「泣いてもいいんです」ベイマックスの心に染みる名言特集
2014年12月20日に公開されたディズニー映画『ベイマックス』。その愛くるしい姿と、優しい性格から、幅広い世代に人気のキャラクターですよね!ドキドキのバトルシーンだけではなく、くすっと笑ってしまうようなシーンまで楽しめるのが今作の特徴です。また、日本らしい風景も多く登場するので、とても親しみやすい作品となっています。
兄を火事で亡くしたヒロが、ケアロボットのベイマックスと共に兄の事件の真相を追っていく物語。子供も大人も大満足できる、ディズニーらしいハッピーな映画です!そんな『ベイマックス』に登場するセリフの中でも、心に染みる名言、ベイマックスの優しさが分かるセリフなどをご紹介します。可愛いベイマックスに癒やされちゃいましょう。
目次
あらすじ
優れた頭脳を持つ少年・ヒロ・ハマダ(本城雄太郎 )は、高校を飛び級で卒業するも学ぶ楽しさを見いだせずにいた。そんなヒロを見かねた兄・タダシ・ハマダ(小泉孝太郎)は、自分の通っている大学へヒロを連れて行くことに。
そこでヒロが目にしたのは、まるでマシュマロのような姿のケアロボット・ベイマックス(川島得愛)だった。兄の作ったベイマックスの性能に驚くヒロ。そして大学の教授・ロバート・キャラハン(金田明夫)と話しをし、ロボットについてもっと学びたいと思ったヒロ。
大学に入るためには、研究会でキャラハン教授に認められるようなロボットを作らなければいけない。そこでヒロは、自分の頭脳を最大限に生かして「マイクロロボット」という超小型のロボットを作成。自分の思うがままに操れ、多様な使い方ができる優れたマイクロロボットは、キャラハン教授にも認められ、無事にヒロは大学へ入学する権利をもらう。
しかし喜びも束の間、研究会の会場で火事が起こってしまう。取り残されたキャラハン教授を助けにいったタダシだったが、爆発に巻き込まれて死んでしまう。大切な人をなくして落ち込むヒロの元に、ベイマックスがやってきて……。
『ベイマックス』の心に染みる名言・名セリフ
一人ぼっちのヒロが、ベイマックスと触れ合うことで居場所を見つけていく今作。ベイマックスの優しさが感じられる名言が沢山あります。
今回は、そんな『ベイマックス』の中でも、繊細なヒロの心情が伝わるセリフやベイマックスらしい名言をご紹介します。きっとベイマックスの言葉が心に染みるはずです。
きっとあなたも、ベイマックスに会いたくなること間違いなし!
【名言①】「いつになったら賢い頭で意味のあることをするんだ」
ロボット同士を戦わせてお金を稼ぐ「ロボットファイト」をするヒロに対してタダシが言ったセリフです。
ヒロは高校を飛び級するほど優れた頭脳を持っていました。その頭の良さゆえに普通の勉強では満足できず、大学に行ってもどうせ面白くないだろうと思っていたのです。タダシはそんなヒロを心配してこの言葉を投げかけました。
ヒロとタダシの両親はすでに亡くなっているため、兄弟でありながら親子のような関係性でもあったのです。
タダシの親心が分かる言葉ですよね!
【名言②】「こんにちは、私はベイマックス。あなたの健康を守ります」
タダシの作ったベイマックスが、初めてヒロの前で起動した時に言ったセリフです。
ベイマックスといえばこの言葉のイメージがあるという方も多いのではないでしょうか。優しくて親しみやすい、ベイマックスらしい言葉ですよね!なんとも言えない可愛らしい姿をしたベイマックスに、ヒロも驚きます。見た目だけでなく、性能もしっかりしていて、ヒロは兄が通う大学のレベルの高さを目の当たりにしたのです。
【名言③】「ねえ、兄さん……信じてくれてありがとう。」
研究会で結果を残し、教授に認められたヒロ。大学への入学が決まった時に、ヒロがタダシへ言ったセリフです。
タダシはヒロがどんなに違法なロボットファイトに夢中になろうとも、その頭脳を人のために使ってくれるようになると信じていました。自分を最後まで信じてくれたタダシへの純粋な感謝の気持ちが、この言葉にこめられています。2人の兄弟愛が分かるセリフですね!
【名言④】「僕たちの中で生き続けてるって、みんなそう言うけどさ……胸が痛いよ」
タダシが研究会の会場の火事で亡くなってしまい、ふさぎ込んでいたヒロ。そこへベイマックスがやって来ましたが、ロボットのため状況を深く理解していませんでした。「タダシはここにいます。」と言い張るベイマックスに向かって、ヒロはこのセリフを言ったのです。
ヒロは未だにタダシの死を受け入れられずにいました。そんなヒロの悲しみがひしひしと伝わってくる言葉です。
【名言⑤】「グータッチ、戦闘データベースにありません」
兄の死が仕組まれたものだと疑ったヒロは、ベイマックスを戦闘用にパワーアップすることに。そして改造が成功し、喜びを分かち合おうとヒロはグータッチをします。そこでベイマックスが言った言葉です。
ちょっと間抜けなところもあるのがベイマックスの魅力ですよね!ヒロにグータッチのやり方を教えてもらったベイマックスは、事あるごとにグータッチをするようになります。その姿がとても可愛いので、ぜひ見て頂きたいです。
【名言⑥】「助けなんて借りなきゃよかった!」
火事の中で兄を見捨てた犯人がキャラハン教授だと知ったヒロ。怒りに飲み込まれたヒロは、ベイマックスを使って教授を殺そうとします。しかし、共に戦ってくれた兄の大学の友達・ゴー・ゴー(浅野真澄 )、ワサビ(武田幸史 )、ハニー・レモン(山根舞 )、フレッド(新田英人 )に止められてしまい、教授を逃してしまうのです。
そんな4人に苛立ち、ヒロはこの言葉を口にしてしまうのです。
兄を見殺しにした教授への怒りがどれだけ強いものだったのか分かりますね。
【名言⑦】「タダシはここにいます」
もう一度教授を殺しに行こうとするヒロに向かってベイマックスが言ったセリフです。
実は、ベイマックスの中にタダシの映像が残っていたのです。そこに映っていたのは、ベイマックスを動かす実験を繰り返すタダシの姿でした。ベイマックスが人を救えるようになるのを心から願っていたタダシ。そんな兄の気持ちを知り、ヒロは心を改めます。
ベイマックスのこのセリフが、ヒロを正しい方へ導くきっかけとなったのです。今作の中でも、大切な言葉の1つです!
【名言⑧】「ヒロ、私はいつも一緒にいます」
教授との戦いを終えたヒロとベイマックス。しかし、昔行われた実験の失敗で異空間に取り残されてしまったキャラハン教授の娘を助けに行くことに。なんとかその女性を助けるも、ベイマックスのロケット機能が壊れてしまい、飛び続けることができなくなります。
そこでベイマックスは、自分を犠牲にして2人だけを助けることに。ベイマックスを見捨てることが出来ないヒロに対して、ベイマックスが優しく告げるのがこのセリフです。
「たとえ見えなくても心の中で生きている」、そんな熱いメッセージがこめらているのです。2人の別れのシーンはとても感動的なのでぜひご覧ください!
【名言⑨】「ベイマックス、もう大丈夫だよ」
ベイマックスと異空間で別れるシーンで、ヒロが言ったセリフです。
この言葉を合図に、ベイマックスは自分のロケットパンチでヒロとキャラハン教授の娘を異空間から送り出します。別れたくなくてもこの言葉を言わなければいけない、そんなヒロの思いが伝わってきて胸が締め付けられてしまうこと間違いなし。
【名言⑩】「こんにちは、ヒロ」
ベイマックスを完全に失ったと思っていたヒロ。しかし、ロケットパンチをした腕の一部だけは残っていました。なんとその手の中にはベイマックスのデータが入ったチップが握られていたのです。ヒロはベイマックスを作り直すことに成功し、2人は再会を果たします。もう一度目覚めたベイマックスが言ったのがこのセリフです。
ヒロの名前を覚えていたベイマックス、データがしっかり残っていたことが分かりますね!
まとめ
『ベイマックス』に登場する名言をご紹介しました。
タダシの死で揺れ動くヒロの感情が伝わる言葉や、ベイマックスらしい名言が沢山ありましたね!2人が様々な出来事を通して、心を通わせていく姿はとても感動します。子供も大人も、一緒になって楽しめるのがディズニー映画の魅力です!
元気をもらいたい時、癒やされたいときにはぜひベイマックスに会いに行きましょう。