アベンジャーズシリーズに登場する最高にアツい名言・名シーン特集!!
『アベンジャーズ』とは、宇宙から攻めてくるエイリアンや、人工知能が作り出してしまった地球を滅亡しようとするロボなど、様々な地球の危機に対処するためにS.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリーが、ヒーロー達を集め、結成したヒーロー集団です。
第一作目の『アベンジャーズ』から、『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』と続き、2019年4月には『アベンジャーズ エンドゲーム』が公開されました。2025年にはシリーズ最新作『アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ』が公開予定です。
その興行収入は新作が出るたびにランキングを塗り替えられ、今や世界が熱狂するマーベル・シネマティック・ユニバースのお祭り的な作品となっています。
そんなアベンジャーズシリーズには、時にいがみ合いながら、互いの絆を深め、巨大な敵に立ち向かう中で、仲間を思う心や、地球を守る使命が表れた名言が数多くあります。また、ヒーロー映画ならではのアツいシーンも数多くあり、さすがハリウッド映画!といえる作品ばかりです。
その中でも選りすぐった名台詞やアツいシーンを一気にご紹介します!
『アベンジャーズ』の名言
【名言①】「世界が終わるその時まで、地球が回り続けている前提で行動するんだ」
原文:「Until such time as the world ends, we will act as though it intends to spin on.」
S.H.I.E.L.D.の研究室で保管されいてる四次元キューブに異変が起こり、副長官のマリアは長官であるニック・フューリーに早急に避難するよう促します。しかし、フューリーはその提案を拒みます。
自分の身にいかなる事態が起きようとも、世界の平和を優先して戦うのがS.H.I.E.L.D.の任務であり宿命なのです。
【名言②】「プランはある。攻撃だ!」
原文:「I have a plan, attack!」
ドイツで捕らえたロキを飛行機で護送する途中、アスガルドからソーが現れ、ロキをさらってしまいます。すぐに追いかけようとするトニーに対し、スティーブは計画を練るべきだと主張しますが、トニーは話を聞かずにソーを追いかけます。向こう見ずな性格のトニーと、冷静沈着なスティーブの対照的な性格をうまく表したシーンです。この二人は全く対照的な性格で、出会った時からいがみあっていますが、共に戦うにつれてかけがえのない親友になっていくのです。
【名言③】「おまえの軍隊が来て、俺たちの手に負えないとしても、おまえだけは倒す。地球を守れなかったとしても、おまえは地獄に落ちる。必ず復讐してやる」
原文:「Maybe your army comes and maybe it’s too much for us but it’s all on you. Because if we can’t protect the Earth, you can be damned well sure we’ll avenge it!」
ずっとS.H.I.E.L.D.を支えてきたコールソンがロキに殺されてしまいます。その時、怒りに震えるスタークがロキに言ったセリフです。普段はおちゃらけた態度のトニーですが、珍しく激怒している様子でした。バラバラになりかけていたアベンジャーズは、この事件をきっかけに、もう一度固い絆で結ばれることになります。
【名言④】「僕の秘密を教えよう。僕はいつも怒ってる」
原文:「That’s my secret, Captain: I’m always angry.」
ついにチタウリの軍隊がニューヨークに攻め込んできます。戦場となったニューヨークにやってきたブルースに、ハルクになるように頼むスティーブ。ブルースは巨大なチタウリの戦艦と向き合い、常にハルクになれることを明かします。すわ激突と思いきや、敵に強烈な一撃を食らわせ、撃沈させるハルク。アベンジャーズの歴代戦闘シーンの中でも最も盛り上がるシーンの一つです。
【名言⑤】「俺たちにはハルクがいる」
原文:「We have a Hulk.」
ロキが「I have an army(私には軍隊がある)」と挑発するのに対してトニーが言ったセリフです。地球を征服するために大勢の軍団をぶつけようとするロキに、お前らなんかハルク一人で充分だという気概を見せるトニー。今までは一人で戦ってきましたが、今、彼にはアベンジャーズという仲間がいます。このセリフは後々重要なものとなります。
『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』の名言
【名言⑥】「我々には知恵と世界を守るという意思しか残されていない」
原文:「Here we all are, with nothing but our wit and our will to save the world!」
あまりに派手な暴れぶりから、世間から批判を浴びるアベンジャーズ。自分たちが守ろうとしているものを逆に傷つけてしまうというジレンマを抱え、苦悩する彼らにこの言葉をかけたのはS.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリーでした。地球の危機はアベンジャーズにしか救えないのです。影のリーダーであるフューリーのリーダーシップが表れた一言です。
【名言⑦】「正義の権化みたいな顔をして、戦争がなければ生きていけないくせに」
原文:「Pretending you could live without a war.」
ウルトロンがキャプテン・アメリカに対して言ったセリフです。確かにキャプテンは戦争のために作られ、世界が危機にあるときにのみ、召集されています。彼にとってはとても痛いところを突かれた言葉でした。しかし、今は地球を守ることが行動原理となったキャプテンは決意を新たに、ウルトロンに立ち向かっていきます。彼は今や戦争の象徴ではなく、平和の象徴なのです。
【名言⑧】「男の子は散らかしてばっかり!」
原文:「I’m always picking up after you boys.」
スティーブがウルトロンとの戦闘中に盾を落としてしまい、それをナターシャが拾ってくれた時のセリフです。なにかと派手な戦い方で散らかしてしまうアベンジャーズの男性陣は、それを収拾したり補助するために繊細な仕事をするナターシャ(ブラック・ウィドウ)という女性に支えられています。元々スパイだった彼女の癖なのかもしれませんが、アベンジャーズの委員長やお母さんのような気持ちが表れた微笑ましい場面です。
【名言⑨】「いいか。街が宙に浮いてるんだ。街は宙に浮いて、俺たちはロボットの敵と戦ってる。そして、俺の武器は弓だけ。笑えるだろ。でも、俺はあそこに戻る。俺の仕事だからだ。君たちが今までに何をしてきて、何者でも関係ない。でも一歩外に出たら、君はアベンジャーズだ」
原文:「I just need know. Because the city is flying.Look, the city is flying, we’re fighting an army of robots,and I have a bow and arrow.None of this makes sense.I’m going back out there because It’s my job.It doesn’t matter what you did or what you were.Okay? And I can’t do my job and babysit.But if you step out that door, you are an Avenger.」
これは建物に立てこもるワンダ(スカーレット・ウィッチ)に自虐を交えながら語りかけたときのセリフです。ワンダはヒドラの実験によって能力を開発され、兵器としてアベンジャーズと敵対したこともありました。しかし、バートン(ホーク・アイ)は、そんな彼女にも優しく、そして力強く語りかけます。他のアベンジャーズに比べると能力やキャラクターでは見劣りしますが、裏で他のメンバーたちの気持ちを支えています。地味なキャラクターかもしれませんが、メンバーを繋ぎ止めるくさびのような彼は、今やアベンジャーズにとって無くてはならない存在なのです。
【名言⑩】「アベンジャーズ、仕事だ」
原文:「Avengers, time to work for a living.」
アベンジャーズに召集をかけるトニーのセリフです。字幕では「集結だ!」になっていましたが、直訳すると「(生活のための)仕事の時間だ」です。アメリカらしいユーモアのある表現ですが、トニーの一言でアベンジャーズが勢揃いするシーンはやはり壮観ですね。
ちなみに、キャプテンがエンドクレジット後の映像で言いかける「Avengers, Suit up!!!(アベンジャーズ、出撃だ!)」は原作ではお決まりの文句です。
『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』の名言
【名言⑪】「私たちにはハルクがいる」
原文:「We have Hulk.」
護送船を襲われ、アスガルドの民を殺され、ソーもやられたロキは一人サノスと戦う。そんなロキを助けるかのように、どこからともなく現れては、サノスに必殺のブローを食らわせるハルク。アベンジャーズ第1作でトニーから言われた言葉を、今度はその時敵だったロキが言うなんて、とてもアツいシーンではありませんか?第1作目からずっと見続けてきたファンへのご褒美のようなセリフです。
【名言⑫】「厳しい道を選ぶには強い意志がいる」
原文:「The hardest choices require the strongest wills.」
このまま人口が増え続けては、宇宙が破滅してしまうと踏んだサノスは、宇宙の人口の半分を消し去ろうとします。彼は、自分の星が飽和状態になったときにその星の人口を虐殺によって半分にし、立て直した過去があったのです。極悪非道な計画ながら、彼には彼なりの苦悩がありました。その人間臭さこそが、敵役ながら根強い人気があるサノスの人気の理由なのかもしれせん。
【名言⑬】「彼には”盾”を頼む」
原文:「Get this man a shield.」
サノスの軍団が地球に攻めようとするとき、ワカンダの国王ティチャラ(ブラック・パンサー)は仲間にそれぞれ指示を出します。キャプテン・アメリカにはもちろん”盾”を。前作『キャプテン・アメリカ シビルウォー』のトニーとの戦いでおなじみ盾を失ったキャプテンが、やっと盾を装着するシーンには胸が熱くなります。やはりキャプテンには盾がないと始まりませんね!
【名言⑭】「僕はグルート」「 私はスティーブ・ロジャースだ」
原文:「I am Groot.」「I’m Steve Rogers.」
ついにガーディアンズ・オブ・ギャラクシーたちと地球のアベンジャーズたちが合流します。ソーがキャプテンにグルートのことを紹介しますが、グルートは「I am Groot.(僕はグルート)」しか言えません。(ソーにはこの”グルート語”がわかるそうですが……)それを知らないキャプテンは自己紹介されたと思い、自分も自己紹介します。真面目で愚直なキャプテンの性格が思わぬ形で表れたシーンには思わず笑ってしまいます。
【名言⑮】「サノスを連れてこい!」
原文:「Bring me Thanos!!!」
あまりの敵の多さに劣勢を強いられるアベンジャーズとワカンダの戦士たち。キャプテンもブルース(ハルクバスター2)も窮地に追い込まれ、もうこれまでかという時に空からまばゆい光が差し込み、ソーとグルート、ロケットが姿を現します。ストームブレイカーを完成させたソーがビフロストを使い、遂に地球に戻ってきたのです。その第一声は、兄やアスガルドの民を殺したサノスへの挑戦でした。ストームブレイカーでサノスの軍団をあっという間に蹴散らすソー。今作の中でも最も盛り上がったシーンの一つでした。
まとめ
アベンジャーズ作品の名言、名台詞を解説とともにお送りしました。個々が強烈なあまり、時にいがみ合うアベンジャーズですが、地球を守る使命感は誰よりも強く、彼らの言葉はいつも前向きです。ヒーローでありながら、ヒーローであるがゆえの苦悩や試練を抱える彼らは、私たちのように人間臭くもあります。その身近さが、彼らが愛される理由なのです。
他にもアベンジャーズ作品にはアツい名言やシーンがたくさんあります。ぜひ、自分だけの名言を見つけたり、アツくなるシーンで大いに盛り上がってください。
笑いアリ!涙アリ!異色のMCUシリーズ『アントマン』の名言に学ぶ親子愛 人間臭い愛されヒーロー「アイアンマン」の名言・名シーンプレイバック! 傷付いても立ち上がり続けるキャプテン・アメリカの名言集 世界中に愛されるおふざけヒーロー『デッドプール』の名言特集 映画『スパイダーマン』歴代スーツのスペック徹底解剖!スペック比較表を使って一目でおさらい