった。彼らの仲間に加えてほしいと懇願するソロだったが、断られてしまう。挙句の果てに、脱走兵とみなされて牢屋に閉じ込められてしまうのだった。

そこで出会ったのが、今後長い間運命を共にすることとなるウーキーの戦士チューバッカだ。カタコトのウーキー語を操り、意気投合したソロとチューバッカは、ベケットの助けを借りて、何とか脱走に成功し、強盗団の一員として行動を共にすることとなった。

ベケット達の次の任務は、帝国軍の列車から、コアキシウムを奪うことだった。襲撃を試みるも、帝国軍のレンジ・トルーパーの厳重な警備と、コアキシウムを狙う盗賊エンフィ・ネスト(エリン・ケリーマン)率いるクラウドライダースの乱入に遭い、犠牲を払いながら作戦は失敗に終わってしまうのだった。

スターウォーズ あらすじ

ランドとの対面

出典:映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』公式サイト

コアキシウムを奪うのに失敗したベケット。ソロとチューバッカを連れ、今回の依頼主であるドライデン・ヴォス(ポール・ベタニー)の元へ向かい、失敗の報告をしなければならなかった。

しかし、ドライデンのもとにはキーラがいた。彼女はすでにドライデンの副官だったのだ。ドライデンは、今回の失敗の穴埋めとして、惑星ケッセルでコアキシウムを奪うように命じる。そこに、監視役としてキーラを同行させたのだった。

キーラが言うには、作戦の成功のカギを握るのは、密輸業者のランド・カルリジアン(ドナルド・グローヴァー)の持つ船とのことで、ソロ達はランドの元へ向かうのだった。ソロはランドとのカードゲームの賭けに勝利したら、ミレニアム・ファルコン号を渡すと約束をし、勝負をするが、ランドのイカサマを受けて敗北

しかし、そこをベケットがランドをうまく交渉し、ランドのドロイドL3-37(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)を加え、一行はケッセルへ向かったのだった。

スターウォーズ あらすじ

コアキシウム奪還作戦!そして、エンフィ・ネスト再び

出典:映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』公式サイト

ケッセルには、チューバッカの仲間であるウーキー族が囚われていた。ウーキー族の救出に向かうチューバッカと、コアキシウムを奪うチームへと分かれた一行だが、L3がその途中大きなダメージを受けてしまうL3の脳をファルコン号へと接続し、ソロが代わりにミレニアム・ファルコン号を操縦することで、何とか脱出に成功。

盗んだコアキシウムを生成するために、惑星サヴァリーンへと降り立つソロたち一行の前に、またもエンフィ・ネストとクラウドライダースが立ちはだかった。エンフィ・ネストは、帝国軍に反旗を翻す反乱軍の活動に共感し、ソロ達が持っているコアキシウムを反乱軍へと引き渡そうとしていたのだ。

エンフィ・ネストはソロを反乱軍への活動へ勧誘するも、ランドはソロ達を置き去りにして飛び去ってしまう。そしてベケットが突然、話を降りるとして去っていってしまったのだ。

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とある作戦とキーラの正体

出典:映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』公式サイト

エンフィ・ネストの言葉もあり、コアキシウムをドライデンに渡すことを辞めようとしたソロ。ドライデンを騙し、空のコアキシウムを渡そうと思いついたものの、ベケットはソロたちを裏切り、ドライデンに作戦を報告していたのだった。
コアキシウムを持つエンフィ・ネストとソロ達はドライデンの軍団に襲撃。惑星サヴァリーンの住民たちをも巻き込む大戦闘へと発展!ベケットの言い訳を聞く間もなく、ソロはベケットを射殺

そんな中、ソロと別行動をとったキーラは、単身でドライデンの元へ乗り込み、なんとドライデンを抹殺するのだった。彼女が連絡を取っていた人物がいた。それはダース・モール(レイ・パーク)だった。なんと、キーラはドライデンに従いながらも、裏では犯罪王となっていたダース・モールに仕えていたのだった。キーラはソロに何も言わずに、その場を去っていった。

その後、ソロとチューバッカは自分の居場所へ去ったランドの元へ向かい、再びカード対決を申し込んだ。その賭けの内容は、やはりミレニアム・ファルコン号だった。

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まとめ

長くも細かなストーリー構成がファンの心をつかんで離さない『スター・ウォーズ』シリーズ。その壮大な物語は、映画だけにとどまらず、数多くのアニメ作品にも波及しています。そして、いよいよ2019年12月20日に、最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の日米同時公開が決定!2019年は、またもやスター・ウォーズイヤーとなること、間違いないでしょう。

今回お送りした『スター・ウォーズ』シリーズのおさらい記事で、しっかり復習をして、最新作の鑑賞に臨みましょう。

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ひつじ
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